【試合詳細】1・6 新日本プロレス大田区総合体育館大会 内藤哲也&SANADAvsジェイ・ホワイト&KENTA オカダ・カズチカ&YOSHI-HASHI&ウィル・オスプレイ&ロビー・イーグルスvs鈴木みのる&ザック・セイバーJr.&ランス・アーチャー&タイチ

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『NEW YEAR DASH!!』
日程:2020年1月6日(月)
開始:18:30
会場:東京都・大田区総合体育館
観衆:4,078人(札止め)

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
トーア・ヘナーレ/辻陽太/●上村優也
10分40秒 高角度逆片エビ固め
カール・フレドリックス/クラーク・コナーズ/アレックス・コグリン

▼4WAYタッグマッチ 30分1本勝負
[鈴木軍]金丸義信/○エル・デスペラード
13分29秒 エル・エス・クレロ
[CHAOS/ROPPONGI 3K]●SHO/YOH
※もう2組は[BULLET CLUB]エル・ファンタズモ/石森太二、[L.I.J]高橋ヒロム/BUSHI

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
○飯伏幸太/棚橋弘至/デビッド・フィンレー/ジュース・ロビンソン
11分39秒 カミゴェ→片エビ固め
[BULLET CLUB]タマ・トンガ/タンガ・ロア/バッドラック・ファレ/●チェーズ・オーエンズ

▼タッグマッチ 30分1本勝負
[CHAOS]石井智宏/●後藤洋央紀
16分28秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→片エビ固め
[L.I.J]○鷹木信悟/EVIL

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
[CHAOS]○オカダ・カズチカ/YOSHI-HASHI/ウィル・オスプレイ/ロビー・イーグルス
15分27秒 反則
[鈴木軍]鈴木みのる(パンクラスMISSION)/ザック・セイバーJr./ランス・アーチャー/●タイチ

▼タッグマッチ 30分1本勝負
[L.I.J]内藤哲也/○SANADA
13分58秒 オコーナーブリッジ
[BULLET CLUB]●ジェイ・ホワイト/KENTA

稀代の大悪党と化したKENTAが内藤を痛めつけマイクアピールで会場を支配!タイチがついにアイアンフィンガーフロムヘルを解禁し鮮烈反則負け!鷹木が後藤のNEVER王座へ挑戦を表明!棚橋&飯伏がタッグ王座挑戦表明?!

獣神サンダー・ライガー引退セレモニー


 獣神サンダー・ライガーがリングに登場し、続いて新日本プロレス本体選手がリングへ入場すると棚橋から花束贈呈。続いてCHAOSが入場し、オカダから花束贈呈。
 菅林直樹会長、ハロルド・ジョージ・メイ社長、ライガーの奥さんである千景さん&息子の貴光さんより花束贈呈。ある人からメッセージがあるということで、スクリーンに映されたのはアントニオ猪木からのビデオメッセージ。
猪木「元気ですかー!元気を売り物にしてきたけれども、俺もう身体がボロボロなんだけど、それにしてもね、世の中全体もちょっと元気をなくして、まぁそんな中でね、何年になるのかな?ライガーは。平成元年?31年よく頑張りましたね。まぁああいう衣装をつけたのも、当時は色んな人間が色んなアイディアを出し合って、これでいこうあれでいこうとか、そんな中で、ライガーというね、まあ当時としても非常に面白いキャラクターで、それで頑張ってきたのでね、まぁともかく、引退っていうとちょっと寂しい気もするけど、逆にまた、新しい時代へまた踏み出す第一歩ということで、ね、あの、一回ゆっくり、もう俺も酒が飲めなくなっちゃったんだけど、まぁそれはともかく、美味しいものを食べながらね、また、若い人たちに次の世代に、夢を贈れるように、頑張ってもらいたいと思います。長い間ご苦労さん。では例のやつで、大丈夫かな?えー、それじゃあ、ちょっと俺もね、気入れないと最近できなくなってきた(苦笑)じゃあいいですかね、いくぞ!1,2,3,ダー!」

 そしてライガーの挨拶へ。

ライガー「平成元年に東京ドームで獣神サンダー・ライガーはデビューいたしました。そして昨夜、同じく東京ドームで、最後の試合をさせていただきました。対戦相手のヒロム選手にも、粉々に砕かれましたが、これで、何の悔いもなく、引退できると確信いたしました。31年間、ファンの皆様、ご声援本当にありがとうございました。プロレスラー獣神サンダー・ライガーは、今日で終わりますが、新日本プロレスはますます!大きくなり続けていくと思いますので、変わらぬご声援を願いまして挨拶と代えさせていただきます。それから、最後に、個人的なコメントをさせていただきたいと思います。今日会場に広島から、僕の母親がこの会場に来てくれています。お母ちゃん、頑丈な体に生んでくれて本当にありがとう。感謝してます。ありがとう。それから、ちいちゃん、たかみつ、今まで、寂しい思いをさせた分、父親らしいことをこれからしていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。ほんとに皆さま31年間ありがとうございました!」

 10カウントゴングの後に、本体&CHAOSがリングに上がり胴上げ。
棚橋「ライガーさん!最後会場にいる全員で怒りの獣神歌って送らせてください!(会場中で合唱)ライガーさん本当にお疲れさまでした!」

<セレモニー後コメント>
獣神サンダー・ライガー
――引退セレモニーを終えてのお気持ちは
「そうですねえ。割と冷静な自分がいましたね。なんか、別角度から自分を見ている自分みたいな感じがしました。ただ、『これで終わるんだな』と、そういう実感はありますね」

――セレモニーではアントニオ猪木さんからのメッセージが有りました
「ビックリしました!僕はホントに、ホントに猪木さんの教え子としては落第生だと思う。よく怒られてましたし、ロクなことしてませんでした。でも最後に猪木さんからああいうメッセージいただいて、ホントにありがたいですね。これもやっぱり感謝ですね。感謝しかありません」

――お母さんへのメッセージもありました
「そうですねえ。普段なかなか母親には言えないし、憎まれ口ばっかりお互いが叩いてますよ。親孝行だなあと。最後、カミさんと息子が出てきたときに、ちょっとヤバかったですね。汚いおじさんの涙、見せるところでした。貴光が先に泣きやがって、ボロボロ泣いてんだ(笑)『エェ~ッ?!』と思って(笑)それで冷静になりました。息子のおかげです。おじさんの涙見せなくて済みましたんで、そういう意味でも感謝ですね。息子に感謝です」

