【試合詳細】5・8 大鷲透職務怠慢・素行不良15周年記念興行 新宿FACE大会 大鷲透&近藤修司&”brother”YASSHIvs望月成晃&菅原拓也&高木省吾 ウルティモ・ドラゴン&バラモンシュウ&バラモンケイvs大家健&高梨将弘&平田一喜

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『ルチャンコ・マニア 大鷲透職務怠慢・素行不良15周年記念興行』
日程:2019年5月8日(水)
開始:19:00
会場:東京都・新宿FACE
観衆:550人(超満員)

▼素行不良なユニット集結!!R.E.D&DAMNATION&凶月vs歴代ルチャンコセコンド集結!! 6人タッグマッチ 30分1本勝負
神田裕之(DRAGON GATE)/○佐々木大輔(DDT)/佐藤悠己(K-DOJO)
8分43秒 クロスフェースロック
岩崎孝樹(2代目・BASARA)/上野勇希(3代目・DDT)/●中野貴人(4代目・BASARA)

▼SOS15周年記念試合・SOSvs我闘雲舞!タッグの絆か師弟の絆か! タッグマッチ 30分1本勝負
[SOS]ツトム・オースギ(フリー)/●バナナ千賀(フリー)
6分11秒 エビ固め
さくらえみ(我闘雲舞)/○里歩(我闘雲舞)

▼5月8日はゴーヤの日!令和最初のおかまつり2019 6人タッグマッチ 30分1本勝負
△ゲイ・ウラノ/おかまさむね/おかまこと withマスカラゲイレーラJr.
9分41秒 無効試合
△アブゴーヤ小林/新納刃(魔界)/MAO(DDT) withパンチョ本多

▼龍と龍の遺伝子vsドロップアウトローズ 6人タッグマッチ 30分1本勝負
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)/バラモンシュウ(フリー)/●バラモンケイ(フリー)
12分29秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め
大家健(ガンプロ)/高梨将弘(DDT)/○平田一喜(DDT)

▼頑張れ5月場所!元力士スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
維新力(どすこい)/○樋口和貞(DDT)
9分7秒 ラリアット→エビ固め
●星誕期(DDT)/マンモス佐々木(FREEDOMS)

▼悪冠一色職務怠慢・素行不良15周年記念試合~ルチャンコスペシャル6人タッグマッチ60分1本勝負
[悪冠一色]●大鷲透(フリー)/近藤修司(WRESTLE-1)/”brother”YASSHI(ダブ)
13分45秒 ラ・マヒストラル
[悪冠一色]望月成晃(DRAGON GATE)/○菅原拓也(ZERO1)/高木省吾(フリー)

大鷲透職務怠慢・素行不良15周年記念興行で悪冠一色のオリジナルメンバーが集結!ウルティモ・ドラゴンがバラモン兄弟とのタッグで闘龍門の教え子と激突!来年も周年興行が決定

オープニング


 ガトームーブの面々がリングに上がりミニライブを実施。

その後、さくらが新曲『ルチャンコ・ロック・ユー』を発表すると宣言するとゴージャス松野が現れ「俺は歌って20周年だよ。俺の前で歌うなんて10年早いんだよ」といちゃもんを付ける。さくらも「そろそろ潮時なんじゃないですか?人前で歌うのは。声も通らなくなってきて滑舌も悪くなってきたんじゃないですか」と応戦。松野が「お前みたいなババアに言われたくねえよ!」と返すと怒ったさくらと揉み合いになり、そのまま会場が暗転して大会は進行していった。

