【試合詳細】2・19 新日本プロレス後楽園ホール大会 オカダ・カズチカ&石井智宏&後藤洋央紀vs内藤哲也&鷹木信悟&SANADA 棚橋弘至&飯伏幸太&矢野通&コルト・カバナvsタマ・トンガ&タンガ・ロア&ジェイ・ホワイト&バッドラック・ファレ

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『タイガー服部レフェリー引退記念大会』
日程:2020年2月19日(水)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,600人(満員)

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
真壁刀義/本間朋晃/○トーア・ヘナーレ
9分27秒 TOAボトム→片エビ固め
辻陽太/上村優也/●ゲイブリアル・キッド

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
[CHAOS]○ウィル・オスプレイ/SHO/YOH
9分22秒 ストームブレイカー→片エビ固め
田口隆祐/ロッキー・ロメロ/●タイガーマスク

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
YOSHI-HASHI/デビッド・フィンレー/○ジュース・ロビンソン
8分54秒 パルプフリクション→片エビ固め
[L.I.J]“キング・オブ・ダークネス”EVIL/高橋ヒロム/●BUSHI

▼中西学ファイナル後楽園ホールI 8人タッグマッチ 30分1本勝負
中西学/天山広吉/○小島聡/永田裕志
9分50秒 ラリアット→片エビ固め
[鈴木軍]鈴木みのる(パンクラスMISSION)/タイチ/エル・デスペラード/●金丸義信

▼タイガー服部レフェリー引退試合I 8人タッグマッチ 30分1本勝負
棚橋弘至/飯伏幸太/○矢野通/コルト・カバナ
12分58棒 逆さ押さえ込み
[BULLET CLUB]タマ・トンガ/タンガ・ロア/ジェイ・ホワイト/●バッドラック・ファレ

▼タイガー服部レフェリー引退試合II 6人タッグマッチ 60分1本勝負
[CHAOS]オカダ・カズチカ/石井智宏/●後藤洋央紀
15分57秒 オコーナーブリッジ
[L.I.J]内藤哲也/鷹木信悟/○SANADA

タイガー服部レフェリーが40年以上のプロレス人生に幕!セレモニーにカブキ、馳、武藤、長州力が登場し天龍と猪木がビデオメッセージ!今年一年は新日本内部で活躍することを発表

第1試合


 昨今のコロナウイルス流行への備えとして、リングサイドのカメラマンたちは全員マスク着用で撮影に臨む。
 ヘナーレとキッドでゴングが鳴ると、手4つからヘナーレが「カモン!」と挑発してロックアップ。続いてリストの取り合いからヘッドロック、首の取り合いから一旦ブレイク。再びロックアップから押し込み合いになり、キッドが離れ際に張り手を見舞ってヘナーレをロープに振ってリープフロッグを狙うが、ヘナーレが空中でキャッチしてボディスラム。両者タッチ。
 真壁と辻の対面となると、正面からショルダータックルでぶつかっていき、辻がエルボー連打からショルダータックルで打ち倒す。さらに張り手を連打してロープに振ってドロップキック。さらにボディスラムを狙うが、真壁がボディスラムで投げ返しマウントナックル。本間にタッチ。
 本間は辻にボディスラムからエルボードロップ。ヘナーレにタッチ。
 ヘナーレは逆水平チョップを打ち込むと、辻も袈裟斬りチョップで反撃。ヘナーレは逆水平チョップで打倒してから本間にタッチ。
 本間は辻をロープに振ってバックエルボー。さらに引き起こすが辻がエルボー連打で振り払い、真壁とヘナーレにアタック。本間が背後からエルボーを見舞って振り向かせると逆水平チョップ。そして辻に好きなようにエルボーを打たせていき、逆水平チョップでなぎ倒す実力差を見せつける。これは上村が本間にアタックし「戻ってこい!」と激励。この声に応えて辻は本間にスピアーを突き刺して上村にタッチ。
 上村は本間にショルダータックルでぶつかっていき、本間が耐えるとロープ2往復からのショルダータックルでなぎ倒す。ここに真壁が入ってくると上村は真壁もボディスラムで投げきり、本間をコーナーに振って串刺しバックエルボーからブレーンバスター。これを返されると上村はかんぬきスープレックスを狙うが、本間がヘッドバッドで振り払うが、上村は即座にドロップキック。そしてぶっこ抜きジャーマンを狙うが、本間が耐えると張り手からロープに飛ぶが、本間はロケットこけしでカウンター。両者タッチ。
 キッドとヘナーレの対面となると、キッドがヘナーレのタックルをかわしてエルボー連打からショルダータックル。さらに串刺しバックエルボーからボディスラムで叩きつけ、辻と上村を呼び込んでトレイン攻撃。さらにヤングライオン3人でヘナーレにトリプルドロップキックをお見舞いする。キッドが逆片エビ固めでヘナーレにギブアップを迫るが、これは真壁がカット。辻が真壁を排除して場外でやり合う中、キッドはヘナーレとエルボー合戦を展開。これに打ち勝ったヘナーレがラリアットでキッドを吹き飛ばし、最後はヘナーレがTOAボトムで試合を決めた。

