173cmのグラドル美人王者・上福ゆきが世界王座陥落!「もうすぐバイクの卒検。今後は藤沢の峰不二子になる」
4日、無観客開催された東京女子プロレス後楽園ホール大会にて、上福ゆきの持つインターナショナル・プリンセス王座に乃蒼ヒカリが挑戦した。
上福は“東洋大学ミスコン2013準グランプリ”という経歴を持つ173cmの帰国子女美人グラドルレスラー。
2017年にプロレスデビュー後も様々な雑誌で露出の高いグラドル活動を行い、昨年11月にインターナショナル・プリンセス王者に君臨する。タッグパートナーである桐生真弥、“初代タイガーマスクの秘蔵っ子”舞海魅星、元アクトレスガールズの角田奈穂を相手に王座防衛に成功しているが、本人は「誰もインターナショナルじゃなくね?ガイジンさんと闘うまでは手放したくない」とコロナ禍での防衛ロードに不満を漏らしている。
試合が始まると、アップアップガールズ(プロレス)に所属する現役アイドルながらデスマッチを愛するヒカリが場外戦で上福を痛めつけ、リング下からイスを持ち出しボディスラムを狙う。だが上福はこれを切り返しヒカリをイスに叩き込むと、ヒカリの上にイスを乗せてその上に座りグラビアポーズ。さらにリングから場外のヒカリの顔面にイスを投げつけ「あんなのアイドルじゃない」と罵声を浴びせる。
トドメを狙った上福がコーナーに登るが、ヒカリはエルボーで動きを止めて正面に登ると、雪崩式ブレーンバスターからブリザードスープレックスホールドで逆転の3カウントを奪った。
ベルトを失った上福は「近くでよく見たらあの子カラコンしてなかったんですよ。裸眼で勝負したあの子はちゃんとしたアイドルだなって思いました。ベルト無くなっちゃったけど今後は、今バイクの教習通っててもうすぐ卒検なんですけど、藤沢の峰不二子になって、ド地元の湘南台のバイク乗りでめちゃくちゃ幅きかせてる(全日本プロレスの)諏訪魔さんに負けないぐらいインターナショナルからちょっと視野をめちゃくちゃ絞って藤沢を盛り上げようと思います」と、独特の世界観でヒカリを評価しつつ神奈川県の湘南地方に位置する藤沢市の地域活性化を宣言。
新王者となったヒカリは「正直汐凛セナが卒業した時に私も一緒に辞めようかなって思って色んな人に相談してた。汐凛が乃蒼さんのベルト姿が見たいって言ってくれて戦おうって思って」と、先月団体を卒業したパートナーのセナの言葉を明かす。
今後の防衛ロードに関して聞かれると「私は世界一のデスマッチクイーンになりたいので、インターナショナルのベルトを取ったことはニ歩目かなと思ってる。でもこのベルトはハードコアでもデスマッチでもない、かみーゆさんの色じゃない乃蒼ヒカリの色に染められるようなチャンピオンになりたい」と涙を浮かべながら笑顔を見せた。