【試合詳細】7・3 新日本プロレス無観客試合 オカダ・カズチカvs高橋ヒロム SANADAvsEVIL 後藤洋央紀&石井智宏&SHOvs内藤哲也&鷹木信悟&BUSHI 棚橋弘至&飯伏幸太&永田裕志&ゲイブリエル・キッドvsタイチ&ザック・セイバーJr.&鈴木みのる&エル・デスペラード

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『NJPW WORLD Special NEW JAPAN CUP 2020』
日程:2020年7月2日(木)
開始:19:00
会場:非公開
観衆:無観客試合

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
棚橋弘至/飯伏幸太/永田裕志/●ゲイブリエル・キッド
12分14秒 ピンチェ・ロコ
[鈴木軍]タイチ/ザック・セイバーJr./鈴木みのる(パンクラスMISSION)/○エル・デスペラード

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[CHAOS]後藤洋央紀/石井智宏/○SHO
13分16秒 ショックアロー→片エビ固め
[L.I.J]内藤哲也/鷹木信悟/●BUSHI

▼「NEW JAPAN CUP 2020」準決勝戦 時間無制限1本勝負
[L.I.J]○“キング・オブ・ダークネス”EVIL
20分13秒 EVIL→片エビ固め
[L.I.J]●SANADA
※EVILが「NEW JAPAN CUP 2020」決勝戦進出

▼「NEW JAPAN CUP 2020」準決勝戦 時間無制限1本勝負
[CHAOS]○オカダ・カズチカ
27分0秒 レフリーストップ
[L.I.J]●高橋ヒロム
※オカダが「NEW JAPAN CUP 2020」決勝戦進出

NJC決勝戦はオカダvsEVILに決定!ヒロムがジュニア王者の意地を見せるもオカダに惜敗!EVILが手段を選ばず盟友SANADAを撃破!SHOが鷹木のNEVERへ挑戦表明!

第1試合


 棚橋とタイチの対面でゴングが鳴ると、闘志むき出しの棚橋に対してタイチはニヤニヤと笑いながら余裕の態度。ロックアップからタイチがロープまで押し込むとエプロンからザックが棚橋を攻撃。すかさず飯伏が入ってきてタイチをカットし、棚橋と飯伏でダブルのバックエルボーから棚橋がエルボードロップ、飯伏が旋回式ボディプレス。棚橋が飯伏にタッチしようとすると、タイチはどこからともなく取り出したリングのタッチロープで棚橋の首を締め上げ、身動きが取れない棚橋の足へザックがドラゴンスクリュー。そのまま全員入り乱れての場外戦となる。
 リング上でみのると棚橋の対面となると、みのるは棚橋の古傷のヒザを痛めつけヒザへのエルボースタンプやトゥーホールドで絞り上げながらデスペラードにタッチ。
 デスペラードは逆片エビ固めに入るが、ゲイブがこれをカット。デスペラードは棚橋のヒザへのボディプレスで追撃してからザックにタッチ。
 ザックが棚橋をニーロックで捕らえる中、タイチはIWGPタッグのベルトを2本リング内に持ち込んで見せつけると怒りの飯伏が突っ込んでくるが、これはタイチが排除し、ザックのニーロックにみのるがアームバーを合わせる合体関節技。さらにザックはミドルキック、エルボー、ヒザへのガットショットと連撃していくが、ツイスト・アンド・シャウトで切り返した棚橋が飯伏にタッチ。
 飯伏はフランケンシュタイナーからハイキック、コンビネーションキックからのミドルキック、さらにその場飛びムーンサルトプレスも、着弾した瞬間にザックが下から捕らえて三角絞め。これはゲイブがカット。ザックは飯伏の腕へのオーバーヘッドキック、卍固めと捕らえるも飯伏はこれをぶっこ抜いて人でなしドライバーの体勢へ。ザックがこれを抜け出すと飯伏はオーバーヘッドキックも、ザックは空中で足をキャッチしてアンクルロック。飯伏は素早い前転でこれを抜け出すとハイキックを側頭部へクリーンヒットさせる。両者大の字となり、タッチへ。
 試合権利がみのると永田に移ると、エルボーの打ち合いから永田がミドルキック連打で制し、串刺しブートを放つがみのるは串刺しエルボー連打から串刺しビッグブートでお返しし、再び足を止めてのエルボー合戦。これを制した永田がエクスプロイダーを狙うも、みのるはこれをフロントネックロックで切り返し、そのままゴッチ式パイルドライバーの体勢も、これを切り返した永田がエクスプロイダー。ゲイブにタッチ。
 ゲイブはエルボー連打で攻め込んでいくも、みのるは被弾しながらもどんどん前に進み出てゲイブをコーナーまで追い込んでいく。そして張り手一発でゲイブをダウンさせてデスペラードにタッチ。
 ゲイブはデスペラードにショルダータックル、みのるにドロップキックと見舞って雄叫び。さらにデスペラードへブレーンバスターを狙うが、デスペラードが抵抗するとドロップキックからボストンクラブ。これをタイチがカットすると全員入り乱れての乱戦となり、場外に逃れた鈴木軍へ棚橋&飯伏がプランチャの競演。試合を託されたゲイブはロープに飛ぶが、デスペラードはカウンターでロコ・モノを顎先に叩き込むとすかさずピンチェ・ロコで3カウント。
 試合後も鈴木軍の攻撃は続き、タイチが2本のベルトを飯伏へ放り投げて「欲しいんだろ?挑戦してやるから拾えよ」と挑発。セコンドの上村、辻が必死に押し留めたものの飯伏はこれを振り払って突っ込み、バックステージへとなだれ込んでいった。