第1試合


 あとから入場してきたR.E.D&DAMNATION&凶月連合軍の奇襲で試合が始まり、全員入り乱れた場外戦を展開。
 佐々木が上野をリングに戻すと、ロープへとぼうとする上野の髪を引っ張って妨害し、機動力を殺しながら腕関節を狙っていくが、これをアームドラッグで返した上野が下から足で佐々木の首を捕らえ人工衛星ヘッドシザースホイップ。両者距離を取りタッチ。
 佐藤と中野のマッチアップになると、両者スピードを活かしたロープワーク合戦を展開し、中野がヘッドシザースホイップでこれを制するが、さらに走る中野の足を神田がリングの外から引いて倒すとすかさず佐藤が中野へ低空ドロップキック。神田にタッチ。
 神田は中野に好きなように打撃を打たせ、全て受け止めた上でチョップ一発でなぎ倒して佐々木にタッチ。
 佐々木はTシャツで中野の首を絞めあげて佐藤にタッチ。
 佐藤はスワンダイブ式フットスタンプから逆片エビ固めも岩崎がカット。佐々木にタッチ。
 佐々木がエルボーを放っていくと中野もチョップで対抗し、ドロップキック。これは佐々木がかわしたものの中野はもう一発ドロップキックを放つとこれはクリーンヒット。両者タッチ。
 岩崎は飛び出してくる相手3人を次々とビッグブートで蹴散らし、神田にワンハンドバックブリーカー。上野にタッチ。
 上野は相手3人にドロップキックを放つと、佐藤の串刺し低空ドロップキックを神田に誤爆させてから神田に突っ込んでいくが、神田はマンハッタンドロップで迎撃しジョン・ウーを宣言。これを事前に防いだ上野はアームドラッグから足も使った変形コブラクラッチで固めるが佐藤がカット。ここでルチャンコセコンド軍が3人で佐藤にトレイン攻撃を見舞うが佐々木がカット。上野は佐々木を場外に放り出すとプランチャで追撃。中野は佐藤へスワンダイブ式クロスボディを放って追撃を狙うが、佐藤はレフリーを盾にして中野の動きを止めてからステッキを取り出し殴りかかる。

 これをかわした中野へ佐々木がダイビングエルボーバッド、神田がジョン・ウーを叩き込んでフォールもルチャンコセコンド軍がカット。サポートを得た中野が佐々木にスピアーからのジャックナイフで固めていくが2。続けてバックスライドを狙うが、体勢を入れ替えてダブルアームの形に持ち込んだ佐々木が急角度のペディグリーで突き刺し、すかさずクロスフェースロックに持ちこむと中野は無念のタップ。

第2試合


 SOSが握手を求めるも、さくらと里歩はこれを拒否してゴング。
 さくらと千賀でゴングが鳴り、ロックアップで組み合うとさくらはヘッドロックから千賀の頭髪を掴んでむしっていく。これに心身ともにダメージを受けた千賀は泣きそうになりながら戻っていき、両者タッチ。
 ツトムと里歩はリープフロッグや側転などで互いの攻撃をかわしながらスピーディなロープワーク合戦を展開し、これを制した里歩がドロップキック、コルバタと連撃。ここに千賀が入ってきて2人で里歩をドロップキックで吹き飛ばすと、千賀が里歩をコーナーに追いやって顔面を執拗に踏みつけていくと場内は大ブーイング。ツトムもさくらを捕まえ、2人でコーナーに振ってさくらと里歩を自爆させようとするが、2人はうまく体勢を入れ替えて千賀を両脇から腕固めで捉えると、中央にツトムを乗せてポーズを決める。千賀がこれに不満を持ちツトムに詰め寄るものの、さくらと里歩が向かってくると2人を場外に落とし同時にコーナーへ駆け上がってコーナープランチャ。しかし、これをかわした里歩がすばやくリングに戻ってコーナープランチャでお返し。

 リングに戻るとさくらと千賀の対面。さくらと里歩は千賀の頭髪をむしっていき、さくらはツトムにもスマッシュ・マウスからさくらえみ70kg。さらに里歩のノーザンライトスープレックス、里歩がさくらをファンタスティックフリップと畳み掛けてフォールも千賀がカット。里歩はツトムに蒼魔刀を放つが、これを回避したツトムがスクールボーイ。これを返した里歩が丸め込みで応戦していくと千賀が加勢して里歩にダブルのブレーンバスター。千賀と里歩は丸め込み合戦を展開するも、ツトムが加勢しようと放った膝蹴りが千賀に誤爆。そのまま里歩がエビ固めで押さえ込み3カウントを奪った。

