【試合詳細】5・17 DRAGON GATE無観客試合 ドラゴン・ダイヤvs吉田隆司 Eitavsストロングマシーン・J 望月成晃vsKAZMA SAKAMOTO KagetoravsBen-K

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『KING OF GATE 2020』
配信日時:2020年5月17日(日)
配信開始:12:00
会場:特設会場
観衆:無観客大会

▼KING OF GATE 2020 トーナメントCブロック 1回戦 時間無制限1本勝負
●Kagetora
11分4秒 スピア→片エビ固め
○Ben-K
※Ben-Kが準決勝進出。次戦の相手はEita。

▼KING OF GATE 2020 トーナメントCブロック 1回戦 時間無制限1本勝負
●ストロングマシーン・J
14分21秒 Imperial Uno→片エビ固め
○Eita
※Eitaが準決勝進出。次戦の相手はBen-K。

▼KING OF GATE 2020 トーナメントCブロック 1回戦 時間無制限1本勝負
●望月成晃
15分18秒 ハーフパッケージパイルドライバー→片エビ固め
○KAZMA SAKAMOTO
※KAZMAが準決勝進出。次戦の相手はドラゴン・ダイヤ。

▼KING OF GATE 2020 トーナメントCブロック 1回戦 時間無制限1本勝負
○ドラゴン・ダイヤ
8分27秒 レプテリアン・ラナ
●吉田隆司
※ダイヤが準決勝進出。次戦の相手はKAZMA SAKAMOTO。

無観客試合の『KING OF GATE 2020』でダイヤ、KAZMA、Eita、Ben-KがCブロック準決勝進出!ダイヤが吉田から金星!マシンJが初のピンフォール負け!

第1試合


 アマレスの猛者同士の対決は、両者姿勢を低くしながらのバックの取り合いからリストの取り合い、ヘッドロックからのヘッドシザースの攻防からクリーンブレイク。
 続けてショルダータックルでぶつかり合い、Kagetoraがアームドラッグで翻弄してドロップキック。グラウンドで腕を極めながら押さえ込んでいく。さらにソバット、水面蹴り、シャイニング式の延髄斬りと連撃。
Kagetoraはさらにコーナーに振っていくが、Ben-Kはこれを振り返してコーナーに思い切り叩きつけてエクスプロイダー。そして背中へのハンマーパンチからネックロック、スリーパーホールドと続けるがKagetoraは足を伸ばしてロープブレイク。
Ben-Kはワンハンドで対空ブレーンバスターを見舞う怪力を見せ、さらにロープに振っていくが、Kagetoraはこれを振り払って張り手。さらにフライングラリアットを叩き込む。そしてBen-Kをロープに引っ掛けてエプロンからのジャンピングハイキック、シャイニング・ウィザードと畳み掛けて行くと、Ben-Kはエルボーで反撃。Kagetoraは両手を広げて好きなように打たせていき、「ナメんじゃねえ!」とジャンピングハイキック。さらに串刺しのランニングエルボーを連打していき、エルボーで粘るBen-Kに張り手、水面蹴り、張り手と厳しい連打。
 Kagetoraはさらにラリアットを狙うが、Ben-KがこれをキャッチしてBen-Kクラッシュ。Kagetoraは延髄斬りで反撃し、Ben-Kのスピアをリープフロッグで回避。そして飛行機投げから押さえ込むもカウントは2。Kagetoraは張り手からロープに飛ぶが、Ben-Kが追撃を回避してカウンターのスピアを突き刺すと、Kagetoraも肩をあげられず3カウント。

<試合後コメント>
Kagetora
「力負けですね、完全に。オイ、公平性がねえぞ公平性が。俺は80kgくらいでお前、アイツは何kgだ?100kg超えてんだろお前!きたねえぞこの野郎1いいかオイ、まだまだ闘龍門世代はDRAGON GATE世代、R・E・Dに負けねえからな。まだ敗者復活あるだろ?そこに俺は全運を、全運を使い切るぞ!」

