タップルで結婚相手を探す女子プロレスラーが団体解散マッチに敗れ号泣!サイバーエージェントグループのオーナー社長が救いの手!
5日、埼玉県・レッスル武闘館にて崖のふち女子プロレス『崖っぷち無限列車2021』が開催され、崖のふち女子プロレスvsぽっちゃり女子プロレスの団体解散をかけた全面対抗戦が行われた。
崖のふち女子プロレスは、代表である松本都の奇才とも呼べる脳内を具現化するべく存在している団体であり、葛西純などのデスマッチファイターと変わり種のアイドルたちが織りなす唯一無二の世界観で狂信的なファンを次々と生み出している。ついに初の練習生であるゴールドカレンも入団し、団体として順調に成長を続けている。
ぽっちゃり女子プロレスはぽっちゃりした女性をこよなく愛するガンバレ☆プロレスの今成夢人が旗揚げした団体。エースとして君臨するのは、Gカップグラドル葉月ユウナを経て2013年に愛星ゆうなとしてスターダムでプロレスラーデビューし、現在はガン☆プロに所属するまなせゆうな。
両団体は昨年8月の『STREET FIGHT CLUB Produced by 爆破甲子園』にてまなせゆうな&今成夢人vs松本都&クリス・ブルックスのタッグマッチで対抗戦を行っており、その際にはまなせが都を鈴木ダイナミック(変形どどん)で沈めて勝利。
今回も同カードでの対抗戦が組まれたが、都が勝手に団体解散マッチにすることを宣言したため大ごとになってしまった。
都のパートナーであるクリスはハードコア戦や変則マッチもお手の物の歴戦レスラーながら、上記の試合や昨年8月の崖のふち新宿FACE大会で都のクレイジーさを目の当たりにしドン引き。都が団体解散マッチを宣言したのを知ると「団体解散?うれしい!負けるために全力を尽くせ!GKPWからの脱出幸せ過ぎ!」とツイートするなど都にとって四面楚歌の状態での大会開催を迎えた。
試合開始前の団体歌斉唱パートで都が歌い負けたため崖女の解散が決定。都が怒り狂ったため仕切り直して試合が開始されるが、クリスがまなせと手4つで組んだ瞬間に手の激痛を訴えてギブアップし再び崖女の解散が決定と前途多難な立ち上がり。
都がクリスの在留カードを人質にとったことでクリスは本気で戦い始め、特殊ルールによって試合中に行われる各種競技(『両国式相撲マッチ初日』『両国式相撲マッチ千秋楽』『崖のふち式フリースタイルラップ対決』『崖のふち式ファミコン対決』『崖のふち式笑い取り対決』『崖のふち式ボクシング対決』『崖のふち式木曽フラッグ対決』)が白熱し両団体とも互角の勝負を展開。
試合中に「しあわせになりたい!結婚したい!」と夢を叫んだ都がまなせとともに、サイバーエージェント社の全然いかがわしくないマッチングアプリ『タップル』を始めてより多くの“いいかも”を集める勝負を開始したり、リングアナ(翔太)と一般人(澤宗紀)が紛れ込んで急遽6人タッグマッチが開始されたり、プラボックスに詰め込まれた都がテーブルで作られたカタパルトから射出されて瀕死の重傷を負ったりと混沌とした光景が広がりつつも、終盤には場外ダイブでのテーブルクラッシュなど激しいプロレスも展開。最後はまなせがイスを積み重ねた上に都を鈴木ダイナミック(変形どどん)で叩きつけて勝利を決めた。
ついに崖女の解散が決まり、都は悲しみに暮れて号泣しながらも現実を受け入れて別れの挨拶。
しかしここにサイバーエージェントグループの株式会社CyberFight代表取締役社長であり崖女のオーナーでもある高木三四郎が現れ、「僕、あなたと8年前に闘ったときに『やっぱりプロレス団体は未来を見せなきゃダメなんですよ』って言ったじゃないですか。未来を見据える練習生が出来たんだったら、あなたは代表として責任を取るべきだ!現実から逃げちゃダメなんだよ!マッチングアプリで年齢25歳でごまかして登録してさ!そんなのさ!現実から逃げてるだけだろう!未来を託せる人物が出てきてるんだったらあなたは代表として最後までこの崖のふち女子プロレスをやるべきだ!」と熱い説得。
これを受けた都は「崖のふち女子プロレスを解散するという気持ちを解散する」と決め、崖女の継続を宣言した。