【試合詳細】9・25 超RIZINさいたまスーパーアリーナ大会 フロイド・メイウェザーvs朝倉未来 皇治vsジジ 三浦孝太vsブンチュアイ・ポーンスーンヌーン

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

『The Battle Cats presents 超RIZIN』
日程:9月25日(日)
開始:12:00
会場:さいたまスーパーアリーナ
観衆:23,105人

▼RIZIN MMA特別ルール 3分3R 66.0kg契約
○三浦孝太(BRAVE)
1R 1分54秒 アームバー
●ブンチュアイ・ポーンスーンヌーン(サーイゲーオボクシングジム)

▼RIZINキックボクシングルール 3分3R(※肘有り)53.0kg契約
○吉成名高(エイワスポーツジム)
1R 2分24秒 TKO
●バンダサック・ソー・トラクンペット(ソー・トラクンペットジム)

▼RIZINスタンディングバウトルール 3分3R
○皇治(TEAM ONE)
3R 50秒 TKO(レフェリーストップ)
●ジジ(TMT)
※非公式試合のため勝敗なし

▼スペシャルエキシビジョンマッチ 3分3R
○フロイド・メイウェザー(TMT)
2R 3分15秒 TKO(レフェリーストップ)
●朝倉未来(トライフォース赤坂)
※非公式試合のため勝敗なし

メイウェザーが朝倉未来を2RKO!皇治が最強ボディガードを倒しメイウェザー戦を表明!三浦孝太がキングカズのサッカーユニフォームで勝利のポーズ!ごぼうの党党首の暴挙に全世界が騒然!

第1試合

 ブンチュアイがローで牽制し、三浦はジャブを打ちながら前に出る。
 三浦がタックルも、ブンチュアイがこれを切ると三浦は引き込んで倒れグラウンドに。ブンチュアイは腕を抜いて肘を落としていくが、三浦は三角締めを狙うがブンチュアイは腕を抜いて踏みつける。
 ブンチュアイはフックを打って距離をとる。

 三浦はタックルでコーナーに押し込み、足を刈って倒すと腕ひしぎでギブアップを奪った。

三浦「今日、会場に来てくれた方そして、PPVを買ってくれてる方本当にありがとうございます。まず、前回前々回と欠場が続いてしまって、応援してくれてた方や、自分のこと嫌いでも見てもよかったって思っていた人を裏切ってしまって本当にすいませんでした。これからの試合で、今までの欠場を含めしっかり勝ち進んで自分のアンチの人たちにも応援してくれてる人にも応援して良かったと思ってもらえるような格闘技界の若きキングになるので、是非これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました」

<試合後コメント>
三浦孝太
――試合を終えられた感想は
「素直にホントにホッとして嬉しいのと、対戦相手の方はムエタイとか打撃のキャリアは自分よりあったんですけど、MMAはあんまやったことなくて、それでもこういう舞台に上がってくれて本当に感謝しか無いです」

――試合後のマイクではマウスピースを獲り忘れてしまった?
「マウスピース付けたまま喋っちゃってすみません(笑)」

――対戦相手の印象は
「力すごい強くて、最初首相撲やってくるだろうなと思ってたんで首相撲やってきたら引き込んで三角か十字とか色々狙おうと思ってたんですけど、思ったより力強くて、押さえつける力と上体起こす力がすごく強くて、少し驚いたのと、テイクダウンディフェスも普通に強くてもっと簡単に倒せると思ってたんですけど意外と力強くて自分もびっくりしたのでそれは想定外でした」

――今回の試合でまた新たな課題が見えたか
「そうですね。今回なんか少し緊張して足待って入場の時からふわふわというか、前回より試合に入り込めてなくて変な緊張を。前回タイで恥を晒してしまった感じだったので、今回の試合に対する不安が少しあって、それで緊張してしまったんですけど、次からリラックスしたいのと、もうちょっと組むのも、今回雑になってしまったので、トップを目指すからにはもっとテイクダウンの技術だったり入り方だったり、もっと全体的に強くならなきゃなって、課題もいっぱいあります」

――大晦日に『キングになる』という言葉もあったが、今後の展望は
「今後は、まあ、そうですね。MMAをちゃんとやってる選手を倒していかなきゃいけないですし、キャリアをなんとしても積んでいきたいので、とにかくまた試合があったら前回のように欠場がないように気をつけながらドンドン試合をしていきたいなって感じです」

――今年に入って2回欠場ということについて重圧はあったか
「まあ、かなりあって。正直。無いように見せようとしてたんですけど、想像以上に今回は、敗北と欠場が1週間くらい前はほんとに怖くて、昨日も少しくしゃみしただけで心配になっちゃったりとか、少し冷房つけすぎて寒いのが不安になったりとか、そういうのはいっぱいあったんですけど、なんとか勝ててここにいられているので、まず試合が成立できて、そして勝ててほんとに良かったです」

――フィニッシュは狙っていたか無我夢中だったか
「あの流れは結構狙い通りで、大晦日で決めきれない部分があったので、多分ムエタイの選手って寝技とかやってないと思うんです、練習。気持ちはすごく強くてハングリー精神はすごいと思ったので取りに行くつもりでいないと自分が負けてしまうという思いがあったので、あそこはもう、決めきるってのを今まで練習してきたので、狙い通りだなって」

――そのコスチュームはお父さんのサッカー日本代表時代のユニフォームで出来ているとか
「そこはちょっと、『親の七光り』とか言われるかもしれないですけど、僕は親の七光りとか二世って言われることについて全然嫌に思わないし、自分はそれを素晴らしいと思ってますし、自分以外にも二世だったりとか、親の力でなくても一生懸命頑張ってる人はたくさんいるので、自分もそこに対してのアレはプラスに考えてるので、もう思い切り使っちゃいましたね」

