NOAHとDDTが新会社CyberFightに経営統合!「ウィズコロナ・アフターコロナの時代にプロレスビジネスのオンライン化を促進する」

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 7月27日、渋谷のAbema TowersにてプロレスリングNOAHとDDTプロレスリングによる合同会見が行われた。

 株式会社DDTプロレスリング、ノア・グローバルエンタテインメント株式会社、株式会社DDTフーズの3社が経営統合し、プロレス事業会社として株式会社CyberFightが設立される事になった。
 CyberFightの社長にはNOAH&DDTの社長である高木三四郎がスライドして就任し、副社長に丸藤正道と彰人が、取締役にはCyberグループの山内隆裕氏と前NOAH代表の武田有弘氏が就任することとなった。
 会見には高木三四郎(DDT&NOAH)、武田有弘(NOAH)、丸藤正道(NOAH)、潮崎豪(NOAH)、中嶋勝彦(NOAH)、秋山準(DDT)、彰人(DDT)、遠藤哲哉(DDT)、クリス・ブルックス(フリー)、大家健(ガンバレ☆プロレス)、坂崎ユカ(東京女子プロレス)が出席。

高木社長は「新型コロナウイルスの感染拡大により両社とも大きなダメージを受けることとなってしまいましたが、この時期だからこそ自分たちなりにプロレスの火を消さないために今日まで走り続けてきました。現状を乗り越えてウィズコロナ、アフターコロナの時代にしっかりアクセルを踏み込んでいくためにも、3本の矢の教えの通り、三社が結束することで時代の変化に対応できるより強固な経営基盤をつくり上げてまいります。今後各団体は事業部という形で運営してまいります。NOAH事業部、DDT事業部といった事業部事に切磋琢磨してまいります。なお新会社の役員人事以外に、現場の体勢やリング上につきましては一切変更はございませんので、ファンの皆さまにはご安心くださいますようよろしくお願いします。株式会社CyberFightはサイバーエージェントグループの一員としてグループシナジーを最大限活用し、動画配信サービス、レッスルユニバースや通販サイトを拡充させ、プロレスビジネスのオンライン化を促進してまいります。また、将来的には東京ドーム大会の開催実現を目指していきたいと思っております。目標はプロレス業界NO.1です。新日本プロレスを追い抜き、プロレス界の組織図を必ずや塗り替える事をお約束し報告の結びとさせていただきます。まことにありがとうございました」と報告。

 副社長に就任した彰人は「DDTフーズでお客様の声を直に聞けるぶん、お客様の声や若い選手のアイディアをしっかり会社に伝えて橋渡し的な役割を務めることができればなと思っております」と、丸藤は「このコロナという状況が生まれた中でネガティブなものよりもポジティブなものを全面に打ち出していって、やはりファンの人たちの中には色々思う方いると思うんですけど、僕たちプロレスリングNOAHというものは一切変わりませんし、今後も本物のプロレスをしっかり引き続き見せていきたいと思います。それによってこの会社が僕たちをさらに引き上げ、DDTさんを引き上げ、プロレス界NO.1に必ず行けると信じています」と意気込みを語った。

 基本的な興行面では変化はなさそうだが、これにより所属&フリー定期参戦選手含めて100人近い規模のプロレスカンパニーが誕生したことになる。打倒新日本プロレスに向けて、コロナ禍での業界再編が目に見えて動き始めた。

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