【試合詳細】6・26 アイスリボン後楽園ホール大会 【ICE×∞王座決定戦】安納サオリvs真白優希 【リボンタッグ】まなせゆうな&トトロさつきvs朝陽&松下楓歩 尾崎妹加vs篠瀬ありさ 真琴&星ハム子vsあーみん&神姫楽ミサ

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『雨のち、リボン2022』
日程:2022年6月26日(日)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:563人

▼ICE×∞王座決定トーナメント準決勝 15分1本勝負
○真白優希
10分0秒 グッド・いぶニング
●星いぶき
※真白がトーナメント決勝戦進出

▼ICE×∞王座決定トーナメント準決勝 15分1本勝負
○安納サオリ(フリー)
11分38秒 エビ固め
●本間多恵(フリー)
※安納がトーナメント決勝戦進出

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
[魁!女熟]チェリー(フリー)/●Yappy/キク
10分46秒 首固め
[COLOR‘S]SAKI(フリー)/清水ひかり(フリー)/○櫻井裕子(フリー)

▼しのせ愛梨紗デビュー戦 シングルマッチ 15分1本勝負
○尾﨑妹加(フリー)
8分30秒 アルゼンチン・バックブリーカー
●しのせ愛梨紗

▼タッグマッチ 20分1本勝負
ラム会長(666)/●咲蘭
10分48秒 ブロックバスター・ホールド
雪妃真矢(フリー)/○NATSUMI(超花火)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
真琴(フリー)/○星ハム子
9分15秒 ダイビング・ボディプレス
[KISSmeT PRINCESS]あーみん(フリー)/●神姫楽ミサ(JTO)

▼インターナショナルリボンタッグ選手権試合30分1本勝負
【王者組/BIG☆DEKAI!!!】○まなせゆうな(ガン☆プロ)/トトロさつき
14分17秒 ラリアット→片エビ固め
【挑戦者組/1年9組】朝陽/●松下楓歩
※第56代王者が2度目の防衛に成功

▼ICE×∞王座決定トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負
○安納サオリ(フリー)
15分45秒 タンタンドル
●真白優希
※安納が第34代ICE×∞王者となる

新生・アイスリボン最初のICE×∞王者は安納サオリ!まなせ&トトロが1年9組を制してリボンタッグ王座防衛もハム子&真琴の古株組が挑戦表明!篠瀬三十七の実娘・しのせ愛梨紗が父と同じ後楽園ホールでデビュー!

オープニング


 ロゴも新しくなり、新体制の指針を決めることにもなるであろう今大会。
選手入場式からのオープニングコールは、セミファイナルでリボンタッグ王座に挑戦する1年9組の朝陽&松下が務める。

朝陽「みなさんこんにちは~!本日よりアイスリボンのロゴが新しくなりました!そんな中、本日は1年9組がインターナショナルリボンタッグベルトに挑戦します。今日までピカピカに磨き上げてきてもらったベルトを1年9組が奪いますので、どうぞ最後までよろしくお願いします」
松下「デカいだけじゃなくて、フレッシュで若くてこれからの未来を担ってる私たちが負けるわけがありません。私たちが自信を持って挑戦します。皆さん1年9組の応援よろしくお願いします!」
朝陽「拍手~!それでは、アイスリボン後楽園ホール大会『雨のち、リボン2022』スタート!」

第1試合


 ICE×∞王座決定トーナメントの準決勝1試合目は、いぶきvs真白の生え抜き若手対決。
 真白が握手を求めるもいぶきが手をはたいて拒否しゴング。
 互いにドロップキックをかわしあい、空中でドロップキックの相打ち。いぶきは真白のドロップキックをかわして自爆させ、ヘアホイップからコーナーで顔面踏みつけ。さらにフェイスクラッシャーからキャメルクラッチ式フェイスロックから髪を引っ張って顔を歪め屈辱を与える。
 いぶきはジャーマンを狙うが、真白は足払いからロープに飛んで低空ドロップキック。さらにコーナーに振って串刺しドロップキック、さらにいぶきをコーナーにくくりつけてから場外に降り、リングの下から養生テープを持ち込んでいぶきをロープに固定しようとするもいぶきがテープをビリビリに破いて脱出。
 いぶきが怒りの逆水平チョップを叩き込むと、真白はバタリと倒れ込んでダウン。いぶきはロープに飛ぶが、真白が足払いから低空ドロップキックを見舞い、クロスフェイスから腹固め。いぶきは長時間捕まるもなんとか足を伸ばしてロープブレイク。
 真白は再びいぶきをロープにくくりつけて串刺しドロップキック。もう一発を狙うがいぶきが十字ロープワークで翻弄してドロップキック。いぶきはライトニングスパイラルから変形ダイヤモンドカッター。さらに「終わりだ!」とコーナーに上っていくが、真白が下からひっぱたき、いぶきの両足をトップロープにぐるぐる巻きにして固定。真白は腕を組みながらリング中央であぐらをかいて「あと5分待つ!」と時間切れによるキャリア差勝利を狙うが、いぶきがテープをビリビリに破いて脱出。
 怒りのいぶきは真白の髪を掴んで引き回し逆水平チョップ。真白も腹を決めてエルボーで打ち合っていくも劣勢に。真白はいぶきのランニングエルボーをかわしてドロップキックを見舞いフィッシャーマンの体勢も、振り払ったいぶきがロープに振ってフライングフォアアーム。さらにバックフリップからコーナーに上ってダイビングボディプレスを投下も、真白が下から首固め。いぶきは慌ててキックアウトも、真白が巻き投げからのエビ固め、さらにグッド・いぶニングを切り返してのエビ固め、掟破りのグッド・いぶニングで丸め込んでカウント3。
 2人はリング上でしっかりと抱き合って健闘を称え合い、いぶきが満身創痍の真白に肩を貸しながら退場していった。

