グレート-O-カーンが東京ドーム決戦を控える棚橋弘至のヒザを破壊して支配!「奴らは家畜だ!余の靴をメス豚のようにベロベロと舐めてキレイにしてもらう!」

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 21日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『Road to TOKYO DOME』が行われ、グレート-O-カーンがオカダ・カズチカ&棚橋弘至を支配し、愚民へ勅語を発した。

 ウィル・オスプレイとそのガールフレンドであるスターダムのビー・プレストリー、そして凱旋帰国したグレート-O-カーンの3人で結成され、ジェフ・コブも加わった“THE EMPIRE”は今シリーズで4人揃い踏み。
 すべての始まりであるオスプレイとオカダ・カズチカの因縁は日を追うごとに激化し、1・4東京ドーム大会での決戦を前に過熱。さらに同じく1・4で棚橋弘至とのシングルマッチが決まっているオーカーンも敵意を剥き出しにしている。

 この日はダブル前哨戦としてオカダ・カズチカ&棚橋弘至&本間朋晃vsウィル・オスプレイ&グレート-O-カーン&ジェフ・コブの6人タッグマッチが実施。
 オカダとオスプレイ、オーカーンと棚橋と互いに意識し合う相手にぶつかっていく展開に。オカダは珍しく感情むき出しで雄叫びを上げながらの打撃でオスプレイに攻め込み、棚橋も足を狙われることを逆手に取った返し技でオーカーンに対抗。さらに本間の中こけしを2人がカタパルトとなって発射する合体攻撃も繰り出していく。
 しかし両組の対決に視線が集まる中でコブがその存在感を発揮。自身を相手取る本間に対して圧倒的なパワーで圧倒し、本間の打撃はすべて正面から受け止めた上で強烈な一発でなぎ倒す強さを誇示。そして、1・5東京ドーム大会で鷹木信悟の持つNEVER無差別級王座に挑戦が決まっているコブは鷹木を意識してか龍魂ラリアットを繰り出してからのツアー・オブ・ジ・アイランドで本間から3カウントを奪った。

 試合終了を告げるゴングが鳴り響く中、オーカーンは棚橋をリングに放り込むとパイプ椅子で何度も棚橋のヒザを殴打。さらに棚橋を心配して駆け寄ったオカダの後頭部へオスプレイがヒドゥンブレイドを叩き込み、オーカーンが「ひれ伏せ愚民どもっ!オカダ・カズチカ、棚橋弘至、本間はTHE EMPIREが支配した!この光景は1月4日もまた起きる。こやつらは帝国にとって家畜だ!ウィル・オスプレイ、ビー・プレストリー、ジェフ・コブ、グレート-O-カーン!THE EMPIREの力だァッ!」と演説してリング上を支配。そしてオスプレイとビーはオカダを踏みつけながら熱いキスを交わした。

 バックステージに戻ったオーカーンは「オイ、恐い棚橋先輩。一つ、アドバイスを送ってやるよ。過去を払拭することで時代を切り拓いたはずの貴様が、今一番、過去にとらわれてるんじゃねぇか?過去の自分が亡霊になってんだよ。言ってる意味、自分が一番よく分かってんだろ?つまんねぇ男になったな。戦う前から結果は決まってるよ。もういいよ、貴様は。戦う準備よりも、キレイに歯磨きをしておけ。1月4日は『愛してます』とささやくそのお口で、余の靴を、メス豚のようにベロベロと舐めてキレイにしてもらうんだからな!」と勅語を残す。

 そしてオスプレイは「THE EMPIREが新日本マットを乗っ取り、古い伝統を片っ端から潰してやる。俺たちがもっと輝く新時代にみんなを連れて行ってやるよ。かつて棚橋がこう言ってただろ、"ATTACK FOR THE NEXT GENERATION(次世代のために戦う)"って。俺たちTHE EMPIREがその”次世代”だ。お前たちの大好きな棚橋とオカダをリングで大の字にしてやったぞ。俺は現在世界最高のレスラーだ。過去には“ジ・エアリアル・アサシン”と呼ばれていたが、そろそろ新しいニックネームが必要だな……」と不敵に笑い、ビーとともに去っていった。

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