かつて袂を分かった青柳優馬&野村直矢が世界タッグ王座奪取で再始動!「一番強くてカッコいいタッグチーム。それがノムヤギです」

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 22日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『#ajpw新春ジャイアントシリーズ2023』が開催。メインイベントでは宮原健斗&野村卓矢の持つ世界タッグ王座に青柳優馬&野村直矢が挑戦した。

 昨年末まで開催された全日本プロレスの冬の風物詩『2022 世界最強タッグ決定リーグ戦』で、宮原健斗&野村卓矢の越境タッグ【ミヤケンとタクヤ】が優勝を果たし、今月2日の後楽園ホール大会で【VOODOO-MURDERS】諏訪魔&KONOが保持していた世界タッグ王座を奪取。翌日には宮原vs卓矢の三冠ヘビー級王座戦も実施され、闘いの中で2人の絆はさらに強固なものとなっていった。
 そんなミヤケンとタクヤに挑戦したのは【ノムヤギ】青柳優馬&野村直矢。
 ノムヤギは、若手時代に2度のアジアタッグ王座戴冠を果たし将来を期待されていたが、直矢が頸椎椎間板ヘルニアのために2020年2月から長期欠場に入ったために自然消滅。さらに直矢が2021年末を以て全日本プロレスを退団することとなったため、ノムヤギは二度と組まれることはないと思われた。
 しかし、直矢は北原光騎率いるキャプチャー・インターナショナル所属として本格復帰を果たし、自団体でのシングル王座を獲得。その後は青柳の要望に応えて古巣の全日本へ継続参戦を続けており、ノムヤギタッグも復活。その勢いのままに世界タッグ王座への挑戦にこぎつけた。


 試合は卓矢と直矢がバチバチとした打撃戦を展開し、歴史あるノムヤギが連携攻撃で上回る。さらに直矢が関節技で動きをとめていくが、宮原がブラックアウトで尽くカット。しかし幾度となく宮原と激戦を繰り広げてきた青柳がブラックアウトをキャッチし、スピンキックからロックスターバスターで突き刺すと、トドメのザ・フールで3カウントを奪った。

 久々の世界タッグベルトを持った直矢は「長い間、すごい色々あって、こうして世界タッグのベルトがこの2人のもとに来たってことは、僕らが現時点で全日本プロレスの中で一番強くてカッコいいタッグチーム。それがノムヤギです」と断言。
 青柳は「獲ったからにはノムヤギというものを本日で再スタートさせ、世界タッグ戦線を責任を持って盛り上げてまいります。俺が次の八王子で(三冠王座を)獲れば新五冠王者誕生となる。そのシン五冠王者および新たな全日本プロレスに生まれ変わるための準備が今日整った!次の2月4日に宮原健斗を葬って、三冠のベルトを獲って、本当の意味での全日本プロレスの新時代を皆さんにお見せしようじゃありませんか」と、全日本プロレスが51年目の新時代に進むべく世代交代を宣言した。

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