<試合後コメント>

星いぶき
「あ~悔しい。だから怖いんですよ、あの子は何しだすかわからないですし。計算ミスでしたね、そこは。まぁでも悔しいですけどアイスリボンの新生同士戦って真白が勝ったので、真白が巻いてほしいなと思います」

――試合後、悔しいけど抱き合ったみたいになりましたけど
「そうですね。ここで突っかかっても負けは負けなので。負けは負けと言われたら負けは負けなので。そこで頑張ってくれたので、これから頑張ってってことでしました」

――準決勝敗退になりまいたけどベルトは狙っていきたい?
「このベルトがなくなることは一生ないので、まぁまだなんだよってことを知らされたと思うので、もっと練習して誰が獲るかわからないですけど、獲った人から自分が獲ってみせたいと思います」

――これからはベルト狙いがテーマ?それとも違うものを見ていますか?
「負けてしまったので、まだまだ次はベルトじゃなくて強い人と当たれたらなと思います。自分には強い人とやべきなんだなって、ちょっと今日改めて思いました」

――これから(強い相手を)見つけられたらなという感じですか?
「絶対に、自分で視察して強い人を見つけていきたいと思います」

第2試合


 ICE×∞王座決定トーナメントの準決勝2試合目は、安納vs本間の元アクトレスガールズ1期生対決。
 握手を求める本間に安納が応じようとしたところで本間が脇固め。安納が慌てて脱出する中でゴングが鳴る。
 互いに互いの攻撃をかわし合う展開から本間が巻投げからの腕固め、さらにアームブリーカーから腕関節を狙うが、安納は下から首をロックし、ブリッジしながらのグラウンドヘッドロック。本間がロープブレイクすると貫通ビッグブートで追撃しようとするが、本間はこれをかわして逆に安納へ貫通ドロップキック。さらにロープに絡めながらの腕固め、ぶら下がり式腕十字と腕関節を徹底破壊。
 本間は低空ドロップキック、体固めから安納がキックアウトした際に上げた腕を取っての脇固めと無駄のないコンボからエルボー合戦へと誘うが、腕のダメージが深い安納は思うように威力を出せず、本間が優勢。ならばと安納は無事な左腕でのエルボーに切り替えて打ち込んでいき、威力が劣る分は手数でカバー。受けきった本間は腕へのコードブレイカーからコーナーに上がっていくが、安納が追いすがって雪崩式フランケンシュタイナー。
 安納はフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドを狙うが、持ち上げられた瞬間に本間が組み付いて胴絞フロントネックロック。そのままグラウンドに引き倒しながらアームロックも加えていくが、安納はこれをぶっこ抜いてフィッシャーマン・バスターからビッグブート、さらにブリッジ式首4の字固めからポテリングもカウントは2。ならばと安納はぶっこ抜きジャーマン・スープレックス・ホールドから引き起こしていくが、本間はお気軽勢いを遣った飛びつき腕十字。安納はなんとかクラッチを間に合わせつつロープに足を伸ばしてブレイク。本間はカサドーラ式エビ固めから入る腕十字から多恵ロック。安納は意地でギブアップを拒否しなんとかロープに辿り着く。
 本間はコーナーに上って「安納起きろーッ!こっちだ!」と絶叫しながらミサイルキックを喉元に突き刺すが、安納は起き上がり際の延髄斬り。2発目をかわした本間が「もらった!」とラ・マヒストラルを狙うが、その瞬間に安納が下からスクールボーイで押さえ込み3カウントを奪った。
 安納は悔しさに泣き崩れる本間に歩み寄り、なにか語りかけてから腕を押さえながら退場していった。