第3試合


 おかまたちの奇襲から全員入り乱れた場外乱闘となる中でゴングが鳴る。
ゲイ・ウラノとおかまさむねがMAOと刃の乳首や首筋を愛撫していき、おかまこととゲイネーラが加勢してMAOと刃のアンダータイツを下ろして菊門に指を突っ込んでいく。そのまま2人はおかまさむね、ゲイ・ウラノにバックステージまで連行されてしまい4人は試合会場から姿を消す。
 リング上ではアブゴーヤとおかまことが見つめ合ってから打撃を打ち合っていくが、おかまことが男色スタナーから顔面騎乗フォール。ここへパンチョ本多が助けに入ってくるが転んでヒザを強打してしまい、徹夜で考えてきた昔話を語ってからごんぎつね。アブゴーヤがゲイネーラの菊門にゴーヤを突っ込もうとすると、本多にマイクを向けられたゲイネーラは「助けてー!」と悲痛な声を上げる。
 すると、会場が暗転しおかまとなった刃とMAOがおかまさむね、ゲイ・ウラノに連れられて再登場。新たにおかまとなった2人はアブゴーヤと本多に襲いかかるが、全員なにかに導かれるかのように股間に顔面を押し付ける形か股間を尻に打ち付ける形で連結していき、本多とゲイネーラがポッキーゲームのような形でゴーヤを両端から咥えて全員動かなくなってしまう。硬直状態が続き、試合続行不可能と判断したレフリーがゴングを要求し無効試合に。

 その後、全員それぞれと抱き合ってから手をつないでカーテンコールのようにお辞儀をしてから仲良く退場していった。

第4試合


 先に入場したバラモン兄弟が校長コールを煽る中でウルティモが入場し、兄弟が大家に水を噴射して奇襲。兄弟はウルティモにも水噴射を促すがウルティモはこれを断固拒否。兄弟が「なんでやらないんですかーッ?!」と嘆く中でなし崩し的に全員入り乱れた場外戦へ発展するが、ウルティモは渋い顔でこれを見守りこれに参加せず。
 クリーンファイトを望むウルティモは高梨をリングに戻すと回転足4の字固めも高梨は必死にロープへ。するとリングに戻った兄弟は水に濡れたビニール袋を相手3人の顔面に押し付けて窒息を狙っていくが、ウルティモは「ダメだろ、反則だろ」とレフリーに抗議。兄弟は「校長がメキシコで教えてくれた技術じゃないですか!校長が『困ったらああしろ』って言ったじゃないですか!」と反論しながら3人をまとめてコーナー下に座らせ、スーツケースとボウリング玉を取り出しボウリングの体勢を整える。

 ここで兄弟が再び校長コールを煽ると、場内は大盛り上がりでこれを支持。ウルティモはコーナーに控えながら嫌そうな顔をしてこれを拒否。一度は玉を手に取ってみたり、1度リングに入ってからまた場外に出たりと逡巡を繰り返した後、観客の声に応える形でボウリングを決める。
 兄弟は平田を捕まえてコーナーに振っていくが、平田は兄弟を同時に手刀で失神させると、続けてウルティモも手刀で失神させてからサングラスを装着してダンスを踊り始める。しかしバラモンにカットされてサングラスをグチャグチャに踏み潰されると平田は白目をむいて足をプルプルと震わせる放心状態に。
 ここで兄弟が再び校長コールを煽り、「校長は後ろからフルネルソンで押さえてください。僕たちがコイツに水をピューって吹くんでしっかり押さえてください。離しちゃダメですよ!」と指示するとウルティモは嫌々平田をフルネルソンで拘束。兄弟は「山が動いた!」とはしゃぐが、案の定兄弟の水噴射はウルティモに誤爆してしまい、「ちゃんと持っててくださいって言ったじゃないですか!」「お前らわざとやったろわざと!」と口論に。するとケイがウルティモを拘束し、シュウは「なぁ~にが校長だ!エラそうにしやがって!」と叫んで交通標識を取り出して脳天に振り下ろすが、案の定ケイに誤爆。ウルティモは兄弟にそれぞれソバットを見舞うと、高梨がケイにトラースキックを見舞い、平田が奇跡を呼ぶ一発逆転首固めで3カウントを奪った。