Ben-K
「まずは1回戦突破!2019年は全戦全勝!2020年もド派手に噛ましてやるぜ!」

第2試合


 ロックアップからリストの取り合いとなり、Eitaがハンマーロックで捕らえながらグラウンドに転がしてJは苦戦。さらにEitaはショルダータックルからブレーンバスターを狙うが、Jはこれを耐えきってフライングバックエルボー。さらにボディスラム、膝裏へのストンピング連打からヒザへのエルボードロップ、ギロチンドロップ、監獄固めと足への集中攻撃。Eitaは下からチョップを連打していくが、Jは怯まずリバースインディアンズデスロック。
 JはEitaをコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、Eitaはするりと場外に抜け出してこれを回避し、Jの足を取って鉄柱に叩きつけ、鉄柱にくくりつけて絞り上げ、椅子を持ち出して殴打。リングインしてきたJにすかさずスライディングキックを見舞い、指を極めながらのNumero Uno。そしてロープに振ってバックエルボーを見舞い、「どうした返してこい!」とJを挑発。
 Jは膝立ちになりながら逆水平チョップを連打していくが、Eitaはサミングからビッグブート。さらに串刺しバックエルボーを連打してマスクを掴みながら「どうしたオイ!弱すぎる!」と挑発し、突っ込んでくるJをビッグブートで返り討ちにして「もっと来いよオイ」と手招き。Eitaが再び攻撃に出ると、待ち受けていたJがパワースラムで叩きつける。
JはEitaをコーナーに振って串刺しマシンラリアットからブレーンバスター。そして魔神風車固めの体勢に入るが、Eitaがこれを振り払うとJがニールキック。さらにセントーンで押しつぶし、再び魔神風車固めの体勢へ。これを振り払ったEitaはゴートバスターからミドルキック、フットスタンプと連撃し、串刺しバックエルボーから延髄斬り、さらに雪崩式ブレーンバスターを狙っていくが、Jはコーナートップから回転エビ固めの要領で組み付いてシットダウン式パワーボム。そしてコーナートップからダイビングヘッドバッドを命中させ、魔神風車固めで叩きつけるが、位置が悪くEitaの足がロープに引っかかってしまう。Jは再びダイビングヘッドバッドを放つが、Eitaが下から足を突き立ててこれを迎撃すると、後頭部へのImperial Uno、そして最後は正調Imperial Unoで仕留めた。
 試合後もEitaはJのマスクを掴みながら罵倒し、頭頂部にエルボースタンプを叩き込んで去っていった。

<試合後コメント>
Eita
「おい、イス用意しろ。イス。俺は勝ったんだよ。(イスに座ってから)誰だ!オイ今日の相手!ストロングマシーン?いや、初めて戦ったけど、しょっぱいね。しょっぱかったね。試合が再開したらよ、客の前で『しょっぱい試合してすみません』って謝っとけ」

ストロングマシーン・J
「何が起こったのかさっぱりわからないよ。俺は今日人生で2回目のシングル、前回はBen-Kとだったけど、そこから何ヶ月。今回トーナメントでシングルマッチで、改めてデビュー戦のような気持ちを感じられた試合でしたけど、負けたんでしょ?俺、魔神風車出したけど、アレ返されたの?出した気がするけどね。でも納得行ってないわけじゃない。初めて天を仰いで3カウント聞いたこの屈辱、ぜってぇ忘れねえからな」

第3試合


手4つから互いに姿勢を低くしながらバックを取り合い、リストの取り合いから望月がミドルキックで先制。さらにショルダータックルでぶつかり合い、互角と見るやKAZMAがサミングも、望月は即座にグーパンチと反則攻撃には反則攻撃で切り返し、ショルダータックルで吹き飛ばす。
 たまらずKAZMAが場外にエスケープすると望月はこれを追っていき、KAZMAの張り手を鉄柱に誤爆させてから鉄柱を使ったアームブリーカー、リングに戻ってからもロープに引っ掛けてのアームロックを放つなどインサイドワークに長けたベテランの技術を見せ、ショルダーアームブリーカー、大外刈からの腕十字、キーロックと正攻法のテクニックも見せていく。
 さらに望月はロープを背にするKAZMAの突っ込んでいくが、KAZMAがロープを引き下げて望月をエプロンに出すと、望月の足をロープに引っ掛けた上でヒザへのトラースキック。さらに場外から望月の足をエプロンに叩きつけ、さらにロープを使ったヒザへストンピングなど一点集中攻撃。
 足を抑えながらフラフラと立ち上がる望月へ、KAZMAはキックを誘い、望月が痛む足で蹴っていくとノーダメージをアピール。さらに蹴り足を取って抱え式ニークラッシャー、ヒザへの低空トラースキック、逆片エビ固めと畳み掛ける。
 望月がこれをブレイクすると、KAZMAはさらに抱え式ニークラッシャーを狙っていくが、望月は残る足のヒザをKAZMAの顔面に打ち付け、怯んだところで胸板にミドルキック一閃。さらにビッグブートの連打で畳み掛け、粘るKAZMAを張り手からのランニングミドルキック。そしてブレーンバスターで投げきり、コーナーに振って駆使剤攻撃を狙うが、KAZMAがこれを回避して延髄斬り。
 KAZMAは串刺しボディスプラッシュから後頭部へのシャイニング・ウィザード。さらにブレーンバスターを狙うが、望月はこれを耐えて脇固めからさらに転がして腕十字、KAZMAの抵抗に合わせて三角絞めに持ち込むが、KAZMAはなんとかロープへ。
 望月はランニングミドルキックからハイキックを放つが、KAZMAはこれを回避して張り手。両者ダウンするも膝立ちになりながら張り手を打ち合っていき望月がハイキックから三角蹴りの体勢に入るが、飛んだ瞬間にKAZMAが地対空掌底で望月を撃ち落とし、みちのくドライバー、そしてハーフパッケージパイルドライバーの体勢に入るが、望月はショルダースルーで切り返してイリュージョン。そして最強ハイキックを放つもKAZMAはこれを回避して張り手。望月はツイスターのフェイントから首固めもKAZMAはこれをキックアウト。そして掌底で吹き飛ばしてランニングニーを叩き込み、最後はハーフパッケージパイルドライバーで3カウントを奪った。

