バースデー前夜の佐藤光留が“いけにえ”雪妃真矢と対戦も戦意喪失でギブアップ、米山香織が松澤さんとの『YMZ頂上決戦?』を制し「プロレスラーよりプロレスラーらしい松澤さんがすごいカッコイイと思うし、私は大好きで尊敬してます!」

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 米山香織によるYMZの川崎大会。第2試合ではYMZの主宰者・米山香織とエース・松澤さんのシングル初対決が行なわれ、試合前にマイクを持った松澤さんは「米山さん! 今日はYMZの頂上決戦ですよ!? 今日はこんな物いりませんよ! 正々堂々と闘いますからね!」と、普段は試合中に使用が認められている生活用品の入ったバッグをセコンドの真琴に手渡す。密着しての加齢臭攻撃のほか、日頃のトレーニングで太くなった腕でラリアットを連発する松澤さんだったが、最後は米山が丸め込みで3カウントを奪った。

 試合後、米山は「松澤さん、私とシングルしてくれてありがとうございました! プロレスラーは国家資格とかないから、日本のプロレスラー全員が“自称プロレスラー”の可能性があるんですよ。私を含め。松澤さんは気づいたらリングに上がって試合してて、今は週1以上のリング練習は欠かさないし、毎回YMZの時は1番最初にリングに上がって腕立てとか、マコちゃん(真琴)といっぱい練習してて。今、松澤さんは61歳ですけどいっぱい努力して、プロレスラーよりプロレスラーらしい松澤さんがすごいカッコイイと思うし、私は大好きで尊敬してます! これからもYMZのゴキゲンな仲間として一緒に切磋琢磨していきましょ~っ!!」と呼びかけて抱き合うと、2人で手を上げる。

 メインイベントは佐藤光留と雪妃真矢が一騎打ち。翌日に43歳の誕生日を迎える光留のために、同い年で同期の米山が“いけにえ”として用意したのが雪妃だった。10分1本勝負から時間無制限1本勝負への変更を要求し、「相手のいいところを言ってからでないとフォールやギブアップが認められない」という特別ルールを認めさせた光留は、「ちょっとぐらい女子プロレスラーにホメられたっていいじゃないか!」と主張して試合がスタート。

 試合が進むにつれて光留の良いところを挙げるのが難しくなる雪妃に、試合を終えた選手たちが一緒に考えるも何も浮かばず、光留は「なんかあるだろ!」と猛抗議。しかしホメてもらえずに戦意喪失した光留がギブアップを訴え雪妃の勝利が宣告されると、光留は「このままじゃ43歳迎えられねぇよ!」と叫び、プロレス以外の種目で争われる恒例のYMZトーナメントに突入した。

 高瀬みゆき&花見達也の勝利で終わると、サプライズでバースデーケーキを贈呈された光留は、「今日はありがとうございました! サプライズにはサプライズで返せ。これがパンクラスの教えです。…ウソです。だけど、私からもサプライズのゲリラオファーをさせてください! 8月26日、富士通スタジアム川崎『変態は夢を見た』にYMZ提供試合を! メンツはこれから考えますが、とりあえず米山さんと…」。ここで松澤さんがヤル気を見せると、光留は「新日ファンがメチャクチャ来るんだよ。じゃあ新日ファンの目の前で…松澤さん、死ね!」と参戦を容認(?)。ほか数名で試合することになった米山は「松澤さんたちと一緒に、変態と夢を見るぞ~っ!!」とゴキゲンに締めた。

『ゴキゲンなかわさき☆39~佐藤光留お誕生日会~』
日程:2023年7月7日(金)
開始:19:00
会場:神奈川・川崎POST DI AMISTAD
観衆:ゴキゲンな満員

▼YMZ頂上決戦? 10分1本勝負
○米山香織
8分47秒 回転十字固め
●松澤さん

▼佐藤光留バースデー記念試合 時間無制限1本勝負
●佐藤光留
12分41秒 良いところを言ってもらえず→ギブアップ
○雪妃真矢
※相手の良いところを言ってからでないとフォールやギブアップが認められない佐藤光留によるバースデールール。

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