――上着も日本代表ユニ製?
「上着も、七光りです(笑)」

――それはお父さんが当時本当に着用していたもの?
「そうですね、ここに11って入ってて。当時着てたユニフォームをおじいちゃんが金庫に入れてて、自分の母親の方のおじいちゃんが亡くなったときに金庫を開けたら父親のコスチュームがたくさん入っていたので、それを孫の自分とお兄ちゃんが受け継いで。本来だったら記念館にあるようなものですけど、自分たちが受け継いでいくという覚悟を持っていま着てます」

――それを着ていることはお父さんに伝えた?
「じゃなくて。自分はこういうのをマイナスに思ってないんで、二世とか七光りってのを。そういうのと、自分はこの家に生まれてきて本当に嬉しいと思っているので。自分もヴェルディ時代だったり、この時代の代表の時代が大好きなので、普通に真似したくて着てますね」

――今後、2回対戦が流れているキングハンター選手とやりたいという気持ちは
「そうですね。やりたいんですけど、また何か流れてしまいそうだなって不安があったりとか……。でも自分は全然逃げてるわけでもないですし、キングハンターって名前を持ってるんで、そのキングハンターを僕がハントしてやりたいなと」

――勝つ自信があると
「やれるんだったらいつでもやりたいです」

――年内にまた試合を?
「一番出たいのはやっぱ大晦日で。そういう大きい舞台のほうが賛否も分かれて自分もやる気になるので。全然また大晦日とか、全然そこは自分からと言うよりはRIZINの方々が考えてくれて僕に出てほしいって言われる大会に僕は全力を尽くそうと思うので、年内にまた試合を組んでいただけるのであれば試合したいなと思います」

――今では親交があるという憧れの金太郎選手にバトンをつなげたという気持ちはあるか
「もちろんありますね。金太郎選手は一生懸命トレーニングされている姿を自分は東京に来たときに1回見ていて、今回の試合にかけてる思いも自分なんかよりもっともっと強いと思いますし、金太郎選手が歩んできた道って自分と対照的ですごい修羅場をくぐってきたと思うので、金太郎選手が報われて今日の勝利につながればいいなって。今日勝てたんで。さっきすれ違ったんですけど、自分で言うのもアレなんですけどバトンを渡せたと思います。一生懸命に頑張ってもらいたいなと」

――バトンという話で言うと、お父さんはこれから試合です。スタメンではなくてもベンチには入ってるそうです
「昨日も電話で話して、『頑張れよ』って言われたんで。『お父さんも頑張ってゴール決めてきてね』っていうのは言ったんで。出場機会があればなにかを届けてくれるんじゃないかなと思うんで、金太郎選手と父親には自分なりのいいバトンを渡せたかなと。あとは父親も金太郎選手も自分に満足行くような試合が出来たらいいなと祈っています」

――フィニッシュは引き込むと決めていた?
「ヒジを押さえながら打ってきたりとか、力が強くて、三角行こうとしたときも引き上げられちゃったりとか、ほんと負けられなかったんで、1回立たせて仕切り直そうと思って、それが出来たんで」

――最初からテイクダウンで上を取ろうと思っていた?
「テイクダウン行く予定だったんですけど予想以上に腰が強くて引き上げられて首相撲の展開になったときってのは練習してたので、ホントにBRAVEで練習していたことは組みの展開では全部出せたんで、スタンドでももっと打ち合ったりしてもっと盛り上げたかったんですけど、ちょっとそこは安全な組みのほうにいってしまったので、もっと見せたかったなというのは正直あります」

ブンチュアイ・ポーンスーンヌーン
――試合を終えられた感想は
「今は腕が痛いです」

――1分54秒での結末は、持ち味の打撃を出す前に終わってしまったという印象?
「MMAルールが初めてだったので、床についた状態での練習はあまりできていなかったこともあり、自分の技を出すタイミングがなく終わってしまった」

――初のMMA戦ということで緊張はあったか
「それほど緊張はなかったが、練習した通りの動きは全然できなかった」

――今後の展望について
「MMAルールの中での技術をもっと身につけて、チャンスが有ればまた挑戦したい」

第2試合

 本大会の試合直前スペシャルに出演していた元レペゼン地球のDJ社長が花束贈呈。

 お互い前蹴りで距離を見合い、吉成がボディにストレートからハイキック。吉成が左右の前蹴りから前に出てジャブを出していくが、バンダサックも的確にガードして素早いジャブ。前に出ようとしたところを吉成が足を刈って倒す。

 立ち上がったバンダサックに右フックを叩き込み、左ストレートを避けた吉成が細かく蹴りを打ち込む。ミドルキックからバンダサックの蹴りをスウェーで避けると、ジャブから膝蹴り。さらに肘を打ち込みローキックで動きを止める。
 吉成のミドルをキャッチしたバンダサックだが、コーナーを背負い吉成が細かくジャブ。さらにローキックを打ち込むと一瞬膝が崩れる。

 スリップもとられずにガードを上げて立ち上がったバンダサックのガードを抜いてストレートを打ち込みダウンを奪う。

 バンダサックがガードを上げるが、吉成が容赦ないラッシュを仕掛けレフェリーが試合を止めた。

<試合後コメント>

吉成名高
――超RIZINで見事KO勝利を飾りました
「今回超RIZINということで、自分の試合を普段見ない方も世界中の方が見るってことでいつもよりプレッシャーだったり緊張もあったんですけど、今回もまたこういう形ですごくいい形でフィニッシュを飾ることが出来てホッとしてます」

――吉成選手にはヒジの印象があるが、ボディからヒザという攻撃でいた。これは狙って出したものか
「もちろん膝蹴りも自分が得意としている技ではあるんですけど、今回は中川会長と一緒に作戦を立てて考えた三日月蹴り、刺すような前蹴りのような技なんですけど、それを試合前から作戦をねっていて、それがいいの当たって、序盤からバンダサック選手は圧かけてきたんですけど、それが当たってから前に出づらくなったのを感じたので、今回のカギは三日月蹴りだったかんと思います」

