【試合結果】2・19 ジャイアント馬場没後20年追善興行 棚橋弘至&ヨシタツvs宮原健斗&関本大介 ミル・マスカラス&ドス・カラスvsカズ・ハヤシ&NOSAWA論外 大仁田厚&ケンドー・カシン&鈴木秀樹&保坂秀樹vsグレート小鹿&長井満也&石川修司&佐藤光留

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『ジャイアント馬場没後20年追善興行~王者の魂~アブドーラ・ザ・ブッチャー引退記念~さらば呪術師~』
日時:2019年2月19日(火)
開始:18:30
場所:東京・両国国技館
観衆:8800人(超満員札止め)

▼ジャイアント馬場メモリアルバトルロイヤル 30分1本勝負
○百田光雄(リキエンタープライズ)
7分11秒 サムソンクラッチ
●井上雅央(フリー)

<退場順>
キム・ドク(フリー)→ハリウッドストーカー市川(DRAGON GATE)→TARU(魔界)→垣原賢人(フリー)&土方隆司(フリー)→本田多聞(フリー)→ヤス・ウラノ(フリー)→相島勇人(フリー)&ジョー・ディートン(フリー)→菊地毅(フリー)→アブドーラ小林(大日本)→MEN’Sテイオー(フリー)

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
本間朋晃(新日本)/○岡林裕二(大日本)/野村直矢(全日本)/成田蓮(新日本)
8分36秒 アルゼンチン式背骨折り
宮本和志(超硬派武闘集団和志組)/橋本友彦(A-TEAM)/橋本大地(大日本)/●野村卓矢(大日本)

▼ストリートファイト・トルネードバンクハウス8人タッグデスマッチ 30分1本勝負~1度は見たい!グレート小鹿さんのドロップキック!炸裂なるか!?返礼品は机パイルドライバーでお願いします~
[はぐれ邪道軍]大仁田厚(フリー)/ケンドー・カシン(フリー)/○鈴木秀樹(フリー)/保坂秀樹(フリー)
6分55秒 ダブルアーム・スープレックス→片エビ固め
グレート小鹿(大日本)/長井満也(ドラディション)/石川修司(全日本)/●佐藤光留(パンクラスMISSION)

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
●渕正信(全日本)/藤原喜明(藤原組)/青柳優馬(全日本)
9分43秒 首固め
[鈴木軍]○タイチ(新日本)/金丸義信(フリー)/TAKAみちのく(フリー)

▼3WAYタッグマッチ 30分1本勝負
[L.I.J]○SANADA(新日本)/BUSHI(新日本)
8分13秒 ラウンディング・ボディプレス→体固め
●海野翔太(新日本)/吉田綾斗(KAIENTAI DOJO)
※もう一組は[Sweeper]ジェイク・リー(全日本)/岩本煌史(全日本)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
○丸藤正道(NOAH)/新崎人生(みちのく)
10分10秒 完璧首固め
●望月成晃(DRAGON GATE)/シュン・スカイウォーカー(DRAGON GATE)

▼6人タッグマッチ 60分1本勝負
○秋山準(全日本)/大森隆男(全日本)/太陽ケア(フリー)
12分32秒 リストクラッチ式エクスプロイダー→片エビ固め
小島聡(新日本)/永田裕志(新日本)/●西村修(フリー)

▼タッグマッチ 60分1本勝負
○ミル・マスカラス(フリー)/ドス・カラス(フリー)
11分6秒 ダイビング・ボディプレス→体固め
カズ・ハヤシ(W-1)/●NOSAWA論外(東京愚連隊)

▼タッグマッチ 60分1本勝負
[ザ・ワールド]棚橋弘至(新日本)/●ヨシタツ(フリー)
24分24秒 シャットダウン・スープレックスホールド
○宮原健斗(全日本)/関本大介(大日本)

ジャイアント馬場没後20年追善興行に猪木、初代タイガー、新間寿、坂口征二、ハンセンらが集結!76歳のマスカラスが空を舞い勝利!新日本vs全日本の全面対抗戦は全日本に軍配?!

