佐々木大輔&MJポーが反則ざんまいで上野勇希&小嶋斗偉を破りKO-Dタッグ王座を強奪! 「ダムネーションT.A、下半期はヤバいことになるぞ」

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 DDTプロレスが6月25日、東京・後楽園ホールで『What are you doing 2023』を開催した。ダムネーションT.Aの佐々木大輔&MJポーが、サウナカミーナの上野勇希&小嶋斗偉とのKO-Dタッグ王座決定戦で、反則攻撃のオンパレードで同王座を奪い取った。

 同王座は「しゅんまお」(MAO&勝俣瞬馬)が保持していたが、勝俣が右足首の粉砕骨折のため返上。無念の勝俣の思いを受け継ぐべく、上野と小嶋が名乗りを挙げ、佐々木&ポーと王座を争うことになった。

 佐々木組が奇襲をかけるも、上野組はすぐさま反撃し、2人同時のプランチャを敢行するも自爆。佐々木は放送席にいた勝俣の松葉杖を奪い、小嶋を殴打。上野が場外の2人めがけて、トップロープからラ・ケブラーダを発射し、佐々木にフロッグスプラッシュ、ストレッチボムと攻め込む。佐々木も上野にドラゴン・スープレックス、スピアで反撃。小嶋はポーが激しくやり合うと、巨漢のポーをジャーマンで投げ、勝俣譲りのととのえスプラッシュを見舞うも、セコンドの藤田ミノルがレフェリーの足を引っ張って阻止。さらに佐々木がレフェリーを突き飛ばすと、小嶋にイス攻撃。意地で立ち上がった小嶋は佐々木を雪崩式ブレーンバスターで投げ飛ばし、上野がフロッグスプラッシュで追い打ち。上野と小嶋は勝俣直伝のMy MADMAXを佐々木にズバリと決めるもカット。ここで左肩脱臼で欠場中のKANONがスタンガンを手に現れ、サウナカミーナを威嚇。佐々木は小嶋に急所打ち、佐々木式ウラカンラナ。そしてダイビング・エルボードロップからクロス・フェースロックで絞め上げ、小嶋は無念のタップ。

 まさに反則ざんまいでベルトを強奪した佐々木は「小嶋、オマエなんかそんなもんだろ。一つだけ覚えとけ。今日という日を絶対に忘れちゃいけねぇ。オマエが絶対的な絶望と屈辱を味わった。オマエが俺たちには2度と勝てないと証明した日だ。藤田ミノルもKANONもいる。ダムネーションT.A、下半期はヤバいことになるぞ」と怪気炎。さらに「あともう一つ、小嶋、上野、オマエらのどっちでもいい。ダムネーションT.A、いつでもウエルカムだよ」と意味深発言を残した。

 敗れた上野は「しゅんまおの後、サウナカミーナで継ぎたかったけど負けました。チャンピオンになれば、小嶋のレスラー人生を大きく変えたかもしれないけど、まだだったってだけなんで。まだまだ小嶋と狙って。僕と小嶋のタッグ、もっと試合組んでください。もっとブラッシュアップして絶対獲りますんで」、小嶋は「負けたのも悔しいし、勝俣さんの思いを果たせなかったのも悔しいし、自分の弱さも悔しい。反則するのは分かってたけど、それに耐えきれなかった自分が一番悔しい。もっと強くなるために佐々木さんとシングルで戦いたい」と悔しさを露わにした。

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