――今後の展望は
「今回もこうしてKOで終わることが出来たんですけど、まだまだ自分も未熟ですし、まだ強い選手はタイにいっぱいいると思うんで、自分ももっと努力して強くなって、そしてムエタイって競技をこれをきっかけに自分の試合も見てくれたら嬉しいんですけど、ムエタイの試合を見て、ムエタイって面白いんだなって思っていただけたら僕は一番嬉しいです」

――相手選手の圧をどう思った
「序盤始まってすぐにバンダサック選手がミドルキックを打ってきて自分はカットしたんですけど、前に来る圧力は感じたんですけど、投げてくるような蹴りでカットしても重みが伝わってくる蹴りで、これ自分が下がっちゃうと厄介だなと思ったんでその圧に負けないように回りながら腹を削って疲れてきたりとかしたときにフィニッシュにつながる攻撃を。出した三日月蹴りがホントにうまく刺さるような感触があって、それが効いたって分かったので、自分のやりたいことがうまくはまったなって印象です。左の三日月蹴りです」

――フィニッシュ、左ではなく右のボディでしたがそれには理由が?
「純粋に相手のガードの位置が右ボディが当たりやすいかなと思ったんで右ボディで行ったんですけど、2初連打で倒れてなかったんですけど返せなくなってたのでスタンディングダウンにつながってKOにつながったんじゃないかなと思います」

――パンチは見えているように見えた
「スピードは7月に試合をしていて、そのときの相手と比べるとスピードは前回の相手のときのほうがあったので、相手が入ってきたら自分が下がるってのは出来てたかなと。スピードに関しては自分のほうが早いかなと試合前から思っていたので、そこは予想通りでした」

――梅野源治選手が「RIZINヒジありルールの始まりだ」という発言をしています。RIZINに乗り込んでくるかもしれません
「すごく嬉しいですね。梅野選手は自分が小学校のときとか、試合を見に行っててホントに活躍してて、ムエタイで、日本人でキックじゃなくてムエタイでタイ人に勝つ日本人って梅野選手が原点くらいだと思うので、そういう偉大な選手がRIZINのリングで肘ありが出来るってのはすごく嬉しいので、梅野選手の試合を見て、また前回の梅野選手と違った試合が見られると思うので、僕の試合も注目してもらったら嬉しいですけど、ムエタイの他の肘ありの試合も注目してみて欲しいと思います」

――対戦相手の右ストレートもらいかけた場面があった
「右ストレート、結構近くで打ってくるようなパンチだったんですけど、もともとずっと動画を見て研究をしていて、コンビネーションというか一発一発大きく振ってきて威力や勢を出してくる選手って研究してたので、それはガードの上からかすった感じで、特に見えてはいたのでダメージにはならなかったです」

――前の試合KO決着。自分も続きたいという思いはあったか
「自分の1試合前が三浦孝太選手で、自分はバックステージで準備をしていたんですけど、歓声がワーってなってKOだって思ったんで、自分もKOしなきゃな、自分も続きたいって思いました」

――RIZINでのKO記録が続いている 
「連続でKOできてるんですけど、KOって簡単にできるものじゃないと思ってて、自分もホントたまたまっていうのはあるんですけど、上手くいい成績が続いてるってのはあるんですけど、これだけ続くと次もKOで勝ちたいなって気持ちになります」

バンダサック・ソー・トラクンペット

――試合後の率直な感想は
「直後は本当にお腹が痛かったが、今はすっかり良くなった」

――ボディが効いたか、最後のヒザが効いたか
「ヒザが効いていました」」

――決め手のヒザは来ると分かっていたのに食らってしまったのか、予測できなかったか
「吉成選手の膝蹴りとか技自体は見えていた。今回減量がすごく多くてリカバリが上手く行かず思うように動けなかった」

――初めてのRIZINの感想は
「RIZINという大きい舞台で戦えて嬉しかったし、大好きな日本を見て回る機会もできてよかったと思う」

――これまで100戦以上されていると思うが、吉成選手はその中でどれくらいか
「200、300試合は闘っています。吉成選手はすべての技が本当に重かった。彼の将来を自分も楽しみにしています」

――今後の目標は
「自分自身はタイに帰って来月の26日に試合を控えているので、まずはそこから始めたいと思います」

――日本にいる間にしたいこと、行きたい所などはありますか
「火曜日にもうタイに帰る予定なので明日1日しか無いが、どこに連れて行ってもらえるかわからないけど、日本料理を食べたいと思います」

第3試合

 皇治がジャブで牽制しながらリングを周り、ジジはガードをしっかりとあげて圧力をかけながら前に出る。ジジは屈伸してフェイントをかけながらジャブで距離を見ると、皇治が飛び込むがクリンチして一度ブレイク。

 ジジがジャブから前に出ると右フック。皇治はガードを下げて一息ついてからワンツーで牽制していくが、ガードを上げながらジジがジャブで前に出る。皇治が左フックもこれは浅い。
 ジジのフックを避けた皇治が前に出てクリンチ。ジジはバッテイングを主張するがそのまま試合再開。

