【試合詳細】1・11 ベストボディ・ジャパンプロレス新宿FACE大会 【BBW6人タッグ】ラグジュアリー吉田 with W YUKI&大石真翔&大和ヒロシvsベストボディ・ベイダー&諸橋晴也&鈴木悟 【スーパーボディ級】唐澤志陽vs前口太尊

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『ベストボディ・ジャパンプロレスリング~2023開幕戦~』
日程:2023年1月11日(水)
開始:19:00
会場:東京都・新宿FACE
観衆:313名

▼シングルマッチ 15分1本勝負
●榎本高志
7分22秒 足4の字固め
○木村昌嗣

▼SEXY BODY JAPAN 2023 January
※男女2部門開催
※パフォーマンス審査は後半実施

▼お年玉100万円争奪新春バトルロイヤル 時間無制限勝負
○伊橋剛太(DDT)
30分30秒 ムーンサルト・プレス→体固め
●谷口智一 with マダムK/ビューティーゴリ子

<退場順>
なべやかん→アントニオ小猪木(西口)→チェリー(フリー)→石井慧介(ガン☆プロ)→ゴージャス松野(DDT)→竹林早苗→赤井沙希(DDT)→八須拳太郎(P.P.P.TOKYO)→大鷲透(フリー)→男色ディーノ(DDT)

▼スーパーボディ級選手権試合 30分1本勝負
【王者】○唐澤志陽
10分7秒 ランバー・ソムデート直伝ローキック→片エビ固め
【挑戦者】●前口太尊(飯伏プロレス研究所)
※第7代王者が2度目の防衛に成功。

▼第2代BBW6人タッグ王座決定戦
【挑戦者/CLUB LUXURY】○ラグジュアリー吉田with W YUKI/大石真翔(DDT)/大和ヒロシ(フリー)
14分18秒 ラグジュアリー・ロック with サイドポーズ
【挑戦者/ダンカンプロレス軍団】ベストボディ・ベイダー/●諸橋晴也(フリー)/鈴木悟(フリー)
※吉田&大石&大和が第2代王者となる。

ラグジュアリー吉田が二冠王戴冠し水着美女たちと祝杯!前口が王座奪取ならずも衝撃のCLUB LUXURY入り!お年玉100万円獲得の伊橋がぽっちゃりコンテスト開催へ全額投資!

第1試合


 昨年の4周年大会にて同日デビューの榎本と木村の同期対決。
 ゴングが鳴るとロックアップで榎本が押し込み、挨拶代わりのチョップ。再びロックアップから木村がリストを取っていき、ヘッドロックからショルダータックル。もう一発を狙うが榎本がドロップキックでカウンター。

 榎本はコーナーに振って串刺しドロップキックを見舞い、エルボーの猛連打。木村はバックを取って河津落としで切り返し、スピニング・レッグブリーカーから監獄固め。さらにニークラッシャーからロープにヒザをくくりつけてストンピング連打の上でヒザへの串刺しドロップキック。もう一発を狙うが榎本が回避して自爆させボディスラム。続けて逆エビ固めを狙うが、序盤の足攻めが響いたか踏ん張りきれずに形が崩れてしまい、木村がその隙を見逃さずにニークラッシャーを連打。最後は足4の字固めに捕らえると榎本が無念のタップアウト。

第2試合 SEXY BODY JAPAN 2023 January



 セクシーボディ・コンテスト2023年開幕戦は、女子6名、男子3名が参加。

 女子部門では、曽田優美さん、小田ふみえさん、前田瑠美さん、内山智美さん、佐々木美佳さん、李英美さんが参加。

 男子部門では、今井“銭湯”一博さん、今野元太朗さん、山本裕称さんが参加。

 第1次審査として規定ポーズ審査、第2次審査としてそれぞれの個性を表すフリーポーズ審査が行われ、最終審査はメインイベント前に行われることがアナウンスされた。

第3試合


 今回の新春バトルロイヤルでは、優勝者には谷口会長のポケットマネーから賞金100万円が与えられることとなり、なべやかん曰く「参加者が全員金に汚い」というこの試合はあらゆる意味での激戦が予想された。

 第1入場者の小猪木と、第2入場者のやかんが揃うと、最初は堅実なグラウンドレスリングを展開し目まぐるしく上下が入れ替わる攻防となるが、互いに距離が離れても1人でビタンビタンとエアレスリングを展開し続ける光景が広がる。