<試合後コメント>
鈴木みのる
「何だテメー、コノヤロー! 永田よ、まだ殴られ足りないのかコノヤロー! おい、永田! 活き返したつもりでいるんじゃねーよ。お前はもう虫の息なんだ。トドメ誰に刺されたい? オカダか、内藤か? それとも鈴木みのるか? ぶち殺すぞ、ハーッ!」

タイチ&エル・デスペラード
※タイチ、ザック、デスペラードが階上の飯伏、棚橋らを挑発しながら、バックステージに雪崩れこんでくる。
タイチ「殺してやるよ来いよテメー!」
デスペラード「バーカバーカ」
タイチ「ブッ殺してやる! オイ!」
※ここで飯伏が飛び込み、続いて棚橋も飛び込んで激しい大乱闘! そのまま大声を出しながら、控室へ。

ゲイブリエル・キッド
「(咳き込みながら)オイ! オイ……! 息が上がってる。でもこんなに生きてるって感じられたのは本当に久しぶりだ。プロレスラー、それが俺の職業であり人生だ。新型ウイルスのせいで4ヶ月リングに上がれなかった分、今日は最高の気分だ! デスペラード、4年前におまえがWCPWのゲストとしてイギリスに来たことを今でも鮮明に覚えてる。鈴木も一緒だった。俺も同じ大会に出ていた。鈴木とデスペラードはスパーリングの練習していた。デスペラードは鈴木からもの凄いキックを受け、立ち上がるのも精一杯だった。当時19歳だった俺はスズキに近づいて『スズキさん、ボクにキャッチレスリングを教えてくれませんか?』って頼んだ。そして30分間休みなしで指導を受けた。俺は何度も何度もギブアップさせられて、気付いたら気を失っていた。練習の後「大事なのは心の強さだ」と彼に教言われた。それからずっとその言葉を胸に刻み続け俺はここまでやってきた。その2年後、俺はLA道場に入った。加入当初は113kgだったが、そこから27kg落とした。こうして俺たちはまた同じリングに立っている。4年前の弱いままの俺だと見くびっていたか?お前はキングでも何でもない。その証拠にベルトも王冠も持ち合わせていない。鈴木軍、まとめて全員倒してやる。デスペラード、お前は新日本のジュニアはレベルが高いといつも言ってるな。なら俺たちで証明してやろうぜ。最初の標的はお前だ。待ってろよ! (日本語で)イジョー!」