第2試合


 ジュニアタッグ王座に臨む田口とロッキーは、タイガーも交えてバスケットボールをパスしあって連携の確認をするが、田口の顔面にボールがヒットして田口が轟沈。
 ゴングとともにロッキーがSHOをスクールボーイでフォールし、SHOが慌ててキックアウトするとロッキーは即座に田口にタッチ。
 田口とYOHの対面となるとYOHがすぐに首固め、バックスライド、ラ・マヒストラルと狙っていくが、田口も首固めで返して、互いに首固めをひっくり返し合うフォールの応酬に。これは決着つかず両者ブレイク。YOHは田口の得意とする相手をロープワークで何往復も走らせる技を用いてSHOとともに低空ドロップキックのコンビネーション。オスプレイにタッチ。
 オスプレイは田口へエルボーからサイドバックブリーカー、さらにチンロックで痛めつけ、SHOにタッチ。
 SHOは田口をコーナーでグリグリと踏みつけてからキチンシンクを見舞い、YOHにタッチ。
 田口はYOHら3人に張り手を見舞って脱出を試みるがYOHがブレーンバスターで投げ飛ばし、SHOにタッチ。
 SHOは田口をコーナーに押し付けて尻を突き出させると尻へミドルキック連打。さらに串刺しラリアットを狙うが田口がブートで反撃し、ヒップアタックを放つがSHOはアトミックドロップで切り替えしていく。田口は延髄斬りで反撃してロッキーにタッチ。
 ロッキーはSHOをスピードで翻弄し、飛び込んできたオスプレイもフランケンシュタイナーで投げ飛ばす。突っ込んでくるSHOをキチンシンクでカウンターしたロッキーはスライスブレッドを狙うが、SHOが着地してジャーマン狙い。ロッキーは振り払って「ナカスゾ!」とビンタしてロープに飛ぶが、SHOはカウンターのラリアット。両者タッチ。
 タイガーは突っ込んでくるオスプレイにダイビングボディアタックから風車式バックブリーカー。さらにタイガードライバーを狙っていくが、オスプレイが抵抗するとソバットからロープに振るが、オスプレイはハンドスプリング式オーバーヘッドキック。そしてオスプレイはコーナーに上っていくが、タイガーはハイキックで一発入れると雪崩式ダブルアームスープレックス。これはSHO&YOHが慌ててカット。
 タイガーはオスプレイへタイガースープレックスを狙うが、オスプレイがバックエルボーで振り払い、サマーソルトキックからの延髄斬り。そしてストームブレイカーを狙うが、タイガーは逆打ちで切り返し、さらにオスプレイへ突っ込んでいくが、オスプレイがタイガーをコーナーに自爆させ、チーキー・ナンドス・キック、ハイキック、ストームブレイカーと畳み掛けて3カウント。
 試合後、ロッキーがSHOを腕十字で、田口がYOHをオーマイ・アンド・ガーアンクルで襲撃するが、これはオスプレイが慌てて救出。師弟たちは決戦を控えて火花を散らした。