――昨日はセレモニーに出る服装について迷っているという話がありましたが、フルコスチュームで現れました
「ファンの皆様との写真撮影会では私服でやらせていただきました。変化があったほうがいいなって思って。獣神サンダー・ライガーってのはもう、これが獣神サンダー・ライガーなんですよ。もう試合もないんで、フルでってのはあんまり考えませんでしたけど、引退は特別かなって。良かったんじゃないかって、僕は感じます。ホントに31年間、素顔の時代を合わせると36年。当然マスコミの皆さんにもお世話になりましたし、会社のみんなにもお世話になった。世界中の皆さんにお世話になった。そして今、ファンの皆さんももちろんですけど、色んな方々、さらに引退した後の僕に『ああしたらどうか、こうしたらどうか』と力になってくれています。ライガーの歴史は、皆様の支えによる歴史だと思っていますので、それに、そういう考えを持って皆さんをがっかりさせないように、第二の人生。猪木さんも言われてましたけど、頑張ってほしいということですので、頑張りたいと思っています」

――第二の人生に向けて、明日からどういう生活を送っていく?
「明日からですか?明日からは、取材とかがちょっと1月かなり入ってます(笑)で、色々計画されてることもありますので、それはおいおい発表できると思うんですけど。僕はあの、武藤選手が『ライガー、ほとぼり冷めたら帰ってきたらいいから』……ほとぼり冷めませんからっ!(笑)ずっと引退ですので、MASTERSでの復帰というのも全くありません。僕のファンの皆さん、レスラーの皆さん、関係者の皆さんに見送ってもらったんです。カムバックは絶対にない。これは誓います。だから武藤選手には『ごめんね』って伝えてください」

――現役中には出来なかったこともあると思うが、今一番やりたいことは
「今ゆっくり寝たいですね!ちょっとゆっくり寝たい!なーんもしないで食っちゃ寝食っちゃ寝で1日2日過ごしたいですね。身体はこのまま練習して動かし続けるんですけど、とりあえず1日2日何もしない日を作ってみたいと思います。それからまた第二の人生!本当に皆さんありがとうございました!31年間ホントにありがとうございました!お世話になりました!」

第1試合


 先発はコナーズと上村。コナーズがグラウンドでコントロールしていくと上村は一度距離を取る。上村はアームホイップもコナーズがグラウンドで優勢に。上村は腕をとって絞り上げていくが、コナーズはロープに足を伸ばしブレイク。
 ロックアップから上村がリストを取るが、コナーズがカニばさみで倒しリバースインディアンデスロックからキャメルクラッチ。さらに弓矢固めも上村は一転してフォールも1。両者タッチ。

 辻とコグリンがロックアップから辻がヘッドロック。コグリンがエルボー連打も辻がショルダータックルで倒す。立ち上がったコグリンに辻がエルボーもコグリンはチョップ。辻がエルボー連打もコグリンが強烈なエルボーを叩き込むが、辻は負けじとエルボー連打。コグリンは強烈なチョップから俵投げ。フォールも2。
 コグリンはストンピングからエルボースマッシュを叩き込みコナーズにタッチ。

 コナーズとコグリンはダブルのアームホイップからストンピング連打。コグリンはコーナーに叩きつけてカールにタッチ。

 カールとコグリンは辻をロープに振ってダブルのショルダータックルで倒すとフォールも2。
 辻はエルボーもカールは膝蹴りからチョップ。カールはコーナーに押し込みチョップ。カールはコグリンにタッチ。

 コグリンは強烈なチョップ。辻は立ち上がりエルボー連打からボディスラムの体勢も、耐えたコグリンがチョップを打ち込んでいき、ロープに飛ぶが、辻はカウンターのボディスラムからヘナーレにタッチ。

 ヘナーレはコグリンにショルダータックルも、カールはガットショットから走り込むがヘナーレはショルダータックルで迎撃し、エプロンのコナーズも掌底で落とすとコグリンのチョップを受けきりエルボーから膝蹴り。さらに顔面へのソバットを叩き込みコーナーに振ると串刺しボディスプラッシュからサモアンドロップ。フォールも2。
 ヘナーレはラリアットも避けてコグリンがバックをとるが、ヘナーレはバックを取り返しコーナーに振ると串刺し攻撃。コグリンが避けるとカールが串刺しラリアットからコナーズがスピアー。コグリンはフォールも上村がカット。

 コグリンは担ぐがエルボーで逃れたヘナーレに強烈なチョップ。ヘナーレは鋭角エルボーからブレーンバスターで叩きつけて上村にタッチ。コグリンもカールにタッチ。

 ショルダータックルのぶつかり合いからカールのチョップ。エルボー合戦から上村がチョップを打ち込みエルボー連打。さらにフロントスープレックスを狙うが、耐えたカールがエルボースマッシュから変形バックブリーカー。ロープに飛ぶが上村はドロップキックで迎撃し串刺しドロップキック。
 上村はフロントスープレックスからフォールもコナーズがカット。
 上村は逆エビ固めもコグリンがカット。
 上村はエルボー連打からロープに飛ぶが、カールはドロップキックで迎撃し、ロープに振るが上村は首固めも2。上村は走り込むがカールはスパインバスターから片逆エビ固めで捕らえギブアップを奪った。

<試合後コメント>
クラーク・コナーズ&アレックス・コグリン
クラーク「これがニセンニジューのLA道場だ!もう3回目だぞ?もう少し学んだらどうなんだ?俺たちにはもっと強い相手が必要だ!」
コグリン「俺たちが何度同じ相手を倒せば気が済むんだ?もう何度目だと思ってる。俺たちは必ず勝つんだ。ファレ道場でも野毛道場でもいいけど、俺たちはどんな相手でも倒す!LA道場が勝つんだ!」

カール・フレドリックス
「みんなもう俺の強さに辟易してるんじゃないか?俺はもうシングルマッチをやれる男だと思う。誰か俺とシングルで戦える相手を探してこい!今年はいい1年になるぞ!」

辻陽太
「おい、LA道場のアレックス、クラーク、カール!俺はな、今年2020年の目標として3つの目標を立てた。その1つが、まずお前ら3人に勝つことだ。9月のヤングライオン杯で全敗してるからな。それから3月にあるNJCに出場すること。あと1つはWORLD TAG LEAGUE、棚橋さんのパートナーになって出場することだ!」

