緊急事態宣言解除で女子プロレスが再始動!「皆さんがプロレスを見てくれたからプロレスの灯火を消さずにいられた」

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 30日、埼玉県・アイスリボン道場にて行われた無観客大会『アイスリボン1043』が配信された。

 新型コロナウイルス感染拡大による興行自粛の中、アイスリボンでは4月25日から無観客試合をニコニコ生放送やYoutubeで配信。
 2010年にアイスリボンの姉妹団体として誕生し、当時はUSTREAMで無観客試合を配信していた『19時女子プロレス』のベルトであるIW19王座を復活させて新王者決定トーナメントを行うなど、観客を入れた大会が開催できない時期も途切れること無く試合の模様を配信してきた。
 そして無観客試合配信開始からちょうど1ヶ月経った25日には緊急事態宣言が解除され、先の見えない状況を脱した中での試合となった。

 これまでの無観客試合では所属選手のみでの大会を行ってきたが、今大会にはラム会長(666)、本間多恵(Beginning)、尾崎妹加(フリー)と他団体の選手も参戦。少しずつ普段の大会の様子を取り戻してきた。

 この日のメインイベントでは、“ドロップキッカーズ”藤本つかさ&つくしvs“らぶりーぶっちゃーず”星ハム子&宮城もちのインターナショナルリボンタッグ王座(アイスリボンタッグ王座)戦が行われた。
 時間切れ引き分けの場合に視聴者投票で勝敗を決めるIW19トーナメントにおいて、現リボンタッグ王者の藤本とつくしは両者ともにハム子に視聴者投票で敗北しており、王者組は雪辱のためにハム子をリボンタッグ戦の挑戦者に指名。ハム子はIW19とリボンタッグの二冠を目指し、盟友・もちを伴って大舞台に臨んだ。

 ハム子への恨み節を口にしていた王者組は、試合開始とともにハム子へ集中攻撃をかけ、
ハム子の得意とするラリアットを合体攻撃でカウンターするなど研究の成果を見せる。しかし、ハム子&もちも熟練のタッグワークで対抗し、2人でのお・し・り・だー!!やもちハムバーガーなどの合体技を次々と決めていき、試合は両軍互角のまま終盤にもつれ込む。
 ハム子がもちとともにつくしにダブルのバックドロップを決め、デスバレーボムからダイビングボディプレスと試合を決めに行くが、これを回避したつくしがハルカゼからタイガースープレックスホールド。そして最後は藤本のジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックス・ホールドにつくしがダイビングフットスタンプを合わせる合体攻撃で3カウント。ドロップキッカーズが投票の雪辱を果たし、V6を達成した。

 試合後、藤本はマイクを取ると、「画面越しで見てくださっている方、そして記事を通して見てくださっている方。皆さんがいたから、プロレスを皆さんが見てくれたから、こうしてプロレスの灯火が消えること無く、今私達が試合をできるのだと思います。本当にありがとうございます。ちょっと不安ですかね、まだまだ。私もちょっとだけまだ不安です。でも大丈夫です!私もあなたも1人ではないです!だから普通にお客さんをたくさん入れて、何も規制がなくプロレスを見る環境になったら、そのときは笑っていられたらいいなと思います。今日は本当にありがとうございました!」とカメラを通してファンに語りかけ、最後は出場全選手で輪になり、画面の外のファンとともに「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」を叫んだ。

 試合後、藤本は「こういう世の中になったとき、優先順位として真っ先に娯楽の分野がカットされるということが身に染みて感じました。でも、プロレスは人を動かす感情を作ることができるものだと思うので、それを今日体現できたのかなと思いました。普通にお客さんが見に来てくれる環境になったら、私達選手もお客さんも1つになってプロレスを盛り上げて、明るいニュースを提供できたらなと思います。改めて『プロレスでハッピー!』っていい言葉だなって、自分たちで叫んでいて思いました」

 アイスリボンは6月6日の埼玉県・蕨での道場マッチより観客を入れての興行再開を発表。南側のみかつ間隔を開けて席を配置するため50人を上限とし、入場時の検温とマスクの着用を必須のうえ、十分な換気とオゾンや次亜塩素酸水の消毒をして万全の体制で興行を行うとのことだ。

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