第3試合


 EVILとジュースでゴングが鳴ると手4つで組み合おうとするが、ヒロムがジュースの背後から襲撃し、EVILとヒロムが2人でジュースをロープに振るが、ジュースはクロスボディで2人まとめてなぎ倒してフィンレーにタッチ。
 ジュースとフィンレーはヒロムにダブルのフェイスクラッシャーで撃退すると、2人でEVILへ合体デュランダル。さらにフィンレーがEVILに串刺しエルボーからロープに飛ぶが、EVILがショルダータックルでなぎ倒す。ここにBUSHIが入ってきてジュースらを蹴散らすと、EVILがフィンレーの手首をじっくりと固めていき、BUSHIにタッチ。
 BUSHIはフィンレーにスイングネックブリーカーからヒロムにタッチ。
 ヒロムはBUSHIとともにフィンレーのヒジにエルボーを落とし、逆水平チョップを連打。フィンレーも逆水平チョップで快音を響かせるが、逆上したヒロムが怒涛の逆水平チョップ連打でコーナーダウンに追い込み、串刺しラリアットから低空ドロップキック。EVILにタッチ。
 EVILはフィンレーに串刺しチョップを連打し、フィンレーにも逆水平チョップを打つよう要求。フィンレーは逆水平チョップ、ヨーロピアンエルボーと連打するがEVILはバックドロップの構えへ。これをフィンレーがバックドロップで投げ返し、YOSHI-HASHIにタッチ。
 YOSHI-HASHIはEVILをショルダータックルでなぎ倒し、EVILの突撃をかわして串刺しエルボーからEVILのラリアットをかわしてヘッドハンター。さらに救出に来たヒロムをフラップジャックでロープに引っ掛けるとドロップキックで排除し、EVILに逆水平チョップからネックブリーカー。さらにYOSHI-HASHIはカルマを狙うが、EVILはYOSHI-HASHIの足をレフリーに持たせて股間にキック。さらに串刺しラリアットからブレーンバスター。BUSHIにタッチ。
 BUSHIはヒロムとともにYOSHI-HASHIをロープに振って合体ボムを狙っていくが、YOSHI-HASHIは振り払ってBUSHIのヒザに低空ドロップキック。ここでジュースが「オネガイシマース!」とタッチを要求。
 ジュースが出ていくとBUSHIに串刺しバックエルボー。「モウイッカーイ!」と2発目を狙っていくがBUSHIがオーバーヘッドキックで反撃し、ミサイルキックで追撃。さらにEVILとともにトレイン攻撃を見舞い、BUSHIとヒロムがサンドイッチ低空ドロップキック。BUSHIはジュースを引き起こしてライトニングスパイラルの構えから二段式延髄斬り。さらにロープに飛ぶが、フィンレーが飛び込んできてジュースとともにダブルのフラップジャック。さらにフィンレーがPrima Nocta、ジュースがパルプフリクションで叩きつけてBUSHIから3カウント。