トーア・ヘナーレ
「聞いてるか?今日のことはいい。なぜなら2020年は俺にとって大きな一年になるからだ。まだまだこれからだ。鷹木!お前の吸わされたもので俺の中に火が灯り、その日はまだ萌えている。2020年はその火が更に燃え上がり、大きくなることだろう!ウガアアァッ!」

上村優也
「年が明けて、今日で2戦目ですけど、全然自分で納得の行く試合ができてないんで、今年は爆発……いや、大爆発してやります!SUPER JUNIORもでるのは当たり前で、IWGPジュニアのベルトに挑戦します。それまでいっぱい課題はあると思うんですけど、僕が一番目立っていきます。あと今日はライガーさんが引退して、セレモニーもありましたけど、僕は新日本プロレスに入門して、初めてプロレスの厳しさを教わったのがライガーさんだったので、教わったことをこれから忘れうに、僕のレスリングキャリアをもっと膨らませていきたいと思います!ありがとうございました!」

第2試合


 3Kが入場しアピールするなか乱戦で試合開始。
 リング上では石森がSHOを、ファンタズムがYOHにナックル。さらにベルトを奪って殴りかかるが、SHO&YOHはドロップキックで迎撃しロープに飛ぶが、鈴木軍が足を掴むと場外に引きずり出し場外乱闘へ。

 リングにはBUSHIとヒロムがファンタズモをロープに振ってダブルのフェイスバスターからリングに上ってきたYOHにダブルのガットショットを叩き込み、ロープに振ってBUSHIがガットショットからヒロムがドロップキック。フォールも2。

 ヒロムがチョップ連発からロープに飛ぶが、YOHがカニばさみからSHOが顔面への低空ドロップキック。
 SHOはストンピングからYOHがボディスラム。フォールも1。
 石森がスワンダイブ式ヒップトスをヒロムに叩き込み、エルボーからフロントネックで絞り上げてコーナーに叩きつけるとファンタズモにタッチ。

 ファンタズモは前落としからロメロスペシャルを狙うかにみせて足へのフットスタンプ。ファンタズモはヒロムをコーナーに逆さ吊りにして石森がスライディングキック。ファンタズモは串刺しバックエルボーから、二人で急所を踏みつける。これは金丸がファンタズモにタッチし蹴散らすと、場外に投げ捨て場外乱闘へ。

 リングに戻り、金丸がヒロムにストンピングからデスペもストンピングを投下していくが、石森とファンタズもが背中をひっかき代わりにストンピング。4人でストンピングからSHOがカットに入るが、石森が場外に投げ捨て改めてヒロムに4人でストンピング連打。
 金丸が鼻フックからデスペにタッチ。

 デスペはサーフボードストレッチからキャメルクラッチ式フェイスロック。デスペは金丸にタッチ。

 金丸はストンピングもヒロムは立ち上がりチョップ。金丸は膝蹴りからロープに飛ぶが、YOHがその背中にタッチし場外に投げ捨てるとヒロムにエルボー。ヒロムもチョップを返していくが、YOHはエルボースマッシュからブレーンバスターを狙うが、ヒロムは着地しトラースキック。キャッチしたYOHがロープに飛ぶが、ヒロムはカウンターのシットダウンパワーボム。YOHがSHOにタッチしようとするが、ファンタズモがSHOの足を掴んで引きずり落とし、YOHをコーナーに振って石森がYOHにタッチ。ヒロムはBUSHIにタッチ。

 BUSHIが走り込んで来た石森にオーバーヘッドキックからミサイルキック。ウインドミル中に鈴木軍が蹴りつけるが、BUSHIは二人まとめてフランケンで投げ捨てる。石森がガットショットからロープに振ってラリアットも、避けたBUSHIが場外へトペスイシーダ。さらにエプロンに登ると走り込んで来た石森にエルボーからリングに上がろうとするが、デスペがロープを蹴り上げ急所攻撃。

 デスペはタッチしリングに入ると、石森がチョップ連打もデスペはサミングから担ぐが、着地した石森をロープに振るも石森はハンドスプリングオーバーヘッドキック。石森はファンタズモにタッチしようとするが、先程のお返しとばかりにSHOが足を掴んで引きずり落とし石森の背中にタッチ。

 SHOはデスペにランニングエルボー連発。デスペがロープに振って場外から金丸が足を掴んで引きずり落とすと、コーナーに振って串刺し攻撃。避けたSHOがデスペにスピアーから、YOHが金丸の足を掴んで場外に引きずり落とし代わりにリングに上がると、デスペをコーナに振ってSHOが串刺しラリアット。YOHがSHOを踏み台にしてのジャンピング串刺しバックエルボーから、3Kを狙うもデスペは着地し同士討ちさせる。ロープに飛ぶがSHO&YOHはジャンピングニーで迎撃し3Kを狙うが、金丸がYOHを投げ捨て、BUSHIがSHOにバッククラッカー。次々選手がリングに入りスイッチしていくと、ファンタズモが石森を肩車し石森がヒロムにコードブレイカー。そこへファンタズモがムーンサルトを投下しサンドイッチ、ファンタズモが担いで石森が走り込むが、YOHは二人まとめてDDTで迎撃し、場外に逃れたBULLET CLUBにトペ・コンヒーロを発射。
 SHOがデスペに走り込みショルダータックルのぶつかり合いからエルボー合戦。デスペはエルボー連打から走り込むが、SHOはジャンピングエルボーで迎撃しラリアットでなぎ倒す。SHOは膝蹴りから変形バックラッカー。フォールも2。

 SHOはショックアローを狙うが、デスペは切り返しナックルから投げようとするが、BUSHIがカットし毒霧もデスペはSHOを盾に。金丸が入ってきて蹴散らすと、デスペがSHOをエル・エス・クレロで丸め込み3カウント。