<試合後コメント>

本間多恵
――悔しい結果になりましたが、今のお気持ちはいかがですか??
「トーナメント始まったときからICEx∞のベルトを巻きたくて、でもその想いが足りなかったのかなって。悔しいですね、凄く。ICEx∞のベルトってみんなそれぞれそうかもしれないですけど、私は凄く思い入れがあるベルトで2回挑戦させてもらったんですけど、1度目は鈴季すずのときで、そしてその次が藤本つかさ選手のときで、その時負けてまたリベンジさせていただきたいってことをお2人に伝えたけど、プロレスは生ものだから。そのチャンスが私に巡ってくることはなかったので、もう次はないってことをその選手から獲りたいとか、その選手とやりたいとかも、その一瞬しかない可能性があるってことをわかってて。でもこのトーナメントでそのことを意識して戦ってたけど、同期の安納に負けて悔しいしか言いようがないですけど。∞(インフィニティ)って無限って意味じゃないですか。無限も私の限りある人生の有限にある無限だと思っているので、自分の有限ある人生の中でもっと無限の想いをリングの上でしっかりと出していける選手にならないといけないっていうのを今凄く痛感しています。めちゃくちゃ悔しいです。凄く悔しい。だから私は今日の自分を超えていきたいと思います」

――その先にはまたベルトが見えてきたりするんですか?
「そういう自分になっていけるように邁進していきたいと思います。すみません。あんまり言えなくて、ベルト巻きたかった。でも決勝にも進めてないので。安納は最後言葉をかけてくれましたが私から勝ったのだからチャンピオンになってもらって、時を待って、また1番とかじゃなくて、しっかり自分の中でしっかり落とし込んで安納がチャンピオンになって奪いにいきます」

第3試合


 COLOR’Sと魁!女熟の対抗戦とも呼べる一戦。
 COLOR’Sが握手を求めるも女熟は手をはたいて拒否。怒ったCOLOR’Sが奇襲してゴングが鳴る。
 COLOR’Sn3人はロープワークで翻弄してキクを転ばせ、3人でCOLOR’Sポーズを決めようとするが、チェリー&Yappyがカットし、3人をそれぞれコーナーに振って串刺し攻撃。そして「新生・アイスリボ~ン!」とポーズを決める。
 キクと櫻井の対面となり、キクがドロップキック4連打からラリアットを狙うが、櫻井がかわしてコブラツイストからグラウンドコブラ。さらにロープに飛んでショルダータックルで吹き飛ばし清水にタッチ。
 清水はキクへサッカーボールキックからミドルキック。キクも雄叫びを上げながらローキックの連打で反撃していくとコーナーに控えるSAKIは「すごいな」と感想を漏らす。キクはマシンガンローキックも、清水はアゴ先へのハイキック。すかさずチェリーが救援に入り、2人で清水にサンドイッチドロップキックを見舞い、チェリーがタッチを受ける。
 チェリーは「よくもキクを!」とマウント掌底連打からシスターアビゲイル。さらに串刺し攻撃を狙うが、清水がかわして串刺しジャンピングミドルからサッカーボールキック。先にタッチ。
 SAKI&櫻井がダブルビッグブートからSAKIのスライディングクロスボディ、清水のヒップドロップ、SAKIのスライディングクロスボディが連続で決まり、SAKIが腕と足を持って振り回す変形ジャイアントスイング。SAKIはブレーンバスターを狙うが、チェリーは着地とともにヒザへの低空ドロップキックを見舞い、低空式の飛びつき腕十字。さらにカットに来た清水も上に重ね、SAKIには逆エビ固め、清水にはキャメルクラッチを決める形の同時ジャベ。
 女熟の3人はSAKIにトレイン攻撃を仕掛けるも、SAKIはYappyを盾にしながら上手くかわして3人へ同時のトレイン攻撃。さらにチェリーへリバーススプラッシュからビッグブートを狙うが、チェリーは石黒レフェリーを盾と矛として使い窮地を脱出。しかしSAKIもすぐにカワイルドバスター、チェリーもすぐに起き上がってブリザードスープレックスを見舞い、両者タッチへ。
 櫻井とYappyの対面となると正面からショルダータックルでぶつかり合い、Yappyがショルダースルーから串刺しヒップドロップ、ギロチンドロップと連撃してからラリアットを狙うが、櫻井がかわしてショルダータックル。櫻井はSAKIとのダブルブレーンバスターでYappyを投げきり、清水が櫻井を馬跳びで超えながらのヒップドロップ。櫻井はYappyにドラゴンスリーパーからSkull Endもチェリー&キクがカット。
 チェリー&キクは櫻井にダブル正拳突きからチェリーのバックキック、キクが飛びつき式ネックブリーカーが決まる。カットに来たSAKI&清水にはYappyのダブルアックスボンバー、チェリー&キクの合体熟女でドーン!が炸裂。Yappyに勝負が託される。
 Yappyは旋回式フロントフリップからパンプハンドルスラムを狙うが、持ち上げられた櫻井が首固めで切り返して3カウントを奪った。