 ジジの大ぶりパンチに皇治がダッキングして潜り込みクリンチしブレイク。

 ジジが左手で皇治の頭を押さえて右フックを打ち込むが、皇治が潜り込みジジがフロントネックのような状態で捕らえブレイク。

 皇治が細かくパンチを出していき、ジジが前に出ると皇治が腕の中に潜り込みブレイク。

 ジジがパンチを振り回すがここで1R終了。

 2R、ジジが左ストレートで牽制して腕を伸ばしながら前にでる。右ストレートを避けられると皇治が前に出るが、ジジはフロントネックで捕らえブレイク。

 ジジは左腕を伸ばして距離を取り、容赦ない右フックで皇治が膝をつくがこれはダウンが捕られず。
 ジジは前に出てボディと顔面に右フックを打ち込んでロープに押し込むが、これもダウンにならず。
 ジジは足を刈って倒そうとするとこれはレフェリーが注意。皇治は左フックを打ち込み、ジジはイライラを隠さずに大ぶりフック。皇治のガードを飛ばしながらフックを打ち込んでいく皇治だったが、レフェリーがすぐに引き剥がすとジジが「ホワイ?」と困惑。
 皇治が前に出てクリンチ。ジジは皇治のフックを受けながら前に出てクリンチしロープに押し込むがブレイク。

 ジジに皇治が左フックから右ストレートを打ち込んで距離を詰めてクリンチ。
 皇治はアッパーや右フックも、ジジは受けきり、クリンチからのブレイク後に距離を取ろうと左腕を伸ばした所へ皇治が前から後ろからフックを打ち込みジジがふらつくがここで2R終了。

 3R、皇治がジャブを打ち込むが、ジジがストレートを打ち込むが皇治が前に出て右ストレート連打。ここでジジがダウン。
 左のフックを避けた皇治がクリンチ。ブレイクし、皇治がボディブローから左フック。さらに右フックを後頭部に打ち込み、がむしゃらに振り回していくとこれがジジの顔面に入りジジが膝をついて倒れる。これでレフェリーが試合を止め皇治のKO勝利となった。

皇治「えー、皆さん!ありがとうございます!えー、まあ、当然の結果です!アメリカからはるばるRIZINのリングに上がりにきてくれた。喧嘩売ってきたの煽ってないけどね。でもほんとにありがとう。ジジサンキュー。ありがとうございます。で、ちょっと、なんかもう満足してないんで一つだけ言わせてください。次、出てくる、マルコメくん。俺記者会見から圧倒してます。試合も俺がんばったらいけんちゃうかなってね。マルコメとやりたいです。ボディガードに勝ったんで、次5億円で俺雇ってくださいマルコメさん。でも、今日に限っては俺は未来くんを応援してます。皆さん応援しましょう。あと、モテてしゃーないの卒業します。今日は、だからおとなしく家に帰るんで、週刊誌追ってこないでくださいね。もうモテてしゃーないは卒業。あーモテてしゃーない。RIZIN最高」

<試合後コメント>

皇治
(※「あぁ~疲れたぁ~ホンマにつかれたぁ~」とぼやきながらインタビュールームに入ってくる)
――試合後の率直な感想は
「いやあ、自分打たれ強いと思ってたんですけど、そんなことないですね。メチャクチャ効いたっすよ。メチャクチャ脳みそブンブン揺れましたね」

――勝敗のつかない非公式試合ですが、今回のボクシングマッチで感じたことは
「いやまあ今回はボクシングってより喧嘩でしょ。手だけの喧嘩みたいな?って思ってやったんで、ホンマの俺の技術はまだ見せてないですよ。今日は喧嘩ですね、ハイ」

――記者会見で言っていた「真の勘違い王を決める」という点では……
「メチャクチャいじめますやん(笑)せっかく勝ったのに勘違いて(笑)まあ、勘違いを貫けるのは俺ですよね。もうアイツはアカンですよ。俺が勝ったんやからこれからも勘違いし続けますよ。早く勘違いから覚めたい。なかなか覚めない」

――今後の展望は
「今回はホンマに出た理由は超RIZINを盛り上げたいっていうのと、日本人を馬鹿にしたっていうね。そればっかりは腹立っとったんですよ。俺を馬鹿にすんのはアンチもようけいるし、それは別にええんですけど、『日本のファイターは弱い』みたいなこと言うとったんで、コイツナメんなよと。それを分からせたかったんでそのためにリングに上ったってのもあるんで。これからはファイターとして、まだ33歳ですけど……まだじゃなくてもう33歳ですけど、こっから強くなれるっていうのを見せたいし、なかなか俺パンチ強くなっとるでしょ?前のへなちょこパンチやったらあんなもん倒れないですよ。まあまあ、つよなってきてるんでね。トレーナー陣にも周りで支えてくれてる人にも感謝して、まだまだ上がっていこうと思いますし、ちょっとでもこういうデカい奴にTMTのデカいやつ連れてくるじゃないですか。まあ一人で挑んだらいいことあるって見せれたし、勇気を持って都市関係なく頑張っていったらいいことあるってのをこれからも見せていきたいと思っております!ハイ!」

――メインの試合は見たか
「見ましたよ!メチャクチャ近くで見ました!生マルコメ!いやあ、スゴいっすね。素直に、未来好きとか嫌いとか関係なく素直にすごいなって思います。世界の強豪をあんな倒してきたマルコメに正々堂々と向かってスゴいなと思いましたけど、やっぱりスゴいっすね、アイツ。マルコメ。倒しよりますね。やっぱりここで日本のトップの天心倒されて、未来も倒れされたら俺しかいないんじゃないですか?マジで。俺やったら悪いけど3分3R絶ッ対倒れない!絶対ね?倒せるかって言ったら、それはちょっと、アレやけどね?(笑)でも俺の左フックなら倒れるんちゃいますか?あんな巨漢でも倒れるねんから。……という勘違いしてもいいですか!

