4日後に引退を控えた豊田真奈美の後継者が必殺技を先輩に継承!

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 30日、東京都・後楽園ホールにてアイスリボン『春は短し戦え乙女2022』が開催され、春輝つくしが引退前最後の後楽園ホール大会に出場した。

 つくしは2010年に12歳でプロレスデビュー。藤本つかさとのタッグチーム“ドロップキッカーズ”では団体の垣根を超えて活躍し、“飛翔天女”豊田真奈美からジャパニーズ・オーシャン・スープレックス・ホールドも継承するなど女子プロレス界での地位を確立していった。昨年11月についに団体のシングル王座であるICE×∞王者となり「今は胸を張って言えるようになりました。自分がアイスリボンを引っ張っていきます!」と宣言していたが、それからわずか4ヶ月後の3月4日、5月4日の横浜武道館大会を以て引退することを発表した。

この日のメインイベントでは、春輝つくし&星ハム子&安納サオリvs松本浩代&朝陽&梅咲遥の6人タッグマッチが実施。
 これはつくしのラスト後楽園マッチということもあり、つくしが選んだ縁の深い選手たちが集まった試合。記念試合的な側面もありつつ、横浜武道館大会でICE×∞王座を争う朝陽との前哨戦としての一面もある一戦だ。

 試合序盤はコミカルな明るく楽しいプロレスが展開されていくが、中盤に松本とつくしのマッチアップとなると空気が一変。
 つくしが女子プロレス界最強とも噂される強烈なエルボーを叩き込んでいくと、松本は「手加減しろや!」と強烈なビンタで返礼し、つくしの首が吹っ飛ぶかと錯覚するほどの強烈なエルボーで撃ち抜くといったバチバチの打撃戦が展開。つくしの思いのこもった打撃をすべて受けきった松本がラリアットでなぎ倒し、朝陽へつなぐ。
 朝陽が果敢に攻め込んでいくとつくしはラ・マヒストラルやでんでんむしといった巧みな丸め込みで翻弄。しかし、朝陽がキックアウトして顔面にハンマーブローを叩き込み、足を使ったドライバーで頭から突き刺す。すかさず梅咲がキューティースペシャル、松本がロックドロップで叩きつけ、最後は朝陽が新技の変形カンクーン・トルネードを解禁して3カウント奪った。

 試合後、マイクを取った松本は涙ぐみながら「私は、つくしが、つっかが、この後楽園の天井を見るのが最後っていうのが本当に信じられない。つっかより先に、つくしより先にデビューした私がこれを最後だと思いたくないのに、二人が最後なの信じられない。つくしは、誰よりも、アイスリボンの事考えてたよね。5・4、アイスリボン強くなったつくしを、最後まで、見せてください」とつくしに声をかけしっかりと抱きしめる。

 そしてつくしは自身の代名詞的な必殺技であるハルカゼを先輩であるハム子へと継承。
 慣例に則ればプロレスラーの引退時には後輩に技が引き継がれるものだが、ハム子がハルカゼ継承を熱望していたことに加え、最近大減量を経て50kg代のスリムな身体を取り戻していたことからつくしも継承を決定。「ハルカゼを受け継ぐのに条件があります。ハルカゼはこの体型じゃないと出来ない技なんですよ。だから、リバウンドしないって約束ができるんだったらハルカゼ使ってもいいですけど」と語り笑いを誘った。

 なお、朝陽が「つくしさん、ラスト後楽園、負けて終わって、どんな気持ちですか?自分、前哨戦2回全部勝ちましたよ!自分の直ぐ側に今そのベルトがある気がします。5・4、必ず、必ずベルト取ってやります!」と啖呵を切るも、つくしはこれに応えること無く最後に「今日最後の後楽園だから締めたいと思ったけど、いいよ朝陽締めて」とマイクを渡すだけのやり取りにとどまるなど、決戦に向けてピリピリした空気を醸し出した。

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