 そんな中で第3入場者の石井慧介が登場し、2人をそれぞれOTRさせようとするのを2人協力して必死に耐え忍ぶ。

 続いて第4入場者のチェリーが登場すると、3人がかりでチェリーを袋叩きにかかるが、チェリーが「今日は皆さんにお年玉を用意してきました!」と小猪木と石井にポチ袋を渡す。寝返った小猪木&石井はやかんを集中攻撃し、チェリーは「あけましておめでとうございま~す♪」とKAIENTAIポーズ。
 しかし、小猪木&石井がポチ袋の中を確認すると、中には10円玉しか入っていなかったため逆上。やかんと合わせて3人でチェリーを捕縛して顔の皮膚を引っ張り、「シワ伸ばしじゃ!コラ!」と折檻。

 そんな中で第5入場者の竹林早苗が登場。チェリーをリバース・インディアン・デスロックに捕らえていた小猪木をエルボーでなぎ倒してチェリーの足に甚大なダメージを与えてしまうアクシデントもありつつチェリーを救出。チェリーは竹林にもポチ袋を渡して買収にかかるが、小猪木らが「騙されるなよ!10円しか入ってないぞ!」と警告。しかし、竹林はたとえ10円でもチェリーへ笑顔で感謝の言葉を伝えるという人柄の良さを感じさせるほんわかした空気をかもしだす。

 そこへ、第6入場者の八須拳太郎が登場。小猪木、やかんをショルダータックルでふっ飛ばし、自慢の胸毛に水を垂らしてビチョビチョにした上でチェリーの顔面を押し付ける精神攻撃。さらに竹林も胸毛の餌食にしようとにじり寄る。

 女性陣がピンチを迎えると、第7入場者の伊橋剛太が猛然とダッシュでリングインして八須と対峙。伊橋は自らの豊満なお腹に水を垂らしてビチョビチョにし、胸毛と脂肪をぶつけ合うストロングスタイルな攻防を展開。

 打ち勝った伊橋は「竹林さん……いや、早苗ちゅわん♪僕は初めて貴女の笑顔を見たときから、その素晴らしい笑顔に吸い込まれそうになっていたんだ。早苗ちゅわん!好きだ!」と竹林に抱きつこうとするが、いつも笑顔の竹林が珍しく無表情になり無情なビンタ。ひんやりとした会場からは失笑が漏れる。

 そこへ第8入場者の赤井沙希が登場。赤井がやかんにブレーンバスター、石井にミドルキック、小猪木に串刺しビッグブートと連撃。やかんもこれに続いてトレイン攻撃を放っていくが、ブートで止めた小猪木が組み付いて回転エビ固め。赤井&石井も加わって上から抑え込むと3カウントが入り、やかんが失格。赤井&石井が上下をひっくり返して2人がかりで小猪木を押さえ込み、小猪木も失格。

 八須が再び水を垂らして胸毛をビチャビチャにし、チェリーを胸毛の餌食にしてから赤井を狙うが、再び伊橋が対峙しお腹に水を垂らして胸毛vs脂肪のバチバチスタイルの対決。打ち勝った伊橋が「赤井さん……いや、沙希ちゅわん♪僕は初めて貴女の笑顔を見たときから、その素晴らしい笑顔に吸い込まれそうになっていたんだ。沙希ちゅわん!好きだ!」と抱きつこうとするが、赤井が無表情でビンタ。今度は失笑すら漏れないほどに会場が冷える。

 そこへ第9入場者の大鷲透が登場。大鷲が石井、赤井にビッグブートを見舞うが、八須はビッグブートを回避してショルダータックルでなぎ倒す。またも八須と伊橋の脂肪vs胸毛の攻防が始まると、チェリーが石井に熟女でドーン!を叩き込み、脂肪と胸毛の間に挟んでしまおうと画策。しかし、石井が振り払ってチェリーにハイキック。脂肪と胸毛の間に叩き込まれたチェリーはたまらずギブアップし、失格に。

 今度は石井が赤井を脂肪と胸毛の間に突っ込もうとするが、赤井がカニバサミで切り返すと石井が顔から脂肪と胸毛の間に突っ込むはめになり、石井がギブアップして失格。

 すると、伊橋は大鷲に向き直り、「大鷲さん……いや、透ちゅわん♪僕は初めて貴方を見たときからその黒い豊満ボディに吸い込まれそうになっていたんだ。透ちゅわん!好きだ!」と抱きつくと、なんと大鷲が伊橋の愛を受け入れしっかり抱擁。3杯目の天丼でようやく会場が少し沸く。