第2試合


 SHOと鷹木の対面でゴングが鳴ると、ロックアップからショルダータックルでの意地の張り合いとなり、SHOがこれに打ち勝つとサッカーボールキックからエルボーを連打しながら自軍コーナーに押し込んで石井にタッチ。
 石井は逆水平チョップを連打していくと鷹木もエルボーで反撃。両者打ち合っていくが、鷹木がSHOへ気を取られた瞬間に石井のショルダータックルが炸裂。さらに石井がロープに飛ぶと、内藤が飛び込んできてヒザへの低空ドロップキックを見舞い、BUSHIも即座に低空ドロップキックで追撃。
 内藤と石井の対面となると、内藤がナックルを連打していきBUSHIにタッチ。
 BUSHIはTシャツを脱いで石井の首を締め上げていくと、石井もこれを奪い取ってやり返すが、内藤がすかさずカットしタッチを受ける。
 内藤はネックロックからリバースDDT式バックブリーカー、さらに突っ込んでいくが石井はパワースラムでカウンター。後藤にタッチ。
 後藤はエルボー連打から串刺しラリアット、バックドロップと畳み掛け、さらに牛殺しを狙うも内藤がこれを抜け出してロープへ走りバックエルボーから低空ドロップキック。さらに内藤は串刺し攻撃を狙っていくが、後藤がカウンターのショルダータックル。さらにブレーンバスターを狙うが、内藤が背面着地するとBUSHIが飛び込んできて回転エビ固め、それに合わせた内藤の低空ドロップキックが着弾。両者タッチ。
 SHOと鷹木の対面となると両者正面からラリアットで打ち合っていき、鷹木が追走ニーからのブレーンバスター、スライディングラリアットを放つもSHOがこれを回避。SHOはスピアーをキャッチされるもぶっこ抜いてブレーンバスターで叩きつける。両者エルボーで打ち合っていき、両者串刺しラリアットの打ち合い、さらにSHOが正調ラリアットを狙うが鷹木はこれをラリアットで撃ち落としてバックドロップ。SHOもロコモーション式ジャーマンスープレックスを放っていき、鷹木もラリアットで対抗もSHOはジャンピングニーでカウンター。それでも鷹木は怯まずラリアットを叩き込んでBUSHIにタッチ。
 BUSHIは延髄斬り、低空ドロップキック、DDTと連撃するも、ここで石井が飛び込んできてヘッドバッドを連打。BUSHIは石井を場外に放り出すとライトニングスパイラルを狙うが、SHOは振り払ってニーリフト。ここでL.I.Jの3人が突っ込んできてトレイン攻撃を見舞い、BUSHIがバッククラッカー。そしてエムエックスの体勢も、SHOがこれをかわすと後藤がBUSHIにラリアット、内藤が後藤へ低空ドロップキック、石井が内藤をブレーンバスター、鷹木が石井をショルダータックル、鷹木がナックルもSHOはラリアットでなぎ倒す。鷹木は即座に起き上がってパンピングボンバー。BUSHIは旋回式コードブレイカーを狙うが、SHOが着地してカウンターのラリアット。最後はパワーブリーカー、ショックアローと畳み掛けて3カウント。
 SHOは倒れ伏す鷹木にNEVER無差別級のベルトを掲げて弓を引き、「もう一度、これをかけてやりましょう!」と挑戦を表明。

<試合後コメント>
内藤哲也
「『NEW JAPAN CUP』、負けた者同士、随分熱いな。いや、いいじゃない。負けたかもしれない。でも、自分からテーマを見つけているあたりね、そういう姿勢、俺は好きだよ。だからいいと思うしね。それにしても鷹木はモテモテだな。俺はこのあと行われる『NEW JAPAN CUP』優勝者を待つのみ。俺の予想通り、EVILvsヒロムの優勝決定戦になるのかな? 皆様、一緒に放送を見て楽しもうぜ。カブロン!」

鷹木信悟
「(脇腹を押さえながらひざまずき)ああ……チクショウ……あの野郎! やりやがったな、クソッ! トーナメントの1回戦の負けに続き、大恥かいたぜ、SHO! おい、答えは出たな! 答えは出たな! やるのか、やらねえのか、少なくとも俺は決めたぞ。おい、新日本プロレス! どこでもかまわん! 俺とSHOのシングルマッチ組んでくれ。ただのシングルじゃねえ! あいつがこの前、全てを懸けて俺の前に立った。だったら、俺も全て懸けようじゃねえか! 俺の現状の全ては(NEVER無差別級のベルトを掲げて)これだよ! これしかねえよ! これを懸けて、NEVERのタイトルマッチやってやるぞ。クソゥ! あの野郎! どこでもかまわねえからな。新日本、必ず組めよ」

SHO
「今の気持ちを率直に、率直に、簡単に、誰にでもわかりやすく伝える。鷹木信悟! 俺にそのNEVERのベルト、挑戦させろ。1回勝ったぐらいじゃ立場は変わんねえって? じゃあ、もう一度、そのベルトを懸けてお前を倒してやる。いや、これから何度でもお前を俺は倒してやるぞ。NEVERで生まれた俺は、必ずNEVERのベルトを獲ってやる」

