日本初上陸を果たしたCIMA率いるOWEが“プロレス×中国武術”の完成形を披露!「中国はプロレス最後のフロンティア」

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 18日、東京都・新宿FACEにて『OWE日本上陸記念大会』が行われた。

 OWE(東方職業摔角聯盟/Oriental Wrestling Entertainment)とは、闘龍門からDRAGON GATEで活躍したCIMAらが中心となって2018年に旗揚げした中国のプロレス団体。
 プロレスという文化が伝播していない“プロレス最後のフロンティア”である中国で、少林寺などから若きカンフーマスターたちが集まってゼロからプロレスを学び、中国武術とプロレスを融合させた新しいプロレスのスタイルを確立している。
 中国人選手たちの平均年齢は20歳で全員がキャリア1年と産声を上げたばかりの団体でありながら、国内だけでなく世界中で大会を開催するその将来性を見込まれ、ケニー・オメガやヤング・バックスらが旗揚げしたAEWと業務提携を結ぶなど今後の成長と飛躍が見込まれている。
 その注目度は日本国内でも高く、今回の日本初上陸大会が発表されると、大会一ヶ月前にはチケットが完売。この日の新宿FACEには文字通り“札止め”となるほど大勢の観客が詰めかけた。

 中国人選手たちは、確かな基礎練習に裏打ちされたプロレスの技術を見せつつ、これまでプロレスを知らなかったからこそ思い付けたであろう斬新な技の数々を驚異的な身体能力で繰り出していき、それを見た観衆は歓声を上げることも忘れ驚嘆の声を漏らすという場面も多く見られた。
 メインイベントでは、中国人選手たちのエース格であるダーベンと、中国で選手たちの訓練を仕切っているT-Hawkが6人タッグマッチで対峙。CIMAに次ぐキャリアを持ち、現WRESTLE-1王者でもあるT-Hawkはその強さを遺憾なく発揮して行くが、ダーベンもパートナーのワン・ジン&スコーピオ2Xと力を合わせ、中国武術で培った流麗な体捌きでT-Hawkと真っ向から渡り合う。
 そして最後はワン・ジンが場外からダーベン&スコーピオを踏み台にして跳躍し、トップロープを飛び越えてリング内の相手に450°スプラッシュを見舞うという離れ業を見せて試合を決めた。

 全試合終了後、T-Hawkは6月20日から行われる二度目の日本ツアーを発表。
 そして、OWEの中核選手でもあるエル・リンダマンは「いつか俺が『今世界で一番面白い団体はどこだ』と聞いた時に、一発で『OWE!』というみんなの声が聞こえるように俺たちはまだまだ上に登っていきます!」と抱負を叫んだ。

 大会を終えた後、CIMAは「もう僕から見たら言うことないですね。当時僕が21歳とか、そういうときに闘龍門で日本に上陸したときと同じような空気を感じました。中国っていうのは色んな面でスペシャルな国、プロレスの最後のフロンティアだと思っていて、13億人ですべてが回ってるんです。LINEとかGoogleとかYouTubeとかも基本的には中国で見れませんし、プロレスファンでもなかった、プロレスを知らなかった彼らにプロレスのルールから教えて、1年半で今日ここまで来たっていうのは素晴らしかったと言うしかない。褒めることしか出来ないですね。もう、僕は言葉ないです。感動しかない」としみじみと大会を総括。
 今後、日本での大会を増やしていくかという問いかけに対しては、「渡航費、滞在費、ビザなどの現実的な問題がある」としつつ、日本国内のプロレス団体と連携して実現させていきたいという旨を語った。

 また、「彼らは身体能力ではピカイチですけど、プロレスっていうのはそれだけじゃ出来ないんですね。『1から10まであってプロレスなんだ』と。彼らは1、5、6、8、10……この部分だけだったらすぐです。ただ、1から10までを繋げる作業っていうのは、やっぱり身内だけでやってたらダメだと思うんです。いろんな選手と試合をさせたいなと思ってます。日本全国を回って、『日本っていうのはこんなに素晴らしいところなんだよ』というのを中国の選手たちにも見せてあげたいんですよ。今回も桜を見たりだとか、そういうのを喜んでましたから。そういうところで日本と中国がうま~く繋がって行けたら最高だと思いますね」と今後についての熱い想いを笑顔で語った。

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