<試合後コメント>
KAZMA SAKAMOTO
「1回戦、望月!イージー……イージーじゃなかったな。流石だよ。流石、ベテランだよ。でもまあ、勝ったのは俺だ。言うことなんてねえよ」

望月成晃
「KAZMA、シングルは初対決。まあでも、色んな意味でね、キャリアの差で持っていってやろうと思ったけど、アイツはそれを埋めるテクニックを色々持ってるんでね。キャリアで埋められなかったんで面食らいましたね。まあ、体力負けしたとはいいたかないけど、まあでもあの体の鍛え方、色んな団体に出て、あのテクニックだからね。面食らいました。俺がキャリアで持っていこうとしたところを粉砕された。あのパワーだね。敗者復活、いいか俺は第1回のEL NUMERO UNO、敗者復活から上がって優勝してんだよ。それは19年前だけどな。敗者復活にかけて、まだまだ終われないですよ」

第4試合


 ゴングが鳴るとロックアップで組み合うが、圧倒的なパワーの差で吉田がダイヤを吹き飛ばし、右腕一本でダイヤの両手をねじ伏せながら残る左手でリフトアップするなど余裕を見せる。
ダイヤはこれをなんとか脱出してコルバタを狙うが、吉田は悠々とキャッチしてダイヤのマスクを掴みながら引き倒し、さらにショルダータックル。さらに顔面をグリグリと踏みつけていき、高々とリフトアップしてトップロープへ放り投げ、ダイヤはトップロープに喉元を痛打して悶絶。さらにコーナーに押し付けて地獄突きを見舞い、トップロープに顔面をこすりつけ、さらにヒモを持ち出してダイヤの首を絞め上げ、「俺が優勝するんじゃコラー!」と高らかに優勝宣言。
 ダイヤはチョップを連打していくが、吉田は顔色一つ変えずボディスラムで叩きつけ、「潰れろ!」とセントーン。さらにスリーパーホールドでじっくりと苦しめ、ロープに顔面を引っ掛けながらマスクを引き剥がそうとする。ダイヤは吉田の強烈なエルボーを受けながらも雄叫びを上げてエルボーを放っていくが、吉田は「シャラップ!」と地獄突き。そしてコーナーに押し付けて逆水平チョップを叩き込み、コーナーに振って突撃していくが、ダイヤは足を巻きつけコルバタで切り返す。
 ダイヤはスペースローリングエルボーからスイングDDT。そしてスワンダイブで飛んでいきウルトラ・ウラカン・ラナを狙うが、吉田はこれをキャッチしてパワーボムの体勢へ。ダイヤはこれを回転エビ固めで切り返すが、吉田は「チャンピオン・カーニバル!」と叫びながらの延髄斬り。そして奇声に近い雄叫びを上げながらショートレンジ式パイナップル・ボンバー。そして正調パイナップルボンバーを狙うが、ダイヤはこれをキャッチしてバイブルを狙うが、吉田はこれを耐えてボディスプラッシュ。さらに突っ込んでいくが、ダイヤはカウンターでレプテリアン・ラナを見舞い3カウント。
 この結果に納得がいかない吉田は試合終了のゴングが鳴ってもダイヤをボディスラムで叩きつけてフォールも、当然これは認められず、吉田は悔しそうに雄叫びを上げた。

<試合後コメント>
吉田隆司
「あぁあああ!!ガッデーム!ブルシット!丸め込みシャラップじゃコラ!俺のKING OF GATEは終わった……わけじゃないからな!まだ!まだまだ!敗者復活バトルロイヤルで勝ち上がって優勝シャラップじゃコラーッ!」

ドラゴン・ダイヤ
「KING OF GATE初戦突破しました。正直、1回戦からここまで激しい戦いになると思わなかったですけど、まだ気持ちは、テンションはどんどん上がってるんで、このままKING OF GATE、僕が奇跡を起こしてみせます」

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