【会見全文】スターダムが横浜武道館大会に向けて記者会見を実施!新日本の真壁刀義が大会アンバサダーに就任!岩谷麻優が初の自伝発売を発表!TCSが解散の危機も小波が不穏な笑み?!

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 1日、神奈川県・横浜武道館にてスターダムが『STARDOM YOKOHAMA CINDERELLA 2020』についての記者会見を行った。


 まずは中野たむが登場し、大会タイトルや日程などの概要を読み上げ、チケットの価格や購入の仕方などをアナウンス。そしてたむがエグゼクティブプロデューサーのロッシー小川を呼び込んだ。

ロッシー小川「本日はお集まりいただきましてありがとうございます。スターダム真夏のビッグマッチ、『STARDOM YOKOHAMA CINDERELLA 2020』。2日間に渡る横浜武道館での熱闘を行いますので皆様お楽しみにしていてください。スターダムでは今、若い選手がどんどん台頭している時期ですので、そういう成長も見てくれるとありがたいと思います。この2日間で濃厚なスターダムを味わってください」

 そして、たむによって決定対戦カードが発表。

『STARDOM YOKOHAMA CINDERELLA 2020/Day1』
日程:2020年8月22日(土)
開始:15:00
会場:神奈川県・横浜武道館

▼タッグマッチ 15分1本勝負
[STARS]羽南/星野唯月
vs
妃南/吏南

▼シングルマッチ 15分1本勝負
[Queens Quest]AZM
vs
[STARS]飯田沙耶

▼TCSvs大江戸隊 6人タッグマッチ 20分1本勝負
[TOKYO CYBER SQUAD]ジャングル叫女/小波/DEATH山さん。
vs
[大江戸隊]刀羅ナツコ/鹿島沙希/夏すみれ(フリー)

▼『YOKOHAMA CINDERELLA』スペシャル6人タッグマッチ 20分1本勝負
中野たむ/スターライト・キッド/里歩(AEW)
vs
下田美馬(CMLL)/まなせゆうな(フリー)/スーパー・ストロング・スターダムマシン

▼QQvsDDM スペシャルシングルマッチ 20分1本勝負
[Queens Quest]林下詩美
vs
[ドンナ・デル・モンド]ひめか

▼フューチャー・オブ・スターダム選手権試合 15分1本勝負
【王者/ドンナ・デル・モンド】舞華
vs
【挑戦者/Queens Quest】上谷沙弥

▼QQvsDDM スペシャルシングルマッチ 20分1本勝負
[Queens Quest]渡辺桃
vs
[ドンナ・デル・モンド]ジュリア

▼ワールド・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
【王者/STARS】岩谷麻優
vs
【挑戦者/ドンナ・デル・モンド】朱里(MAKAI)

『STARDOM YOKOHAMA CINDERELLA 2020/Day2』
日程:2020年8月23日(日)
開始:15:00
会場:神奈川県・横浜武道館

▼5WAYバトル 15分1本勝負
[STARS]羽南
vs
[TOKYO CYBER SQUAD]DEATH山さん。
vs
[TOKYO CYBER SQUAD]ルアカ
vs
[TOKYO CYBER SQUAD]吏南
vs
[Queens Quest]妃南

▼シングルマッチ 15分1本勝負
[STARS]飯田沙耶
vs
[STARS]星野唯月

▼シングルマッチ 15分1本勝負
里歩
vs
[大江戸隊]夏すみれ(フリー)

▼TCSvs大江戸隊タッグマッチ 20分1本勝負
[TOKYO CYBER SQUAD]ジャングル叫女/小波
vs
[大江戸隊]刀羅ナツコ/鹿島沙希

▼スペシャルシングルマッチ 20分1本勝負
[STARS]岩谷麻優
vs
[Queens Quest]渡辺桃

▼ハイスピード選手権試合 30分1本勝負
【王者/Queens Quest】AZM
vs
【挑戦者/STARS】スターライト・キッド

▼ゴッデス・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
【王者/Queens Quest】林下詩美/上谷沙弥
vs
【ドンナ・デル・モンド】舞華/ひめか

