奥田啓介が坂口征夫にケンカ吹っ掛け遺恨勃発!8・20大田区での6人タッグ戦は大荒れ必至

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 DDTプロレスが8月3日、都内で記者会見を開き、奥田啓介がDDTきっての“武闘派”坂口征夫にケンカを吹っ掛けて両者の遺恨が勃発した。

 同20日に東京・大田区総合体育館で開催されるビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2022」で奥田は吉村直巳、梅田公太とDNA世代軍を結成し、HARASHIMA、坂口、岡谷英樹組と激突する。この日の会見には所用で欠席した梅田、HARASHIMAを除く4選手が出席。DNAとは2018年8月に休止したDDTの若手主体のブランドだ。

 梅田からは「オッサンには負けん。俺たちだって鍛えてやってやる。カッコだけいいこわっぱには厳しさを叩き込む」とのコメントが寄せられた。

 吉村は「このタイミングでなんでこの2人か…。自分が今タッグを組んでる樋口(和貞)さん、そして梅田さん、奥田啓介。僕を含めた4人はやっぱりDNAという存在があって、そのなかでもトップを張ってきた人間なんです。今樋口さんがDDTのテッペンにいる。あのとき、樋口さんがいなくなったDNAでテッペンを張っていた僕と梅田さん、啓ちゃんと今このタイミングで組む。これが自分にとってはすごく大事なことになると思って。梅田さんのコメントがあった通り、梅田さんはあの頃から何も変わらない狂犬のままだと思う。啓ちゃんも何も変わってないと思う。この何も変わってない2人のギラつき、岡谷は一切知らん世界だと思う。オマエが今イラプションでやりたがってること、やってること、今回俺たちがオマエに教えてあげるわ」と話した。

 昨年には「RIZIN」にも参戦した奥田は「4年位前(2019年4月)にDDTを退団してるんですけど。IGFを退団して、声をかけていただいてDDT所属になったんですけど、わずか半年で退団することに。それまでにDNAで直巳ちゃんとナオミキングダムというユニットをやってたり、梅田ともバチバチいつもやり合ってた仲間なんで。その経緯で声をかけていただいて非常にワクワクします」と語った。続けて、「隣に座ってるオッサン、老害って言うの? すごいスカしてるんでさっきから気に食わないですけど、俺は刺しにいくから。オッサン、聞いてんのか?」と坂口を挑発。

 一方、欠席のHARASHIMAからは「思いきりバチバチやり合えるメンバーでの6人タッグ、単純に楽しみだよ。対戦相手には久しぶりの選手もいるし、全力でガッチリやるよ」とのメッセージが読み上げられた。

 岡谷は「話聞いてるかぎり、坂口さんしか意識してないけど、坂口さんが出るまでもない。俺だけで十分。覚悟しとけ」と怒りでメラメラ。

 坂口は「さっきから黙って聞いてたら、コイツらの思い出話の試合に付き合わされるほど、俺も岡谷もHARASHIMAさんも暇じゃないんだよ。ケツ割った人間2人戻ってきて、いらないでしょ。だったら、吉村オマエ、ベルト持ってるな。俺と岡谷でも、俺とHARASHIMAさんでもいい。そこでやったほうが面白い。こんなカード興味がない。しょうもないカード組みやがって」と不機嫌モード。

 最近のDDTの印象について、奥田は「最近プロレス全然見てないから分からないけど、とりあえず横にいるヤツ、気に食わないから。このカードの意味、そんなの俺も知らねぇけど。スカしてるのがカッコいいと思ってんのか、オッサン。コイツだけなんとか仕留めるから。俺、以前1回シングルやって借りがあるから。そこんとこは忘れてないから」とあくまでも坂口を意識。

 これに対し、坂口が「しつこいのは嫌われるよ。(挑発は)興味ない」と言うや、奥田は「ビビってるだけでしょ。どう考えてもオッサンと俺だぜ」と挑発を続けた。

 会見が終了しようとしたところで、怒りが収まらない奥田がテーブルを蹴り上げると、岡谷もテーブルをひっくり返し、奥田が岡谷に張り手を一閃。吉村と岡谷が小競り合い、坂口は近くにあった酒瓶を持ち出して、殴りかかろうとするが関係者が制止。なんとか大乱闘は回避されたが、一触即発の事態に発展した。

 本来なら、DNA世代軍にとっては再会マッチになるはずだったが、大荒れの6人タッグ戦になるのは避けられない情勢となった。

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