オープニング


 まずはアントニオ猪木が登場。
猪木「元気ですかー!元気があればなんでもできる。元気があれば、送り人もできるということで、馬場の20周年ですかね。早いもので、あの、だいたい20年経つと忘れられてしまうんですが、今日はこのように会場にたくさんの方が駆けつけてくれでありがとうございます。ジャイアント馬場に成り代わってお礼を申し上げる。あの話せば今日は猪木トークショーで2時間やりたいと思ったんですけど、最後に入院される前によくあるホテルのロビーで顔あわせたんですが、すれ違って立ち話した時『お前はいいよなぁ』と。何がいいのかわかりませんけどね、私がいつも挑戦し続けたんで馬場さんも困ったろうなと思うんですよね。最後に来た手紙が、三途の川で待ってるぞと。挑戦を受けるべきかどうか、逆に私が悩みましたけどね。でもだんだん歳をとるのは仕方がないなと。私もそろそろ、送られ人になりそうかなと。その時は、せめて10年ぐらいたっても覚えていてほしいと思いますけどね。なにはともあれ若い選手が控室に挨拶に来てくれましたが、知らない選手たちも。でもやはり格闘技、プロレスというのは永遠だと思うんで、形は変われどこれから50年100年、何百年先にも続いていくと思いますから、一つ伝統芸、スピリットというか。話は長くなるとあいつは歳をとった証拠だと言われるんでこれぐらいにしときますけどね、久しぶりに、元気ですかもあんまり言えなくなってきてね、ついこの間までは皆さんの前で今日は元気ですかー!って言ってましたけど元気ですかー(小声)ってね、久しぶりに上着を取ってやります。ほんとはね、リング上に上がろうと思ったんですが、上がったら挑戦状を受けたということになりそうなんで下からご挨拶させてもらってますけどね。ますます元気にプロレスは、師匠力道山から始まり戦後の復興に元気をつけてくれたそんな思いを込めて、若い選手にメッセージとして送り、ファンの人たちもよろしくお願いします。いくぞー!1.2.3、ダー!」

<バックステージコメント>

アントニオ猪木
――ジャイアント馬場さんの追善20周年記念興行で挨拶されましたが、今のお気持ちは
「ホントに会場が一杯になるっていうことがね、我々ずっとリングの闘いもさることながら、会場にお客さんに足を運んでもらうというのも一つの人生観だったなと。今日は大勢の人が駆けつけてくれて、そういう若い選手たちが大会場で熱狂させるというね、これはもう快感ですからね。まあ、来てよかったと思います」

――馬場さんのイベントに猪木さんがこうしていらっしゃるということ自体が大きなことだと思います
「まあまあ、皆さんに乗っけられたまま(笑)喜んでもらうのはいいことだと、そういう風に割り切って。馬場さんも喜んでくれてるんじゃないですかね」

――これから試合が始まりますが、今日出場する若い選手たちにメッセージを
「色んな事を言っても難しいんでね、時代は変わり、政治の世界も同じなんですけど、その時代時代に変わっていくから、そういう意味では、一つの歴史というのかな、これからも興味を持ってちょっと紐解いてもらうと『あっ、そういう歴史があって今日があるんだ』と、それをが分かってくれたらいいと思います」

――馬場さんとのエピソードで、ホテルで会ったときに『お前はいいな』と言われたという話がありましたが、馬場さんは何をうらやましがったのだと思いますか
「んー、まあ、やっぱりプロレスに入って、色んなことが胸を張って、プロレスやってるならもっと大きく見せろってね。高下駄履いてね、アメリカで。そういう意味ではジャイアント馬場の本来の持ち味を表現できて、そういう中では俺は好きなことを言い放題というか、そのままにアレして、ずいぶんジャイアント馬場さんの目には見えない隠してた部分があったかも知れない。そういうのが羨ましい部分があったのかなと思います」

――明日は誕生日ですが、新しい年に向かって抱負を
「政治がちょっと色々アレしてるんで、またこの中で、ずっとやってきた北朝鮮問題にも色々ホントにこのままではしょうがないなというので、今週か来週あたりにちょっと色んなニュースが流れていくと思います」