<試合後コメント>
エル・デスペラード&金丸義信
デスペラード「おぉいてぇ~!あいたたたた」
金丸「他の奴らとはなあ、使うとこが違うんだよ、使うとこが」
デスペラード「見てのとおりだよ」
金丸「分かってんのかオイ。(角瓶を指して)こういうもんじゃねえぞ。スポーツドリンクじゃねえんだ。ここ(頭を指差して)使うんだよ!ココ!」
デスペラード「使うものっつったってよお、何もモノだけとは限らねえぜ。対戦相手だって、4WAY?道具だらけじゃねえか。俺たちには。ハハハ!あと3K、お前ら勢いに乗ってるみたいだけどなあ、ベルト引っ剥がしたらお前らなんてなあ、ただのフツ~~のちょっと見てくれのいい若い息のいい二人になるんだよ。ベルトのないお前らなんてクリープ入れないコーヒーみてえなもんだよ。あ~いたたたたた」

エル・ファンタズモ&石森太二
「BULLET CLUBにとって最高とは言えない3日間が終わったな、1つだけ言いことがあるとしたら、俺がいるこの新日本プロレスのジュニアヘビー級からライガーが消えたことだ。そしてヒロム、お前に言っておこう。お前だけがジュニアヘビー級のベストだと思ったら大間違いだからな」
石森「デスペが取ったかあ。まさかここでデスペが出てくるとは思わなかったなあ。ということは……金丸かァ~!あーヤダなあ!この先タイトルマッチとか決まるんだったら、3K!お前ら絶対負けんなよ!絶対だぞ!」

BUSHI
「今日の試合だけで言ったら結果は残念だったよ。でもね、揃ってるじゃん。いいジュニアタッグが。この先を考えたらワクワクしてたまんないね。そしてまた一緒にヒロムとIWGPジュニアタッグのベルトを巻くチャンスがまた来た。あと俺は別にIWGPジュニアのシングルのベルトも忘れたわけじゃないから。それだけは言っとくよ」

高橋ヒロム
「タッグチームではなく、IWGPジュニア王者の高橋ヒロム狙い……それをみんなからすごい感じ取れて嬉しかったよ。なんて懐かしい痛みだァ!なんて懐かしい苦しみだァ!いやあ、気持ちいいねえ!みんな欲しいんだろぉ?このベルトさんが欲しいんだろ?でも俺はIWGPジュニアタッグもBUSHIさんと狙うぞ。つまり、ジュニア2冠王。2冠王流行ってんだろ?2冠王狙ってやるからな。それと、ちらっと聞こえたよBUSHIさん。シングル王座も狙ってると。楽しみにしてるよ!ハハハ!誰が来たって構わない。俺はいつまでもチャンピオンだから。あぁ~なつかしい!この痛み!あぁぁあ~~~!!」

SHO
「今日この会場に着いて、どんな対戦カードが発表されるのかってすごいワクワクしてて、対戦カードの中にジュニアのシングルチャンピオンがいたじゃないか。本当はそいつに思い切り噛みつかないといけないとこだけど、その前に借りを返さないといけないやつが出来ちまった。こんなやられようでもな、一応俺たちがチャンピオンなんだ。ベルト持ってんだ。かけてやるから、しっかり挑戦表明してこい!」

第3試合


 先発は飯伏とチューズ。チューズは飯伏にウルフパックポーズを要求するが、飯伏は弾きとばすとチューズが倒してナックル連打。チューズはコーナーに叩きつけるとガットショットからコーナーに振って串刺し攻撃も、飯伏は飛び越えると走り込んできたチューズにドロップキック。飯伏は棚橋にタッチ。

 棚橋はエルボーとボディブローのコンビネーション。チューズはコーナーに振って走り込むが、棚橋はバックエルボーで迎撃しブーメランアタック。
 棚橋はエルボーからボディブロー。さらにエルボースマッシュからロープに飛ぶが、タマがエプロンから蹴りつける。棚橋はタマにエルボーも、チューズはガットショットからコーナーに振って串刺しエルボー。避けた棚橋にファレがエプロンを走りこんでのラリアットを叩き込み場外に引きずり落とすと場外乱闘へ。リングに戻り、チューズはファレにタッチ。

 棚橋がファレにボディブローから投げようとするが、ファレは耐えるとハンマーブローからコーナーに振り、チューズとタマが羽交い締めにしてファレがボディブロー。ファレはタマにタッチ。
 タマはロープに振ってドロップキック。フォールも2。
 タマはボディスラムからロアにタッチ。

 ロアはセントーンアトミコからコーナーに押し込みエルボー連打。逆コーナーに振って串刺しラリアットからブレーンバスターを狙うが、棚橋はツイスト・アンド・シャウトで切り返しジュースにタッチ。

 ジュースは串刺しラリアットから逆コーナーに振って串刺しラリアット。さらにキャノンボールからナックルパート。さらに右ストレートからパルプフリクションを狙うが、タマがトンガンツイストで迎撃。フィンレーがタマにジャンピングラリアットからタマに串刺しラリアット。さらに串刺しバックエルボーも、チューズがフィンレーに膝蹴りから飯伏を場外に叩き出すトペ式のスライディングキック。
 ロアがジュースをコーナーに叩きつけて、タマが串刺しボディスプラッシュ。フィンレーにも串刺しボディスプラッシュから、タマとロアがそれぞれ串刺しボディスプラッシュから中央に振るとサンドイッチラリアットを狙う。だが避けたジュースとフィンレーはそれぞれバックドロップで叩きつけるが、ファレがダブルラリアットでなぎ倒す。ロアはチューズにタッチ。

 チューズはジュースに山折りも、ジュースは着地し飯伏にタッチ。

 飯伏はエルボー連打もチューズがロープに振ると飯伏はレッグラリアート。ファレが飯伏にエルボーからロープに振るが、飯伏はファレとチューズにまとめてオーバーヘッドキック。飯伏はコンビネーションソバットをチューズに打ち込みロープに飛ぶが、邪道が場外から竹刀攻撃。チューズがショートレンジラリアットから丸め込むがジュースがカット。
 チューズは串刺しエルボーから首投げで倒しスライディングニー。フォールも2。
 チューズに飯伏はハイキックも避けたチューズが膝蹴りからパッケージドライバーを狙うが、飯伏は切り返すがチューズが丸め込むも、飯伏は回転して立ち上がりランニングニー。
 棚橋と飯伏がロープに振り、飯伏がミドルキックから棚橋がスリングブレイド。飯伏がカミゴェを叩き込んで3カウント。