第4試合


 愛梨紗が握手を求めると妹加も快く応じ、ゴングが鳴る。
 ロックアップでの押し合いになるも妹加の圧倒的パワーの前に愛梨紗はあっという間に押し込まれてしまう。クリーンブレイクからもう一度組み合うも愛梨紗は一歩も押し込めず、またも押し込まれてしまう。しかし愛梨紗はすぐにリバースし、エルボー連打。
これを受けきった妹加はヘッドロックからショルダータックルを狙うが、愛梨紗もショルダータックルで迎撃。一向に倒れない妹加を前に、愛梨紗はボディスラムを狙うが逆に妹加が軽々とボディスラムで叩きつける。妹加は愛梨紗にヘアホイップからコーナーで顔面を踏みつけていく。
 愛梨紗は妹加に何度も倒されながらもエルボー連打で立ち向かうが、妹加が首投げからキャメルクラッチ。妹加が引き起こすと愛梨紗は「ナメんな!」とエルボーバッドで反撃も、妹加はこれを受けきって逆エビ固め。愛梨紗はなんとかロープを掴む。

 妹加はボディスラムを狙うが、愛梨紗は首固めで切り返し、「ナメんな!」とエルボー連打。妹加の強烈なエルボーを胸に受けても倒れること無く猛連打を続けるが、これを受けきった妹加が串刺しボディスプラッシュからセントーンを発射。これをかわした愛梨紗が十字架固め、スクールボーイ、バックスライドと丸め込みで粘り、ブーメランアタックから全女式体固めもカウントは2。愛梨紗はコーナーに上っていくが、妹加が下から担ぎ上げてアルゼンチン・バックブリーカーを狙う。愛梨紗は回転エビ固めを狙うが妹加は倒れること無く耐え、座り込む形での体固めもカウントは2。妹加はショルダータックルからセントーン。さらにアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げて大きく上下に揺さぶると、愛梨紗は無念のギブアップ。
 妹加は愛梨紗の健闘を称え合て助け起こし、抱擁を交わした後に愛梨紗に肩を貸しながら2人で退場していった。

<試合後コメント>

しのせ愛梨紗
――デビュー戦を終えていかがでしたか
「やっぱり妹加さんが強くて、そんな感じです」

――笑顔が出ていましたが、緊張はありましたか
「緊張はしたんですけど、闘っている中で応援していただいて安心感はありました」

――練習してきたことは出せましたか
「練習したものは出せたと思います」

――今後の展望について
「アイスのトップになりたいです」

――アイスのトップのイメージは
「やっぱり、アイスの看板じゃないですけど、なりたいです」

――今日はお父さんは見に来ていましたか
「いました」

――なんと言われると思いますか
「ダメ出しされそうで怖いです(笑)」

――これでデビューしてプロレスラーとなりましたが、チャンピオンを目指してどう闘っていきたいですか
「まずは勝ちたいですね。初勝利したいです」

――プロレスラーとして初めてのリングは緊張しましたか
「試合前のほうが緊張してて、リング登ったほうがちょっと、うおってなりました」

――目標の選手はいますか
「志田光さんのような、かわいくて、でも強い選手になりたいです」

第5試合


 咲蘭が握手を求めるも雪妃が軽くはたいて拒否。咲蘭が雪妃に蹴りを入れるというヒリついた対面。
 雪妃とラム会長の対面でゴングが鳴ると、ラム会長は「同じユニットなんだよね♪」と中指ではなく指で作ったハートを突き付ける。雪妃も笑顔で「いえーい♪」とハートで返し、2人は触れ合うこと無くタッチ。
 咲蘭とNATSUMIの対面となると、ハートを突き付ける咲蘭に対しNATSUMIは無情なビッグブートからコーナーでの顔面踏みつけ。雪妃にタッチ。
 咲蘭はハートを突きつけ、雪妃がハートで返そうとすると咲蘭が猛烈な足踏み攻撃。さらにラム会長とのトレイン攻撃を決め、「きゅんです♪」とポーズ。怒りの雪妃が膝蹴り連打から咲蘭の顔面をロープにこすりつけ、そのまま両腕をロープにくくりながらのサーフボードストレッチ。ラム会長が「優しくしてあげて!」と叫ぶも雪妃は無情な串刺しニーを叩き込む。咲蘭は折れること無く「きゅんです♪」とハートを突きつけエルボー連打。雪妃はニーリフトからシュミット式バックブリーカー、キャメルクラッチと続けるが、ラム会長がカット。雪妃は咲蘭の背中へのダブルニードロップから「終わらせてやるよ」と逆エビ固めを狙うが、咲蘭は首固めからのアームホイップで一矢報い、ラム会長にタッチ。
 ラム会長は雪妃の蹴り足を取ってドラゴンスクリューからクロスボディ。2発目をキャッチした雪妃がボディスラムで叩きつける。ラム会長は形は崩れながらもヘッドシザースホイップからのエビ固めを決め、619を発射も、これをかわした雪妃がカッキーカッターからの低空ドロップキック、腕十字からプルマ・ブランカを狙うが決まる前にラム会長がロープブレイク。雪妃がNATSUMIにタッチ。
 NATSUMIはラム会長に串刺しドロップキック、正調ドロップキック、スピンキックからブレーンバスターを狙うがラム会長が背面着地してスクールボーイからの低空ドロップキック。咲蘭へタッチ。
 咲蘭はNATSUMIへドロップキック3連打から胸板へのエルボー連打。NATSUMIも「ナメんな!」と強烈なエルボーからロープに飛ぶが、ラム会長がエプロンから一撃入れて妨害し、咲蘭がドロップキック。2人でロープに振るが、NATSUMIはクロスボディで2人まとめてなぎ倒し、咲蘭へ鎌固め。これはラム会長のカットが間に合う。
 雪妃はラム会長に、NATSUMIは咲蘭へのブレーンバスターの競演。NATSUMIがノーザンライト・スープレックス・ホールドを狙うが、咲蘭はスクールボーイ、スモールパッケージから♡さらんらっぷ♡も雪妃がギリギリでカット。咲蘭はコーナーに上ってダイビングクロスボディからロープに飛ぶが、NATSUMIがカウンターのドロップキックを突き刺し、ノーザンライト・スープレックス・ホールド、ブロックバスター・ホールドと連撃して3カウントを奪った。