 試合後、ウルティモがマイクを取ると高梨、大家、平田は対角コーナーに立って横並びで整列。

ウルティモ「皆さん、本日はご来場ありがとうございます。実は、メイシコシティより今朝戻ってきました。アレナ・メヒコ58便!メキシコシティからよく分からないで会場に来ました。試合前にカードを見て、『あ、多分今日の試合は、接待はお笑いだな』と思って(笑)でも、さっき試合前のスクリーン見てたら……龍の遺伝子?俺、高梨のことは覚えてるけど……(高梨が2人から距離を取って校長側に立つ)、あのー……2人はメキシコに来てないよね?」
大家&平田「はい」
ウルティモ「ゴメン、あのさ、日本は統括してなかったから、日本に入ってやめちゃった子は分かんないんだよ。でも、今日も闘龍門出身の選手がたくさん来てて、大鷲の粋な計らいでこういう6人タッグ。まあ、なんでもいいじゃないですか。こうやって龍って言ったらカッコイイけどね、闘龍門入ってこうやって活躍してくれて、闘龍門を設立した者としては本当に嬉しく思います。これからも日本だけじゃなくて世界中で活躍する選手になってください。今日は本当にありがとう!」

 ウルティモは3人と握手を交わし、大歓声を受けながら退場していった。

休憩明け


 休憩時間明けに再びガトームーブがリングに上がりミニライブを実施。

 その後、さくらが新曲『ルチャンコ・ロック・ユー』を発表すると宣言するとゴージャス松野が現れ「おいおいおい、お前ら一体よ、誰に断って歌なんて歌ってんだよ」といちゃもんを付ける。さくらが「今日のために新曲を用意してきてさっきも邪魔したのに!」と嘆くと、松野は「そろそろ歌手生活20周年の俺様の前で歌うなんて10年早いんだよ」と説教。さくらは「20周年おめでとうございます。でもそろそろ収束に向かうときなんじゃないですか?だんだん声も出なくなってきて耳も聞こえなくなってきて、そろそろおやめになってもいいじゃないですか?」と応戦。松野が「うるさいよ!お前みたいなババアに言われたくねえよ!」と返すと怒ったさくらと揉み合いになり、そのまま会場が暗転して大会は進行していった。

第5試合


 大鷲の大相撲のバックボーンに倣い、全員相撲界出身の選手によるタッグマッチ。
 樋口とマンモスがロックアップで組み合うも、パワーが拮抗して一歩も動かず。一旦はなれて手4つで組み合うがマンモスがまわしを取るような形で樋口に組み付くと上手投げ。樋口は維新力にタッチ。
 維新力は屈んで片拳をマットにつけると、マンモスもこれに応じて立会の形でぶつかり合うと、競り勝った維新力は雲龍型を取ってアピール。マンモスは星にタッチ。
 維新力と星は向き合ってから立会い、維新力が突っ張り連打で押し込んでいくが、星が上手投げ。星が手刀を切って勝利をアピールする中、維新力は樋口にタッチ。
 樋口は「相撲じゃ勝てねぇ。プロレスで勝負だ!」と星に逆水平チョップを打ち込んでいくが、星は張り手一発で樋口をなぎ倒し、場外戦に持ち込んで樋口を鉄柱に押し付けてぶちかまして行くなど奮闘。樋口をリングに戻してボディスラムで叩きつけてからマンモスにタッチ。
 マンモスは樋口にフェイスロックから顔面かきむしり。星にタッチ。
 星は樋口に張り手を連発していくが、樋口がドロップキックを見舞って維新力にタッチ。
 維新力と樋口は両拳をマットにつけてからダブルのショルダータックル。さらに維新力が突っ張りで星を連打していくが、星はショルダータックルで吹き飛ばしてマンモスにタッチ。
 マンモスはボディスラムからギロチンドロップと続けていくが、維新力は両拳をマットにつけてからショルダータックルを見舞い樋口にタッチ。
 樋口とマンモスは逆水平チョップで打ち合い、競り勝った樋口が串刺しラリアットからオクラホマ・スタンピート。さらにパワーボムを狙うがマンモスがショルダースルーで切り返し、樋口をパワースラムで叩きつけて星にタッチ。

 星は串刺しボディスプラッシュからブレーンバスター、ブエノスアイレス午前零時を放っていくが、樋口がこれを回避し、維新力がすかさずショルダータックルからダイビングショルダーで追撃。さらにスモウラリアットを見舞って樋口に勝負を託すと、樋口が渾身のラリアットで星を沈めた。