 試合後に棚橋と飯伏がジュースとフィンレーに向き合い、ベルトへの挑戦を要求した。

<試合後コメント>
棚橋弘至
「ドームで大きい負けがあって、今日から再スタート。そんな中で、飯伏とタッグも行けんじゃないかなって思いました!」

飯伏幸太
「ドーム終わって、色々考えて、うん。この2日間で自分なりに考えるとホントに、その、別に1つだけがプロレス
1つだけじゃない。1つだけっていうのはちょっと想像してください。わからない。わからない」

タマ・トンガ
「ジュース・ロビンソン、デビッド・フィンレー、お前たちは本当に運が良かったな。ベルトを持ててよかったな。しかし俺は約束を果たすために必ずカムバックする。より邪悪に、より恐ろしく、そしてより汚い手を使ってお前たちと戦ってやるからな。そのベルトは俺たちのような真のチャンピオン、真のタッグチームのものだ。お前らのようなピエロどもが持つものじゃない!」

チェーズ・オーエンズ
「ここでもまた陰謀かよ。やられたぜ。飯伏をいいポジションに追い込むことが出来たのに、アイツは本当にラッキーだな。棚橋が助けに来て俺は勝つことが出来なかった。でも飯伏、お前はレッスルキングダムで大事な試合に2連敗したろ?その連敗を今日泊められはしたが、棚橋なしでは勝てないんじゃないか?俺はシングルがやりたい。どうだろう。勝っても負けてもそれはそれでToo Sweet!!」

第4試合


 先発は石井とEVIL。石井がヘッドロックからラリアットでなぎ倒し、鷹木のラリアットも避けて後藤が鷹木にラリアットを叩き込んで場外に叩き出すと、石井がラリアットでEVILをなぎ倒し垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、耐えたEVILがEVILを狙うも、切り替えした石井が走り込むがEVILはカウンターのダークネスフォールズ。フォールも2。
 石井がヘッドバッドを叩き込みラリアットも、EVILもラリアットを叩き込み相打ち。両者ダウン。両者タッチ。

 後藤と鷹木はショルダータックルの相打ちからエルボー合戦。後藤がエルボー連打からコーナーに振って串刺しラリアットも、鷹木もコーナーに振って串刺しラリアット。
 鷹木は投げようとするが後藤が逆にブレーンバスター。フォールも2。
 後藤はチンロックからストンピング。後藤はエルボーを落としていき、フロントネックから首投げで倒しサッカーボールキック。立ち上がった鷹木が額をこすりつけて挑発すると、チョップ連打からエルボー。後藤はローキックからロープに飛ぶが、後藤はバックエルボーで迎撃しナックル。後藤はエルボーからロープに飛んでラリアットも、避けた鷹木がパンピングボンバーで迎撃。そのまま転がり出て場外乱闘へ。
 リングに戻り、鷹木が後藤を踏みつけてEVILにタッチ。

 後藤が鷹木にチョップも鷹木は蹴りつけて倒しEVILがストンピングからコーナーに振って串刺しバックエルボー。足を刈って座らせると串刺しブロンコバスターからフォールも2。
 チョップの打ち合いから鷹木がハンマーブロー。鷹木はブレーンバスターからフォールも2。
 鷹木は踏みつけフォールからサッカーボールキック。さらに顔面を蹴りつけヒップバットから頭を叩いて挑発しケンカキック。後藤はキャッチするが鷹木はエルボーからケンカキック。避けた後藤がラリアットでなぎ倒すが、鷹木はEVILにタッチ。

 EVILはエルボー連打からロープに飛ぶが、後藤は追走ラリアットでなぎ倒す。後藤は石井にタッチ。

 石井は串刺しラリアットからチョップとナックルを交互に叩き込み、EVILがコーナーに振るが石井がショルダータックルで迎撃。
 石井がエルボー連打から前蹴りも、EVILがキャッチしエルボーにも耐えるとラリアット。さらにコーナーに振って串刺し攻撃も、足を伸ばした石井の足をキャッチしセカンドロープにのせると後頭部へのラリアットからフットスタンプ。さらにブレーンバスターで叩きつけてラリアットも避けた石井がエルボーからロープに飛ぶが、EVILはラリアットで迎撃。後藤が走り込むが鷹木がパンピングボンバーで迎撃。
 EVILはサソリ固めで石井を捕らえるが後藤がこれはカット。
 EVILは後頭部にエルボーからラリアットも、後藤は髪をつかんで牛殺し。鷹木が後藤にヘッドバッド連発からロープに飛ぶが、後藤はスリーパーで捕らえるが鷹木はそのまま背負ってリバースの熨斗紙。
 鷹木とEVILがコーナーに石井を振ってEVILが串刺しラリアットから鷹木も串刺しラリアット。EVILがトラースキックから鷹木がラリアットを叩き込みEVILがダークネスフォールズも2。
 EVILはEVILを狙うも、切り替えした石井がラリアットもガードしたEVILがラリアットも、石井もガードして延髄斬り。両者タッチ。

 ラリアットの相打ち連発から後藤が撃ち落としロープに飛ぶが、鷹木が担ぐが後藤が着地するも鷹木が首投げからスライディングラリアット。フォールも2。
 鷹木は串刺し攻撃も後藤は足を伸ばすが、鷹木はキャッチしショートレンジラリアットからコーナーに走るが、後藤が追走村正からバックドロップホールドもEVILがカット。
 石井がEVILをバックドロップで迎撃し、鷹木をロープに振るが鷹木はダブルラリアット2連発。受けきった後藤と石井にチョップとナックルからロープに飛んで走り込むが、後藤はカウンターの牛殺しから石井がスライディングラリアット。さらに石井と合体式の裏GTRからフォールもEVILがカット。
 後藤はGTRを狙うがEVILがラリアットでカット。石井がEVILにラリアットも鷹木が石井にパンピングボンバー。だが後藤が鷹木をラリアットでなぎ倒し全員ダウン。
 鷹木がエルボー連打から左右のエルボー連打。受けきった後藤がエルボー連打も鷹木はビンタ。後藤もビンタ連発も鷹木はナックルからヘッドバッド。後藤がヘッドバッドで返すと鷹木は崩れ落ちる。
 後藤はランニングミドルも鷹木はキャッチしロープに座らせると掟破りのGTRからラスト・オブ・ザ・ドラゴンで叩きつけて3カウント。 