 雪妃&NATSUMIは笑顔で「きゅんです♪」のポーズを決めて見せ、ラム会長&咲蘭は座礼で返しながら「きゅんです♪」で返した。

第6試合


 KISSぷりのぷりぷりした握手要求に真琴が引き気味に応じようとしたところでKISSぷりが奇襲。2人での串刺しスプラッシュから両脇からハム子の両腕を決め「私たち、KISSmeT PRINCESS♪」とポーズを決めるが、その前に真琴が割り込んでセクシーポーズ。ハム子も「ナメんじゃねーぞプリンセス!」と怒り、真琴と2人でお・し・り・だー!を決める。
 真琴とミサの対面となり、真琴が「どうしたプリンセス!」とロープにくくりつけながらのスタンド式キャメルクラッチから鼻をつまみ上げるというプリンセス相手への狼藉を働き、顔面へのビッグブート、踵落とし、串刺しビッグブート、ダブルニードロップと連撃。さらにダブルアーム・スープレックスを狙うが、ミサが背負投で切り返し串刺しラリアット。真琴はには爪のラリアットをブートで撃ち落とすが、ミサは倒れずドロップキックを見舞いあーみんにタッチ。
 あーみんはミサとのダブルのわー!プレスを決め、カナディアンバックブリーカーを狙うが真琴が暴れて脱出。あーみんはセントーンからコーナーに上りダイビングダブルフットスタンプチョップ。真琴は踵落としからビッグブートを叩き込んで反撃しハム子にタッチ。
 ハム子とあーみんが逆水平チョップで打ち合っていき、あーみんがローリングダブルチョップでこれを制しカナディアンバックブリーカー。カットに来た真琴にはミサがOLAPで動きを止める。あーみんがハム子をコーナーに逆さ吊りにし、2人で串刺しスプラッシュ。さらにあーみんがローリングセントーンからサイドスープレックスを見舞いミサにタッチ。
 ミサはハム子にショルダータックルからエルボードロップ、セントーンを決め、エルボー連打からロープに飛んでラリアット。ハム子もラリアットで迎撃しラリアットのぶつかり合いに。ハム子は「ナメんじゃねーぞ!」とラリアットで吹き飛ばし、真琴とまこハムバーガーを決めてからデスバレーボムを狙うが、あーみんがカットしたパワースラム。さらにあーみんがミサを背負って放つ合体わー!プレス。ミサはハム子をラリアットでなぎ倒し、もう一発を狙うが真琴が飛び込んできてカウンタースピアーからハム子がシャイニング腹ザード。あーみんがギリギリでカット。ハム子はノーザンライト・スープレックス・ホールドからスモウラリアットを発射も、ミサがかわしてラリアット。ハム子も腕を取りながら引き寄せてのショートレンジラリアット。さらに真琴のダブルアーム・スープレックスからハム子のダイビングボディプレスが決まり、これで3カウント。