――メイウェザー選手は「また戻って来……
「(※食い気味に)戻ってこい戻ってこい今度は日本の強さを分からせてやる。というか、どうせ戻ってきてもエキシでしょ?ならホンマ喧嘩しましょうよ。打ち合いでしょ。打ち合い一番得意やから。1回失神してみたい。だから未来も天心ももちろんすごいですけど、アイツら演技してるんちゃうかな、お金もらってるんとちゃいます?倒れますぅ?あのへなちょこパンチで」

――未来選手はお金をいっぱい持っているので買収ではないかと
「いやいやいや。その倍もらってますやん、マルコメさん(笑)でもホンマに素晴らしい大会だと思いますよ。でも次やりましょうよ、マジで。俺やったら記者会見からおもっきり頭はたきますからね。俺はメイウェザーがスカしてる感じホンマ腹立つんですよ。俺はマクレガーとメイウェザーに記者会見だけなら絶対負けない!」

―― …………(笑)
「なんや、この失笑は!(笑)」

――KO勝利は2019年11月以来。久しぶりの感触は
「人って簡単に倒れるねえ思て(笑)いやいや、こないだのインタビューでも言うたんですけど、あれはわざと今まで倒してこなかったの。俺が倒したら欠点ないですやん。カッコええ、モテる、強い、倒しまくる。これアンチが騒ぐこと無くなってまうから、俺モテてしゃーない卒業したんで。今日で。だからもちろん倒してもいいかなと思って倒しましたけど……ヤバいな、これまたモテてまうな……それが悩みですね」

――では今後はKOエンペラーとして復活して……
「全然ちゃうのにKOエンペラーって付けたやつアホでしょ(笑)まあKOしたいですね。気持ちいいなと思いましたし。今日は当然ですよ、あんなもん。せやけどまあね、良かったんじゃないですか、盛り上がってね」

――ジジ選手の格闘家としての実力はどう見たか
「それは知らんですけど、やっぱりRIZINメチャクチャしよるなと思て。20kg体重違かったからな今でも首メチャクチャしびれますもん。殺す気ちゃいますか、RIZIN。これ大分お金もわらなアカンわ」

――2Rでヒザをついた瞬間があって、ネットでは疑惑が騒がれています
「あれダウンでしょ!絶対に。レフェリーどこ見てんねやろって。ぐらんぐらんしてましたもん。せやけどダウン取られてないからダウンじゃないっていうね。でもメッチャ効いたっすよ!やっぱり……やめとこ?体重重たい人は。こわい。ずっと首しめられてて俺谷間で息出来んかったですもん。あの巨乳。ホンマに」

――実際ジジ選手と拳を交えて、いい人だったとか……
「いやいやいや待って?拳を交えて殴り合いしていい人とか無いでしょ!(笑)まあ終わった後はいいおじさんだったっすよ。かわいかったです」

――試合後のマイクで「(メイウェザー相手に)試合も行けるんちゃうか」と言葉がありました。朝倉選手との試合を見た後の今現在でも行けるんちゃうかと思うか
「ちょっと無理。……ウソウソ♪俺自信あるんすよマジ。ぶっ倒すかぶっ倒されるかみたいな喧嘩したいです。もう振り回しまくりますね。小細工したってアイツに当たるわけないんやから、喧嘩したいですね。もう日本でマルコメとやる奴誰がいるんですか?俺しかいないかなと。TMTに俺は1勝してますからね。偉そうに言いますよ。京セラドームでやりたいっすね。最高っすね。それを目標に頑張ろうかなと思います」

――「1年10億円でボディガード引き受ける」という話がありましたが、その内容でオファーが来たら引き受ける?
「まあやってやってもいいっすよね。多分メイウェザーより俺のほうがモテてヤバいですよ、ボディガードしながら。やったろうと思いますよ。守ると見せかけて後ろから頭パンパン叩いたろ思て。俺がメイウェザーのボディガードしてたら面白いでしょ?それもみんな楽しみにしといてください。……最後喋っていいですか?いつも皆さんのお陰で、ファンのおかげで闘えてて、今回もファンがいなかったらこうしてリングに上がることもなかったんで、いつもいつも生意気言ってますけど感謝してます。これからもRIZINの格闘技を少しでも盛り上げられるように頑張るんで、皆さん付いてきてください。記者のみなさんもありがとうございました」

ジジ
「まずはこの機会を与えてくれた神様に感謝をしたい。すべては神様の思し召しでここにいます。RIZIN、ボスのフロイド、このような規模の大会に出場する機会を与えてくれて心から感謝しています。試合内容としてはとても良いものだったのではないかと思う。もう1回試合を見てみないとわからないが、自分の中でもいくつか手応えがあって相手を効かせた部分もあるように感じた。映像で見てみないとわからないが。とにかく自分は3Rで疲れて手が下がったところにいいパンチをもらってしまった。もう一度試合を見てみたいと思う。あと追加で。私のコーチに感謝の言葉を述べたい。あまり一緒に練習できず2~3週間くらいの準備期間しか無かった中で色々とやってくれた。あと私の美しいガールフレンドすべてに於いて支えてくれて本当にありがとう。愛してる。うしろにいるスティーブン、RIZINのスタッフの方々、私とコミュニケーションをしてスムーズに行くようにしてくれて本当にありがとうございます」

――初めての試合の手応えは
「本当にこの規模の大会だから本当にたくさんの人がいて、緊張感・高揚感がすごくてあまり集中はできていなかった。こういう規模で物事が動いているので準備をする時間もあまり無い中でトントン拍子で進んでしまったということもあるが、これらすべて糧として捕らえていく。今回学んだ分だけ次に良いパフォーマンスが出来るのではないかと思う」

――皇治選手への印象は
「皇治選手はとても良い選手だ。彼がK-1のチャンピオンだったことも知らなかったが、彼に対しての尊敬の念はある。彼はこの業界に長くいてたくさんの試合をこなしている。今回は試合が初めてだという私に対し、こういった規模でこういった相手に対してこういった経験をさせてもらえたことにフロイドとRIZINに感謝したいと思う。今回学んでコーチとの絆も深まったので、もし次またもどってくるのであれば全く違うパフォーマンスになっていると思う」

