初代タイガーマスクがアメリカ軍横田基地での大会開催を宣言!「ストロングスタイルを世界に広めていきたい」

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 31日、東京都・後楽園ホールにて『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.25』が開催。初代タイガーマスクこと佐山サトルが初の米軍横田基地での大会開催を発表した。

 初代タイガーマスク率いるストロングスタイルプロレスは、2005年6月に旗揚げ。初代タイガーと“過激な仕掛け人”新間寿がアントニオ猪木さんの掲げたストロングスタイルを護り、後世に伝えていくことをテーマとして活動し、18年間その歩みを止めずに驀進してきた。
 2021年7月には初代タイガーとジャガー横田が手掛ける女子版タイガーマスク、タイガー・クイーンが誕生。クイーンの誕生がきっかけとなり、同年8月には男子団体であるストロングスタイルプロレスと女子団体であるディアナが異例の協力体制を発表するなど、様々な仕掛けを世に送り出してきた。

 この日は、新間寿の孫であり、初代タイガーマスクマスコットガールの野尻栞理さんを筆頭とした“初代タイガーマスク応援少年少女隊”が結成され、タイガーへ激励の言葉を送るなどリング上は温かい空気に包まれる。

 そんな中、11月20日にストロングスタイルプロレスが初のアメリカ軍横田基地でのプロレス大会を開催することが発表となり場内は騒然とする。
 リング上には、横田エアベース・コミュニティセンター・ディレクターのリック・キング氏、ディレクター・オブ・リクレーショナル・フライト・横田エアベースのジョー・ハインリックス氏が登場。初代タイガーから友好の印として横田基地の皆さんに虎のマスクが贈呈された。

 バックステージでは、初代タイガーに40年以上付き添うテディ・ペルク国際部長が「ストロングスタイルというものを世界に広めていきたい。日本だけでなくグローバル的なものにしたい。今回が第1回目になるんですけど、最初で最後じゃなくてこれから広めていきたいと思うので、次の試合を成功させて、またちょっといくつかそのうちグローバル的に広めていきたいかと思います。もうそろそろ世界に出たいですね」と思いを語る。

 さらに、「佐山先生のことは、アメリカでもヨーロッパでも知ってる。今日もわざわざオーストラリアからレフェリーの方が見に来たりとか。やっぱりMSGで先生が試合をやっていたときもみんな見てらっしゃるんですね。だからやっぱり基地に行っても、それを知ってる人も多いんですよ。それもあって、上手くタイアップすることになりました」と経緯を説明した。

 これを受けた初代タイガーは、「(横田基地は)シューティングの合宿で使わせてもらったことがあるんですよ。すごい広いところで。日本と米軍の基盤です。大変意義があると思ってます。日本のために、プロレスのために頑張っていきたいと思います」と語り、世界進出に向けて「やりたいですね」と意欲的。

 この横田基地大会は、“海外”での大会であり諸般の事情から一般客は観戦できない。
 しかし、これは初代タイガーマスクが護り育ててきた“ストロングスタイル”を改めて海外へと広めていくための偉大な第一歩と言える。
 平井丈雅代表は「横田基地での大会を成功させて、日本にある他の米軍基地、外国にある米軍基地でもやっていきたい」と壮大な計画を語っており、初代タイガーマスクが再び世界に名を轟かせる日も遠くないかも知れない。

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