第7試合


 BIG☆DEKAI!!!と1年9組によるリボンタッグ王座戦。
 両軍それぞれ握手を交わした後に1年9組が奇襲し、2人でドロップキックの編隊飛行もBIG☆DEKAI!!!の2人は倒れず仁王立ち。ならばと1年9組はスピードで撹乱して2人でのドロップキックを決め、松下がまなせにブレーンバスターを狙うも、まなせが強引にぶっこ抜いてボディスラム。トトロが松下を、まなせが朝陽をロープ際で全体重をかけて踏みつける。
 トトロと松下の対面となり、エルボーで反撃する松下に対してトトロはマッスルポーズで余裕を見せる挑発から軽々とボディスラム。まなせにタッチ。
 まなせは松下にスリーパーホールドをかけてスタミナを奪う。松下はエルボー連打からドロップキックを見舞って一矢報い、朝陽にタッチ。
 朝陽はコーナーに飛び乗ってダイビングクロスボディからランニングネックブリーカードロップ。さらに串刺しドロップキックを狙うが、まなせがショルダータックルでカウンター。まなせは串刺しラリアットからブレーンバスターを狙うが、朝陽は首固めで切り返し、回転エビ固め、スクールボーイと丸め込みの連撃。これを返したまなせがエルボードロップからラリアットを発射も、朝陽はスクールボーイで転がしつつのフェイスクラッシャー。さらに朝陽はノーザンライト・スープレックス・ホールドを狙うが、まなせはクラッチを切って朝陽を振り回し、トトロがショルダータックルで横殴りにふっ飛ばしてタッチを受ける。
 トトロは朝陽に串刺しラリアットからセントーン。さらに朝陽のエルボーを受け止めながら重いエルボーで返していく。パワーで勝るトトロに対して朝陽は手数で勝り、側頭部へにダブルハンマーからのヒップドロップを決めて松下にタッチ。
 松下はトトロへダイビングクロスボディからドロップキックの2連打。さらにサッカーボールキックの3連打からPK、朝陽との合体セントーからダブルブレーンバスターを狙うが、トトロが2人まとめてブレーンバスターで叩きつける。トトロは松下にカミカゼを見舞いまなせにタッチ。
 まなせ&トトロは松下にクロスボンバーを見舞い、トトロがまなせを背負う形から「潰れろ~!」とダブルボディプレス。まなせが松下をクロスフェイスに捕らえるも朝陽がドロップキックでカット。松下のサイドバスターに朝陽がドロップキックを合わせる合体技から松下がボディスラムからオクラホマロール、さらに松下のバックスライドに朝陽がジャックナイフを合わせる合体フォールも、トトロがカットしてダブルラリアットで1年9組をなぎ倒す。
 まなせ&トトロは松下に2人での合体パワーボムを叩き込むが、松下は延髄斬りで反撃。まなせへ朝陽の619から松下のミサイルキック、朝陽のミサイルキック、「1年9組!」と叫びながらのダブルブレーンバスターが決まる。松下はまなせを引き起こすが、まなせがヘッドバッドからフルネルソンに捕らえる。松下はこれを回転エビ固めで切り返し、スモールパッケージ、スクールボーイと切り返してドロップキック。まなせは雄叫びを上げながらこれを耐え、ラリアット、引き起こしながらのショートレンジラリアット、たっぷり助走をつけてのラリアットと3連撃を叩き込んで3カウントを奪った。

まなせ「頭が痛い!すごい痛いけど!最後に立っているのは私とトトロさつき。なにか言いたいのか?悔しいのか?でも私は他団体だからこそ勝ち続けないとここに上がれないの。だから絶対負けるわけにはいかなかった。まだやりたいこといっぱいあるからね。そのやりたいことの中にまた2人と闘うことが入ったから、また試合しよ?ダメ?」

 4人で座礼し合い、それぞれ握手を交わしてから1年9組が退場。

まなせ「私はね、まだやりたいことがここにあるの。このアイスリボンのリングからプロレス界、そしてプロレス界の外に向かってこのベルトを知らしめていきたいんだよ。だから私はもっともっとこのベルトをかけて試合がしたいんだ!」

 ここで、青コーナー入場口前で2人並んで座りリボンタッグ戦を見守っていたハム子が真琴を引きずってリングに放り込む。

ハム子「みなさ~んはぁ~い♪デカいって、いいなあ。いいないいな~♪で~っかいっていいな~♪私、行くときは行くって言いましたよね?真琴さん、アイスリボンのベルト、11年ぶりに、私と一緒に巻きませんか?古株の力、見せつけましょう!」
真琴「えっと、私、他にタッグベルトを(一緒に)巻いてる人がいて、そういうDD(※この場合は「浮気」の意)とか八方美人みたいな真似はしたくないんですけど、ハム子さんとだったら話は別!ハム子さん、元アイスリボンの名にかけて!」
ハム子「リボンタッグ、挑戦表明します!」
トトロ「元アイスリボンと元アイスリボン最年長。我々BIG☆DEKAI!!!にふさわしい挑戦者が来ましたね。いいでしょう。その挑戦、受けましょう。場所はもう決めます。私たちBIG☆DEKAI!!!にふさわしい、ビッグでデカい場所。来月7月31日のここ後楽園ホール大会で、インターナショナルリボンタッグ、3度目の防衛戦、やりましょう。よろしくお願いします」

