でかくて可愛い女子レスラーに憧れる音大卒タレントが公開プロテストに臨むも不合格!

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 5日、埼玉県・レッスル武闘館にて崖のふち女子プロレス『崖っぷち無限列車2021』が開催され、崖のふち女子プロレス初の練習生であるゴールドカレンがプロテスト不合格を通告された。

 崖のふち女子プロレスは、代表である松本都の奇才とも呼べる脳内を具現化するべく存在している団体であり、葛西純などのデスマッチファイターと変わり種のアイドルたちが織りなす唯一無二の世界観で狂信的なファンを次々と生み出している。
 突如出家して『新興宗教崖のふち教』を設立したり、プロレスの試合の中でサイプレス上野やノリ・ダ・ファンキーシビレサスを巻き込んだフリースタイルラップバトルをプロデュースしたり、女子プロレスラーをアイドルユニットとしてプロデュースしてCDデビューさせたり、葛西純とのタッグで呂布カルマとラップバトルで対戦したりと行動力とカリスマ性に溢れた都に惹かれてか、今年1月には崖女に初の練習生であるゴールドカレンが入団を果たした。

 カレンは音大声楽科卒のマルチタレントであり、プロレス以外では歌手、役者、グラビアなど幅広く活動。師匠である都の目の前で「あこがれの選手はスターダムのひめか選手です!」と観衆にアピールする度胸も持ち合わせている。

 この日の試合前にはカレンの公開プロテストが実施。
 カレンは自己紹介を終えると「それでは聞いてください」と山口百恵の『イミテイション・ゴールド』を熱唱するが、都は「不合格!ごめんね、カレンちゃん。あなたの歌にはまだ心がない。だから合格をあげるわけにはいきません。でも、プロレスは負けてからがスタートだから、今日でクビとかにはしないので、是非次回に向けて頑張ってください」とポニーキャニオンからメジャーデビューの経験がある先輩アーティストとして厳しい言葉を与える。
 プロテスト直後の休憩時間には再びリングに飛び込んで「悔しかったので、もう一曲リベンジをさせてください!」と松田聖子の『青い珊瑚礁』を熱唱するも、都は再び「あんたの歌には心がない」と不合格を宣言した。

 メインイベント兼第1試合では、“崖のふち女子プロレスvsぽっちゃり女子プロレス”の団体解散をかけた全面対抗戦が行われ、都が敗北したことにより崖女の解散が決定。
 しかし、ここに株式会社CyberFight代表取締役社長であり崖女のオーナーでもある高木三四郎が現れ、「未来を見据える練習生が出来たんだったら、あなたは代表として責任を取るべきだ!」と叱咤激励。都が「崖のふち女子プロレスを解散するという気持ちを解散する」と考えを改めたことにより団体の解散は無かったことに。カレンの存在が崖女を守った。

 そしてエンディングで再び“でかいは可愛い”をキャッチコピーにするひめかへのあこがれを語ったカレンに対し、都は「崖のふち女子プロレスにいればその団体に行けるチャンスもあるかも知れないから、頑張って!」と愛弟子にエールを送った。

 カレンの熱い想いをSNSを通して知ったひめかは、自身のTwitterにて「憧れの選手が私とな....」と反応。ひめかとカレンがリング上で相まみえることも叶わぬ夢ではないかもしれない。

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