 すると、会場が突如ムーディーな照明に包まれ、松野とセクシーボディ・コンテスト参加者の佐々木さんが『空に太陽がある限り』をデュエットしながら登場。


 たっぷりフルコーラス歌い上げてからリングインすると全員から袋叩きにあうが、松野は1人1人をエルボーでふっ飛ばしていき、竹林の619をかわして自身の619をヒットさせる。さらにゴージャススターエルボーを発射するが、竹林が余裕を持って回避したため自爆。竹林&赤井&八須が松野を押さえ込んで3カウント。松野が失格。直後に赤井&八須が竹林を押さえ込んで3カウント。竹林が失格。


 そこへ、第10入場者の男色ディーノがセクシーボディ・コンテスト参加者の男性3人と立ちバックの数珠つなぎスタイルで入場。
 早速八須がディーノを胸毛の餌食にするが、コンテスト男子たちが肉体美を誇示するセクシーポーズを取るとディーノのMPが回復。ディーノがリップロックに捕らえるとコンテスト男子たちが周囲を踊り歩き、意識を失いかけて倒れ込む八須をディーノが寝バックで睡姦。

 そこへ最終入場者の谷口智一CEOがセクシーボディ・コンテスト出場者の女性を全員引き連れ、賞金100万円と書かれたパネルを持って入場。富と権力と美女というオスが欲するすべてを誇示しながら入場してきた谷口には全員からヘイトが集まり、残存選手たちが一斉に飛びかかる。

 谷口は100万円パネルでぶん殴って迎撃していき、伊橋の巨体を軽々ボディスラム。そこへ八須がスピアーで突っ込み、さらに大鷲が八須にビッグブート、赤井が大鷲をブレーンバスターで投げ捨てるというハイスパートな展開も、ディーノが赤いを場外に放り捨ててOTR。赤井が失格。

 伊橋は、「ここは新宿!歌舞伎町じゃーい!歌舞伎町と言えば、アナルじゃ~い!100万円のためにアナルを出す覚悟はあるか!」とディーノに呼びかける。ディーノは、大鷲も合わせたぽっちゃり軍の3人で賞金を山分け(※ディーノ:大鷲:伊橋=40万:40万:20万)することを決め、コーナーの上で地獄門を開門。

 地獄門に八須が突っ込まれ、意識を失いかけた八須を伊橋がOTR。八須が失格。

 続けて谷口が突っ込まれそうになるも、リバースして大鷲が地獄門の餌食に。伊橋がOTRさせ、大鷲が失格。

 さらに、伊橋が金欲しさにディーノを裏切り、場外に突き落としてOTR。ディーノが失格。

 伊橋は谷口に真っ向勝負を挑み、ショルダータックルでのぶつかり合いを展開。さらに谷口のスピアーを受けても即座に立ち上がり、カウンターのラリアットで一刀両断。さらにムーンサルト・プレスで圧殺し3カウント。谷口が失格となり、1人残った伊橋がバトルロイヤルを制し賞金100万円を獲得した。

伊橋「僕と谷口会長はDDTプロレスリングというところで同期で、2人共メチャクチャ怒られて、同じ釜の飯を食いながら一緒に怒られて怒られてやってきた仲間です。その谷口さんが自分の団体を立ち上げて、僕と谷口さんが一緒に闘える。谷口さん、ありがとうございます。谷口さん、この100万円、もらってもいいんですか?実はこの100万円、僕には決まった使い道があるんです。俺の夢は、あのベストぽっちゃりコンテストを、もっと公明正大に、公式に、そして世界に広がる、ぽっちゃりこそが!ぽっちゃりこそが頂点だということを知らしめるために、ベストぽっちゃりコンテストを開催するための資金にしたいと思います!谷口さん、いいですか?ベストぽっちゃりコンテストのための資金にしても!」
谷口「いいよ」
伊橋「聞きましたね?!聞きましたね?!今ここにいるぽっちゃりに自信のある方、ぽっちゃりの知り合いがいる方、是非声をかけてください!谷口会長、お願いします!」

 伊橋が100万円のパネルを谷口に返還し、ぽっちゃりコンテスト開催の夢を託した。

第4試合


 約10年前に出会い、ともに練習をした経験もあり、キックボクサーとして同年デビューした2人。階級が違ったためキックボクシングのリングで対決することはなかったが、2017年12月のハードヒットにて対戦した際にはフルタイムドロー。約5年越しの決着戦はBBJのリングで王座をかけてのものとなった。

