コロナ禍の中141日ぶりに復帰しためんたい☆キッドが涙の勝利!「九州ば!日本全国ば!全世界ば!元気にするバイ!」

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 3日、福岡県・アクロス福岡にて九州プロレスが『マンデーナイト・バイ!#2』を開催した。

 九州プロレスは、筑前りょう太が2008年に「九州ば元気にするバイ!」のスローガンを掲げて旗揚げしたご当地プロレス団体。
 活動の場を九州7県に限定した地域密着団体として愛されており、通常の大会を開催するだけではなく、年間で350以上の高齢者施設、障がい者施設、児童養護施設、幼稚園保育園などへ慰問。さらに熊本地震や九州豪雨などの災害後にはチャリティー活動を行い、その収益を寄付している他、コロナ禍に見舞われてからは慰問の代わりにTシャツを販売してその収益を自治体に寄付するなどして地域へ貢献してきた。

 そして九州プロレスは、コロナ禍で中々プロレスを会場に見に来られないファンのために、今年4月より毎月第1月曜日夜に九州プロレス公式YouTubeで無料生配信される『マンデーナイト・バイ!』シリーズをスタート。

 先月の第1回大会は、九州プロレスvsみちのくプロレスの“九州vs東北”の地域対抗戦が行われたが、今回の第2回大会ではスペル・デルフィン率いる大阪軍が襲来し“九州vs大阪”の地域対抗戦が実施。
 第1試合の桜島なおきvsビリーケン・キッドの堅実なシングルマッチで観衆を引き込み、第2試合のばってん×ぶらぶら&野崎広大vsスペル・デルフィン&くいしんぼう仮面の試合で観衆を笑いの渦に包み、第3試合の佐々木日田丸vs冨宅飛駈のUWFルールでのバチバチした試合で観衆に固唾を呑ませるという流れで最高の空気を作った上でメインイベントを迎える。

 メインイベントで行われたのは、めんたい☆キッドの141日ぶりの復帰戦。
 めんたいは、昨年12月に行われた『博多華味鳥杯1DAYトーナメント』の決勝戦にて、試合開始直後に仕掛けた場外トペコンヒーロで左足首脱臼骨折靭帯断裂の重症を負い途中退場。パートナーのアレハンドロが孤軍奮闘するものの、玄海&真霜拳號の実力者タッグには力及ばず敗退した。
 約4ヶ月半の欠場を強いられためんたいだったが、先月の『マンデーナイト・バイ!』にて復帰を宣言し、「あのときから僕のプロレス時間は止まったまま。そろそろ進めないと」と、怪我をした試合と同じ会場&同じカード(めんたい☆キッド&アレハンドロvs玄海&真霜拳號)での復帰戦を要求。これを受けた玄海は「去年の暮れに悔しい思いをしたのはお前だけじゃないんだよ!俺と真霜、アレハンドロもじゃ!万全で来いよ!」と厳しくも愛あるエールとともにこれを了承していた。

 めんたいは試合開始直後からノータッチ・トペ・コンヒーロを見せ、思わず心配の声を上げた観衆へ「痛くな~い!」と左足を叩きながら笑顔で叫び完全復活をアピール。
 固い絆で結ばれためんたい&アレハンドロは巧みなタッグワークで試合を有利に運んでいくが、めんたいがめんたいスプラッシュを狙ったところで真霜が左足に組み付いての雪崩式ドラゴンスクリューを放ったことで潮目が変わる。真霜が得意とする徹底した一転攻めで機動力を削がれためんたいに玄海が雪崩式スタイルズクラッシュや超人拳など強烈な必殺技で猛攻。
 アレハンドロの献身的なサポートで持ち直しためんたいはリバース・フランケンシュタイナーやめんたいスプラッシュ(ファイヤーバード・スプラッシュ)を決めていき、玄海&真霜は焦りからか互いに誤爆を繰り返し険悪なムードに。
 玄海はめんたいにペディグリーを完璧に決めて見せ、勝利を確信しながらフォールに入るが、真霜が押さえていたはずのアレハンドロが脱出してカット。玄海はアレハンドロを取り逃がした真霜に対して怒りを顕にして突き飛ばし、真霜はギロリと玄海を睨みつける。
玄海はめんたいを引き起こして玄界灘を狙うが、めんたいは空中で体勢を入れ替えて組み付き、ウラカン・ラナでフォール。真霜はこれを目視しながらもカットに入る様子はなく、玄海が3カウントを獲られる様子を冷たい目で見下ろした。

 試合後、玄海は真霜に詰め寄っていくが、真霜の答えは決別のハイキック。圧倒的な強さを見せ続けてきた強豪タッグはあっけない解散の様相を呈した。

 復帰戦を勝利で飾っためんたいは、「怪我をしたときは、僕の年齢的なものもあって、『もう引き際なんじゃないかな』とか『もう無理なんじゃないかな』とか『もう引退しか無いのかな』とか、色んなマイナス思考なことが浮かんできました。でも、今、このリングに立って試合ができたのは、家族だったり、九州プロレスのスタッフだったり、治療してくれた病院の皆さんだったり、なによりもこうやってピンクのボードを掲げて応援してくれる皆さんのおかげです!本当にありがとうございました!めんたい☆キッド、皆さんに救ってもらったこのプロレスラー生命、しっかりこのリングで恩返ししていきます!」と涙声で感謝の気持ちを叫び、アレハンドロとのタッグでDRAGON GATEの堀口元気&横須賀ススムに流出している九州プロレスタッグ王座を奪取することを誓った。
 そして最後はめんたいによる「九州ば!日本全国ば!全世界ば!元気にするバイ!」の掛け声で大会を締めた。

 なお、この大会の模様は九州プロレス公式YouTubeチャンネルにてアーカイブ配信されており、現在でも視聴が可能。次回の配信大会『マンデーナイト・バイ!#3』も6月7日に開催される予定だ。
 コロナに負けずプロレスを届け続ける九州プロレスの新たな試みをこれからも見守っていきたい。

<九州プロレス公式チャンネル>
https://www.youtube.com/channel/UCpoDpVFhUGHPWVYqmJ8TBwA

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