「今のまんまでこれから先ずっとやっていってほしい」春輝つくしが12年のプロレス生活を終えアイスリボンの後輩たちにメッセージ!

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 4日、神奈川県・横浜武道館にて『アイスリボン横浜武道館大会II』が開催され、春輝つくしが12年間の選手生活を終えて引退した。

 つくしは2010年に12歳でプロレスデビュー。藤本つかさとのタッグチーム“ドロップキッカーズ”では団体の垣根を超えて活躍し、“飛翔天女”豊田真奈美からジャパニーズ・オーシャン・スープレックス・ホールドも継承するなど女子プロレス界での地位を確立していった。昨年11月についに団体のシングル王座であるICE×∞王者となり「今は胸を張って言えるようになりました。自分がアイスリボンを引っ張っていきます!」と宣言していたが、それからわずか4ヶ月後の3月4日、5月4日の横浜武道館大会を以て引退することを発表した。

 この日、つくしはICE×∞王座戦と引退記念試合の2試合に出場。
 この日を以てリング上から去る藤本とつくしの記念試合が事実上のセミ&メインを独占し、“トリプルメインイベント”と銘打たれつつも団体最高峰の王座戦が事実上のセミ前で行われたことに賛否両論多くの声が寄せられる中ではあったが、対戦相手となったアイスリボンの未来を担う19歳の朝陽が同じ中学生デビューの先輩であるつくしに猛攻。つくしは朝陽の全ての技を受けきり、未来を託すジャパニーズ・オーシャン・スープレックス・ホールドで王座を防衛した。
 つくしはかねてから口にしていた「防衛して最強のつくしのまま引退する」という目標を達成し、朝陽は「試合終わってこんなに笑顔になったのってすっごく久しぶりです。朝陽がいるからアイスリボンは大丈夫だ」と団体を守っていく思いを新たにした。

 メインイベントでは、つくしの引退試合として、春輝つくし&藤本つかさvs高橋奈七永&星ハム子のタッグマッチが実施。
 藤本とは“ドロップキッカーズ”の盟友であり、ハム子はアイスで常につくしの味方で有り続けた母のような存在、そして奈七永はつくしが4歳の頃から憧れ続けている選手と、つくしに縁が深い選手たちが集う試合となった。

 今大会では、マスクを付けた状態であれば大きな声を出しての歓声も許可され、コロナ禍に入ってからは禁止されている会場も多い紙テープの投げ入れも解禁。つくしの最後の入場コール時にはリングはピンク色の紙テープで埋まった。

 試合が始まると、つくしがキッズレスラーだった時代から業界屈指のハードヒッターに成長するまでの歴史を振り返るような多彩な技が飛び出し、藤本との連携攻撃や、奈七永との一歩も引かぬ張り手&エルボー合戦を展開するなど熱戦が続く。
 終盤には藤本のジャパニーズオーシャン・スープレックス・ホールド+つくしのダイビングダブルフットスタンプという強力な合体技がハム子に炸裂するも、ハム子は必死に食い下がり、最後はつくしから継承したハルカゼ(※つくしオリジナルの丸め込み)で3カウントを奪った。

 試合後に行われたつくしの引退セレモニーでは、アイスリボンメンバー一同、高橋奈七永、雪妃真矢&安納サオリ、本間多恵&チェリー&高瀬みゆき、まなせゆうな、JTOから柳川澄樺&神姫楽ミサ、SEAdLINNNGから南月たいよう&中島安里紗&世志琥、COLOR’SからSAKI&清水ひかり&網倉理奈&櫻井裕子、真琴&松澤さん、2AWから進垣リナ、松本浩代&山下りな、超花火からアジャコング&NATSUMI、WAVEを代表してTommyレフェリー、豊田真奈美さんから花束や記念品が贈呈。

 つくしは泣きながら「プロレスが大好きです。その大好きなプロレスを、12年間続けてこれたのも、ここにいるお客さんのおかげでもあるし、アイスリボンのみんなのおかげでもあるし、可愛がってくれてる先輩のおかげでもあります。第二の人生、沢山つまずくことがあるかもしれないけど、この最高な景色を思い出して、笑顔で生きていきたいと思います。12年間、プロレスでハッピーでした!ありがとうございました!」と挨拶し、盟友たちの作る騎馬に乗ってリングサイドを一周。ファンに最後の挨拶をして選手生活を終えた。

 バックステージに戻ったつくしは、どこか吹っ切れた表情で「奈七永さんのファンに戻ります!100歳までプロレスしてください!」と無茶振り。
 場が笑顔に包まれる中、「アイスリボンに、ICE×∞のベルトを巻いて引退するって選手はいなかったと思うので、そういう新しい歴史をアイスリボンに刻めたと思います。返上という形になるので、また新しい物語が生まれると思いますし、自分もリングの外から楽しみに見ていきたいと思います。(アイスリボンは)今が最高だと思うので、2人が抜けたってなにも変わらないから、今の最高のまま、今のまんまでこれから先ずっとやっていってほしいし、自分は『プロレスでハッピー、アイスリボン!』って言葉をなくしたらアイスリボンが終わるときだと思うので、自分もその言葉を叫びにまた会場に行きたいと思います」と後進に思いを託した。

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