DDT UNIVERSAL王座戦線は混沌!王者・佐々木大輔をクリス・ブルックス、吉村直巳、MAOが包囲し4WAYでの王座戦へ!

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 ダムネーションの“カリスマ”佐々木大輔(34)が保持する、DDT UNIVERSAL王座戦線が混とんとしてきた。

 9日、「DDT UNIVERSE」で「DDT TV SHOW! #2」(DDT TV SHOWスタジオ)が配信され、セミファイナルでクリス・ブルックス(28)が勝俣瞬馬(27)とハードコアマッチで激突。

 試合は竹刀、巨大バケツ、ラダー、有刺鉄線バット、プラスチックケースなどが飛び交う壮絶な死闘となったが、20分過ぎ、クリスが一気にスパート。イス攻撃3連発から、ヒザ蹴り、そしてテーブル上へのプレイング・マンティスボムを決めてフォールを奪った。

 すると、クリスに勝利の余韻に浸る時間を与えないかのように、前大会でクリスの挑戦要求を拒否していた佐々木が脱兎のごとく乱入し、イスで脳天を痛打。

 佐々木は「クリス、気が変わったから、オマエの挑戦を受けてやる。しかし今からオマエにトドメを刺して、2度と挑戦できない体にしてやる」とアピールし、再びイスを手にした。

 そこで、吉村直巳(25)とMAO(23)がリングインして、佐々木を攻撃。続けて、クリスがプレイング・マンティスボムを見舞うと、佐々木は大の字に。

 緊急事態に今林久弥アシスタントプロデューサーが登場し、「3人とも挑戦したいの? 佐々木選手は『いつなんどき誰の挑戦でも受ける』と言った。3人同時に挑戦したいなら、次回UNIVERSAL王座は4WAYマッチで行います」と決断した。

 佐々木は「話が違うじゃないか。あんなヤツらとやるつもりなんか、これっぽっちもない」と激怒。

 クリスは「なぜ4WAY? ヨシムラ、MAOが今までUNIVERSALに向けて、何かしてきたか? (佐々木に)シングルで勝つ自信はあったけど、4WAYは想定してなかった。ベルトを獲るのはもちろんだが、少なくとも絶対にササキがベルトを持ったまま、リングを降りないようにすることが目標だ」と気を取り直した。

 吉村は「4WAYのつもりはなかったけど、こんなおもしろい話にはのっかりたい」と、MAOは「クリスのピンチを助けたわけじゃない。UNIVERSALに挑戦できるって言うから。東北につながっていきそう。東北っぽい名前に変えたい。昔からチャンピオンはつかみどころない。MAOと吉村の闘いでもある」と話した。

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