――ハワイ会見、ZOOM会見、渋谷での会見、今日の試合を経て日本で多くのファンが出来た。日本のファンに向けてメッセージを
「日本のファンに言いたい。本当に愛してる。日本の人たちがだいすきだ。情熱的に尊敬の念を持って接してくれる。言葉では言い表せない素晴らしい人達であることを実感した。日本の人たち、本当にありがとうございます。我々TMTが日本に来てこのような体験をさせてもらえること、我々を迎え入れてくれたこと、本当に素敵な経験をさせてもらって感謝している。私はアメリカに戻って『日本でこんな素晴らしいことがたくさん起きた』とアメリカの友人に胸を張って語ることが出来る。本当にありがとうございます」

――今後またRIZINに参戦したいと思うか。その際は今回のようなボクシング形式のエキシビションか、それともMMAか
「現時点では分からないが、コーチとも話して決めるがボクシングの方がいいかもしれない。MMAなら多少の経験があるので、MMAでもいいのかとも思うが、とりあえずはコーチと話してみないとわからない」

――ハワイの会見のときに突き飛ばした朝倉未来選手が今日メイウェザー選手を相手に素晴らしい試合をしたが、当時から印象は変わったか
「朝倉選手がフロイド・メイウェザーを相手にああいう試合を出来たことにすごく驚いている。素晴らしい働きをしてすごく頑張ったと思う。ただ、相手は50勝0敗のフロイド・メイウェザー。当然結果は見えていたが、あそこまで頑張った朝倉選手には尊敬の念を抱いている」

――皇治への尊敬 皇治がメイウェザーと闘いたいと言っていたがどう思うか
「ハッキリ言うと、皇治選手はフロイドに対して1mmも、全くチャンスはないと思う。それは当然皇治選手とフロイドの問題になってくるが、私個人としての意見を言うならそういうことになる。今世界に1人しかフロイド・メイウェザーJr.はいないので、地球上でこのルールでフロイドに勝てる人間はいないんじゃないか?皇治選手も当然話にならない。皇治とのリマッチ自体はOKだ。彼はクールで正確のいい男だったし、彼のチャンピオンという実績、裏付けはちゃんとある。自分は準備期間が非常に短かったし、次回に機会があって準備期間をもらえればもっといい試合に出来ると思うし、今回は与えられた条件の中で精一杯やった。もしリマッチで準備期間を貰えれば全然もっと出来ると思う。だったらやろうぜ、ベイベー」

第4試合

 前日会見で登場したマニー・パッキャオがリングに現れ「皆さまこんばんは。今日来ていただいてありがとうございます。榊原さん、RIZINありがとうございます。今回エキシビジョンマッチ
、メイウェザーと朝倉未来の試合楽しみにしてます」と挨拶。

 『超RIZIN NFT DIGITAL TICKET』オークションで最高額の420万で落札した政治団体ごぼうの党の党首・奥野卓志氏がリングに上がるが、花束をメイウェザーの目の前でリングに捨てて会場が騒然。

 未来がジャブで牽制し、メイウェザーが左のストレートをバックステップでスカす。未来がワンツーもメイウェザーは下がって避け、お互いストレートが空を切る。未来が左右のストレートをフェイントにボディにパンチを散らし、お互いフェイントの掛け合いから未来が左ストレートもこれは届かず。未来が右のジャブで前に出てワンツーもメイウェザーはガード。
 メイウェザーがボディを打ち込むが未来が両手を広げてアピール。
 メイウェザーが突っ込むが、未来が左右のパンチを打ち込むが空を切る。

 メイウェザーが未来のジャブの打ち終わりにボディへのストレート。
 メイウェザーがだんだんと手数を増やすが、未来も打ち込んできたところに左右の大ぶりフックで牽制していく。
 メイウェザーは右ストレートも、これが顔面の直前にきたところで1R終了。

 2R、メイウェザーがプレシャーをかけていき、未来がジャブも避けたメイウェザーがガードを上げて突っ込むが未来はジャブで牽制。
 メイウェザーがストレートも、避けた未来が細かくフックを顔面に打ち込んでいく。
 メイウェザーは右ストレートを顔面に当てていくが浅い。
 メイウェザーがボディにパンチを打ち込んでいくが未来は両手を広げる。
 メイウェザーがジャブをスウェーで避けていき、コーナーに押し込み右ストレートも浅い。
 左フックが顔面をとらえるが、未来の左右のストレートもメイウェザーの顔面をとらえていき、メイウェザーがバックステップで避けて笑顔を見せると、未来が左右のフックもこれはメイウェザーが避ける。
 メイウェザーのボディブローがローブロー気味になるが、そのまま試合が続き飛び込むも、未来は細かくジャブを顔面に当てていく。
 2R終了間際にメイウェザーの右ストレートが顔面を捕らえ、これで未来が崩れ落ちレフェリーが試合を止めた。

メイウェザー「日本は素晴らしい国。素晴らしい人々。今日はたくさんの人に集まっていただき素晴らしい会場でした。とにかく対戦相手の朝倉未来に拍手を送ってください。とにかくRIZINありがとうございます。ノブさんありがとうございます。TMTのチームメンバー素晴らしい支えで素晴らしい経験をすることができた。リングサイドにいる8階級王者のパッキャオ選手、素晴らしい働きをしてくれた。今夜はファンの皆様に素晴らしい、興奮できるような試合を届けることができて嬉しいです。今回呼んでくれてありがとう。私はまた戻ってきます」

パッキャオ「皆様素晴らしいファイトを見ましたか?今回のエキシビジョンが最後じゃないようにまた日本にきたいと思います。今日のイベント、RIZINが素晴らしいプロモーションとエキサイティングなパフォーマンスができておめでとうございます。また日本に来ます」

<試合後コメント>
フロイド・メイウェザーJr.