第1試合


 乱戦になる中、菊地が中央から挑発していく。だがそこにストーカー市川のテーマが流れて市川が乱入。だがその混乱の間にキム・ドクがチョップの嵐を受けて倒れたところを全員でフォール。キム・ドクが退場。

 TARUが小林の頭にフォークを刺していき、菊池がロープに飛ぶと、コーナーに登っていた市川が落下しOTRで退場。TARUは凶器攻撃の反則で退場に。
 土方と垣原が打ち合って両者ダウンしたところ全員でフォールし二人とも退場。

 本田がテイオーのバックを取って投げようとするが、そこを全員で潰してフォール。本田退場。

 ヤス・ウラノを藤原が投げ捨てOTRさせて退場。

 ジョーが相島をブレーンバスターであげようとしたところを逆にブレーンバスターで投げ捨て、そこを全員でフォールし両者退場。

 小林が菊地に地獄突きから、井上がボディスラム。そこへ小林がバカチンガーエルボーを投下しフォールして3カウント。菊地退場。

 テイオーが小林にバイオニックエルボーからスピニングトーホールド。他の選手が小林をフォールし3カウント。小林退場。
 井上がテイオーを首固めで3カウント。テイオー退場。

 百田がチョップを前後から打ち込みバックドロップを狙うが、切り替えした井上が投げようとするがそこを百田が丸め込み3カウント。
 バトルロイヤルは百田が勝利した。

第2試合


 先発は本間と宮本のターメリックストーム対決。
 本間がヘッドロックからショルダータックルも、受けきった宮本とチョップの打ち合いへ。これを宮本が制して顔面にストンピングからチョップ。コーナーに振って串刺し攻撃も、避けた本間がアームドラッグ。本間はストンピングからヘッドバッド。さらにボディスラムから小こけしも、宮本は避けて自爆させる。
 宮本は担ぎ上げると直矢と成田に叩きつけてタッチ。

 成田が大地に串刺しエルボーからハーフハッチスープレックス。
 大地はエルボーでなぎ倒し友彦にタッチ。
 友彦と大地は交互にエルボーからサンドイッチミドルキック。フォールも2。
 友彦はボディスラムからフォールも2。友彦は直矢にタッチ。

 直矢は首投げからサッカーボールキック。成田はエルボーからチョップも、直矢はエルボースマッシュからサッカーボールキック。直矢は友彦にタッチ。

 友彦はストンピング連打からコーナーに振って串刺しラリアット。さらにロープに飛ぶが、成田はドロップキックで迎撃し直矢にタッチ。

 直矢はスピアーも、友彦は受けきってボディスラム。両者タッチ。

 大地が走り込むも岡林がキャッチしサイドバスター。さらにぶっこ抜きブレーンバスターで叩きつけてフォールも2。
 岡林はチョップからロープに飛ぶが、大地はミドルキックで迎撃し卓也にタッチ。

 卓也はサッカーボールキックからコーナーに振って串刺しエルボー。さらにブレーンバスターからフォールも2。卓也はすぐさま腕ひしぎで捉えるが、岡林はぶっこ抜いてバスター。岡林は投げようとするが、大地がブラジリアンキックでカット。
 友彦が宮本のラリアットと合体バックドロップから卓也がフォールも本間がカット。
 卓也はエルボー連打からロープに飛ぶが、直矢と成田がダブルドロップキックで迎撃し、岡林がフォールしようとするも、卓也は立ち上がりミドルキック連打。岡林はチョップも、卓也はエルボーからロープに飛ぶが、岡林がパワースラムで迎撃しフォールも2。
 岡林はアルゼンチンで担ぐが、卓也は暴れて胴締めスリーパーへ。岡林は暴れてアルゼンチンで担ぎ直すと、これで卓也がギブアップした。

<試合後コメント>

本間朋晃
「いや、すごい強いですよ。俺今日思ったんですけど、プロレスって何があるかわかんないよ。これが面白い!今日がスタートかも知れない。いや、今日で終わりかも知れない。でも、俺はあの団体を抜けてから二度とあの団体の人と絡むとは思ってなかったんで。でもこうやって今日、馬場さんの記念興行で絡んだことがすごく嬉しい。プロレスって何があるかわかんない。猪木さんが言ってましたよね。一寸先はハプニング。分からないですよ。だから面白い!この先、分かんないよ」

