2・11 山本裕次郎が2回目の自主興行を開催!「これからの山本裕次郎を見せられる大会になる」

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 山本裕次郎が2月11日に東京都・高島平区民館にて開催する自主興行『Battle. Art. Prowrestling』の全対戦カードと見どころを紹介。
 山本の自主興行は2019年10月以来、第2回目となり、地方ローカル団体や草プロレスからも選手が参戦するなど他では中々見られない魅力的なカードが揃った。

▼第0試合 シングルマッチ
洞口義浩(フリー)
vs
鴉野ショウ(草プロレスRAW)

――山本裕次郎という選手にとってはアニマル浜口ジム時代からの付き合いとなる洞口義浩選手。今回は第0試合での起用となります。

山本「洞口選手、前回大会の石川(雄規)戦でちょっとハネた選手だと思うんですよね。あの試合までちょっとくすぶってたのが、あそこからまた色々呼ばれるようになって。フリーになって半年。練習も含めて同じリングに立つ機会も多いですが、頼りない感から任せられるくらいになった。本戦でカードを組むことも考えてたんですが、彼のキャリアを考えたら格上の相手より、プロとしてのキャリアの浅い選手と組むほうがいいと思い第0試合を任せました。

対する鴉野ショウ選手はプロレス界では名前が出てこない選手、というかアマチュア、草プロレスの選手です。でも草プロレスの中ではプロでも通用する選手だと思っていて。僕が最初に見たのは5、6年前。ZSTで一緒だった篠宮(敏久)さんという方が、草プロレスやるって時にメインで鴉野ショウ選手が上がっていて。正直当時の(対戦相手との)関係性はわからないんですけど、攻撃系の相手を真正面から逃げずに受けていて、その時の印象がすごくあったんですよね。気になるって言ってもそこまでではなくて、心の片隅に残る程度。その後、昨年高島平の草プロレス大会で前回と全く真逆の大技系選手と試合をしていて、これもがっちり受けて自分も輝く試合をしていて。どちらも鴉野選手が負けた試合なんですけど、『あれ? この人いろんなタイプと試合して、しっかり受けられて持ち味が出せる選手だぞ』と。プロレスって勝つに越したことはないんですけど、負けても自分の爪痕や印象を残せる。でも実際できる選手は最近の選手だと少ない。この選手なんなんだろなと。プロでやっても面白い選手じゃないかなと。

アマチュアとか学生プロレスとか、プロから見て反発する選手もいるんですけど、でもぼくがプロレス業界に入った経緯というのも特殊なので。僕もプロなのかアマチュアなのかわからないまま(総合格闘技から)石川さんに発掘してもらってプロデビューして、プロレスファンに厳しい目で見られながら試合をしてた。今はあの時よりも底辺が広がっている。だからこそしっかり試合ができる人には(垣根を越えて)いろんなところに出てほしい。もちろん誰でもかれでもプロのリングにというわけにはいかないし、これは僕の主催大会なので、僕の目線から僕の基準で選ばせてもらって、鴉野選手は通用する選手だと。それで声をかけさせてもらいました。第0試合なのはプロとアマを分けたい人のための一応の配慮です。

洞口も勢いあるけど、調子乗りすぎると(ハングリーなアマチュアに)足元救われるぞと。第0試合ですが、位置づけとしては本戦と遜色ないと思っているので楽しみにしています。洞口は映像資料も少ないまだ見ぬ相手、それも勝たなければいけないという相手は初めてに近いでしょうから、これも試練。洞口は見た目も若いから若手感が抜けないんですけど、もういいおっちゃんですから(笑)。そういう相手とも安定した試合をしてほしいなという。でも洞口と浜口ジムで出会ってからこんなに長く付き合うとは思ってなかったです(笑)」

▼第1試合 タッグマッチ
超人勇者Gヴァリオン(BRAVES)/スーパーマッチョモンキー(Team Motion)
vs
ブルーシャーク/焙煎たがい。(西口プロレス)

