金具直撃の投げ技で大流血!ジュリアが舞華との盟友対決に破れシンデレラ・トーナメント2回戦敗退

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 14日、東京都・後楽園ホールにてスターダム『CINDERELLA TOURNAMENT 2021(2回戦~準々決勝)』が行われ、ジュリアが大流血の末にトーナメント2回戦で敗退した。
 
 シンデレラ・トーナメントとは2015年からスターダムが毎年春に行っているシングルトーナメントであり、優勝者には栄誉のシンデレラドレスと望む王座への挑戦権が与えられる。昨年までは1DAYトーナメントで行われてきたが、今年は歴代最多の20選手が参戦するということで初の分割開催。
 ルールは1回戦から準決勝までは10分1本勝負、決勝戦は30分1本勝負。通常のプロレスルールに加え、オーバー・ザ・トップロープ(OTR)での失格、時間切れ引き分けの場合は両者失格というルールが追加されて行われる。
 昨年のシンデレラ・トーナメント優勝を果たしたジュリアは連覇を宣言していたが、この日の2回戦では互いにその力を認め合う盟友である舞華が立ちはだかった。


 昨年のタッグリーグでは“Crazy Bloom”のタッグで出場するなど絆の深い2人は互いの手の内を知り尽くしており、序盤は2人同時に全く同じ攻撃を狙うなど互角の攻防を展開。
 終盤になると互いに得意とする雪崩式の攻撃を狙った一進一退の攻防が展開され、舞華が場外に向けての奈落式ブレーンバスターを狙うもジュリアは必死の抵抗。ならばと舞華はエル・ジェネリコのBrainbustaaaaahhhhh!!!!!のようにターンバックルに頭から突き刺す垂直落下式ブレーンバスターを敢行。額から大流血しながらエプロンに落下したジュリアを舞華が蹴落としてOTR勝利を収めた。
 試合後、2人はノーサイドで笑い合い、ジュリアが舞華の腕を掲げて勝利を祝福。舞華もジュリアとグータッチを交わして退場していった。

 バックステージに戻ったジュリアは額を押さえながら「流石舞華だって思った。普通場外にあんなことしようとするか?!ヤバいよ!ぶっ飛んでるよ!」と叫ぶもその表情は笑顔。そして「恐ろしい女だよ。私が言うんだから間違いないよ。舞華ジュリアじゃないとこんなこと出来ないでしょ。またシングルしたい。超楽しかった。絶対優勝しろよ。舞華。女帝だかなんだかになってくれよな。またな!」とトーナメント優勝を舞華に託して去っていった。

 対する舞華は「ジュリアだからこそ、あんな危ない、難易度の高いものを全力で出せた。無謀だと思ったけど、ジュリアだったからこそぶつけることが出来た」と真剣な表情で語り、優勝に向けて「このまま私は女帝ロード、突き進んでやる!」と闘志を燃やした。

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