 ゴングが鳴ると互いにローキックで牽制していくが、ウエイトで勝る前口のローキックが着実に唐澤の足にダメージを蓄積。唐澤のガードが下がると前口はミドルキックを連打していくが、唐澤が蹴り足を取ってグラウンドに引き込みヒールホールドへ。前口がこれをなんとかブレイクすると唐澤がラッシュをかけるが、前口がカウンターのフック掌底を叩き込み、唐澤からダウンを奪う。

 唐澤がふらふらと立ち上がると、前口は飛び膝蹴りでコーナーまでふっ飛ばし、串刺しジャンピングエルボーからブレーンバスター。さらにPKで追撃するが、2発目のPKをキャッチした唐澤がアキレス腱固めから再びヒールホールド。前口がなんとかブレイクするも、唐澤はロープに振ってヒザへの低空ドロップキックからノーザンライト・スープレックス・ホールド。

 前口はこれをキックアウトし、追撃を狙う唐澤へミドルキックの速射砲。唐澤もハイキックをクリーンヒットさせるが倒すには至らず、互いに掌底の打ち合いに。パワーで勝る前口が唐澤にヒザをつかせると、サッカーボールキックで追撃。そして「飛ぶぞ!」とタイソンスプラッシュを狙ってコーナーに上がろうとするが、唐澤がバックを取って引きずり下ろし、そのままジャーマン・スープレックス・ホールド。

 前口は即座に起き上がって左右の掌底連打を顎先に叩き込んで再びダウンを取る意地を見せ、再びPKを発射するが、これをかわした唐澤がスリーパーホールド。絞め落とす寸前まで追い込み、ランバー・ソムデート直伝ローキックの2連撃で3カウント奪取。2度目の防衛に成功した。

 試合後、2人は健闘を称え合って笑顔で握手を交わし、肩を組んで退場していった。

SEXY BODY JAPAN 2023 January


 全試合終了後にセクシーボディコンテストの表彰式が実施。結果は以下の通り。

<男性部門>
第1位 今井“銭湯”一博
第2位 今野元太朗
第3位 山本裕称
(※敬称略)

<女性部門>
第1位 李英美
第2位 内山智美
第3位 前田瑠美
第4位 曽田優美
第5位 佐々木美佳
第6位 小田ふみえ
(※敬称略)

第5試合


 BBJにはたけしプロレス軍団(TPG)出身のダンカン総帥率いるダンカンプロレス軍団(DPG)が外敵として侵略してきており、実力者が揃った正規軍でも約4年もの間苦杯をなめさせられてきた。
 しかし、吉田和彦がラグジュアリー吉田に覚醒してBBW無差別級王座を戴冠し、ディーバのW YUKIら水着美女を侍らせながら試合をするという、富・名声・美女のすべてを手に入れた姿を見せるとDPGの構成員たちもおこぼれに与ろうと考える者たちが発生。大石真翔&大和ヒロシがDPGを裏切って吉田に加勢し、吉田を中心とした新ユニット“CLUB LUXURY”を結成してDPGと真っ向から対立する構図となった。

 DPGの奇襲から場外戦となる中でゴングが鳴る荒れた立ち上がり。
 DPGが軽快にタッチを回しながら大石にサミングやチョーク攻撃を見舞っていく手慣れた反則仕草も、ベイダーがロープへ飛んだところを大和がエプロンから一撃。生まれた隙を見逃さず大石がチンクラッシャーを放ち大和にタッチ。

 大和はベイダーにスライディングキック、首投げから後頭部への低空ドロップキックと素早い連撃を見せ、大石にタッチ。

 大石は手首のバンテージを解いてベイダーに首絞め攻撃。吉田にタッチ。

 吉田はエルボー連打も、ベイダーが涼しい表情で耐え切ってサミングからボディスラム。ロープに飛ぶも、大石&大和が飛び込んできてダブルバックエルボーを見舞い、吉田がフロントポーズ式ボディプレス。大和にタッチ。

 大和はベイダーに串刺しスピアーからカミカゼを狙うが、着地したベイダーがノーザンライト・スープレックス・ホールド。ベイダーが諸橋へタッチしようとするが、大石が妨害。2人でベイダーをロープに振るが、ベイダーがダブルラリアットでなぎ倒して鈴木にタッチ。

