【会見全文】新日本プロレス1・8横浜アリーナにNOAHが参戦!NOAH選手たちは対抗戦を熱望も新日本選手は余裕のコメント!

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 11月20日、新日本プロレスとプロレスリングNOAHが合同緊急記者会見を開催した。

 新日本プロレスがすでに発表していた1月8日(土)『WRESTLE KINGDOM 16 in 横浜アリーナ』に関する記者会見となるが、まずは新日本プロレス・大張高己社長より挨拶へ。

大張社長「本日は、来年1月8日土曜日に開催の横浜アリーナ大会に関しての発表をさせていただきます。なお今回の会見は日本語でおおくりいたしますのでそのむね少しだけお時間いただいて、海外の皆様へご理解をいただくためのご挨拶をさせていただきます。(英語で説明後)日本の皆様おまたせしました。今回のレッスルキングダムは3大会ございます。1・4,そして1・5、こちらは連続の開催となりますので、いつもご覧いただいている1・4、1・5をご期待いただいているとは思います。ですが、この3つ目の横浜アリーナ大会は一体どうなるんだろうと、楽しみに思われていたと思いますが、この1・8、通常の新日本の興行とは異なるものとなります。先日の50周年施策会見、施策発表会見に起きまして、わたくしの方からお約束頂きました、ドリームマッチの実現第一弾となります。コロナ禍の年半以上になりますでしょうか?他団体の皆様と同じ方向を向いて、規制緩和、そういったことについて各省庁様と対応をさせていただいておりました。その過程で、来年は脱コロナに向けて、このプロレスのチカラで、皆様が夢を持って、元気が出るような、そんな年になるように貢献したいという思いが、このたびNOAHさんと合致を致しました。NOAHさんに、1・8横浜アリーナ大会に参戦いただきます。戦後まもなくから、70年に当たり、人々を勇気づけて、立ち上がる支えになってきたのが日本のプロレスです。今こそ進化の発揮時だと思います。1・8、この二団体が交わることによって発せられるプロレスの力によって、ファンの皆様がコロナ禍から立ち上がるための心の原動力になりたいと思っています。そして、プロレス界は、コロナ禍のずっと前から、様々な形で医療従事者の方々にお世話になってまいりました。ですので今回の大会収益の一部は、日本赤十字様へ寄付をさせていただき、新型コロナ対策を始めとした、命を救う各種活動にお役立ていただきたいと思っています。私からは以上です」

 続いてNOAHを代表して株式会社サイバーファイト・武田有弘取締役より挨拶へ。

武田取締役「本日はお集まりいただきありがとうございます。また、今大会実現に向けてご尽力いただいた皆様には感謝しております。ありがとうございます。今大張社長がおっしゃったことが本大会に関する全てでございます。プロレスのチカラで世の中の閉塞感を打ち破るような大会にしたいと思いますので皆さんよろしくお願いします。以上です」

 配信に関してはABEMA PPVでの配信となり、新日本プロレスワールドとレッスルユニバースは1週間後のディレイ配信となる。

 続いて、会見に出席できなかった選手たちよりコメントムービーが流された。

鷹木信悟「純粋に面白そうだなと。俺はやっぱり常に刺激を求めてるから。そういう、もちろん新日本の中でも様々な刺激もあるけど、外からくる刺激ってやっぱ違うじゃない。俺はウェルカム。ただこれを、ただの交流戦にするか、対抗戦にするかは、はっきり言ってNOAH次第。クオリティは間違いなく新日本のほうが上だろね。そこはしっかり気合い入れてね、NOAHさんの方は、喧嘩売ってきてほしいよね。そしたら俺の魂も燃えて暴れ狂うことができるから、楽しみだよね。(気になる選手は?)俺は二人ぐらい名前がポッと浮かんだけど、一人はちょっと絡んだこともあるけど、やっぱ丸藤正道。もうひとりは中嶋勝彦。同年デビューで、シングルマッチで過去二回やって二回とも負けてるんで、俺としてはリベンジのチャンス狙ってるから」

中嶋勝彦「新日本プロレスとプロレスリングNAOA、対抗戦するんだから、仲良しこよしじゃないよね。言ったって潰しあいみたいなもんでしょ。新日本プロレスは業界NO.1かもしれないけど、NOAHはプロレスNO.1だと思ってるから。(新日本プロレスの印象は?)全然見ないね。誰がチャンピオンなの?(鷹木選手です)あー鷹木選手。やってみたい相手?そうだな、美味しい相手かな。腐ってるものは好きじゃない、不味いものも好きじゃない。俺の口に合うものを、用意してくださいよ新日本プロレスさん」

オカダ・カズチカ「まあ正直何も感じてないですね。そうなんだぐらいにしか思わなかったですし、そんだけ驚異を感じてれば気合を入れなきゃいけないなとか絶対に負けられないなとか思うと思うんですけど、どの選手が活躍してるかもほんと知らないですし、誰がチャンピオンかも知らないですし、オリンピック出てる人たちが近所でやってる高校の話とか知らないでしょ?誰が活躍してるかわからないでしょ?っていうぐらい、僕はそれぐらい差が開いていると思いますし、それぐらい知らないですね。興味がない(苦笑)(2020年の清宮選手の対戦表明に関しては?)せっかく出したならもっと言い続ければよかったのにと思いましたよね。それから言わなくなってしまったじゃないですか?まあ、清宮選手もそこまでの選手なのかなとちょっと残念な感じしましたね。NOAHで活躍してるのかしてないのか知らないですけど、ヤベェ奴が出てきたとはなってないですからね。(武藤選手の入団に関しては?)武藤さん入団してるんですか?素晴らしいレスラーだったんじゃないかなと。だったですよ、過去形です」