▼ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
【王者/ドンナ・デル・モンド】ジュリア
vs
【挑戦者/STARS】中野たむ

 そして、超スペシャルゲストとして新日本プロレスの“スイーツ真壁”こと神奈川県出身の真壁刀義が登場。真壁が今大会のアンバサダーに就任したことが発表される。


真壁「(たむが拍手で迎える)拍手が足りねえだろこの野郎オイ(周囲も拍手)そう、それだよ!おう、よろしくなあ!真壁刀義だ。っつうことだ。最高だな。進めて?」
たむ「スターダム横浜大会にしゅうねっ、就任された、まかび、真壁刀義選手!」
真壁「(ズッコケるリアクションを取ってから)2回噛んだからな?(笑)」
たむ「一言コメントをお願いします!(笑)」

真壁「はいはい。えーとですね、ここ神奈川はこの俺様の地元なんだよ。だからここでスゲェテンション上げて、スゲェ試合をしてもらいたいですね。分かってんなテメェらオイ!そうそう。もっと来ねえと俺ノんねえから!(周囲が拍手)分かる?そういうこと!スターダム、すごいねえ、期待してっから。ここだぜ?こけら落としだろ?最高のもの期待してっから。以上です!」

 そして、今大会に出場する選手たちが登場。
 まずは“スターダムの正規軍”としてSTARSの面々が登場。

 まずは飯田沙耶がマイクを取る。

飯田「STARSの飯田沙耶です!1日目はハイスピードチャンピオンであるAZMと、2日目が同じユニットである唯月と。どちらもシングルマッチで自分は闘います。1日目、AZM。ここで自分が勝てばハイスピードチャンピオン、なれちゃうんじゃないかなってことで、頑張ります。2日目、唯月。ずっと練習生の頃から見てきて……正直……あの、ね(飯田が涙で声を詰まらせると、星野も泣き始める)。活動を終えてしまうってことが、結構自分でも悔しいと思いますけど……。すみません。自分に今まで頑張ってきたことをぶつけてきてほしいし、自分もぶつけたいと思います。そして、真壁さん!真壁さん、暴走キングコング、自分、STARSのクイーン・キングとして……あっ!クイーンコングとして!」
真壁「んまあ、キングコングでいいだろう(笑)」
飯田「同じゴリラとして頑張ります!見ててください!」
(一同吹き出す)
岩谷「同じゴリラて(笑)」
真壁「同じゴリラって、基本俺、なんかな……んまあいいや。進めてください(笑)」

 飯田がしんみりとした空気を吹き飛ばしたところで星野にマイクが渡る。

星野「先日、7月26日、後楽園ホール大会にて選手活動の終了を発表させていただきましたSTARSの星野唯月です。今回、1日目は、今大会の復帰となる羽南さんと組んで、吏南&妃南と闘います。相手はQueens QuestとTCSでユニットがバラバラなので、ここはSTARSの2人で組んで、頑張って勝ちたいと思います。2日目は飯田さんとのシングルにになります。この試合は、自分でもすごく、さっき飯田さんがおっしゃってくれたとおり、飯田さんとは練習生のときからずっとお世話になってきて、誰よりも多分一緒に練習もさせていただいた先輩だと思っているので、全てをぶつけて勝ちを取りに行きたいと思います。この横浜武道館大会が、私の首都圏最後の試合となります。よろしくお願い致します!」
(星野がキッドにマイクを渡そうとすると、キッドがなにかを星野に促す)
星野「……真壁さん、えっと、私今大会で最後になってしまうので、是非応援の方よろしくお願い致します!」
真壁「やっぱリング上って、選手それぞれの生き様とかが出るんで、最後ほんといい試合になると思うんで、期待してます。頑張って!」