第4試合


 中西学の引退シリーズ第1戦。長年同じ時代をともに駆け抜けてきた第三世代の永田、小島、天山をともなって鈴木軍と対峙。
 中西が最後にコールされるとともに鈴木軍が奇襲し、場外乱闘となる中で試合開始。中西がデスペラード、みのる、金丸と軽々と鉄柵に叩きつけるパワーを見せ、リング上ではタイチと天山が対峙。
 タイチはシューシューと息を吐きながら天山にモンゴリアンチョップを放っていき、場内はブーイング。すると天山が本家のモンゴリアンチョップを放ち。中西にタッチ。
 中西はタイチに逆水平チョップ、天山がモンゴリアンチョップを見舞っていき、2人でダブルのショルダータックル。続けて天山がヘッドドロップ、中西がボディプレスと連撃。中西は「オーッ!」と吼えて野人ダンスも、ここでみのるが背後から襲撃。中西がみのるに気を取られている隙にデスペラードがパイプ石をリングに投げ込み、タイチが中西をイスで何度も殴打。さらに中西の古傷である首にイスを引っ掛けて首を痛めつける。タイチはさらに中西を場外に蹴落とし、実解席の目の前の鉄柵を使って中西の首を痛めつける。
 タイチがリングに戻り、中西が場外カウント18でリングに戻るとデスペラードにタッチ。
 デスペラードと金丸が中西の顔面を踏みつけ、みのるがフェイスロックからコーナー上に座っての腕固めで痛めつけ、金丸が試合権利を得て出ていく。
 鈴木軍は4人で中西にストンピングの雨あられを浴びせ、みのるにタッチ。
 みのるは中西が起きるのを待ち、不敵に笑いながら打撃戦を要求。みのるが強烈なエルボーを放っていくと中西は一度は膝をつくものの、大・中西コールに後押しされて立ち上がり、エルボーで反撃してスピアー。永田にタッチ。
 永田はみのるへビッグブート、入ってきたデスペラードをフロントスープレックスで投げ捨て、みのるに串刺しビッグブートからエクスプロイダーを狙う。これを振り払ったみのるがPKを放つが、永田がこれをキャッチしてヒザにエルボー。みのると永田は正面からエルボーを打ち合っていき、永田がロープに飛ぶがみのるはバックを取ってスリーパー。そのまま金丸にタッチ。 
 金丸は永田のヒザに低空ドロップキックを見舞い、さらにラリアットを狙うが永田がキャッチしてエクスプロイダー。小島にタッチ。
 小島は金丸にマシンガンチョップから「いっちゃうぞバカヤロー!」と叫んだ瞬間に鈴木軍が総出で小島にアタック。そして小島へトレイン攻撃を見舞い、みのるのサッカーボールキックにあけん丸がスライディングキックを合わせる。ここで中西が救出に入って金丸とデスペラードを2人まとめてフロントスープレックス。アシストを受けた小島が金丸をラリアットで吹き飛ばしてカウント3。

第5試合


 タイガー服部レフェリーの引退試合その1となるこの試合、ゴング前には8人が一斉にタイガー服部へ相手のチェックを求め、BULLET CLUBがタイガー服部も交えてウルフパックポーズを取ろうとするが、タイガー服部が直前で拒否。
 矢野とカバナが互いの出番を譲り合っている間にBULLET CLUBが奇襲してゴングが鳴り、矢野とカバナはロープに振られて2人でロープにしがみつき「ア~ア~ア~♪」と挑発。
 続けて棚橋と飯伏がロアをダブルのショルダータックル、タマをダブルのフラップジャックで蹴散らし、棚橋と飯伏のその場飛びムーンサルトプレスのコンビネーション。棚橋がロープに飛ぶとジェイが背後からキック。これを振り払うと邪道が竹刀攻撃を見舞い、タマが棚橋の顔面にナックルを連打。さらにロープを使って棚橋の顔面をかきむしっていく。
 ロアにタッチするとロア、タマとトップロープ越しのローリングセントーン。ジェイに代わると棚橋がエルボーで反撃していくがジェイが棚橋の足を刈ってレッグスクリューを連打して逆片エビ固めへ。ファレに代わると、ファレが棚橋の足をロープに引っ掛けて踏みつけていき、再びジェイの出番へ。ジェイは棚橋の顔面をロープに押し付けてその上に乗っていき、ロアにタッチ。ロアがエルボードロップ連打からフィストドロップ。タマに代わり、タマがヘッドバッド、ボディブローと連打。
 棚橋はエルボー連打で4人を蹴散らしていくが、ファレがロープを使ったチンクラッシャー。さらにジェイが棚橋をトップロープ越しから突き落とそうとするが、棚橋は逆上がりで復帰してジェイをフランケンシュタイナーで場外へ放り捨てる。飯伏にタッチ。
 飯伏はタマに掌底からのコンビネーションキックからミドルキック。さらにパワースラムで叩きつけ、セカンドロープからのムーンサルトプレス。飯伏はさらにジャーマンスープレックスを狙うが、タマが耐えてコンプリートショット。タマは飯伏を担ぎ上げるが、飯伏は背面着地してハイキック。さらにカミゴェを狙うが、ロアが背後から忍び寄って飯伏へジャーマンスープレックス。さらにタマとロアで合体バックドロップを狙うが、飯伏は2人まとめてオーバーヘッドキックで反撃。量はタッチ。
 カバナとジェイの対面となると、カバナがフランケンシュタイナーから陽気に踊り、一度はかわされながらも時間差でバイオニックエルボー。さらに二段階式ボディプレスを見舞い、矢野を呼び込もうとするが、コミュニケーションに時間がかかっている間にジェイがDDT。ファレにタッチ。
ファレはカバナをロープに振っていくと、カバナはロープに捕まって矢野にタッチを求めるが、矢野はファレを怖がってタッチを拒否。矢野がカバナコールを煽っている間にカバナが矢野の背中をひっぱたいてタッチ。
矢野はファレの串刺しボディスプラッシュをかわして「バカヤロー!」と叫びながら頭をペチンと叩くが、ファレは怒りのショルダータックル。続けてBCが4人でトレイン攻撃を見舞い、ファレがエルボードロップ。これは飯伏がカット。
ファレは矢野へグラネードを狙うが、ここにカバナが救出に入り身代わりになろうとする。矢野もカバナの身代わりになろうとすると、ファレがしびれを切らして2人を同時に喉輪で捕らえるが、矢野がバックスライドの構えに入り、カバナがバイオニックエルボー。ファレが一瞬ふらついたところを見逃さず、矢野が即座にバックスライドで抑え込んで試合を決めた。