岡林裕二
「今日はホントに本間選手、野村選手、成田選手、組めたんで、良かったです。またこうやって是非組みたいです。ありがとうございます!」

野村直矢
「今日こうやって他団体のいろんな選手と組んだこと、これは絶対全日本プロレスのリングで糧にして、必ず今、僕は今三冠のベルトを狙ってるんで、この結果に必ずついてくると思うんで、結果を出して、野村直矢ここにあり!を見せたいと思います」

成田蓮
「試合には勝ちましたが、すげぇ悔しいです。新日本の若手はこんなもんかと。すっげぇ悔しかったです。あの言葉絶対に忘れません」

第3試合


 大仁田軍が入場するなり、大仁田が水をかけて乱闘で試合開始。
 石川と鈴木がエルボーの打ち合い。石川がコーナーに振って串刺しラリアットから走り込むが、長井はエクスプロイダー。だが石川はすぐに立ち上がりランニングニーで倒す。
 
 保坂がサミングからロープに飛ぶが、長井がキャプチュードで投げ捨てる。

 光留が鈴木を小鹿に振って、小鹿を石川と長井が担いでビッグブーツをさせる。そこへ佐野直が乱入しカットすると、小鹿に大仁田がイス攻撃。
 大仁田は机をリング上にセットさせて、小鹿をのせようとするが、小鹿があがらないため光留を机にあげて机上パイルドライバー。フォールも石川がカット。
 石川は有刺鉄線ボードをリングにセットし、大仁田をそこへ突っ込む。さらに光留が大仁田の頭頂部にギタークラッシュ。フォールも2。
 石川は大仁田をコーナーにセットし、有刺鉄線ボードをリング中央に寝かせると、そこへ大仁田をチョークスラムで叩きつけようとするが大仁田は石川の顔面に毒霧を吹きこれを逃れる。

 光留が鈴木にミドルキック連打から延髄斬り。さらにパワーボムで有刺鉄線ボードに叩き込もうとするが、保坂が有刺鉄線バッドで殴りつけてカット。
 保坂はイスをセットしその上に有刺鉄線ボードを乗せる。大仁田と鈴木は合体ボディスラムで光留を有刺鉄線ボードに叩き込み、さらに大仁田が頭頂部にイスを叩き込みフォールも2。
 鈴木は光留にダブルアームスープレックスからフォールし3カウント。

大仁田「私は、私はジャイアント馬場さんの、ジャイアント馬場さんの5代目の付き人です!皆さんご存知ですか?大熊元司、サムソン・クツワダ、そして大仁田厚です!はっきり言って、はっきり言って、ボクは最低の付き人です!だけどだけど僕は、ジャイアント馬場さんを、社長を愛してました!今日は、今日は、今日は、たくさんの皆さん、ありがとうございます。そして天国のジャイアント馬場さん、ありがとう!ありがとうございます!」

<試合後コメント>
大仁田厚&ケンドー・カシン&鈴木秀樹&保坂秀樹


(退場してきた大仁田がセレモニーのために控えていたブッチャー、ハンセン、ドリーと握手・抱擁を交わしてからコメントスペースへ)

――試合の感想を一言ずつお願いします
鈴木「よかったです」
保坂「たのしかったです」
大仁田「僕は歴代5代目の付き人なんですよ。マシオ駒さん、大熊元司さん、サムソン・クツワダさん、佐藤昭夫さん、そして僕なんですよ。ロクでもない付き人ですけど、馬場さんは芯から可愛がっていただいて、FMW作った後にお茶を飲んだとき、僕は一言、馬場さんに言ったんですよ。『電流爆破!やりませんか!』って言ったら、『おい、それは痛いのか』って。それ聞いたときに、僕は生まれて初めて人の大きさ、人間の大きさを、ジャイアント馬場さんの大きさを感じましたね。その時僕は思いましたね。『ああ、この人はやっぱり大きいんだ』って。だから色んな人達が、ドリー・ファンク、アブドーラ・ザ・ブッチャー、色んな人が来てくれたんだと思います。今回、明日明後日、手術ですけど、人工関節入れますけど、悔いがなく手術台の上に上がれますんで、皆さん今日は馬場さんのためにありがとうございました!(流血している頭部を押さえて)……いってぇ、割れたよ。みんな痛くないと思ってるけど痛いんだよ。一試合くらいハードコアが入ってもおもしれぇだろ?」