山本「なんだかんだで豪華すぎる第1試合です(笑)。この後の第2、3、4試合がチャレンジマッチ的なんですけど、若いスーパーマッチョモンキー選手にとってはその意味合いもありつつ、ほかの3人はいずれも僕と関係性が深い選手。

ブルーシャーク選手、たがい選手はバトラーツ参戦時期が僕とほぼ同じ。たがい選手は西口プロレスの芸人さんで面白い部分がもちろんクローズアップされるんですけど、その中には強さありきのお笑いプロレスという部分がある。ちなみに今回本業のコンビ「焙煎まめ」で大会の前説をやってもらいます。前説、第0試合、入場式を挟んでの試合なので合間なくバタバタしてもらいます。たがいさん、余裕がないときのほうが潜在能力を発揮できるので、間髪入れずに仕事してもらいます(笑)。前説の手を抜くと相方のまめさんが怒ると思うので、前説で余裕なさそうだと思ったら頭が試合のほうに行ってると思ってお客さんも想像してください(笑)。面白い焙煎たがいさんも、強いたがいさんもお客さんに観てもらいたいです。

シャークさんは僕よりは年上なんですけどいまだに僕より元気(笑)。全然衰えないじゃんという。シャークさんは自主興行も定期的に開いてますが、対角線上にはそこでは当たらないであろう選手を並べました。

その選手が最後になりましたが超人勇者Gヴァリオン選手。僕は高島平在住で、思い入れのある高島平区民館で試合をやってるんですけど、ヴァリオンさんは家が近いわけでもなく、思い入れもないであろう高島平で3年間くらい主催試合をしている。こんなに長い期間、遠いところでなぜやってるんだろうという関心と、尊敬の念から興味を持ちまして、たまたま去年2月に岡山で試合をさせてもらって。行き帰りのバスの中、それから帰ってきたときにご飯を食べる機会があって『どうして高島平で試合をしてるんですか』って話から、プロレスに対する考えとか、いろんな話をさせていただいたときにとても共感を覚えた方なんです。だからやるからには人数合わせでなく、しっかりしたカードを組みたい。僕の信頼できる相手とのカードを組みたいと思ってたので、そこで頭に浮かんだのがシャークさん、たがいさんでした。僕が歩んできたバトラーツという道のりを、2人を通じてヴァリオンさんにも感じていただけたら嬉しいなと思っています」

▼第2試合 シングルマッチ
山縣優(フリー)
vs
杏ちゃむ(信州ガールズプロレス)

山本「唯一の女子の試合。前回も組んでないので『Battle. Art. Prowrestling』初の女子です。杏ちゃむ選手は僕と石川さんが指導している格闘技のジムに、練習に来ている選手のひとりです。華やかでかわいらしい感じの今どきの若い選手っていうイメージなんですけど、グラウンドを直接一から学びたいっていうことで来ていて、すごく謙虚な一面があって。僕は直接試合を見たことないんですけど、SNSを追ってると結構気が強いというか。いま練習しているグラウンドの練習にプラスして、そういう気の強さが出れば面白いかなと。

拠点は信州なのに、こっちまで練習に来ていてすごく努力をしている選手なので、対戦相手は同じ世代の選手より上の世代のほうがいい経験になるだろうということ、普段当たらない選手と試合してもらいたいなということで、僕もこれまでお会いしたことがなくて、いちファンとして観させていただいてた山縣選手に依頼しました。杏ちゃむ選手と試合をしていただきたいと伝えたときにすごく誠実に応えていただいて。キャリアも長いので故障も痛いところもあるんでしょうけれど常にグッドシェイプで。お若いと思っていたら、実は僕より年上でびっくりしました(笑)。

でも強さだったり安定感だったりを杏ちゃむ選手より持ち合わせている選手なので、気の強さだったり直線的な部分をがっちり受け止めて返して、見せつけてくれると思うんですよね。そういう中で彼女もなにかを見つけてくれればうれしいなと。普段の杏ちゃむ選手の試合を見れていないのでわかりませんが、またちょっと違う試合になるんじゃないかなと。僕の大会でステップアップしてほかで活躍してくれればいいなあと思っています」