鷹木「おい後藤!やっぱりおめーはつえーなオイ。だが今日は、どうやら俺が勝ったようだ。おい後藤、喉元過ぎれば熱さを忘れる。まさにお前にピッタリの言葉だな。昨日タイトル獲ったばっかだぞこいつオイ。どうせお前は、G1で、俺に負けたことも、そして、神戸で俺に勝ったことも忘れてんだろ?俺は、神戸でお前に受けた屈辱忘れた日ねーんだよ。それから、現在、IWGPヘビー、そしてインターコンチのベルト、それは内藤の力によって史上最高に光り輝いてる。それに比べてだ!NEVER!なんてざまだこの野郎!そりゃそうだよな?前王者KENTAも後藤も、タイトルに対してまったく興味がねーんだよ。それなら俺が奪って、NEVERの価値を高めてやろうじゃねーか。おい後藤、ここまで言ったら俺が何を言いたいかわかるな?オイ後藤、貴様、NEVERのタイトル賭けて、俺とシングルマッチやるぞオイ!お前は寝て起きたら忘れるからよ、今日中に返答しろよ。俺とやるのか、YESか、はいなのかどっちかだ。俺の言いたいことは、以上だ」

<試合後コメント>
鷹木信悟
「リング上で言ったことが全てだ。ベルトに対してリスペクトがないんだったらオイ、持ってる意味ねえだろ!後藤、俺はKENTAと後藤のやり取りに腹が立って!腹が立ってなあ!仕方なかったよ。昨年から言ってだろ?神戸で後藤に負けてから、虎視眈々と!虎視眈々と!ついにその時がきたな。後藤、逃げんなよ?忘れんなよ?今日中になにかしらアクション起こせ!俺は準備できてる!」

EVIL&石井智宏
「昨日!石井からきっちり3つ取ってやったよ。だがな、俺はまだまだやり返し足りないんだこのやろう!」
(ここに石井が乱入してきてEVILと額を突き合わせるほどの距離でにらみ合い)
石井「おい、あんなんで勝ったと思ってんのか?リベンジできたと思ってんのか?!」
EVIL「3つ取ったろ!」
石井「あぁ?オメーは俺には勝てねえんだよ!」
EVIL「うっせーこの野郎!証明してやるよ!オメーには絶対負けねえから!」
石井「もう一度シングルでやってやる!」
EVIL「シングルで勝負だいいかオイ」
石井「もっかい言うぞ。オメーは俺には勝てねえんだ!」
EVIL「うっせーコラ!オメーには絶対負けねーからな!」

第5試合


 先発はザックとオスプレイ。リストの取り合いからオスプレイが足をとって行くも、ザックは足を折り曲げ引き込むとヘッドロック。オスプレイは回転して逃れるとバズソーキックもガードしたザックが弓矢固めを狙うが切り替えしたオスプレイがロープに飛んでフランケンで投げ捨てる。オスプレイはロビーにタッチ。

 ロビーとオスプレイはロープに振ってダブルのバックエルボーから股裂き。さらにサンドイッチサッカーボールキックからロビーがフォールも2。
 ロビーはミドルキックをャッチしザックは耳を掴んで痛めつけ逃れる。ロビーはミドルキック連打でロープに押し込むが、ザックはエルボースマッシュ。ロビーはチョップからロープに飛ぶが、鈴木がエプロンから蹴りつけるとラリアットを巻きこんでぶら下がり腕ひしぎ。そのまま場外乱闘へ。

 ザックが先にリングに戻るとカウント19でロビーがリングに戻り、ザックは鈴木にタッチ。

 鈴木とザックが交互に腕を捻っていき、ザックが腕へのビッグブーツ。鈴木が腕固めから指を捻っていくが、これを離した鈴木がロビーを場外に投げ捨てるとタイチが痛めつけていく。鈴木も場外に降りるとロビーの腕を鉄柱で痛めつけていく。鈴木はタイチにタッチ。

 タイチはロビーの足を踏みつけてランスにタッチ。

 ランスはロビーのエルボー連打を受け切り強烈なエルボーで倒すと、串刺し攻撃もロビーは足を伸ばしてカットする。ロビーは走り込むがランスはショルダータックルで吹っ飛ばす。
 ランスはボディスラムから力任せに投げ捨てザックにタッチ。

 ザックは顔面を蹴りつけていき、バンダナも投げ捨てるとエルボー。ロビーはボディブローもザックはエルボースマッシュでコーナーに叩き込み鈴木軍で顔面を踏みつけていく。
 ザックは鈴木にタッチ。

 鈴木が腕固め、ザックが足を極めていくがレフェリーがこれを注意すると、鈴木がストンピングから顔面をはたき挑発。ロビーはチョップを打ち込んでいくが、鈴木は張り手から膝蹴り。さらにエルボーをフルスイングしていくと、崩れ落ちたロビーに膝蹴り。ロビーはロープに振るが、鈴木はロープを掴んでドロップキックをスカすとアキレス腱固め。ロビーはロープを掴みブレイク。
 ロビーは前蹴りからラリアットを避けてニールキック。ロビーはYOSHI-HASHIにタッチ。鈴木はランスにタッチ。

 ランスはチョークスラムを狙うがYOSHI-HASHIは着地しエルボー連打。ランスはコーナーに振って串刺し攻撃も、避けたYOSHI-HASHIがラリアット。ランスはロープに飛ぶがYOSHI-HASHIは低空ドロップキックからヘッドハンター。タイチがYOSHI-HASHIにガットショットからロープに振るがYOSHI-HASHIはフランケンで投げ捨て、ランスを担ごうとするが耐えたランスのラリアットを避けてラリアット。再度ロープに飛んでラリアットも、ランスは膝を付きYOSHI-HASHIはロープに飛ぶがランスはラリアットで迎撃しタイチにタッチ。

 タイチは顔面を蹴りつけていき、YOSHI-HASHIはエルボーから額をこすりつけていくがタイチは打ってこいと要求。YOSHI-HASHIはエルボーからチョップも、タイチはチョーク攻撃でロープに押し込みビッグブーツも、避けたYOSHI-HASHIがバックキックで迎撃しオカダにタッチ。