「今回も大成功のイベントだったと思う。とにかくたくさんのお客さんが楽しんでくれたと思う。自分にとってボクシングとは呼吸をするようなもので、本当にエキサイティングな試合ができた。対戦相手がいくつかいいパンチを当てて、お客さんが盛り上がって最高の試合内容になったのではないかと思う。自分は日本の選手たちが生でフロイド・メイウェザーJr.というものを体感できたということが素晴らしいことだと思うし、自分はもう“プリティ・ーボーイ”のメイウェザーでも、“THE MONEY”のメイウェザーでもない。そういう動きは出来ないが、フロイド・メイウェザーJr.というものを少しでも肌で感じることが出来て満足してもらえたと思う。そしてここにいるメディアの皆様、このイベントを様々な媒体を通じて告知してくださったすべての皆様に感謝をしたい。そしてこの試合を楽しみにしてくれたファンの皆様、支えてくれたスポンサー様、関わってくれたすべての人にお礼を言いたい」

――未来選手からパンチを貰って試合の中で心境の変化はあったか
「いつも言っていることだが、これはエキシビションであって本当の試合ではないので気にしていない。お客さんを楽しませるため、それが出来ればいいのであって、一発もらったからといってなにを気にするようなこともない。もっと大きな選手からのパンチももらってきたし、一発もらった程度では全然気にすることはない。彼に対しては誇りに思う。なぜなら、彼は私がお客さんを盛り上げることに貢献してくれた。なにより2人とも試合中に楽しんだ。我々は人々が求めていたものを提供することが出来たんだ。それをともに成し遂げることが出来た。前回は90秒だったが、今回は2Rフルでエキサイトメントを提供することが出来たので、彼を誇りに思う。本当だったら2週間前に来日して時差に対応することもしたかったが、今回はそういう調整も上手く行かず、基本的には3時間ほどしかねていないし、今日も3時間ほど前に起きたんだ。言い訳をするつもりはないが、少し体の動きは悪かったのは確かだ」

――エキシビションマッチにウォーミングアップは必要ないと思っている?
「誰だってその人なりのウォーミングアップは必要だ。自分は過去の経験から、普段練習するときも、私はボクシングジムに行って熱いシャワーを浴びてそのままボクシングの練習を始める。自分はこのルーティーンでやってきているので、皆さんが思うウォーミングアップとは違うのかもしれない。とにかく対戦相手はタフだった。彼からは“闘いに来た”という覚悟が伝わった。私の対戦相手はいろいろな作戦を立てる。一発もらうまでは作戦があったり、気を抜いていたりするが、一発もらってからも彼は向かってきた。その点は評価できる点だ」

――来年はまたエキシビションマッチを行うか
「今集中しているものは11月13日にコカ・コーラアリーナでYouTubeの企画ですごい人間とやる。そのあとおそらく日本、ハワイ、サウジアラビア、アメリカ、色々なところでエキシビションをやりたいと思っている。とにかく私のチームは色んなオファーの電話が鳴り止まない。私は素晴らしいチームを持っていて、今回この大会を成功させるためにも裏方のメンバーが沢山動いてくれたおかげで私が今ここにいる。私1人の力では出来ないことだ。なので常に裏方で活躍してくれる優秀なチームメンバーにも感謝の言葉を述べたい」

――未来選手のボクサーとしての才能はどう評価するか
「今は30代ということで可能性は多分低いが、昔から始めていたらボクシングでもいいところまで行ったんじゃないかと思う。今日も彼は闘いに来た。そして試合中も笑顔を見せたり楽しんでいるような素振りを見せていたので、そういうポテンシャルはあるのではないかと思った。まあ、ずっと前からボクシングを始めていたらという前提の話ではあるが。でも彼はMMAの道を選んで、その道を歩んでいる。ボクシングに関してはもっと早く始めていればいいところまで行ったと思う」

――2R終了間際のダウンで決着。あのラウンドで終わらせようと思っていたか
「格闘技のようなコンバットスポーツにはいろいろな状況がある。自分の中では最後まで時間をたっぷり使いたかった。あのダウンを奪った打撃はそんなに強く当てていなくて、おそらく、その少し前に当てていたいくつかの打撃のダメージの積み重ねでああいった形になったと思うので、『決めに行った』という意識はない。何が起こるかわからないのが格闘技だと思う。ただ、日本にいる親しい友人から『1Rは伸ばして引っ張って、2RくらいでKOして欲しい』というリクエストがあったのでそれに応えようとは思っていた」

――『エキシビションでエンターテイメントを届けたい』という気持ちと言ったが、未来選手の打撃を受けて本気になったか、思っていたよりも強いと思ったか
「本当に自分は経験から対戦相手と向き合っているだけで試合中にデータを集めることが出来る。そして今回の試合に関しては常に自分がプレッシャーを掛けて相手の反応を見ていた。対戦相手は非常に大きな力強いパンチを返してきた。どんなファイターでも1Rはとても強い。2Rくらいから彼の呼吸が少し乱れてきたのが分かった。私は当然、現役の頃とは比べ物にならないが、今もコンディションは最高を保っている。12Rのタイトルマッチのためのつらい練習はやっていないが、エキシビションのための週に2回、3回くらいの練習は続けている。『試合中に真剣になったか』と聞いたな?なんのために真剣になる必要があるのか?最初の方は自分は軽い打撃を当てて様子を見ていたが、彼は大分強い打撃で返してきた。なので自分もボディに2発強めの打撃を与えて『そっちがそういうつもりならこちらも打つぞ』というメッセージを送った。それを続けても彼は舌を出したりニコニコ笑っていた。『あぁ、そういうことか』と。『いつまで続くかどうかやってみるか』という気持ちで試合をした」