マスター・ワト登場


 試合後、今シーズンから度々スクリーンで紹介されていた謎の選手がリングに登場。
 その正体は、2018年1月の後楽園ホール大会出場を最後にメキシコCMLLへ修行に旅立っていた川人拓来こと“マスター・ワト”

ワト「プロレス界のグランドマスター、新日本プロレスの頂点を取りに行きます」

 ワトがポーズを決めているところへ背後からDOUKIが鉄パイプで襲撃。DOUKIはワトのガウンを引き剥がすと鉄パイプで顔面を殴打。ワトは凱旋帰国のお披露目ながらもセコンドの方を借りながらの退場という形となってしまった。

第3試合


 NJC準決勝という舞台で“イビサナ”のタッグパートナー対決が実現。両者は過去に2度G1 CLIMAXで対戦しているが、その戦績は1勝1敗と互角。
 ゴングが鳴るとじっくりとした視殺戦を展開し、SANADAが握手を求めるもEVILの答えはガットショット。ロープワークの応酬からSANADAが軽やかに腕を取っていくとEVILは場外にエスケープし、SANADAがプランチャのフェイントからリングへ宙返りして戻り、ロープを上げてEVILをリング内にいざなう。
 EVILはSANADAに応えてリングに戻るも、即座にラリアットで場外に叩き出して鉄柵攻撃。さらにリングの下からイスを取り出してSANADAの首にくくりつけながら鉄柱に叩きつける。さらにリングに戻してSANADAの髪の毛を掴んで引き倒し、顔面にヒジを押し付けるサミングからチンロック。さらにロープへ飛ぶが、SANADAはカウンターの低空ドロップキックでEVILのヒザを打ち抜いて一矢報いる。
 SANADAはエルボー連打からさらにヒザへの低空ドロップキック、フランケンシュタイナーで場外に放り捨ててからのプランチャ。リングに戻してバックドロップを狙うが、EVILはサミングでこれを外すとレフリーにSANADAの足を持たせた上でSANADAへトラースキック。さらにSANADAの足をコーナーに引っ掛けて後頭部へのラリアット、断崖式フットスタンプと畳み掛け、フィッシャーマンズスープレックスを狙うも、SANADAがEVILの足をロープに引っ掛けてマジックスクリュー。さらに追撃を狙ってロープへ飛ぶが、EVILはレフリーを引っ掴んでSANADAへ突き飛ばし、SANADAが足を止めたところで組み付き、レフリーを巻き込んでの一人マジックキラー。
 両者書面からのエルボーの打ち合いとなり、ロープワークで翻弄したEVILがラリアットを叩き込んでダークネスフォールズ。さらにSANADAの首を掻っ切るポーズを決めてからEVILを狙っていくが、SANADAはこれを切り返してドロップキックからタイガースプレックスホールドと普段は開けない引き出しも開けていく。さらにドラゴンスリーパーからSkull Endを狙うが、このタイミングでEVILが丸め込みを狙い、SANADAがこれを読んでロープへ飛ぶもEVILがカウンターのラリアット。EVILがEVILを狙うとSANADAも掟破りのEVILを狙う素振りを見せるが不発。そしてSANADAがコーナー駆け上がり式でドラゴンスリーパーに入ろうとしたところでEVILがSANADAをバックドロップの形で頭頂部から突き刺す。
 EVILがラリアットを狙うと、SANADAはオコーナーブリッジのフェイントからドラゴンスリーパー。そのままSkull Endで絞り上げてからラウンディングボディプレスを投下も、EVILは剣山でカウンター。
 SANADAは歯を食いしばりながら立ち上がってEVILに突っ込んでいくが、EVILがこれをかわしてSANADAの突進をレフリーに誤爆させるとレフリーが昏倒した隙にローブロー。EVILはリングの下からイスを持ち出すと、1脚をSANADAの首に引っ掛け、もう1脚でそのイスめがけてフルスイング。さらに股間へのストンピングと非情な攻撃を続け、レフリーをリングに戻してからEVILで叩きつけて3カウント。

<試合後コメント>
EVIL「一つだけ言っといてやる! 何が何でも勝つというのは手段は選ばねぇって意味だ。次、誰が来ても一緒だ。このトーナメントは俺が全て飲みこんでやるからな! 優勝は俺のものだ、よく覚えとけ!」