 続いて、スターライト・キッドがマイクを取る。

キッド「スターライト・キッドです!この度、1日目が里歩さんと、たむちゃんと一緒に組んで、相手には初遭遇であるまなせゆうな選手、下田美馬選手、そしてスーパーストロングスターダムマシン選手、という謎の方が1名いらっしゃるんですけど、下田選手とスターダムマシン選手は1度バトルロイヤルで対戦したことがあります。でもそのときは全然戦えなかったので、今回がっちり戦えるのが楽しみです!そして2日目!やっとAZMとのシングルマッチが組まれました!そして今回ハイスピードのベルトがかかっているということで、本当に楽しみで仕方ないです!先にハイスピードのベルトをAZMに取られてしまって、ホントに悔しくて、ホントに色々考え込んだりしました。でも、また巡ってきたチャンス、ホントに今回こそは必ず自分のものにしたいと思います。そしてAZMとは、多分2018年の札幌大会、フューチャー・オブ・スターダムの防衛戦ぶりのシングルマッチです。2人が成長した姿のシングルマッチを是非楽しみにしていてください!よろしくお願いします!……真壁さん!今回AZMとのシングルマッチが2年ぶりに組まれたので、ハイスピードの闘いを期待して見てください!お願いします!」
真壁「期待してます!頑張ってください!」

 続いて、中野たむにマイクが渡る。

たむ「宇宙の皆さん、こんにちは!宇宙一かわいいアイドルレスラーの中野たむです!よろしくお願いします!1日目はSTARSで組んで、横浜武道館から宇宙のみんなにキラキラのしあわせパワーをお届けします!そして2日目は、前回のワンダー・オブ・スターダム選手権試合から1週間ちょうど経ったところなんですけど、第1人目の挑戦者として名乗りを上げさせていただきました。ここで負けてしまったらメチャクチャかっこ悪いと思いますけど、どんなにカッコ悪くても醜くても、ジュリアのことは宇宙の果てまで追いかけますと決めたので、ジュリアからなからず白いベルトを奪ってやりたいと思っています。そして素っ裸の中野たむで白いベルトを巻きます!みなさん応援よろしくお願いします!……あっ、真壁選手!私、前回シングルのベルトのトーナメントで決勝で敗退して、次また1人目の挑戦者として挑戦するんですけど、宇宙一身が引き締まる活を入れていただけませんか?」
真壁「とにかくですね、あの、まあ、負けることはかならずあると思います。そのあと勝てばいいんです。最後に勝てばそれが勝利だと思いますんで、頑張ってください」

 続いて岩谷麻優にマイクが渡る。

岩谷「みなさーん!こんばんは!スターダムのアイコン・岩谷麻優です!今回1日目が朱里選手との赤いベルトのタイトルマッチ、で、メイン。横浜武道館でメイン。とても緊張しますし、まああとで調印式があると思うので、赤いベルトに関してはあとで喋ります。2日目は桃とスペシャルシングルマッチってことになってるんですけど、桃はずっと赤いベルトを狙ってきている選手であるので、2日目は自分、ちょっと1日目に持っているのか持っていないのかわからない状況ではあるんですけど、まあシングルマッチが決まっているからには存分に闘いたいと思います。……えっと、真壁さん、一言お願いします!」
真壁「俺ぇ?ここで俺?すごい難しいけどさあ、競い合う仲間がいるから素晴らしい試合になると思うので、お互いに引かずに頑張ってもらいたいです」

 STARSの面々が退場すると、今度はQueens Questのメンバーが登場。

上谷沙弥「第18代ゴッデス・オブ・スターダムチャンピオン、Queens Questの上谷沙弥です!1日目はフューチャーへの挑戦。2日目はこのゴッデスのベルトの防衛戦になりました。どちらも必ず良い結果を残していきたいと思っています。誰がなんと言おうと私が未来のスターダムであり、これからは私の時代なので。横浜武道館という最高の舞台で最高の試合をしたいと思います」

林下詩美「ゴッデス・オブ・スターダム、チャンピオンの林下詩美です。2日目にこのゴッデスのベルトの防衛戦があるんですけど、相手はスターダムに入ったばかりでスターダムの未来を語っている2人なんですけど、スターダムの未来は私と上谷で作っていこうと思っているので、あの2人にはこのベルトは譲らないですし、未来のスターダムを作っているのは私たちだと思っています」

AZM「第19代ハイスピードチャンピオンのAZMです。今回は初防衛戦なんですけど、キッドとは勝ち負け以上の闘いができると思っているので、近い未来にトップに立つ2人の試合を楽しみにしていてください」