第6試合


 DRAGON GATE設立20周年特別試合を契機に再集結している“悪冠一色”は、4月の後楽園ホール大会で高木“ジェット”省吾が再登場。さらに試合後には初期メンである望月成晃も加わった6人で試合を行うことが決定していた。
 
 大鷲が望月を挑発する形で2人の対面でゴングが鳴ると、ロックアップからの押し込み合い、望月がミドルキック、大鷲が逆水平チョップで打ち合っていく。続けてショルダータックル合戦で互角の攻防を展開すると両者タッチ。
 菅原とYASSHIのマッチアップになると互いにテクニカルな腕取り合戦を展開し、アームドラッグ、グラウンドでの首の取り合いから丸め込み合戦と息もつかせぬ攻防からクリーンブレイク。両者タッチ。
 ジェットと近藤のマッチアップになると、手4つのフェイントからジェットがミドルキック、フライングショルダーと攻撃し、観客にアピールしてから「ジェッ!ジェッ!」からの左フックを狙いに行くが近藤がガットショットでカットすると観客は大ブーイング。その中で近藤はジェットに串刺しラリアットを見舞うとジェットは力なく倒れ込んでしまう。

 ここに望月が駆け込んできて大鷲ら3人をビッグブートで蹴散らしていくが、大鷲、近藤、YASSHIが3人で望月にストンピング。ここになぜか菅原とジェットも加わって5人で望月を袋叩きにしていくと、怒った望月は「お前ら15年前のこと繰り返すなコノヤロウ!だったらお前らコノヤロウ!素行不良で全員解雇するぞコノヤロウ!」と叫ぶが、再び5人に袋叩きにされてしまう。
 ここでYASSHIが我に返り菅原、ジェットの股間を掴み、向かってくる望月の股間にヘッドバッドを狙うが、望月はこれをヒザで迎撃。崩れ落ちるYASSHIを菅原に逆立ちの状態で押さえさせ、股間に向けて踵落とし。ここにジェットが入ってきて「ジェッ!ジェッ!」とコールを煽りながら左フックを打ち込んでいくが、最後の一発のところでYASSHIがガットショットでカット。しかしここで望月が飛び込んできて「ジェ~~ット!」と代わりに最後の一発を叩き込むと、ジェットは菅原にタッチ。
 YASSHIは菅原の押さえ込みを抜け出してロープに飛び、ジャンピングエルボーで一矢報いると両者タッチ。
 ジェットと大鷲のマッチアップとなると、大鷲が相手3人を次々とビッグブートでなぎ倒し、菅原にドラゴンスクリュー。救出に来た望月もまとめてヘッドシザースホイップで投げ捨てると、近藤が望月との打撃戦を制してラリアット、さらにYASSHIも加わって3人で望月にドロップキック。そのままYASSHIがフォールに入るがジェットがカット。

 ジェットは「ジェッ!ジェッ!ジェ~~ット!」の掛け声の左フックからYASSHI、大鷲、近藤と殴り飛ばしていき、YASSHIにフルネルソンバスター。続けて菅原が垂直落下式ブレーンバスターを見舞っていくが、大鷲が近藤とともに飛び出してきて菅原にサンドイッチラリアット、サンドイッチ延髄斬りと続け、大鷲が喉輪落とし、近藤がYASSHIを菅原の上に投げ落としてフォールもジェットがカット。

 菅原はロープに走るがYASSHIが場外から足を引いて倒すと、YASSHIが赤い箱を持ってリングに上がり菅原の脳天に振り下ろすがこれが大鷲に誤爆。たたらを踏む大鷲を菅原がスモールパッケージで丸め込み、カウント3を奪った。