 これに対して抗議しに来た外道をタイガー服部が股間を蹴り上げて撃退。さらに邪道が竹刀を持って上がってくるも再び股間を蹴り上げて撃退した。4人はタイガー服部に勝ち名乗りで手を挙げられると、今度は4人がタイガー服部の手を挙げ、それぞれ握手をかわしてからリングを後にした。

第6試合


 タイガー服部の正真正銘最後の試合。オカダは泣き真似をしながら入場。鷹木と石井はNEVER無差別級のベルトを挟んで睨み合い、内藤は日本のベルトを服部に渡して二言三言語りかける。そしてレフリーとしてタイガー服部がコールされると場内はタイガーコールに包まれる。
 石井が先発を買って出ると、鷹木も迎え撃つ形で出ていき、ゴングと同時に突っ込んでいってロックアップで力比べ。石井が押し込んで離れ際に逆水平チョップを見舞うと、鷹木がエルボーで反撃し、両者足を止めてのエルボー合戦へ。石井がぐらつくと鷹木は連打からショルダータックルでぶつかっていくが、石井は耐えきって逆にショルダータックルで吹き飛ばす。石井は「来いよ来いよ」と鷹木の頬を張っていき、逆水平チョップとエルボーの連打で自軍コーナーまで押し込んでオカダにタッチ。
 オカダは鷹木に串刺しバックエルボーからトップロープ越しのローリングセントーン。後藤にタッチ。
 後藤は鷹木をロープに振ってバックエルボー。さらにバックドロップを狙うが、鷹木が耐えるとコーナーに押し込んで串刺しラリアットを狙う。これを鷹木がブートで反撃するとL.I.Jの面々が総出でカットに入り、後藤のヒザを痛打。アシストを受けた鷹木は後藤のヒザを踏み抜いてからコーナーに控える石井に突っ込んでいき、石井がリングに上がってくると後藤ともどもダブルラリアットでなぎ倒して内藤にタッチ。
 内藤、SANADA、鷹木は3人で後藤をストンピングで痛めつけ、内藤がじっくりとネックロックで痛めつけてからスイングネックブリーカー。SANADAにタッチ。
 SANADAは後藤にハンマーパンチを落としていき、ヒザへの低空ドロップキック。さらにブレーンバスターを狙うが、後藤が耐えて振り払い牛殺しを狙う。SANADAがこれを着地すると振り向きざまのラリアットでなぎ倒し、両者タッチへ向かうが、先にSANADAが内藤は後藤のタッチを妨害するが、後藤はジグザグ式の牛殺しを見舞い、オカダにタッチ。
 オカダは内藤にランニングバックエルボーから串刺しバックエルボー、DDTと連撃し、リバースネックブリーカーを狙うが、内藤が着地してフランケンシュタイナー。さらにオカダの足をロープに引っ掛けてのリバースDDTから雪崩式フランケンシュタイナーを狙うが、オカダが耐えて担ぎ直してリバースネックブリーカーの体勢へ。内藤は暴れて着地すると延髄斬りを見舞い、さらにエルボーを狙うが、オカダがかわしてレインメーカー狙い。これをバックエルボーでカウンターした内藤がスイングDDTの形から入る胴締めフロントネックロックも、オカダがぶっこ抜いてブレーンバスターで反撃し、両者タッチ。