渡辺桃「Queens Questリーダーの渡辺桃です。1日目は白いベルトの王者のジュリアなんですけど、白いベルトには私はもう全く興味がないので、ジュリアにも全く興味がありません。そして2日目ですね、大事なのは。2日目は岩谷麻優ということで。私は5☆STARもあるのでまだいいかなと思っていたんですけど、会社が期待してくれているカードだと私は思っているので、そこでキッチリ見せて、まあ1日目に岩谷麻優が防衛したら私が挑戦でもいいのかなと思っております。そして真壁さん!私も同じ神奈川県相模原市出身なので!」
真壁「マジで?!」
桃「はい!」
真壁「地元トークでごめんなさいね」
桃「地元です!相模原です!」
真壁「それだけで僕は親近感わきましたね」
桃「ありがとうございます!では、QQのことを是非応援してください!」

 桃は真壁にもQQのポーズを取るようお願いし、一緒に指でQの字を作ってから退場していった。

 続いて、TOKYO CYBER SQUADのジャングル叫女、小波が登場。

小波「TCSの女寝業師、小波です。横浜大会、横浜は私にとってすごく思い出深い場所です。なぜなら、去年、ユニット対抗1DAYトーナメント、TOKYO CYBER SQUAD優勝。そしてゴッデス・オブ・スターダム防衛。それが横浜だったんですよ。しかし、それは過去の話です。ここ横浜武道館という新しい場所で、新しいスターダムを見せたいと思います」

ジャングル叫女「TCSのジャングル叫女です。もう色々と後がないと思っています。今はただただ、結果がほしいです。個人としても、ユニットとしても。勝ちたい。結果を求めていきます」

 そして、続いてドンナ・デル・モンドの所属3人が登場。

ひめか「ドンナ・デル・モンドのひめかです。自分は1日目、林下詩美とシングルマッチ。こんな早くにね、一騎打ちできるとは思っていなかったんですけど、大きい身体同士じゃないと出来ない試合を皆さんにお見せして、しっかり私が勝ちたいと思います。2日目、ゴッデスに挑戦。舞華と挑戦します。もっちろん私たちが勝つでしょう。あの2人は今のうちに、(ベルトを)たっくさん抱いて寝といてください」

舞華「21日、キーキーうるせえチンパンジーには興味がありません。もっとぶっとんだチンパンジーと闘いたいなあ。それで23日、林下詩美を私が倒して、ドンナ・デル・モンドにゴッデスのベルトを持ち帰ってやる」

ジュリア「ジュリアのことが好きで好きでたまらない諸君!こんにちは。私のカードは初日の方が、渡辺桃とのシングルマッチということで、ここは、まあまあ。サクサクっと勝って。次の日ですね、中野たむと、このベルトの防衛戦が決まっておりました。次の中野たむは、1人の気持ち、1人の心で、素っ裸の中野たむと、本当の意味での1vs1、楽しみにしています。中野たむをたっぷりと味わった上で防衛します。(真壁へ向き直って)あの、うちの舞華がどうしても真壁さんに聞きたいことがあって」

舞華「真壁選手、私はマッチョがとても好きなんですが、この中で誰が一番好みのタイプですか?」
真壁「いやいやいや、こういうの俺言えないでしょ(笑)」
舞華「ストップ!……その答えは、『STARDOM YOKOHAMA CINDERELLA 2020』でお聞かせください」
真壁「分かりました!(笑)」