エンディング


大鷲「あれ?いつもYASSHIがこんな感じじゃなかったっけ(笑)スガ、ダメじゃん、勝っちゃ……!(笑)俺、今日主役だぜ?今日なんのためにジェット連れてきたと思ってんだよ!今日ジェットを葬って主役に躍り出るつもりだったのにお前……ダメじゃん!そういうところちゃんと学習しないと!(菅原がペコリと頭を下げる)……メッチャ素直に謝るんだけど(笑)お久しぶりです、望月さん。ちょっと今年に入ってからこのメンバー、集まる機会が最近多くて。スガ、悪冠一色の一番の弟分、今日来てくれてありがとう。ジェット、俺はいつもいつもお前が会場のたどり着くまで安心ができないよ!(笑)だけどありがとう。ブラザー、俺むっかしから思ってたんだけどさ、誤爆多すぎじゃね?ちゃんと目を見開いて……」
YASSHI「ちゃんと押さえとかんからやぁ」
大鷲「押さえとかないからか、そういうことか。なんとなく納得。あと近藤、お前WRESTLE-1の副社長だってなオイ!お前がまさかそんな上に立つ立場になるなんて夢にも思わなかったよ。でも今となってはメキシコの夜によなよな“ショッピング”に行ったことなんて人の前では絶対に言えないよ!副社長!(笑)望月さん、今日このリングに上ってくれてありがとうございました。15年前、悪冠一色という名前をこのはぐれ者たちの集団につけてまとめてくれました。にもかかわらず、一ヶ月位で追放してすみませんでした!(笑)」
望月「まあ、ひとまずな、大鷲今日はこのリングに呼んでくれてありがとう。そしてお前ら5人もDRAGON GATEの20周年記念試合出てくれてホントにありがとう。まあでもな、お前らがDRAGON GATEいなくなってからも悪冠一色の名を勝手に使い、職務怠慢とかいろいろネタにし、俺、『どうかな』って思ってたんだけど、今日俺自身がネタにするとは思わなかったよ(笑)まあでもよ、俺、お前らがはなれてからこの15年間な、何度か思ったことがあるんだよ。15年前な、お前らがDRAGON GATEから去っていくその半年前に俺がお前らから追放された。うん。でももし、そのとき俺がお前らから追放されていなかったら、お前らはDRAGON GATEにとどまっていたのか、もしかしたら俺もお前らと一緒にDRAGON GATEを辞めていたのか、どうなってたのかなーってたまーに思ったりするんだけど、お前らはどう思う?お客さんはどう思う?」
大鷲「も、望月さん!会場がザワつき始めたんで、この話はバックステージであとでよろしいですかね……」
望月「追々、追々ね(笑)」
大鷲「話が大幅に脱線しましたが、悪冠一色、5人+1人で今日集まることが出来ました!悪冠一色っていうのは、実は活動期間メチャクチャ短いんです。にもかかわらず俺達のプロレスの原点はここにあります。若くしてこの5人はどんな方法を使ってでもこの業界に爪痕を残し、そしてちょっとでも上を目指してやろうっていう野心を持った集まりにした。(近藤が笑いをこらえる)……そこは笑うところじゃないよ近藤!(笑)悪冠一色は俺たちの青春です!またなんかあったときは、よろしく頼むよ!(5人がノーリアクション)……無反応(笑)」

 ここで全出場選手たちがリングに上がり、満員御礼を記念してサインボール投げを行った。

大鷲「ルチャンコシリーズ、いつもね、次があるかわかんない状態でほそぼそ凸続いてますが、来年皆さんに会えるかな、会えないかな、わかんないけど、またいつかやるときは皆さん集まってください!今日は皆さんご来場、ありがっ……」
(菅原が大鷲からマイクを奪い取る)
菅原「ちょっとごめんなさい、大鷲に言いたいことがあるんだよね」
大鷲「もしかして、また周年詐欺がどうこうっていうお話ですかね……?」
菅原「もう周年詐欺は諦めたよ。もういいよ。だからまた詐欺考えて、俺ら呼んでよ」
大鷲「あの、なんで止めたか全然わかんないんですけど、なんで止めたかな」
菅原「締めるんでしょ?締めるでしょ?ルチャンコマニア、大鷲興行でしょ?大鷲興行って言ったら、あの人呼ばなきゃねぇ!大鷲のおかあさ~ん!出てこ~い!」

 ここで大鷲の母親・徳子さんがゴージャス松野と『男と女のラブゲーム』をデュエットし「松野と徳子のラブゲーム♪」とイチャつきながら登場すると大鷲は膝から崩れ落ちる。
 その後、徳子さんが大鷲の高校時代の話や、大鷲が相撲部屋に入ってからお金が無い中で母の日に花束を贈ってきたエピソードを話すと、感動したさくらえみが泣き始める。