 鷹木と石井の対面になると、ショルダータックルのぶつかり合いで快音を響かせ、互いに串刺しラリアット。さらに鷹木がラリアットを狙うが、これをかわした石井がバックドロップ。さらに石井が鷹木の顔面を蹴り上げて挑発すると、鷹木はダブルチョップからブレーンバスター。鷹木はお返しに石井の顔面を蹴り上げていき、石井を引き起こしてエルボー。石井はこれをノーリアクションで受けきって見せ、鷹木に向かって一歩ずつ詰め寄っていく。鷹木がロープに飛ぶとラリアットで叩き伏せるが、鷹木もラリアットで反撃。もう一発首筋へラリアットを叩き込むが、石井はこれを倒れずに耐え、逆にエルボー連打。石井がロープに飛ぶと鷹木がカウンターのレフトハンドラリアットを見舞い、SANADAにタッチ。
 SANADAはスワンダイブ式の攻撃を狙うが、石井がこれをかわして組み付き、ブレーンバスターで叩きつけると後藤にタッチ。
 後藤はSANADAをショルダータックルで何度も吹き飛ばしていき、ヒップトスからのミドルキック、串刺しニールキック、バックドロップと畳み掛ける。そしてGTRの体勢に入るが、SANADAが耐えると串刺しラリアットを狙う。これをかわしたSANADAは低空ドロップキックで反撃も、後藤が倒れ込む間際にラリアット。そして後藤が牛殺しの体勢も、SANADAが着地。ここに内藤と鷹木が入ってきて後藤をカットすると、SANADAがドラゴンスリーパーの体勢へ。しかしオカダが入ってきてSANADAにドロップキックを見舞うと、内藤がオカダをネックブリーカー、石井が無い等にバックドロップ鷹木が石井にバックドロップ、後藤が鷹木にラリアット、SANADAが後藤へスワンダイブ攻撃を狙うが、これをキャッチした後藤が牛殺し。さらにGTRを狙うが、SANADAがサムソンクラッチで切り返し、これを返した後藤がラ・マヒストラルからGTRの体勢も、これをSANADAがオコーナーブリッジで切り返すとこれで3カウント。
 勝利したL.I.Jの手をタイガー服部が掲げると、L.I.Jが拳を突き上げ、タイガー服部にも参加するよう促す。するとタイガー服部も胸を2回叩いて拳を突き上げ、身長の問題で苦戦しつつも拳を合わせて見せた。

タイガー服部レフェリー引退セレモニー


 タイガー服部レフェリーの引退セレモニーが始まると、まずはCHAOS勢が入場し、オカダがCHAOSを代表してタイガー服部へ花束を贈呈。オカダとタイガー服部はしっかりと抱き合い、続けて記念撮影へ。ここでオカダが仰向けに寝転がり、タイガー服部へフォールを要求。オスプレイが笑顔で3カウントを叩く粋な計らいを見せた。

 続けて入場してきたのは新日本プロレス本体選手。『怒りの獣神』が場内に響き渡ると場内は大歓声。ライガーを筆頭に本体選手たちがリングに上がり、棚橋が本体を代表して花束を贈呈。その後は記念撮影を行った。

 続いて、新日本プロレス審判部の面々がリングに上がり記念品のレフリーシャツを贈呈した。
 続いてリングに上ってきたのはメイ社長と菅林会長。それぞれが花束を贈呈した。

 そして、タイガー服部にゆかりあるスペシャルゲストとして、ザ・グレート・カブキが登場すると場内は驚きの歓声に包まれる。
 ペイントなしの素顔に正装で登場したカブキは「今日はありがとうざいます。服部さんのためにありがとうございます!」とファンに向けて挨拶を行い、花束を贈呈した。

 さらに、馳浩が登場すると場内はさらに大歓声。
 馳は「服部さん本当に長い間お疲れさまでした!また会場の皆さんにもいつまでも服部さんのことを覚えていただきたいと思います。ありがとうございました!」と挨拶した。