 鈴木は大和にラリアットの連打からロープに振ってバックエルボー。さらに喉元への右ストレートを見舞ってロープに飛ぶが、場外から大石が足を引いて転ばせ、大和が背後からイス攻撃。さらに脳天にイスを振り下ろそうとするが、鈴木が自慢の右ストレートで座面を吹っ飛ばすパンチのキレを見せ、諸橋にタッチ。

 諸橋はハンマーパンチ連打からロープに飛ぶが、大和が追走してゼロ戦キック。吉田にタッチ。

 吉田は諸橋にエルボー連打も、諸橋には全く効かず。諸橋がサミングからの逆片エビ固めで痛めつけ、DPGのトレイン攻撃。さらに鈴木のビッグブートが炸裂し、まさに3カウントが入ろうというその瞬間に大和がレフェリーの背後から一撃入れてカットし、大石が諸橋、鈴木、ベイダーに次々にローブローを放っていく職人技を見せる。


 大石と大和はそれぞれイスを持って諸橋を殴りつけていくが、この暴挙を見過ごせなかった唐澤&前口が猛然とリングインし、CLUB LUXURYの面々をリングから排除。
 これでクリーンな闘いが戻るかと思われたが、なんと前口が唐澤にバズソーキックを叩き込み、CLUB LUXURYの面々と笑顔で抱擁。


 1vs4という絶望的な状況に追い込まれた諸橋だが、諦めずに吉田をブレーンバスターで叩きつけてコーナーに上っていくが、前口が足をつかんで妨害。さらに大和がスパイダー・フロントスープレックスで投げ捨て、吉田がBBW無差別級のベルトで殴打。さらにラグジュアリー・ロック(※サイドポーズ式変形パラダイスロック)で捕らえると、レフェリーが慌てて試合を止めた。

 吉田はW YUKIからシャンパンを注がれて勝利の美酒を味わい、大石がマイクを取る。

大石「お前ら見たか?新年早々、このラグジュアリー吉田様が見せてやったよ。ラグジュアリー吉田様の本当の力をなあ!お前らはただ見ていればいいんだ、ラグジュアリー吉田様が起こす奇跡をなあ!そして、CLUB LUXURYの新メンバーを紹介する。令和のパンチドランカー!前口太尊!この4人のCLUB LUXURYで2023年、うさぎ年、奇しくも、いや、奇跡的に、ラグジュアリー吉田様の生まれ年でもあるうさぎ年!今年60歳だぞ!そんなラグジュアリー吉田様のお言葉を聞こうじゃないか。お願いします」

吉田「皆さん、明けましておめでとうございます。勝ちました!無差別級と合わせて、2つのベルトを持ちました。おかげさまでCLUB LUXURYは最強のチームになりました。新メンバーも増えて、2023年はCLUB LUXURYの年にしていきたいと思います」

 最後に、吉田は右手を上に、左手を横に伸ばす「L」のポーズを取り、「B!B!LUXURY!」のコールで大会を締めた。

<大会総括>

谷口智一CEO
――2023年開幕戦を終えていかがですか
「昨年末の大会でラグジュアリー吉田選手を中心にCLUB LUXURYが発足したんですが、僕のイメージでは吉田さんのクリーンファイトを期待していたんですが……。まあ、ダンカンプロレス軍団から寝返った選手が多いからなのか、ヒールファイト満載な試合になってしまいました。反則ばかりの展開ではあったんですけど、中々見事な防衛戦で、結果的には良かったと思うんですけども、主催者としてはクリーンファイトを期待していたので、半分満足、半分残念という複雑なスタートでした」

――以前、吉田選手は「正規軍の面々がラグジュアリーである限りは味方」と言っていましたが、今日の様子を見ると敵に回ってしまった?
「う~ん、今はまだ見定めている状況ですね。今のファイトスタイルのままであれば、ベストボディ・ジャパン本来のイメージからはかけ離れていってしまうので。まあ、今後の戦いの中で見定めていこうと思います」

――昨年はセクシーボディ・コンテストを始めるなど新しい試みがありました。2023年の仕掛けはなにかあるのでしょうか
「新たに、ではないんですけど、以前お試しでやってみたベストぽっちゃりコンテスト。今日のバトルロイヤルで私のポケットマネーから出た賞金100万円を見事伊橋選手が獲得しまして、本人からの強い希望もあり、ベストぽっちゃりコンテストを再び正式に、ベストぽっちゃりジャパンとして正式な競技として行うことに決めました。まあ、新たに、ではないんですが、こちらを本格始動していきたいと思います」

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