第4試合


 ヘビー級の象徴たるオカダと、現IWGPジュニアヘビー級王者のヒロムの一戦。身長差にして約20cm、体重差にして約20kgの両者が対角線で向かい合う。
 ゴングが鳴ると、ヒロムは「オ~カ~ダァ~!」と叫ぶもオカダは動じず視殺戦へ。
 ロックアップからオカダが押し込んでいき、張っていくフリからクリーンブレイクも、ヒロムがリバースして押し込んでからクリーンブレイク。しかしヒロムは即座にラリアットを見舞い「カモン!オカダ!」と挑発。オカダが突っ込んでいくとフランケンシュタイナーで放り捨て、ヒロムが担ぎ上げるとオカダがこのNJCすべての試合でフィニッシュにしてきた変形コブラクラッチで捕らえるもヒロムは慌ててロープブレイクし場外へエスケープ。オカダは場外に追っていってスイングネックブリーカーで追撃。
 ヒロムがリングに戻ると、オカダはトップロープ越しのサンセットフリップを見舞い、ヒロムが放つ膝立ちになりながらのチョップを無表情で受け止めてスイングネックブリーカーを見舞い、「誰か応援してやれよ!」と無人の観客席に向けて叫ぶ。
 これに奮起したヒロムはすっくと立ち上がって串刺しラリアットから低空ドロップキック。さらに逆水平チョップからショットガンドロップキックで場外まで吹き飛ばすとエプロンを駆けての空対地ショットガンドロップキック。ヒロムはオカダをリングに戻すとブレーンバスターを狙うが、オカダがこれを振り払って走るとカウンターのトラースキック。続けてファルコンアローで叩きつけ、さらにロープへ飛ぶがオカダはフラップジャックでカウンター。
 オカダは串刺しバックエルボーからDDT、ダイビングエルボードロップを狙うがヒロムがこれを回避して組み付きジャーマンスープレックス。両者膝立ちでエルボーを打ち合っていき、体格で勝るオカダが打ち勝ってショットガンドロップキックでコーナーまで吹き飛ばす。さらにコーナーに座らせてから地対空ドロップキックで場外に叩き落とすと鉄柵に叩きつけてからの串刺しブート、鉄柵を使ってのハングマンDDT。
 オカダはヒロムをリングに戻すとコーナーへ上がってミサイルキック。さらに後頭部へのドロップキック、続けてロープへ振ってのドロップキックを放つがヒロムはこれを回避してショットガンドロップキックでお返し。さらにヒロムは串刺しラリアットからコーナーに上げて地対空ドロップキックで場外に叩き落とす意趣返し。さらにエプロンへ上がってきたオカダへサンセットフリップパワーボム。さらにヒロムはリングに戻すとダイナマイトブランジャー。さらにトラースキックからロープに飛ぶが、オカダはカウンターのドロップキック。さらにツームストンパイルドライバーから変形コブラクラッチを狙うが、ヒロムはこれを強引に持ち上げて串刺しデスバレーボム。さらにヒロムはトラースキックからTIME BOMBを狙うが、オカダが着地してドロップキック。ヒロムも雄叫びを上げてラリアットを打ち込んでいき、掟破りのレインメーカーからTIME BOMB。
ヒロムがオカダを引き起こすとオカダはローリングラリアットを放つが、ヒロムはこれをDで切り返し、オカダがこれを持ち上げると、ヒロムは新技と見られるカサドーラの体勢からフェイスクラッシャーで叩きつける。ヒロムが突っ込んでいくとオカダがドロップキックで迎撃も、ヒロムは怯まずラリアットで吹き飛ばし、TIME BOMB IIの体勢も、オカダがリバースして旋回式ツームストンパイルドライバー。さらに変形コブラクラッチで絞め上げると、ヒロムは強引にTIME BOMBの体勢に持ち込むが、オカダは着地してローリングレインメーカー。改めて変形コブラクラッチで絞め上げ、グロッキー状態のヒロムを引き起こしながら起き上がりこぼし式のレインメーカーを2連発。さらに変形コブラクラッチで絞め上げると、試合続行不可能と判断したレフリーが試合を止めた。