 そして最後に大江戸隊の3人が登場。

夏すみれ「この横浜武道館で、私はですねー、里歩とのシングルマッチが決まっておりますが、もうね、あの女に興味無いのあたし。もう、里歩とは、前回の名古屋大会でしぃっかり里歩の顔面にブロンコをぶち込んでおりますので、もう興味無いと言うか、あたし、一回ヤった女に興味ないんだよね。それなのにあの女はしつこいわ!あたしのブロンコの味が忘れられなかったのかなんか知らないけどぉ?こんな横浜まで追いかけてきてホンットしつこい!もうね、あたしは里歩の顔面にブロンコぶち込んで、あたしは“世界を股にかける女”になったの!なので、申し訳無いけど、興味ない女とのシングルマッチは……申し訳無いけど、惰性ですかね、惰性。まあ本来だったら、せっかくの横浜武道館2DAYSですよ。こんなステキな会場で試合ができるんだったら、本当は真壁さんの顔面にブロンコをぶち込みたいなあ~って思ってるんですけど。でもごめんなさい真壁さん!真壁さんにヤっちゃうとあたしの男性ファンたちがちょっと怒っちゃうんで、ごめんなさいね。ヤキモチ妬いちゃうからっ♪(真壁が頷きながら苦笑)まあそんな感じですかね、今回の横浜武道館。申し訳無いけど2DAYS、こうやって大舞台組んでもらってますけど、私は里歩とのシングルマッチ、申し訳無いけど惰性で挑みます。以上です!」

鹿島沙希「横浜2連戦ねえ?どっちともTCS?なんかアイツら最近不穏な空気が漂ってんじゃねえのかなあ?なあナツコどう思う?」

刀羅ナツコ
「あのさあ、大江戸隊はもう……ある日いきなり今までのリーダー失って、正直TCSはおんなじ状況だと思うのよ。でもさあ、TCSってさあ、覇気もねえし、試合もクソつまんなくなったし。なんだ、こないだのゴッデス。最後仲間割れして負けるってなにあれ。もうこんなんだったら、無くても変わんねえんじゃねえの?TCSって」
夏「それなー」
ナツコ「でさあ、考えたんだけどさ、この横浜2日間とも大江戸隊とTCSの試合なわけよ。なんもなきゃつまんないじゃん?だから、TCS、負けたら解散しろよ!文句ねえよなあ?」
夏「あははっ♪いいねいいね~」

 ここに叫女が腕を組みながら怒りの表情で入ってくると、ナツコにマイクを要求。しかしナツコは手渡すこと無く乱暴に机にマイクを置き、あざ笑いながら鹿島&夏とともに引き上げていく。
叫女は「勝手に決めんなよ!決めていいわけない!」とナツコの背中に向けて叫ぶと、小波が叫女の手からマイクを無理矢理もぎ取る。

小波「いいじゃん。やろう。ジャングル、勝てば、勝てば、勝てばいい。いやいや、大丈夫。勝てばいいから。やろう。ジャングル。やろう。大丈夫。やろう。これ。大丈夫。勝てばいいから」
叫女「……おかしいじゃん」

 妙に自信満々に去っていく小波を追いかけて叫女も不満げに退席。

 続いて、たむが下田美馬から届いたメッセージを読み上げる。

下田美馬(代読)「2度目のスターダム参戦、今回はバトルロイヤルではなく、通常の6人タッグマッチということで、全開以上に楽しみに致しております。8月5日にキャリア丸33年を迎えますが、キャリアにあぐらをかかず、スターダムの中で存在感を出せるように思い切り楽しみたいと思っていますので、皆様ご期待ください」

 続いて、たむに呼び込まれてまなせゆうなが登場。
まなせは2013年にスターダム5期生として入門し、2015年にはスターダムを退団してBeginningに所属し、アクトレスガールズの旗揚げから参加。その後はフリーとしての東京女子プロレスへレギュラー参戦してきたが、その活動に一区切りをつけ、今月26日にガンバレ☆プロレスへの所属を発表していた。