 オカダはエルボー連打もタイチがロープに振ってアックスボンバー。避けたオカダがランニングバックエルボーで倒し、コーナーに振って串刺しバックエルボー。さらにガットショットから投げようとするがタイチがバックドロップで迎撃。タイチはバズソーキックからフォールも2。
 タイチはパンタロンを脱ぎ捨てるが、ロビーがスワンダイブミサイルキック。鈴木がナックルからスリーパーもオスプレイがトラースキックで迎撃。ザックがオスプレイの腕へのオーバーヘッドキックからYOSHI-HASHIにエルボースマッシュもYOSHI-HASHIはラリアットで迎撃。ランスのラリアットを避けたYOSHI-HASHIが走り込むがランスはブラックホールスラムで迎撃しロープに飛ぶがオカダがドロップキックで迎撃。
 タイチは急所蹴りからアイアンフィンガーフロムヘルを叩き込み、これを見てレフェリーは試合を止めた。

 試合後もタイチはマイクスタンドでオカダにスリーパー。さらにロビーを殴りつける。
 ザックとオスプレイが場外で殴り合う中、タイチは改めてアイアンフィンガーを装着するとオカダを踏みつけフォール。
 タイチはオカダを引き起こすとタイチ式ラストライドを狙うが、そこへジョン・モクスリーが登場。

 鈴木がリングに上がりモクスリーの正面に立つと、エルボーの打ち合いから鈴木が張り手。モクスリーも張り手で返し、張り手の応酬からモクスリーがガットショットを叩きこみダーティ・ディーズ。これで倒れた鈴木を見下ろしたモクスリーは、ベルトを掲げリングを後にした。

<試合後コメント>
鈴木みのる
「ジョン・モクスリー……オイ!ジョン・モクスリー!シビれるじゃねえか。これが俺とアイツの戦争の始まりだ。テメー、ただで日本から帰れると思うなよ。この野郎。テメーふざけんなよ……へへっ、ジョン!ジョン!ジョン・モクスリー!俺とアイツの決闘の日、早く決めろ。(記者の一人に掴みかかりながら)身体が痛いとさあ、ぶっ飛ばされるとさあ、気持ちいいの知ってる?へへ、知ってる?へへ、殴られるとさあ、気持ちいいの知ってる?アーハハハハハ!ハハハハハ!」

ジョン・モクスリー
「キング・オブ・プロレス、キング・オブ・デスマッチ。なんとでも言え。これは戦争だ。骨が折れようが腱が切れようが脳震盪を起こそうが戦わなければならない。すべての疑問にはリングの上で試合で答えよう」

タイチ
「やっぱりこの季節になると、うずくねコイツが。冬の札幌、なんか起きんのお前ら楽しみにしてんだろ?俺は楽しみにしてねーけどよ、うるせえんだよ冬になると。まあだから今日はコイツが勝手に動いたんじゃないか?オカダ、俺は知ってんだよ。2日やった夜の中で誰よりもボロボロで疲れ出てんの。なにやっても首押さえてたの見てたぞ。オカダ、今がチャンスだな。オカダ、あんなボロボロになってラックチャンスだ。簡単に勝てそうだな!今のお前だったらな!絶好のチャンスだ。ムカつくだろ?こんなことされて。お前が横綱だったら何だ?俺は幕内か?潰してやるよ。お前を狙ってやるよ。優しいだろ?ヘトヘトになった、ボロボロになったお前を俺が狙ってやるよ。昨日の内藤、メインイベントのあとあんなことしなくてもよ、俺は前王者、リマッチ権あんだろどうせアイツにもオカダにも。それを俺が力づくで奪ってやる。そしたらその先見えてくる。俺はあんな卑怯なことしない。それでどうだオカダ。悔しいだろ?俺みたいなザコにナメられて。相手してやるよボロボロのお前をな!」

第6試合


 内藤がKENTAを急襲し試合開始。
 リングではジェイがSANADAに首投げも着地したSANADAがドロップキックで場外に叩き出しトペを狙うが、ジェイはリングに飛び込み、エプロンのSANADAをロープを使ったネックブリーカー。そのまま場外乱闘へ。
 リングに戻り、ジェイはストンピングから踏みつけフォールもカウントは叩かれない。ジェイはネックブリーカードロップからフォールも2。
 ジェイはKENTAにタッチ。

 KENTAはSANADAを踏みつけて乗り越えると、座らせて背中にサッカーボールキック。
 KENTAはロープに振ってバックエルボーから、エプロンの内藤に殴りかかりそのまま場外に落とし鉄柵に叩きつけてリングに戻る。
 KENTAはコーナーにSANADAを叩きつけてジェイにタッチ。

 ジェイはストンピングから顔面を踏みつけ、スリーパーからロープに振ってバックエルボーで倒す。フォールも2。
 ジェイはKENTAの足にSANADAの顔面を叩き込みKENTAにタッチ。

 KENTAはナックル連発からエプロンの内藤に殴りかかり場外に蹴り落とす。
 KENTAはSANADAにエルボースマッシュからコーナーに振って串刺し攻撃も、SANADAは足を伸ばしてカットしミサイルキック。SANADAは内藤にタッチ。

 内藤はエルボー連打からKENTAがロープに振るが、バックエルボーで迎撃した内藤がビッグブーツをキャッチしネックブリーカードロップから低空ドロップキック。ジェイにも首投げから低空ドロップキックで迎撃し、KENTAにガットショットからコーナーに振って走り込むも、KENTAは足を伸ばすが内藤はその足をキャッチしつばを吐くとセカンドロープに足をかけてネックブリーカー。さらにネックブリーカードロップからポーズを決めて挑発。
 内藤は後頭部を蹴りつけていくが、KENTAが立ち上がると額をこすりつけあいエルボー合戦へ。
 内藤がエルボー連打から延髄斬り。内藤はロープに振ろうとするがKENTAがローキックから走り込んできた内藤にDDT。内藤はジェイにタッチ。

