「ワンチャン芸能人だから2戦目は勝てるって思っちゃった」フワちゃんに“ビッグダディ三女”林下詩美が強烈ジャーマンスープレックス!

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 23日、神奈川県・横浜アリーナにて、スターダム『ALLSTAR GRAND QUEENDOM 2023 Powered by SoftBank NFT LAB』が開催され、フワちゃんがプロレスラーデビュー第2戦を終えた。

 フワちゃんは昨年9月11日に横浜武道館で開催された女子プロレス団体『STARDOM(スターダム)』のオープニングに突如登場し、葉月や岩谷麻優、飯田沙耶らの指導のもと4ヶ月間の練習を経てプロレスデビューすることを発表。
 リング上で受け身も見せたフワちゃんは「もう後戻りできないぞ!プロレスファンの皆が感動できるように頑張ります。よろしくお願いします!」と笑顔でアピールしたが、これを受けて所属選手の刀羅ナツコは「たった4ヶ月の練習で感動する試合?笑っちゃうね さすがタレント様だね。笑」と嘲笑。他の所属選手からも呆れた声があがっていた。さらにプロレスデビューが日本テレビ『行列のできる相談所』内の企画であることが発表され、昨年10月22日に賛否両論巻き起こる中でのデビュー戦を行った。

 しかし、蓋を開けてみればフワちゃんは長年のプロレスファンも唸る見事な受け身を始めとした見事なセンスを見せ、戦前からの“否”の声をかき消す大歓声を受けて大成功のデビュー戦を終えていた。
 試合後には「これでテレビの企画で『フワちゃんは頑張りました』みたいないい話で終わるのはイヤだ!これからもプロレス続けたい!」と継続参戦への思いを叫んでいたフワちゃんだが、スターダムが4月23日に横浜アリーナで行う史上最大のビッグマッチにて、『行列のできる相談所』のフワちゃん企画第2弾としてプロレス第2戦が行われることが決定。

 3月10日の後楽園ホール大会にサプライズ登場したフワちゃんは、「一生懸命頑張ったけど、前回負けてしまって。今回、絶対もう1回やって勝ちたい!なのでもう1回挑戦してもいいでしょうか!」と胸中を叫び、「大御所にタメ口聞いてるだけは飽きた!(笑)これからは皆をボコボコだぜっ♪」と意気込んでいた。

 今大会では、フワちゃん&葉月vs林下詩美&天咲光由のタッグマッチが実施。
 パートナーの葉月はフワちゃんに1からプロレスを仕込んだ師匠。対戦相手の詩美は“ビッグダディ三女”としてお茶の間を賑わせたこともある逸材。天咲は次世代エースとなることを期待されている“超新星”の大型新人だ。


 プロレス好き芸人として名高い有田哲平さんが解説席で見守る中、フワちゃんは天咲と基本に忠実なロックアップからの攻防を見せる。
 集中的に攻められるフワちゃんを師匠の葉月がサポートする形で試合は進んでいき、フワちゃんもオカダ・カズチカ直伝のドロップキックで逆転。きれいなミサイルキックや卍固めを披露していくが、詩美がラリアットで叩き伏せると最後は天咲の天聖から詩美がジャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪った。

 対戦相手を務めた詩美は「甘い気持ちでやってないっていうのは、第1戦でも今回の試合で対角に立っても伝わったし、フワちゃんのプロレスに対する思いも素晴らしい。だけど、私たちはそう簡単には勝利なんてさせない。フワちゃんは今日も立派なプロレスラーでした」と評価。

 試合を終えたフワちゃんは「この一年間私なりに生活の中心をプロレスにして、ほんとにプロレスに愛をそそいで頑張ってきたけど、それでも勝てませんでした。ワンチャン芸能人だから2戦目は勝てるって思っちゃったの。でも本気で挑んでも、全部賭けても、やっぱりまだ勝てない。前みたいにもっかいヤラセろって駄々こねるわけじゃなくて、一回冷静に次どうするか考えてきます」とコメント。


 バックステージでは「わかってはいたけどすごかったです、プレッシャーが。前回の試合がすごいプロレスファンのみんなにメチャメチャ評価してもらって、自分で見てもすごい最高の試合だった。それが2戦目ってなるとみんなどこまで期待するんだろうなって見えないプレッシャーがあったので、それに対して結構焦っちゃって。『技増やさなきゃ』『これもやんなきゃ』『もっと派手なことしなきゃ』『衣装もこんなんしなきゃ』って、いけない方向に走っちゃって。そのときにプロレスファンの先輩の有田さんとか、私の師匠の葉月さんとかが『ちょっと違う方向行ってるかもしんねーっす。派手に技をキレイにお披露目するんじゃなくて、フワちゃん次は勝ちたいんだよね?』っていうことを正してくれたんで、そこはしっかり変になりそうになったけど、信頼できる先輩がしっかり試合に挑ませてくれました」と反省点を語る。
 そして「オカダ・カズチカさんにドロップキック見てもらったんですけど『フワちゃん、次のレベル行けるよ』って言ってくれて、ミサイルキックを教えてもらって。1人だけじゃないんだなってメッチャ強く思いました。天咲さんと林下さんも愛を持って闘ってくれたというのがわかった。本当に強かったしデカかったし、さすが林下詩美でしたね。やっぱ私もやるからには勝ちたいので、そこの覚悟が決まるまでは『やらしてやらして!次どこでやんの?!次どこでやんの?!』とはあんまり大口叩かないでじっくり考えようと思ってます。今さ、持ち前のさ、天性のタレント性でここに突っ立っているけど、マジでいてーからな!ホントに!(※首のサポーターをいじりながら)ちょっとでも動くとホントに首が痛くて。だから、礼儀正しくてこっち(※質問者の方)向いているわけじゃなくて、首がいてーから身体ごと向かないと。だからちょっとホントに、明日(ヒルナンデスとオールナイトニッポン)は『もし行けなくっても許してね?』ってジャブは入れといてもらおうかな。ホントに痛い!マジで!別に行ったとしても、なんにもリアクション取れないと思うよあたし。業務スーパーのVTR見てもなんて言ったらいいの?『食いてぇ~』しか言えないよ(笑)」とダメージを背負いながらも、今後もプロレスに真摯に向き合っていく覚悟を語った。

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