まなせゆうな「DDTグループ、ガンバレ☆プロレス所属のまなせゆうなです。はじめましての方も多いと思いますが、久しぶりの方ももしかしたらいるのかもしれません。私は2013年にスターダム5期生として入門させていただきました。翌年の1月に宝城カイリ選手、現カイリ・セイン選手のダイビング・エルボードロップでプロレスラー人生をはじめました。約7年間、時が過ぎました。この7年、色んなことがありました。私は最近まで東京女子プロレスを主戦場にしていて、ついこの間、東京女子プロレスのみんなに『最後にもう一度走り抜きたい』と伝え、みんなに見送っていただき、今ここにいます。東京女子プロレスを離れてから、『私はここからしっかりしないと』と思っていたときに、ロッシー小川Pからッ連絡をいただきました。すごく嬉しかったです!だって、こんな大きなところをまとめているロッシーPが!でも、私からしたらそのPはパパの“パ”……パじゃねえ。パパのPです!ロッシー小川さんは私のプロレス界の父!ロッシーPです!私は7年前にロッシーPからこの……(まなせが掲げたジャージから何かが落ちる)ゴミ入ってました、ごめんなさい。ロッシーPからこのジャージを受け取りました!これは私がプロレスラーである証だと思っています!7年経った今もオークションにも出さず、ずーっと持ってました!それは私がこのスターダムというこの場所を、始まりの場所だし、大切な場所だとずーっと思っていたから!オークションにも出しませんでした!今日こうして、スターダムのリングに上がれるということは、とても緊張していますし、とてもうれしくもあります。これは、ロッシーPがくれたきっかけに過ぎないと思っています。このきっかけをチャンスに変えて、横浜武道館がこけら落としをするように、私の最終章も……いや、新章をこけら落としたいと思いますので、是非皆さん見ていてください。そしてたむちゃん!対戦相手にいる。久しぶりに会います、実はそうなんです。だから私は今、たむちゃんがすごく勢いに乗っているのもずっと見ていますので、試合できるのをホント楽しみにしています。ので!皆さん絶対22日……22日?」
たむ「はい」
まなせ「ありがとう。絶対22日、ここ横浜武道館に来てください!(真壁に向き直って)あっ、まなせゆうなです。ご挨拶、すみません、ずっと喋っちゃいました。まなせゆうなっていいます。私、おっきいことがカッコいいと思っていて、(真壁に向けて)カッコいいです!」
真壁「ありがとうございます」
まなせ「私は、この大きくなったおっぱい!心!身体!すべてを使って、このスターダムを盛り上げたいと思うし、これからも頑張りたいと思うので、これからもよろしくお願いします!ありがとうございました!」

 そして、記者会見は一旦区切りを打ち、調印式に移行。

 まずは22日で行われるフューチャー・オブ・スターダム選手権に出場する舞華と上谷沙弥が登場。調印を終えた2人は記念撮影を行った。


 続けて、同じく22日のメインイベントで行われるワールド・オブ・スターダム選手権試合の調印式が実施。挑戦者の朱里は舞台出演のため欠席となり、王者・岩谷のみの登場となった。

岩谷「はい!さっきも言ったんですけど、皆さん改めまして、こんばんは!初日、1日目。朱里選手と防衛戦が決まったんですけど、今まで戦った中で一番シンプル強いんじゃないかなって。打撃、ホンモノの選手。ちょっと不安はあります。メチャクチャ不安です。まあ1日目もあるし、2日目もあるし、1日目ボロボロになって、2日目を迎えられるのかっていう不安もあるし、ホントに強敵だなっていう風に思いました。でも、自分はこのベルトを、簡単に取れたものじゃないから、簡単に渡すことも出来ないし、今回の戦いは……怖いです。怖いけど、最後にこのベルトを持って、興行を締めるのは自分だと思っております。今日は朱里選手が来ていないということで、対戦相手がいないと喋りづらいんですよね、ホントに。挑発も出来ないし、相手の言葉を聞くことも出来ないし、何喋っていいのかわからないって思って。で、この前、『7月中にとある重大発表をします』っていう風に言ってて、最近1文字ツイートっていうのを始めたんですね。匂わせ的に。それを今日!発表したいと思いまぁ~す!この度、岩谷麻優、初の自伝が出ることになりました!じゃじゃん!(パネルをオープンするが上下逆さまであり、岩谷はなかったことにしてもう一度やり直す)……じゃじゃん!タイトルですね!『引きこもりでポンコツだった私が女子プロレスのアイコンになるまで』!ということで!なんと!なんとなんとなんと!今からAmazonで……あっ、言っちゃっていいの?Amazonて。Amazonにて予約開始できています!今出来てます!ちょっとキッド、形態持ってきてもらっていいかな?ありがとう!1文字ツイートでちゃんと完結しようと思ったんですけど、全ッ然間に合わなかったです。始めるタイミングがおそすぎて。会見には関係ないし、すっごいダラダラなっちゃうけど、自分にとってすごい大きいことで、これは1年半くらい前に企画が上がってて、コロナの影響とかで延期延期になって、ようやく発売できることになりました!今日Amazonで予約販売が出来ます!発売日はちょっとわかんないですけど、是非皆さん……今からちょっとツイートしますね。(岩谷がパネルを机に置くと、たむが歩み寄ってパネルを掲げる)」
たむ「ここね、電波無いんですよ。麻優さん。だからツイートできないです、残念ながら」
岩谷「電波がなかった!」
たむ「終わったあとに……」
岩谷「あっ!出来た出来た!」
たむ「皆さん、チェケラ」
岩谷「今ツイートしたんですけど、Amazonのリンク貼ってあります。貼ってありますので、このツイートから飛んで、是非ご購入をよろしくお願いします!そしてなんとAmazon限定でこの本買ってくださった方にステッカーが付いてくるので、お楽しみにしていてください。内容もすごい濃い内容なので、読み応えがあると思います。このタイトル通り、引きこもりがどうやってここまで来たのかっていうのが見れると思います。小川さんも本出したことあるんですよね?(笑)まあ小川さんの本の売上も抜かして、いっぱいたくさんの方に呼んでもらえたらいいなと思います。ありがとうございましたぁ~!」