 ジェイは膝へのストンピング連打から走り込むが、内藤はバックエルボーで迎撃し、ジェイの左キックもカットするとフランケンで投げ捨ててSANADAにタッチ。

 SANADAはエルボー連打も、ジェイがロープに振るがSANADAはラリアットを避けて低空ドロップキック。走り込んできたKENTAにもドロップキックで場外に叩き出すとプランチャ。リングに戻りジェイにもプランチャ。
 SANADAはスワンダイブもジェイが避けるがSANADAは蹴りをキャッチしパラダイスロックを狙うがジェイは下から蹴り上げて逃れると、串刺し攻撃も避けるがレフェリーを盾にしてSANADAのビッグブーツをかわすとバックドロップで投げ捨てる。
 ジェイは串刺しエルボースマッシュからネックツイスト。フォールも2。
 ジェイは投げようとするが耐えたSANADAを髪を掴んで引き倒すと、裏投げを狙うが内藤がドロップキックでカット。KENTAが内藤にビッグブーツもSANADAがKENTAに低空ドロップキック。ジェイがSANADAを投げようとするがSANADAはドラゴンスリーパー、外道がリングに上がろうとするがSANADAはロープを蹴り上げて迎撃すると、走り込んできたジェイを改めてドラゴンスリーパーで捕らえてスイング。これを離すとムーンサルトを発射するが、避けたジェイがブレードランナーを狙うも切り替えしたSANADAがドラゴンスリーパーの体勢も、お互い切り返しあうとSANADAがラリアットも巻き込んだジェイがSSS。ジェイはブレードランナーを狙うが、SANADAが切り替えしてオコーナーブリッジで3カウント。

 納得行かないジェイは急所攻撃を叩き込みマウントエルボー連打。場外ではKENTAが内藤を痛めつけリングに投げ入れると、KENTAもマウントナックル連打。ジェイとKENTAはイス攻撃連打。
ジェイ「さあ、ここでまた俺にチャンスが回ってきたのか?SANADA、お前は自分を過信しているんじゃないか?信じるのはいいことだが、俺が現実に引き戻してやる、お前が俺より優れているなんてことはないからな」
KENTA「ジェイはな、ジェイは今、ここにいるやつは全員アホだって言ってたよ英語で。大田区にお集まりのお客様、昨日の、東京ドームは楽しんでいただけましたでしょうか?俺はな、めちゃくちゃ楽しかったよ。結構聞き入っちゃっていい子じゃねーかよ。なんかもっと言ってこいよオイ。ほんとは俺のこと好きなんじゃねーのかお前ら?(KENTAは帰れコール)いいねもっとちょうだい。もっともっと。いや帰らねーから。お前らはほんとに愚かで醜い、特にロスインゴのファン気持ち悪い。とりあえずな、俺が何が言いたいかって言うと、この二本のベルト俺頂いちゃうよってこと!(ベルトを手に取り内藤にストンピング。外道とジェイとともにToo Sweetも、会場にSANADAの曲が流れる)おいちょっと待て!このクソみてーな曲止めろ。こんなくそみてーな曲鳴らさず俺の曲鳴らせよオラ!俺の曲鳴らせ!」

<試合後コメント>
KENTA
「座れよ。久しぶりだから座れよ。哲也ァ!バカチンが哲也ァ!もっとキーンってこんかい哲也!情けない姿だなあ。昨日いた?会場に?メチャクチャ気持ちよかったあ~。ブーブー言って大合唱してたよアホ共が!したいっていうからさせてやったよ大合唱!今日もさせてやったら、やったらやったでちっちぇー声で中途半端に。あとなあ、言いたいことがあんだけどなあ、ちょっと長くなるぞ今日。終電大丈夫?あのなあ、SNSの使い方!今の時代、SNSで選手に直接文句を言えるなんてお前らいい時代に生まれたなあ?お前なあ?でもなあ、見たらオッサン多い!どうなってんだ世の中!オッサン、心当たりあんだよお前だよお前!あのなあ、ホント情けねえから。子持ちもいたぞ。俺、調べた。プロフィール見たら子持ちもいたぞお前。自分の親がそんなんだったら恥ずかしいわお前!なあ?二度と俺に送ってくんなよくだらねえ。二度と俺に送ってくんなよ!送ってくんなよ?!分かったな?!『送ってくるな』ってことは……まあいいや。とりあえずよ、哲也ァ!気合い入れんかいもっと!あとなあ、もう一個言いたい。長くなるぞ今日は。終わった話だけどなあ、ちょっとゴトヒロ問題だけハッキリさせてくれ。アイツ昨日コメント見たら、俺が『命をかけて新日本に上がってる』って言うだろ?毎回言ってたろ?キメ台詞のように。俺、言ってねえから。『命をかけて』とは絶対に言ってない!はず!命なんていう言葉は俺軽々しく使わない。『プロレス人生をかけて』とは言ったよ?命をかけてとは言ってない。キメ台詞、もうアイツのキラー文句みたいにいっぱい使ってたから途中で言わなかったけど、俺言ってないから。ゴトヒロ!ちゃんと記憶しろよお前。結局俺が何を言いたいかっていうと……毎回毎回そんなに言いたいことなんて無いってこと!!」

内藤哲也
「東京ドーム大会のエンディング、あの注目される舞台で行動を起こす。こうして話題になっている。レスラー目線で言うとさあ、これは素晴らしいことだと思いますよ。やっぱ言葉や行動で示すことこそお客様に自分の意志を伝える一番の方法だと思いますよ。流石、世界を経験した男。流石、昨日東京ドームで後藤に敗れNEVERを落とした男。やっぱやることが違うよねえ。彼は俺と遊びたいんだろ?東京ドームのメインイベントで勝利した人間しか味わうことが出来ない空間を邪魔されたんだ、遊んでやるよ。だ~け~ど~!だけどさあ、これでいいの?一昨日、昨日、オカダ、飯伏、ジェイ、内藤、この4人で争ったんだよ。“伝説創る”ってモニターでも流れてたよ。それだけのことをやってきたんだよ。それが昨日後藤に負けてNEVERを落とした。いや、たしかにメインイベント後に入ってきうる、それは素晴らしい行動だよ。勇気のいる行動だと思うよ。でも、それをやっただけでこんな何でもかんでも認められてしまうほどこの伝説ってんはヤワな伝説だったの?もう一度言うよ。俺はKENTAと遊んでやるよ。シングルマッチ?やってやるよ。ただしこれがタイトルマッチなのかどうか……まあそのへんはさあ、近々発表があるんでしょ?新日本がどういう決断を下すのかどうか、俺は楽しみに待ってるよ。この判断次第ではさあ、やっぱり不信感が湧いてきてしまうよね。伝説を創ったこの男に、まだ嫌がらせをするのか。そして昨日東京ドームに大合唱を楽しみにお集まりくださったお客様をどこまで馬鹿にするのかねえ。まあさ、新日本プロレスの発表を楽しみにしてるよ。カブローン!」

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