アブドーラ・ザ・ブッチャー引退セレモニー


 ブッチャーが車椅子でリングに登場。花束贈呈が行われ、徳光和夫さん、ミル・マスカラス&ドス・カラス、初代タイガーマスク&新間寿、秋山準、武藤敬司、坂口征二、スタン・ハンセン、ドリー・ファンク・Jr.が登場。
 来場できなかった選手からのメッセージとして、デストロイヤー、鈴木みのるからのビデオメッセージが送られた。

ブッチャー「ファンの皆さん、東京に帰ってきました。一つだけ足りないことがあります。ジャイアント馬場がここにいてくれれば完璧だった。3日前にマネージャーでもあり友人だったオネスト・ジョンが天国に旅立ちました。とても寂しくて一緒に来たかったがしょうがない。今日は親しい友人がわざわざ駆けつけてくれた、牧師のキム神父が来てくれた、若い人たちに言いたい。自分の親が歳をとっても決して老人ホームにぶち込んで忘れるようなことはするな。いずれは歳をとってそういう事になるんだから親を大事にしろ。それだけは言いたい。忘れるんじゃないぞ。このガウンを送ってくれたキムに感謝したい。皆さん本当にありがとうございました」

<バックステージコメント>

アブドーラ・ザ・ブッチャー
(セレモニーから帰ってきたブッチャーとキム・ドクが笑顔で握手を交わしてからコメントスペースへ)

――引退セレモニーを終えられたお気持ちは
「最高でした。残念ながら昔のレジェンドたちでもうこの世にいなくて、天国に旅立った人がいっぱいいる。でも、皆いつしかあの世に行くわけですから、僕もいつかは行きます。でも、近い将来というのは嫌ですね。もうちょっとここにいたいです。先程のリング上でも言いましたが、長年のマネージャーと長年の友人であったオネスト・ジョンが他界しました。僕の一番の親友でした。彼の告別式が明日で、彼の奥さんが教会の牧師さんなんですね。みなさん彼のために祈ってあげてください。お願いします。みなさん今日はありがとうございました。これからも気をつけてください。リング上でも言いましたが、自分の親を大事にしてください。決して施設にブチ込んだりすることはしないでください。以上です。ありがとうございました!」


アブドーラ小林
「襲えなかったよ!(フォークを)二本用意してたのに!(笑)気づいたら俺、リング上でテンガロンハット被ってスタン小林でいて、スタン小林バレてるかなと思ったら、スタン・ハンセンに『いい帽子だね』って言われた(笑)スタン小林がバレてないみたいで良かったです(笑)」

――改めて師匠の引退式を終えて
「大日本にいたのは2年くらいか。新聞紙面で今になってハラスメントの恨みを晴らすと言いましたけど、僕の2年なんてちっぽけだなと思いました。ハラスメントを晴らすなんて言った僕ちっちゃい人間だなと。ブッチャーは日本に何年?50年?60年?わかんないけど、やっぱ偉大さが身にしみました。僕も今、義理の父と住んでるんで、体調悪いですけど、最後まで面倒見ようと思います!今日生中継だから見てるかな、義理のお父さん。いや、組んでるときもよく『年上を敬え』とか言われてたんですけどね、そのときは僕も若かったんで『何言ってんだこのジジイ』と思ったんですけど、僕も40くらいでブッチャーの言うことが段々分かってきました。やっぱね、素晴らしいですね、レジェンドというのは。僕みたいなちっちゃい人間は、ちっちゃく戦ってます(笑)」