<試合後コメント>

BIG☆DEKAI!!!
トトロ「痛ってー。1年9組、私は未来のアイスリボンと言ったけど。あの子たちは今現役でこのリングをかき回しているね。改めて感じたよ。でもね、私たちも今凄い自信もってベルトをしっかり防衛したし」
まなせ「次も決まったね」
トトロ「そう」
まなせ「やりたいと言ったけど」
トトロ「やっぱりね、私たちBIG☆DEKAI!!!が魅力的、このベルトもさらに魅力的になっているから。挑戦相手もボコボコ沸いてくるんですよ」
まなせ「本当にそうだよ。私はこのアイスリボンのタッグベルトでやりたいことがあるんですよ。もちろんアイスリボンでも防衛戦をしたい。私はガンバレプロレスというところにもいるので、トっちゃんと一緒にガンプロでも防衛戦をしたい。次7月決まったからその後にでもガンプロで防衛戦をしたいし。なんだったらプロレス外にもいきたい」
トトロ「いきたい」
まなせ「私、個人的にはラファーファっていうプラスサイズの雑誌があるんだけど。その雑誌とかはプライサイズのバイブルなんで、そういうとこに出たいから。(記者に向かって)知ってます?言っといてもらっていいですか。BIG☆DEKAI!!!っていうのが出たいって言ってるって。そういうとこにどんどん広めてアイスリボンのインターナショナルのタッグベルトを広めていきたい。私はそう思っています。ありがとう」
トトロ「ありがとう」
まなせ「次も頑張ろう!」
トトロ「星ハム子と真琴、元アイスリボンと元アイスリボン最年長。自分たちで古株って言ってましたね。あいつらは古株やけど、私たちは今株なんじゃ!」
まなせ「そうだ!」
トトロ「今株じゃ。そし星ハム子。星ハム子と試合をするたびに私のラリアットは強くなっていってる。だからハム子、ラリアットで沈めてやるよ。楽しみにしてる。今株のBIG☆DEKAI!!!がいくぞー!」
まなせ「いくぞー!オラ、写真とれー!」

第8試合


 安納と真白によるICE×∞王座決定トーナメント決勝戦。
 安納のセコンドには本間、真白のセコンドにはいぶきと、それぞれに準決勝で闘った友が付く。

 2人しっかり握手を交わしてゴングが鳴ると、真白が「来いよ!」と手4つを求める。安納はその手を払い落として「来いよ」と手4つを求めるというバチバチの雰囲気の立ち上がり。
 ロックアップから真白が押し込んで腕をロープに絡めながらの踏みつけ攻撃。さらにロープに飛ぶが安納がカウンターのビッグブートを顔面に突き刺し、チンロックからロープに振るが真白はエプロンに逃れ、安納にロープを遣ったアームブリーカーを見舞って場外戦へ持ち込む。
 真白は安納を西側客席に連れ込んで「西」のプレートに顔面を叩きつけ、東側客席では安納が「東」のプレートに真白の顔面を叩きつけるという、コロナ前ではよく見られた懐かしい場外乱闘の風景が繰り広げられる。
 真白がよろよろとリングに戻ると、安納はストンピングの猛連打からボディスラム。カバーに入ろうとしたところを真白が下から三角絞めに捕らえるも安納は足を伸ばしてブレイク。真白はロープに腕を絡めてのアームロックからドロップキック。さらにヒザカックンからの低空ドロップキック、さらに「安納!終わりだ!」とマウントを取りながらの目突きを放っていくが、安納は白刃取りして防御。

 2人は「サオリ!」「真白!」と相手の名を叫びながらエルボーで打ち合っていき、安納がフィッシャーマンズ・スープレックスからビッグブート。真白はすぐに起き上がって顔面へのソバットを叩き込み、ダブルダウン。
 両者髪を掴み合いながら起き上がり、真白が顔面への強烈なビンタを見舞ってからコーナーへ上がり「行くぞ!ホワイト!」とダイビングクロスボディから脇固め、三角絞め。安納はこれを持ち上げてバスターし、真白の目突きをレフェリーに誤爆させる。真白はロープに足をかけてのスクールボーイも、レフェリーがギリギリで気付いてカウントを止める。
 真白は顔面へのストンピング連打も、安納はむくりと起き上がって真白の顔面にビンタを叩き込み、ロコモーション式フィッシャーマンズ・スープレックスを狙う。真白は2発目をフロントネックロックからの腕十字、三角絞めと切り返して長時間捕まえるも、安納は足を伸ばしてブレイク。
 真白は震える足をバシバシ叩いて気合を入れ、「終わり!」と叫んでコーナーへ上がり、Shine White in Space(※側転式ボディプレス)を放つもかわされて自爆。安納はブリッジ式首4の字固めからジャーマン・スープレックス・ホールドを狙う。真白はこれを回転エビ固め、十字架固め、スクールボーイ、スクールボーイ、掟破りのポテリングと怒涛の丸め込み攻勢をかけていくが、安納は全てキックアウト。真白はロープに飛ぶが、素早くバックを取った安納が投げっぱなしジャーマン。真白が肩を上げると安納は驚きの表情を浮かべる。
 安納は全力で嫌がる真白をぶっこ抜きジャーマン・スープレックス・ホールドで叩きつけるが、真白は目突きから特盛クラッチもカウントは2。真白はロープに飛ぶが安納はスリングブレイドで迎撃し、タンタンドル(※変形ヘッドハンター)で叩きつけて3カウントを奪った。

安納「あのさあ、真白。決勝戦、目突きとかさ、ヒザカックンとかさ、ロープ使ってフォールとかさ、最高かよ。私はねあなたと試合するの刺激的だし、真白優希の摩訶不思議な世界が好き。闘ってくれてありがとう」

