「リングで楽しむことを絶対忘れないで」ウナギ・サヤカが悩める元キャバ嬢の新人レスラーに熱いアドバイス

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 9日、東京都・大田区総合体育館にてガンバレ☆プロレス『WRESTLE SEKIGAHARA II』が開催。リアラとウナギ・サヤカがシングルマッチを行った。

 リアラは仙台の国分町、新宿・歌舞伎町のキャバクラでナンバー1の座に君臨していた伝説のキャバクラ嬢。幼い頃からのプロレスラーになる夢を捨てきれず、昨年ガンバレ☆プロレスに入団し、今年5月にデビュー。未来のガンバレ☆女子プロレス(ガンジョ)を担う新星として期待を集めている。
 そのリアラがガン☆プロの大一番である大田区総合体育館大会にて、プロレス界を“査定”して回っている傾奇者、ウナギ・サヤカとの対戦が決定。

 ウナギはリアラを査定するにあたり、事前に“子分”である梅咲遥を送り込んでボコボコにさせるなど入念に若い芽を摘もうとするが、リアラは「気持ちは負けない」と折れぬ心を見せつけていた。


 序盤からウナギがいたぶって場外戦に持ち込んでいき、花道でビッグブートを発射。リアラは「オラァ!」と気迫の雄叫びを上げながら花道でのボディスラムで切り返し、ドロップキック連打で突っ張っていく。
 これを受け切ったウナギは、開脚式フェイスクラッシャーやギロチンドロップなど得意技で畳み掛ける。リアラはこれをキックアウトして食い下がる根性を見せるが、ウナギがスライディングTANAKAを叩き込んで試合を決めた。

 試合後、リングで泣き崩れるリアラに対し、ウナギは「リアラ、プロレスはめっちゃ痛いだろ?そして、めっちゃ苦しいだろ?でも、プロレスはめっちゃ楽しいよなあ!正直さ、リアラごときが『勝つ勝つ』言う前に、お前はもっとプロレスを楽しめ。いいか、もっとリングで楽しめるようになった先に勝利もベルトも全部ついてくっから!」と激励。

 バックステージで「すごい緊張して1ヶ月間上の空だったときもあります。でも、昨日からはワクワクになりました」と胸中を明かしたリアラに対し、ウナギは「リアラがプロレスラーになりたいと思ったのは、プロレスを楽しんでるプロレスラーを見てたからだから。もうデビューしたら全員一緒。リアラがリングで楽しめかなったら、お客さんは『リアラみたいになりたい』って誰も思わない。リングで楽しむってことを絶対忘れないで」と熱い気持ちを伝えた。

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