――2点お聞きたいしことが。パッキャオが来日している中、ファンの間ではエキシビションでパッキャオとの再戦の要望が集まっているがその可能性があるのかないのか。ボディガードのジジ選手が倒されたが、その試合の映像を見ているか分からないが。次には皇治選手が次にメイウェザー選手とやってほしいとラブコールを送っていたがどう感じるか
「質問なのかコメントなのかわからないくらい話が長いな。まず、パッキャオの話について。自分はこの競技から引退している。この競技が私を引退させたわけではない。とにかく自分は自分の要求をすべて通すためにこのキャリアをやってきた。そのために大変な思いをして世界のトップレベルで常に勝ち続けてきた。自分がすべてをコントロールする立場にいるんだ。だから私はこのエキシビションを通して元世界チャンピオンとやったり、現役の世界チャンピオンとやるつもりはない。なんなら、自分はこの競技から引退した身であって、これ以上エキシビションで自分の体に余分なダメージを負うようなリスクを負わない。この先は自分がやりたいことをやって、やりたいものを選んで、楽しく世界中のみんなにエンターテイメントを届けるというスタンスでやっている。
マニーの場合は少し違う。ボクシングという競技がマニー・パッキャオを引退させたと思っている。彼は競技から引退したのではない。私がマニーの立場だったら、当然メイウェザーと再戦を望むだろう。やり直したいと思うのは当然だ。ただ、自分はもう歳をとったし、そういうつもりはない。自分は自分のやりたいことをやって、自分がすべての決定権を持ってやっていく。なぜなら私は今こうして自分ですべてを決めて要求をすべて通すことが出来る立場を得るために若い頃から色々な犠牲を払ってきたからだ。今ここからは自分の思いどおりに、自分が選択したものしかやる気はない。
 ボクシングは若い人間のやることだと思っている。自分は現役のとき、ある一定の年令になったときに『引退しなければならないな』と確信した時期がある。エキシビションマッチでMMAファイターや自分よりも年上の人間やYouTuberと闘ったりするが、だれにもそれを『見ろ』と強制はしない。それでも自分はボクシングで過去最高に稼いだ男だし、世界中にすごく幅広いファン層がいる。『フロイド・メイウェザーJr.がなにかをやる』『フロイド・メイウェザーJr.が動く』というだけで何百万ドル、何千万ドルというお金を出す人がまだいくらでもいる。
 そんな状況の中、なぜ自分がそのようなリスクを負ってまでそういった厳しい相手とやらなければならないのか?もっと楽して稼ぐという選択肢があるなら私はそれを選ぶ。
最後にジジの話を。本当にジジを誇りに思う。彼は今まで試合をしたことがない。今回が全てにおいて初めての経験だ。ああいう結果になったが、胸を張って自信を持ってもらいたい。そして結果がどうあれ自分がジジを見る目は何一つ変わっていない。彼はこの12~13年ずっと友達だし、これから先も友達だ。彼が挑戦したことについて非常に誇りに思っているし、このスポーツは万人ができるスポーツではない。そして彼はこのスポーツが難しいということを肌で感じた。彼がそのチャレンジをしたことを誇りに思う。ジジ、本当に愛してる。お前は俺の友達だ。よくやった。
とにかく最後に、日本の皆様に本当にありがとうと言いたい。あなた達は素晴らしい文化を持った素晴らしい人達、そしてとても謙虚な人達だ。今まで来日している間のサポートを本当にありがとう。また日本に帰ってきたいと思う」


朝倉未来

――試合を終えた率直な感想は
「悔しいっすね。あと頭痛いっす」

――パンチをもらってぐらついていた。ダメージは大きい?
「まあ、そっすね」

――未来選手のパンチもメイウェザー選手にヒットしていました
「『なんか当たってるなあ』って感じですね」

――手応えは感じたわけではなかったか
「気持ち的には手応えというか、ノッてきたって感じでしたね。全然闘えるなって」

――今後の展望は
「まあ、MMA選手なんでMMAの試合をしたいっすね」

――最後のダウンについて、今までとは異質な感じがした?
「うーん、なんかよく記憶がなくて。さっき見返したんだけど『なんでアレで倒れたのかな』って。なんでアレで倒れたのか謎なんですけど、メチャクチャ頭痛いんで。多分ですけど、ちょっと気ぃ抜いてたかもしれないですね。最後試合もう終了で、1R目で最後様子見て終わったから次もそんな感じなのかと思ったところで急に入ってきて、右フックのクロスになって効いたのかなと思いますね」

――立ち上がろとしたときの記憶はない?
「なんか、こう……地面が歪んでて。立ち上がろうと思ったけど多分立ててなかったんじゃないかと思います」

――メイウェザー選手の圧力に関して
「なんかスゴかったです、全部」

――リングで向き合った感想は
「すごい反応速度と、全てのレベルが異次元でしたね」

――リングで対峙して初めて感じたと
「いや別になにも感じはしないんですけど、技術が異次元でした」

――もしあのダウンがなく3Rまで言ったとしたらもっと追い込めた自信はあるか
「いや、わかんないですね」

――MMAの次の試合についての具体的なプラン
「うーん、ちょっとまだわかんないですけど、対戦相手もあることなので。頭のダメージがどれくらい残ってるのか検査しに行かなきゃいけないし、そこも踏まえて色々考えてます」

――ネットの評判は未来選手にかなり好意的な声が多いです。ファンにメッセージをお願いします
「会場に来てくれた方もそうですしPPV購入して応援してもらった方もたくさんいると思うんで、すごい実力差のあるマッチングだと思うんですけど、そんな中でも応援してくれた皆さんありがとうございました」

――この試合をやってよかったと思うか
「普通の人じゃ出来ない体験をしたし、MMAの選手としてすごい成長したんで、やってよかったと思います」

――今後につながることは見いだせたか
「多分今日の試合見てもらったら分かると思うんですけど、すごいボクシングテクニックが向上してると思うし、オープンフィンガーだったらもっと早くジャブ打ちますから。メイウェザー選手とここまで戦えたのは自信になりますし、今後MMAの選手には負けないよって」

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2022年12月
« 11月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

月別

ページ上部へ戻る