BreakingDownミドル級王者の井土徹也が2AWの頂点獲りを宣言!3・26後楽園ホール大会で吉田綾斗vs井土徹也の無差別級王座戦が決定

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

 19日、千葉・TKPガーデンシティ千葉にて『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』が行われた。

 セミファイナルでは、花見達也&仁木琢郎vs最上九&笹村あやめの2AWタッグ選手権試合が実施。
 26歳の花見と22歳の仁木と勢いのある若手王者組は、昨年末にはKAIENTAI DOJO時代からの古豪であるPSYCHO&旭志織という曲者タッグを撃破して防衛に成功しており、その地位を盤石なものとしている。今回挑戦した最上&笹村は学生プロレス時代から親交があり、固い絆で結ばれているタッグ。
 同期の花見に強い対抗心を燃やす笹村を最上がしっかりバックアップして攻め込んでいく試合となるも、防衛ロードのさなかで成長を続ける王者タッグは柔軟に応戦して猛攻を受けきり、最後は花見が笹村との一騎打ちの対面を制してスクールボーイで3カウントを奪取。
 試合後には“BUG's MUTATION”CHANGO&本田アユムが挑戦を表明。トリッキーなテクニシャンタッグが行く手に立ち塞がった王者組の試練は続いていくことになりそうだ。

 メインイベントでは、吉田綾斗vs若松大樹の2AW無差別級選手権試合が実施。
 若松はキャリア3年目の24歳。他団体への出場機会も増えた成長株であり、大日本プロレスでデスマッチレスラーとして開花し、アブドーラ・小林とのタッグで最侠タッグリーグ2022優勝を果たした実力者。シングル戦線でも真霜拳號とのシングルマッチで15分時間切れ引き分けに持ち込むなど確かな実力を備えた上で吉田に挑戦を表明していた。
 普段はひょうきんなファイトも見せる若松だったが、この日はおふざけ一切なしのキラーモードで現れ本気の猛攻。序盤こそ静かな立ち上がりを見せた試合であったがすぐに若松が爆発して突貫。攻撃の手を緩めず果敢に攻め立て吉田を追い込んでいくものの、この日は吉田の地力と経験に軍配。王者として確かな強さを見せた吉田がUNREALで若松を沈めて2度目の防衛に成功した。

 試合後、吉田のマイクもそこそこにリング上に現れたのは、今大回に参戦していたGLEATの井土徹也。
 1月9日の『2AW INFINITY ~2023 New Year~』で吉田とタッグで当たった際、シングルのベルトへと興味を示した井土。そして今回吉野コータローとのシングルで熱戦を制し、その勢いで挑戦を表明。「2AWのリングでGLEATするぜ!」と声高らかに叫び、団体としての対抗意識も燃やしている。2AW対GLEATともなるこの構図は、3月26日の『GRAND SLAM in 後楽園ホール』に決定。井土の実力をわかった上で、吉田は「今の吉田綾斗を止めれるもんなら止めてみいや」と大会を締めた。

 今大会の結果を受け、3月26日に開催される『GRAND SLAM in 後楽園ホール』では、吉田綾斗vs井土徹也の2AW無差別級選手権試合、花見達也&仁木琢郎vsCHANGO&本田アユムの2大王座戦が決定。
 驀進を続ける2AWの春のビッグマッチで行われる熱戦の行方に注目したい。

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

月別

ページ上部へ戻る