大鷲「母の日も近いですよ。ウチの母徳子さん、もうすぐ誕生日です。(「胴上げ!」の声に)胴上げしたら死ぬからやめてください。そのまま天に召されてしまうので(笑)なんやかんや言ってもですね、私今年43歳。こんな歳までプロレスできると思いませんでした。それはウチの母がこんなに丈夫に生んでくれたっていうのもあるし、ちゃんこ大鷲をこの歳まで守ってくれてるってのもあるんです。なんやかんやで感謝でいっぱいです。今日もお店やってるにもかかわらずこうやって駆けつけてくれて、誰に仕込まれたか知りませんがネタを披露してくれて、ありがとう!私の周年、格闘生活とか小学校卒業とか素行不良とか職務怠慢、いろいろ考えたいと思います。またいつになるか分かりませんが、また周年やるときにはまた集まってくれますか!望月さんまた来てくれますか!今度来るときは、“おかまさあき”でオファーするんでよろしくお願いします(笑)ということで、GW明けの忙しい中、皆さんありがとうございました!またいつの日か帰ってきますので応援よろしくお願いします!今日はありがとうございました!」

 全選手が退場していく中、会場が暗転しスクリーンに過去の大鷲興行のダイジェストが流され、最後に『2020年 大鷲透デビュー20周年記念&相撲料理大鷲創業40周年記念興行 大鷲プロレス開催予定!!』の文字がスクリーンに映し出され、観客から大歓声が巻き起こり、興行は大団円のうちに終わった。

<試合後コメント>

悪冠一色
大鷲「今日は皆さんありがとうございました!あれから15年経ちました。一番驚くべきことは、あれから15年経ったにもかかわらず誰も欠けてないこと!」
望月「半欠けは……(笑)(ジェットの方を見やって)」
大鷲「半欠けは……うっすら霞がかかってますが(笑)この興行が成功した功績は、この人(ジェット)が」
望月「まあ、来るか来ないかだよな」
大鷲「毎回冷や冷やするんですけど、最近、一週間ドライブモードで連絡取れないときとかあったんで。そんな彼がですね、悪冠が集まる節目のときにここ何回かDRAGON GATE出て」
望月「活動期間1年もなかったわけだろ?それが15年経ってもさ、覚えられてるってものが、それだけのインパクトはあったのかなって言う気はするよな」
大鷲「我々は爪痕を残せたんでしょう」
望月「それ以降、色んなユニットとかあったけどまあ、やっぱり15年経っても覚えられてて興行にしてしまうというね。なんか、お母さん久々だったけど、全然変わってなかったな」
大鷲「77歳。今日は階段から落ちそうになったり顔面でマイクを受け取ってしまったりとありましたけど、興行が出来るのは母のおかげなんですよ。まあ母の日も近いということで、皆さん親孝行していますか?私はしていません。ということでですね、そのうちね、いつになるかわからないけど、プロレスをやれるところまで、自分の納得を行くところまで……」
望月「そういえばさぁ、思い出したよ!当時さ、俺、長野で興行あったときさ、ちゃんこ大鷲行ってさ、お母さんが俺んとこ来たんだよ。『はやくウチの息子プロレス辞めさせてください』って。『あっ、そういう感じなんだ』って思ってたら、まさかお母さんが最後締めまでいると思わなかったよ。だから俺さ、お母さんが大鷲を早く辞めさせたいんだろうなあって思ってたら、なにがどうやってお母さんが歌まで歌うようになったのかが謎だなあ」
大鷲「……っと、ということでね」
望月「思い出したんで(笑)」
大鷲「まあ、このルチャンコシリーズを支えてるのはウチの母なんですよ。15年経つと世の中色んなことが変わってきますからね。我々も極悪ヒールだったときもあれば、こういう風にみんなで集まる機会もあったりして、とにかくまた、今後ともよろしくお願いします!」
望月「そうだな。じゃ、やるか!15年前結成したときのやる気のないアレだったけど、今回はダランとしないで」

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