ONEバンコク大会に出場する高橋遼伍&山田健太が流行のカーフキックについて激論!「カーフキックを当てるのは才能」

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 20日、都内某所にて来年1月10日に行われるONE Championshipバンコク大会についての記者会見が行われた。

 ONE Championshipは2011年にシンガポールで設立されて以降またたく間に勢力を拡大し、世界140カ国で放送され、26億人の視聴者を誇るアジア最大のマーシャルアーツ団体。今年3月に行われた初の日本大会は大成功に終わり、10月に行われた2回目の日本大会当日には台風19号の直撃を受けたものの無事開催され8500万人の視聴者数を得るなど成功を収めている。

 会見には、驚異的な威力と精度を誇るカーフキックを武器に相手の足を破壊して勝利を重ねる高橋遼伍、第4代WBCムエタイ日本ウェルター級王者であり自らの肉体に絶対の自信を持つ“プロフェッショナルシスト”山田健太、首投げを武器にONEで連勝する“あやゾンビ”三浦彩佳が登場。

 タン・リー戦が決まった高橋は、「いつもどおりローキックを蹴って、相手方が足を引きずって痛がっているのを見てたら興奮するんで。しっかりアメリカ人の人が痛がって足引きずってる姿を見せたいですね。多分ローキックで勝ったら自分に酔って気分が悪くなってくるかなと。いままでインタビュー中とかにゲボ吐いてる人は見たこと無いんで、禁断の扉をちょっと開けたろうかなと。インタビュー中とかにゲボを吐いて、世界中にインパクトを残す!(笑)」と独特のアピールで会場をざわつかせた。

 そして、タイのムエタイ界の英雄的存在であるセンマニー・サティアンムエタイとセミファイナルで対戦することが決まった山田は、「僕はONEでは1勝2敗で正直崖っぷちなんですけど、崖から突き落としに来たなと。必死に抵抗したいと思います。ぶっちゃけ噛ませ犬といってもおかしくないくらいだと思ってるんで、そのまま噛ませ犬で終わらず、噛み付いてビッグサプライズをバンコクで起こそうと思っています」と背水の陣を敷いた。

 両者が意気込みを語る中でカーフキックについての話になると、山田は「(高橋選手と)両者の見解が一致したじゃないですけど、基本的に『もらわない』って言ってました(笑)そんなに有効な技じゃないっていう(笑)最近流行ってますけど、本人も『もらわないなあ』って言ってましたね。僕ももらわないと思います。僕もカーフキックの使い手と戦っても、センマニーがカーフキックしてきても全然OKです!絶対してこないと思いますけど(笑)」と余裕を見せる。

 そして、高橋自身も『もらわない』と言うカーフキックをなぜ当てられるのかを問われると、高橋は「才能とかですかね?(笑)控えめに、結構色んな人に言われるんで。『高橋のローは当たるのになんで俺らのローは当たらないの?』って。やっぱり……才、能……?やっぱ自分はローキックでさんざんライバルを蹴落としてきて勝ってきてるんで、攻撃する分、ディフェンスの練習もしてて。これよく言うんですけど、例えばクロン・グレイシーが三角絞めのやり方を知ってて、ディフェンスの仕方を知らないっていうのは絶対ないと思うんですよ。攻撃も防御も理解して初めて技になって、そこにスペシャルを加えて武器になるんで、みんな自分が蹴ってることばかりに目が行ってるけど、実はディフェンスもすごい研究してるっていう、ただそれだけです。才能です!(笑)」と笑顔で語った。

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