オカダ「おいヒロム!タップしないお前に、IWGPジュニアヘビー級チャンピオンの意地を感じたよ。でもさ、これが現実。お前がやろうとしてることはな、そんな簡単にできることじゃないんだよ。ただ、今日のこの結果でも諦めずにIWGPジュニアを巻いた状態でIWGPヘビーを巻きたいって、まだそういう思いがあるんだったら、俺がいつでも相手になってやる。内藤さんじゃねえぞ。この俺だ。なんで俺って言えるか?みんな分かるでしょう?次も勝って、その次も勝つってこと。そして俺がプロレス界を、プロレスのパワーってのを世界中に届けないといけないと思うから。まあ、今日ヒロム、次はEVIL。勝てば内藤。面白いじゃない。オカダ・カズチカが、そのロスインゴ3連勝と行こうか。まず1勝目。決勝だけど、俺はその次を見る、なんならその次も見てるし。まあ、こういう無観客の中でやってきましたけども、やっぱりプロレスラーなんで、大歓声の中で試合がしたいです。次はお客さんが入って、でもまだ、声も出せないような状況で応援しないといけないかも知れないですけど、その気持ちってのは会場のお客さんも、テレビの前で見ている皆さんの感性も選手には伝わってると思うんで、しっかり新日本プロレスの素晴らしい戦いをこれからもお見せしていきたいと思います。というわけで、次は大阪城ホールで、NJC決勝でお会いしましょう!ありがとうございました!」

<試合後コメント>
オカダ・カズチカ
「何かあれば。もう言いたいことは全部……」

──2年連続の決勝進出おめでとうございます。リング上でも言っていましたけど、ヒロム選手の意地っていうのは感じましたか?
「まさかタップしないとは思ってなかったんで。もうするだろうと思って、腕持ってラリアット2発行きましたけど、それでもタップしないんで。まあ、やっぱりそういうのがヒロムの意地でしょうね。それはやっぱりジュニアヘビー級でしっかりやっていこうという。僕も同じ立場だったら同じことをすると思うんでね。さすがだなと思います」

──そういった意味ではオカダ選手もレインメーカーを出してないと思うんですが、ヒロム選手に対して変形のコブラクラッチの新技で、あえてそこにこだわったというのはあるんですか?
「そうですね。まあ、別にレインメーカーを出すまでもないわけじゃなくて、いつまでも同じオカダ・カズチカじゃおもしろくないでしょ。やっぱりね、ドンドンドンドン新しいオカダ・カズチカを見せていかないと、お客さんも飽きてしまうと思いますし、別にレインメーカーを出さないと勝てないじゃなくて、僕は今のフィニッシュにそれだけ自信を持ってやってますから。レインメーカーよりも素晴らしい技だと思って出しています」

──決勝戦がEVIL選手ということに決まりましたけど、準決勝後に「何がなんでも勝つ。手段は選ばない」とコメントしていました。かつてはIWGPを懸けて闘ったこともありますけど、今のEVIL選手はどのように見えていますか?
「正直、反対側は見てないんで、今のEVILがどんなEVILか知らないですけど、遅いって。みんな勝ちたいのはそういう気持ちは変わらないし。何がなんでもやって勝てるんだったら勝てばいいじゃんって。何を今さら言ってんのって。別にIWGP巻きたいんだったらやればいいじゃんって。『NEW JAPAN CUP』優勝したいなら、オカダ・カズチカを倒したいんであれば、やればいいじゃんって。それでも俺は負けない自信もあるし、そこまでやってきたっていう自負があるから。まあ、どんなEVILかわからないですけど、負けない。俺が勝たなきゃダメだし、ヘビー級は内藤さんに負けてるんで、ドームも4日、5日連戦でしたけど、今回も連戦になると思うんでね。それで勝たないとね。それでやっぱり元気にしたい。みんなで笑ってもらいたい。『プロレス楽しいね』って、一人でも多く笑顔にしたい……キャラじゃないな(笑)」

──今日は久々のゴールデンタイムでの放送でしたが、そのへんは意識されていましたか?
「まあ、正直、意識してたかどうかと言えばしてますけど、だからと言ってリング上、気合い入ったわけでもないですし、いつも気合い入ってやってるんで。まあ、でも、そういう中でね、ああやってヒロムと闘えて。何年ぶりでしたっけ?」

──34年ぶり。
「僕が生まれる前ですからね。まあ、なんなら今のプロレスファンの人はほとんど知らない人が多いと思いますし、もういいよ、過去は。2020年7月3日から始まったと思えば。またね、これで終わりじゃないと思うし、プロレスの素晴らしさに気付いてくれる人が一人でも多く増えていってもらえるような闘いを……キャラじゃない(笑)。もうわかんなくなっちった、3カ月半も自粛してたんでね。でも、本当にプロレスを一人でも多く知ってもらいたいという気持ちは昔から変わらないことだし、まあコロナで大変な状況があったからこそ、こうやって生放送につながったかもしれないですし、ゴールデンタイムでできるようになったかもしれないんで、プラスで考えてポジティブに行きたいと思います。ありがとうございました」

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