 続けて、武藤敬司の入場曲が流れるとこれまでで一番の大歓声と武藤コールが沸き起こる。
 武藤は「YOU!服部さん、長い間ご苦労さまでした!これで少し時間の余裕が出来るのかな?今度また坂口さんでも誘って麻雀やりましょうよ!(笑)」

 そして最後はやはり長州力。後楽園ホールに大音量のPOWER HALLが鳴り響き、長州力がリングイン。新日本プロレスのど真ん中で「ミスタートランプ!正男!長い間お疲れさまでした!(笑)」と笑いかけるがその目には涙が。
 そして最後はカブキ、馳、武藤、長州のスペシャルゲスト勢とともに記念撮影を行った。

 そして、タイガー服部へメッセージが届いているということでスクリーンに天龍源一郎、アントニオ猪木が登場し、タイガー服部の引退をねぎらった。

天龍「服部さん、天龍源一郎です。服部さんと知り合ったのは今からもう4,50年前になりますか。20代の後半で入った時、フロリダでマサ斎藤さんと高千穂明久さんとそのマネージャーをやっていたのが服部さんで、その時のプロレスの熱というものに度肝を抜かれて『プロレスってこんなに素晴らしいものだ!』ってことをまざまざと見せつけられたのが、このお三方の一挙手一投足が僕の脳裏に焼き付いて『よし、俺も頑張ろう!』という気持ちにさせてくれました。その後全日本プロレスに来られてレフリーをやっていて、そのあとまた新日本プロレスに戻るときに『服部さん、馬場さんが残ってレフリーをやらないかって言ってますよ』って言ったら、『俺は光雄を裏切れないよ』って言って全日本に残ることを断ってそのまま新日本に言ったことをまだ覚えてますか?(笑)そのとおりの人生を歩んでいる服部さんはやっぱり顔は四角いけど義理堅い男で、その道理を通していってください。本当に長い間、服部さん、お疲れさまでした!そしてありがとうございました!」

猪木「元気ですか~ッ!いよいよ引退という話を聞きましたけど、現役時代も含めていろんな選手のブッキングをやったりということで当時の新日本の時代も色々頑張ってくれたと思います。同世代が旅立ってしまったり、そういう中で、それぞれの役割を果たしてくれたと思っています。引退、寂しい思いするけど、引退は決して終わりではなく、明日への踏み出しということでね。『人は歩みを止めて、そして挑戦を諦めたときに年老いていく』というね、まあまあ、これから高齢化社会に入って、ますます逆にそういう人たちにメッセージを送れるようなことをやってもらいたいと思います。……じゃあ、例のやつ、やる?(笑)やっぱり(笑)じゃあ行くぞッ!1!2!3!ダーーッ!!」

 最後に「サンキュータイガー!」のコールが起きる中でタイガー服部が挨拶を行った。

服部「今日はコロナという不気味なものに負けないでこれだけの人が来られて本当に感謝しています。自分はこのユニークなスポーツに出会えて、一生プロレスというものを愛していたけど、自分の人生のような感じがします。まあ、素晴らしいことも、友情も色々ありますが、裏切りもありましたし、悲しいこともあります(笑)これは本当に自分の人生みたいな感じがします。これだけ最後まで本当にいい年してやってこれたのは本当に皆様のおかげと、本当に感謝しています。ここにおられる方、新日本プロレスの会社にいるスタッフの皆様、メディア、TV、その他リングクルー、そして私の仲間のレスラーには本当に、本当にありがとうございました!こういう思い出は一生忘れないように、よく頭の中に刻んで生きていきたいと思います。本当にありがとうございました!」

 そして、タイガー服部の引退のテンカウントゴングが行われ、会場が大歓声に包まれる中全員で記念撮影を行った。

<試合後コメント>
タイガー服部
――無事引退セレモニーを終えました
「いやあ、やり遂げたってより……まあそんな心境です。何か燃え尽きたって感じもありましすけど、よくここまでこられたなと」