―そういえば末期バトラーツでも「女王バチ」がありました。

山本「いやらしい話ですが、第1回より集客が厳しいと思ったので華やかな女子を入れたいという一面もあります(笑)。でも女子でもがっちりな試合を組みたいし、僕も人選したつもりです」

▼第3試合 タッグマッチ
マッチョ★バンプ(覆面MANIA)/守部宣孝(A-TEAM)
vs
河原成幸(北都プロレス)/櫻井匠(A-TEAM)

山本「ベテラン選手に若い選手が挑むという構図ですね。前回覆面マニアからは(ミステル・)カカオ選手に出ていただきましたが、今回はマッチョ★バンプ選手。(マッチョ選手が)守部宣孝選手と組むのはみちのくプロレス以来なんですかね。すごく久しぶりに組むということを聞いてるので、このタッグは僕も楽しみです。

対戦するのは僕が対戦したことのある若い2人。2人とも潜在能力があって、(第4試合の清水)来人と違うところは、もう(タイトル獲得や、内外の評価で)飛び抜けようとしてるところ。とはいえキャリアがないから、もっといろんなタイプの選手と当たってほしい。2人とも僕と違ってすごく器用な選手だから、いろんな選手と当たって、いろんな技術を経験して吸収してもらえるといろんな場所で活躍できる。チャレンジマッチといえば、そう捉えることもできるんですけど、もっと経験して世に出て一気にはじけて存在感が出てくれればいいなあと。2人とも上手すぎて逆に存在感がないって時もある印象なので、もっと我が出れば飛び抜けられるんじゃないかなと。北都所属の河原選手も2019年から東京に来て、北海道(在住)時代よりはいろんなタイプと当たってると思うんですけど、マッチョ★バンプ&守部宣孝組は当たる機会がそんなにないと思うので。これからも若手選手には普段当たらないであろうカードを組んで行きたいです」

▼第4試合 シングルマッチ
石川雄規(フリー)
vs
清水来人(Team Motion)

山本「前回も出ていただいた石川さん。若い選手に刺激を与えたい、自分のスタイルにプラスしてもらいたいなと、格闘技寄りの選手、格闘技寄りのプロレスに興味がある選手がいいなと考えて前回大会にも出てくれた清水選手が対戦相手となりました。

清水選手と僕が対戦したのが2年前かな。ブルーシャーク興行で僕と石川さんが組んで、清水選手と田馬場(貴裕)選手という若い2人とのタッグマッチというのがありました。清水選手も総合格闘技出身で、いろんな人からどんな選手か聞く中で、その時(方向性を)どうしようか悩んでるというか、くすぶってる感があったような気がして。そういう話ばっかり聞くんですよね。体力、体のデカさ、パワー。潜在能力はあったとして、それをどう活かしていけばいいのか。格闘技のバックボーンもある。でもどう使おうかというジレンマがあった時期だったのかなと。もしかしたら今もそうなのかもしれないですけどね。

で、僕と石川さんと対戦した時、なんでか覚醒したような、ふっきれたような試合だったんですよね。主に僕に対してですけど、大技を連発して。もちろん体格差があるんで僕が受けに回るのは仕方ないんですけど、普段ほかの人に出さないような大技を出してきたらしくて、もう僕しんどかったんで(笑)。僕も彼が火をつくようには動いたつもりだったんですけど、火をつければ面白い、火が付く相手がいれば清水来人、光れる選手だなと。もちろんホントは自分で光りに行かなくちゃいけないんですけど、そこでどう動けばいいんだろうと悩んでるところもあると思うんですよね。

で、前回第1試合をやってもらって、まだ体力持て余してる感があったので、石川さんと試合をやってもらって、潜在能力をどう生かしていくかのヒントを得れられればなと。石川さんを食える存在になればいいけど、僕の中ではまだまだだと思ってるし、僕と石川さんがやってるクラスにも洞口、杏ちゃむと同じで練習に来てくれるんですけど、練習でも石川さんを追い込む所まではいけないし、横から見ていても力を持て余してるのがもどかしい。若いんだから勢いつけて行けばいいのになあと。まあ、まず石川さんが負けることはないと思うので、存在能力を極限まで出してくれる役割を石川さんにはお願いしたいなと。清水選手にとってステップアップのきっかけになってくれれば。

