元ボクサーの女優がプロレスデビューも14歳の悪童に拳を踏み潰され手痛い敗北

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 26日、東京都・後楽園ホールにてアイスリボン『不思議の国のアイス2023』が開催。映画のタイアップ企画で小池真優香(こいけまゆか)がプロレスラーデビューを果たした。

 アイスリボンは女子プロレスラーとしてデビューすることを条件に映画出演ができるプロジェクトをかねてより行っており、映画『スリーカウント』では藤本つかさ、志田光、松本都らがデビュー。
 今回10年ぶりに株式会社FAITHentertainmentの窪田将治監督とアイスリボン運営会社のネオプラスがプロレス映画制作に向け、出演をかけた新人レスラーデビュープロジェクトが始動。

 映画『THE CHALLENGER-希望のリング-』は8月26日アイスリボン後楽園ホール大会にてデビューすることが映画出演の条件となっており、この日は生き残った6人が約4ヶ月の練習を経てプロレスラーとして正式にデビューを果たした。
 第2試合では、咲蘭&古川奈苗&南ゆうき vs しのせ愛梨紗&小池真優香&花屋ユウの6人タッグマッチが実施。最後の1人になるまで闘い続けるという特殊な試合形式で小池、古川、南、花屋の4人がデビューを果たした。


 小池は柔和でのんびりとした印象があるのに学生時代はテニス漬けの体育会系で4年のボクシング歴があるという二面性を武器にし「小劇場から叩き上げ、いずれ日本アカデミー賞主演女優賞を獲る!」という野心を持つ。

 試合が始まると、小池は咲蘭と対面。堅実なリストロックからドロップキックを放っていくが、咲蘭がこれを回避し指を踏みつけて地団駄。咲蘭は悲鳴を上げる小池をあざ笑うかのように指へのフットスタンプを見舞い、小池は両手に“手痛い”ダメージ。
 その後はしのせ&花屋とアイストレインを決めるなど見せ場を作るが、痛めた腕を古川に攻められ人おり(※ダブルアームバー)を食らってギブアップ。いの一番に敗退することととなってしまった。

 バックステージに戻った小池は悔し涙を流しながらも「この3ヶ月、筋トレから始まって、ホントにキツいし、痛いし、つらいしで挫折しそうになることもあったんですけど、みんなや先輩のおかげで今日ここに立つ事ができて、結果がどうであれ1つ形を残せたなってことですごく熱い想いです」と思いを吐露。
 この悔しさをバネに、プロレス活動を“映画の役作り”で終わらせる気は無いという前向きな意志を示した。

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