――最後にレフリーとして3カウントを叩いたときの心境は
「やりきった感があったというか『あぁ、これで最後だな』と。燃え尽きました」

――セレモニーには長州力さんも登場しました
「いや~、ビックリした!(笑)馳先生とは昨日も会ったけど、一言もそんなこと言ってなかったよ!(笑)まさかと思ったよね(笑)」

――アントニオ猪木さんからもメッセージが届きました
「ああ!そうですね。いやあ、ホントに……恐縮です……」

――改めて、レフリー人生はどのようなものでしたか
「ホントになんだろう。今はもう、ご時世だからね。コロナがいっぱいの中で皆さんによく来てもらえたなと思って。やっぱり自分が思うには、やっぱプロレスはこのまま永遠につながるような感じがしますね。いい形のレスリングを見せたらやっぱりずっとつながるんじゃないですかね?」

――これからも新日本プロレスとは関わっていく?
「えっとですね、今年は1年契約したんですよ。で、来年はよく分かんないですけど、あとは今年1年、結構ヨーロッパもそうだけど、アメリカでイベントを作ってるから、それのお手伝いしようかなと。4月の1日から1週間位、タンパでWWEをやるから、それで色んなイベントがあるんで、それをやろうと思ってます」

――レフリーとして引退セレモニーが行われるのは珍しいことだと思うが、服部さんにとってレフリーとはどういうものか
「なんかそういうのいっぱい聞かれたことあるんですけど、文書で出して。レフリーの哲学はやっぱり、選手を邪魔しないように、機敏にカウントを取って、で、無駄な場所にいないことだと思うんですよね。やっぱり戦いの場を十分にこなして、隙間に入り込むような感じでね、動けるならそれが一番いいと思います。ただ、レフリーは一生懸命やらないと選手にも響いてきて、邪魔するようになると良い技が見れなくなっちゃったり、お客さんの角度で邪魔になるようなこともあるから。それはうちのレフリーはみんな上手いですよ。海野も、健太もみんな上手い。浅見も。ただもうそこまで行かなくなっちゃったから。『もう、時間だな』と思って」

――長いキャリアの中で1試合印象に残る試合を挙げるとすればどの試合でしょう
「いっつも思うんだけど、みんないいような感じがするんだけど……なんだろうなあ……。ただ、試合内容とかやっぱり一番ね、行ったこと無いような、北朝鮮の平壌で、猪木さんとフレアーの試合はやっぱり、『なんかスゴいとこ来てレフリーやってんな』っていうのは感じた。初めてだし、見たこともない人ばっかりだしね。あの大観衆で『へぇ。こういう国もあるんだな』っていうのを実感しました。あれは全然意外性があってありがたいと思います。感慨、今でもわかんないです。ホントに猪木さんがいたおかげでロシアも2,3回行けたし、まあ、北朝鮮にも行けたし、あとアマレスの関係でホントに世界中よく試合で行けたなと思ってホントに感謝してますよ、レスリングには。アメリカに住めたのも1970年にアルゼンチンでアマレスの世界選手権があって、そのまま居着いちゃったって感じだから。なんか、旅の始まりがそこからで、もう74歳だけど未だに旅をしているなっていう感じがありますけど、こういう職業だからこそ人が行けないようなところも何度も行けたし、もっと頭が切れてたら色々作品残してるんだろうけど、だんだん溶けてきちゃってるから(笑)すごいいい思い出です」

――プライベートも含めて、今後の人生でやってみたいことは
「やってみたいことはいっぱいあるんですけどね。ホントに。なんだろうなあ、やりたいことはいっぱいありますよ。旅行もしたいし、大工さんみたいなことも好きだし。DIY?まあやりたいことはいっぱいありますね」

――これからの若いレスラーたちに期待することは
「んー、やっぱり時代ごとに一昔。やっぱり僕はオールドスクールで育ってるから、昔はアンドレとかベイダーとかハンセンとか、大きい人が多かったですよ。ホーガンもそうだけど。今はもう時代とともに女性のお客様も多いし、あんまりヘビー級とジュニアとのアレがなくて、よく動けて、やっぱ見栄えのいいハンサムな人、オカダみたいな人が多くなってきたんじゃないですかね。棚橋とか。……では、よろしいですか?ありがとうございました!本当に!」

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