(※安納が真白の頭を撫でると、真白が泣きながら安納の手を握って座礼)

真白「私は決して強くなんかありません。なにも出来ない。だけど、私は真白優希としてのレスラーが誇りだから、真白優希の闘い方であなたに勝ってベルトを取りたかった、私はもっともっと強くなってそのベルトを取りたい。挑戦するんで、まだずっと巻いていてください。ありがとうございました!」

安納「皆さん!優勝しました~!フリーになって、約2年半かな。チャンスもつかめず、結果も出せずにずっといましたが、今日やっとみなさんにベルト姿の私を見せることが出来ました!中には、後輩のなかで私が優勝なんてふざけるなと思う人ももしかしたらいるかもしれません。先輩もいたし、同期もいたし、まあ、ほぼ後輩でしたね。でもね、アイスリボンの選手めっちゃ強い。誰もがアイスリボンを引っ張っていこうって気持ちが伝わるし、それは参戦しててすごく感じます。でも、悔しいよなあ。他団体の、しかもフリーの私がベルト巻いてること。だから、いつでも挑戦しに来て?潰しに来て?待ってます。でも今日は言わせてください!第34代!アイシーユー!クロス……」

(※多方面から「ICE!!」と指摘が入るとともに観衆から笑い混じりのブーイング。安納が苦笑いで四方に頭を下げ、本間が「ベルト返せ~!(笑)」と野次)

安納「第34代!アイ!シー!……イー!×∞王座は私だ~ッ!ちょっと時間も押してるということで、今日参戦してくれた選手の皆さん、リングに上ってください。では、新しいロゴも変わったということなので、新生・アイスリボンを、そして安納サオリをこれからも見ていてください。今日はたくさん大会がある中で応援に来てくださってありがとうございました!それでは、初めて締めます。プロレスでハッピー!アイスリボ~ン!」

<試合後コメント>

安納サオリ
「私が第34代ICU..違う、ICEx∞チャンピオンです」

――ベルトの感触、重みはいかかででしょうか?
「久々ですね。ここ(腰)に何かがあるのって久しぶりだなって思います。嬉しいな。凄い嬉しいです。2年半かなフリーになって。何か結果出したい、何か掴んでいきたと思って行動しても、それが全然掴めずずっと悩んでいて、今回トーナメントがあるって聞いときに出るの悩んだんですけど、これからのアイスリボン、新世代のアイスリボンのためのトーナメントじゃないかなって私は思ったんですけど、そこで遠慮してたらダメだなと思って。これはチャンスだし。それに後輩だけどめちゃくちゃ強いので、アイスリボンじゃない後輩も私は戦ってきてすごい強いと思ったし。でも今日これ(ベルト)巻いてここからですね。ここからチャンピオン安納サオリが始まると思うので、久々に追われるという気持ちを楽しみたいと思います。あとね、真白優希が私は弱い、心が弱いって言ってましたけど全く弱くないですよ、あの子。心が弱い子はこんな目蹴らないですからね。私の大事なポテリングの技、ちょっとなんかよくわからなかったですけど、あんなのしないですからね。心が強くないと出来ないし、あれは真白の武器です。マイクで言ったのも本音だし、私は真白が凄い好きだし、真白との戦うのも好きだし。また挑戦に来るならまた是非と思うし。他の選手も、今回トーナメントで戦ってなかった選手とも私は戦ってこのベルトを守っていきます」

――アイスリボンのトップのベルトを巻いたことで、今後アイスリボンをどうしていきたいですか?
「やっぱり参戦してて感じることって個々のキャラが強いなと感じるんですね。まだだって長くて4年とかになるのかな、なのにあんなにキャラが立っていて、見た目だけでのわかるんですよ。そこは絶対生かしてほしいと私は思うし、そこにプラス向上心だったり闘争心だったり私が1番になりたいと思うような気持ちが浮き出るような、湧き出るような存在でありたいです私は。絶対嫌でしょ所属じゃないフリーの私がベルトを巻いたことめちゃくちゃ悔しいと思いますよ。だからそこに対して何くそって思って、これからはボコボコにやっていだたけたらなって私はその方が燃えるので。追われるの好きなので」

――逆に今日誰も名乗りをあげなかったというのはどうですか?
「ね、私が名前を間違ったからかな」

――トーナメントが終わった直後というのがありますけど、誰か名乗りをあげても良いのかと思いますが
「でもめっちゃみんな見てましたよ。色々リングにいましたけど、同期も含めてみんな私のことめっちゃ睨んでましたよ。良い目してた。たぶんあれは私しか感じてない目だと思うし。とにかく疲れた。こんなに2試合するなんて、まぁするつもりでしたけどね。今日会場に来るまでは。だから出来て、そしてちゃんとベルトを巻くことができて、新しいロゴと共に安納サオリのベルト姿を見せることができて良かったです。みんなも待っててくれたかな私の姿を。これからまた私を見ていってくださいな」

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