 写真撮影の後、岩谷が再びマイクを取る。

岩谷「あの、ひとこと言い忘れたんですけど、この表紙に赤いベルトを巻いた写真が使われているんですよ。だから、発売日……横浜でこのベルトを落とさないようにしたいと思います!応援よろしくお願いします!ありがとうございました!」


 そして、23日に行われるハイスピード選手権試合に出場するAZMとスターライト・キッドが登壇し、調印式を実施した。
 続いて、同日行われるゴッデス・オブ・スターダム選手権試合に出場する林下詩美&上谷沙弥、舞華&ひめかが登壇し、調印式を実施した。

 そして最後に同日行われるワンダー・オブ・スターダム選手権試合に出場するジュリアと中野たむが登壇し、調印式を実施した。

 最後に、スターライト・キッドと真壁刀義が登場。


キッド「皆さんこんにちは!スターライト・キッドで~す!この度、『STARDOM YOKOHAMA CINDERELLA 2020』開催記念Tシャツが完成しました!」
たむ「かわいい!カッコかわいい!」
真壁「カッコいいねえ!」
キッド「ですよね?!ロゴが真ん中にドーンと入っていて、超オシャレに出来上がりました!前回5☆STAR GP 2020の大会記念Tシャツをご紹介したんですが、なんとですね、そちらTシャツ、秒で売り切れてしまいまして……」
真壁「すごいねえ」
キッド「すぐ結構無くなってたんで、今回もホントに売り切れ必至でございます」
真壁「やばいねえ。急いで買わないとまじーんじゃねーのこれぇ?」
たむ「まずいですねえ」
キッド「まずいですよ皆さん!要チェックです!そこで、スターダム横浜大会のアンバサダーまかぶぇ……真壁刀義選手!」
真壁「今噛んだでしょ(笑)」
キッド「すみません!すみませんすみません!緊張してます(笑)このTシャツ、どうですか?」
真壁「ホントにさ、カッコいいよね。女の子でも着れるし、男性も着れるじゃん。カッコいいよ。いいねえ」
キッド「いつものスターダムと違った感じに出来上がっていると思うんですよ私は」
真壁「全然着れちゃうね」
たむ「真壁選手も似合いそうです。ちょうどその鎖の間からシンデレラが出るってことですよね?」
真壁「じゃあ次回着てきます」
たむ「えーっ!ホントですか!楽しみ!」
キッド「楽しみ!」

 そしてキッドがTシャツ値段やサイズの案内を行い、今年の『Bikininng』の発売を発表すると、真壁が食い気味に反応。「そんなサプライズ今言っていいの?最高だねえ!それ!」と嬉しそうに反応した。
 さらにキッドがアクリルスタンドの受注生産の開始を案内し、会見は終了した。

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