相手次第では彼の能力が封じ込められてしまうかもしれない。でも石川さんは前回の洞口戦を見ても、引き出してくれる人なので。そういう意味でも伸び悩んでる選手には信頼のおける石川さんが適任とお願いしました。清水選手のパワーに石川さんのテクニックがどう出るのかも楽しみです」

▼第5試合 メインイベント タッグマッチ
山本裕次郎(フリー)/カツオ(道南リング)
vs
原学(Team Motion)/KEITA in THE House*(プロフェッショナルレスリング・ワラビー)

山本「前回大会のメインイベントでカツオさんと僕でやりまして。その試合終わりのやり取りでメインのカードが決まりました。でも、もともとカツオさんと出会う前、自分の自主興行の相手となると原学とやりたいってのが頭にあったんですね。それと僕のデビュー戦の相手、まあ、名前は変わりましたけどKEITA in THE House*。この4人は年齢がめちゃめちゃ近いというわけではないけれど、だいたい同じ世代。この4人でタッグマッチをやるとスゴく面白いんじゃないかなと思ってたんです」

――原学選手のアピールもあり対戦したカツオ選手と組み、原選手、KEITA選手との対戦が決まりました。

山本「この前、原さんのジムにポスターを張りに行った時、『てっきり対戦するもんだと思ってた』って言われたんですね(笑)。挑発的なマイクアピールだったんで、流れ上、僕とカツオさんが組むことになったんですけど、本当に(前回興行のやり取りの時)組み合わせは決まってなくて。あと矢野啓太からはKEITA in THE House*。名前が違うぞというアピールがあったり、まあ、それはそれで僕とカツオさんが組むのも楽しみだなと。

僕の中でもどういう試合になるのかわからず。まあバチバチ感は原さんと僕はあるし、カツオさんも真っ向勝負タイプなんですけど、KEITA in THE House*とやるときってのはバトラーツでの時も異質で、バチバチや肉弾戦、真正面からくる感じではないので、それがアクセントになって面白いかな。4人の中でキーマンになるのがKEITA in THE House*なのかなと。比較的同じタイプの3人の中に彼がいるってのがスパイスになるのかなと。4人同じタイプのほうが面白い試合になるって考えの人もいるだろうけど、そうじゃなくて彼がいることによって化学反応が起きることを期待します。原さんともなんだかんだで3年ぶりくらい、久しぶりの試合なので楽しみです。

そしてこれは個人的なんですけど、カツオさんと原さんが戦うってのが楽しみなんです。聞いてみたら過去に武勇伝とか若武者とか、そのあたりでの対戦もありそうでないらしいということなので。カツオさんとKEITA in THE House*はあるらしいんですけど、チョロっとだし、その時は噛み合わなかったみたいな話だったんですけど、10年近く経って、それがどう変わってるのかも楽しみですね」

―4選手とも1回目の大会から継続参加となります。

山本「そうですね。当初1回目の大会と2回目はセットで考えていて。出てほしい選手全員が第1回大会に出られたわけではない。そこで出られなかった選手というを優先して組んだので、前回の流れを受けてというカードもこれだけという形になりました。もちろんまだ出ていただきたい選手はいます。

2019年の第1回大会が自分の歴史を羅列している総括的な意味合いが強かったんですけど、今大会は現在進行形、これからの山本裕次郎を見せられる試合カードと選手ラインナップになりました。前回以上に明るいマッチマイクというか、明るい大会というものになったと思います。前回は冒頭の入場式で僕が泣いちゃって、もらい泣きしていたお客さんもいましたが、今回は笑みの多い大会になってほしいというか、したいです! 前回入場で号泣したところを原学から突っ込まれたので、今回は『泣かないぞ』! それが目標です。もう泣いてなんかやらないぞ(笑)」

山本裕次郎自主興行『Battle. Art. Prowrestling』
日程:2020年2月11日
会場:東京都・高島平区民館
開始:12:00

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