武藤敬司「対抗戦?ねぇ、なんかまあまあ、嬉しいですよ。まだ現時点での業界トップは新日本なんだろうなきっと。ただ、俺もプロレス、長いキャリアある中でさ、俺の一つの自慢ていうのはさ、その、世界中のトップと言われる強豪っていうのを、色々やりましたからね。ハルク・ホーガンしかり、リック・フレアーしかりスティングしかり、アントニオ猪木しかり、天龍、長州、ここで俺はオカダっていうの知らないんだよ。一応トップだからな。またオカダとやる機会あったらまだ今わからないけど、また一つ俺のキャリアの中で、こう、俺のあれに一つ加わるからな。ただ、ただ、自信はあるよ、NOAHファンには、武藤敬司NOAH所属で良かったなと思わせる試合はしますよ」

 映像を終えて、清宮海斗が挨拶。

清宮「本日は、お集まりいただきありがとうございます。世の中が、難しい、状況続いている中で、プロレス業界が、世の中の先頭に立っていきます。両団体が、交流戦なのか、対抗戦なのかはわからないですが、この決断をしてくれた新日本プロレスさん、NOAHに、感謝してます。個人的にはやるなら、対抗戦しか無いんじゃないかと。世間、世間で日本のプロレスイコール、新日本プロレス。業界一位の認識になってる。正直俺は、世間の認識にめちゃくちゃムカついてる。リング上は、NOAHのプロレスが一番だと思ってます。新日本プロレスの下だとか、劣ってるとか、そういうものを覆していきたい。俺がオカダ・カズチカとやりたいと言った時、さんざん怒られました。あれから、一年半がたった。俺はやっぱり、レインメーカーとやらせていただきたい。時代がこっちに近づいてきてる、足音が聞こえるんです。まあ見ててください。俺が世界を変えるんで。新日本プロレスには、今まで見たことのない、新しい景色が見えるんじゃないですか?NOAHと対抗戦して残念だった、やってしまったと、新日本プロレスに後悔させてやりますよ」

棚橋「新日本プロレス100年に一人の逸材棚橋弘至です。この話を聞いた時に、選手が燃えてくるだろうなと。ここ何年か、新日本の中の戦いがずっと続いてましたので、選手の実力っていうのはかなり上がっているので、それをね、他団体の選手と戦うことによって、しっかり選手の成長を証明できると。そしてね、ファンの方にとっては、ワクワクするような、状況がね、生まれると思うので、大いに期待してほしいと思います。まだ交流戦か、対抗戦か、まだ決定ではないということなんですけども、これもやるからには、全試合、新日本プロレス対NOAHというのが、選手としての希望ですね。そこでね、しっかり、結果を出したいし、出しますし、新日本プロレスの選手のほうが数が多いので、その対抗戦に誰が、どの選手が名乗りを上げるのかと、1月8日まで時間はあまりないですけども、新日本プロレスの中の『俺が出る。いや俺が出る』というそういう競争も生まれてくるんじゃないかなと思います。とても、楽しみです。ありがとうございました」

――棚橋選手がNOAHで気になっている選手、戦いたい選手は
棚橋「武藤さんと、東京ドームでシングルマッチをおこなったのが2009年。あれから干支が一周りして12年経って、なお、ますます盛んな武藤さんとかね。あとは丸藤選手とは何回か試合してますけども、こう、新日本プロレスね、色んなベルトがあって多くのチャンピオンが居ますけど、僕としては、NOAHを代表するような、看板をしょってる選手と戦いたいと思います」

――選手からは交流戦か対抗戦かわからないということだが
大張社長「私の方からご説明します。まだカード編成については未決定となっております。新日本プロレスの選手、それからNOAHの選手、様々なバックグラウンドがあり、そして因縁もある選手がいるのではないかなと思います。ですから、選手それぞれが、戦いたいのか、組みたいのか、そういったところはですね、選手それぞれの意向を確認して、これから組み上げていきたいと思っています。以上です」

――全何試合になるのか、提供試合はあるのか
大張社長「先程申し上げましたとおり、具体的にカード編成は決まっていません。ですが、通常1団体でやっているときのボリュームは、今回は選手が倍に近くなると思いますから、それ相応のカードのボリュームが必要になってくると思います。まだ決まっていませんが、せっかくなのでこの2団体が交わるものを多くお見せしたいと思います」

 チケットの発売は明日21日よりeプラスにて発売開始になり、ABEMA PPVにて全世界有料配信となる。

 最後に大張社長より英語で説明があり、緊急記者会見は終了した。

『WRESTLE KINGDOM 16 in 横浜アリーナ』
日程:2022年1月8日(土)
開始:17:00
会場:横浜アリーナ
主催:新日本プロレスリング株式会社
後援:tv asahi
協賛:吉野家、はなまる、ローソンエンタテインメント、医療法人オノダクリニック、エムアイカード

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