――“アブドーラ”の名を継ぐものとしての想いは
「会ったのは15年ぶりなんですよ。大日本にいたのは20年くらい前かな?でも覚えててくれたのが嬉しいですね。そういうレジェンドレスラーの記憶の赤の片隅に置くが居られるっていうのは……ホント“僕みたいな”ですよ。こういう場に来ると改めて思います。……襲いませんでした!(笑)襲いませんでした!(笑)いや、襲うのが餞別になると思いましたけど、やっぱり違いますね。あの人が歩んできた歴史の中で、ちょっとでもかすれたのが嬉しいですね」

――ブッチャーさんとの一番の思い出や武勇伝は
「ま、武勇伝言っても思い出話ですけどね(笑)結局ね、技術的には教わってませんけど、『もっと目に力を入れろ。日本人は目が細いから力を入れると顔が笑ってるように見えるから、目を見開け』って教わったのが印象的ですね。ブッチャーもこう(カッと目を見開く)やるじゃないですか。技術的には教わってないけど、レスリングの立ち姿を教わったのが印象に残ってますね。『ジャイアント馬場さんみたいな顔になるな』って言われましたね(笑)『ストーンフェイスだ』って言ってましたよ(ジャイアント馬場さんのパネルを指さしながら)もっと目を見開いてクレイジーになれと。目を見開いたこういう顔がいいんだと。それが思い出ですね。悪い思い出は……(金の)建て替えが20万円くらいありますね(笑)その当時の俺の20万ですからね!ペーペーの20万!六本木行くたび駐車場代俺ですからね?!駐車場代払ってくれねぇんだもん。酔っ払うとあの人。でもそんな思い出は全部チャラになりましたね、今日ね(笑)まあ、アブドーラの名を継ぐものとして恥ずかしくない試合をしたいと思います」

第4試合


 先発は藤原とTAKA。すぐに鈴木軍が乱入し藤原を袋叩きにする。TAKAがキャメルクラッチも青柳がカットしようとするがすぐに迎撃され、TAKAがロープに振ろうとするが藤原は脇固め。TAKAがタップするが、金丸がレフェリーを押さえつけてこれを見せない。タイチが藤原にマイクスタンドでのチョークでこれをカット。TAKAは金丸にタッチ。

 金丸はストンピング連打も、藤原はボディブローから青柳にタッチ。

 青柳は串刺しバックエルボー連発からラニングエルボーで倒しフォールも2。
 青柳はダイビングクロスボディアタックからフォールも2。
 青柳はエルボー連打からエルボースマッシュ。ロープに飛ぼうとするが、金丸は髪を掴んで動きを止める。青柳はエルボーで逃れてロープに飛ぶが、金丸はアームホイップから低空ドロップキックを叩き込みタイチにタッチ。

 タイチは顔面を蹴りつけていき、青柳がエルボーもタイチはローキック。青柳はエルボー連打からエルボースマッシュも、タイチはローキック一発で応え、再度青柳がエルボー連打を叩き込むとタイチはミドルキック連打。着地した青柳がエルボースマッシュからロープに飛ぶが、タイチはビッグブーツから延髄斬り。タイチはパンタロンを脱ぎ捨て天翔十字鳳を狙うが、避けた青柳がバックを取る。タイチはバックエルボーで逃れてロープに飛ぶが、青柳はジャンピングニーで迎撃し藤原にタッチ。

 藤原は一本足頭突きで次々倒していき、タイチにビンタ連発。だがタイチはソバットを叩き込むが、藤原はボディにヘッドバッドからヘッドバッド。タイチはローキックで返していくが、藤原は一本足頭突きで倒し渕にタッチ。

 渕はカットに来たTAKAにヘッドロックからナックル。さらにボディスラムで叩きつけ、金丸にもガットショットからボディスラム。タイチにボディスラムを狙うが、タイチが耐えるとサミングからコーナに振り串刺し攻撃を狙うも、渕は足を伸ばしてカットしドロップキック。TAKAにガットショットからドロップキックを叩き込み、金丸にもガットショットからロープに振ってドロップキック。渕はタイチをロープに振ってドロップキックも、タイチはロープを掴んでこれをスカし、串刺し延髄斬りからパワーボムを狙う。だが渕は耐え、タイチは顔面を蹴りつけ再度パワーボムを狙うが渕はリバース。渕は首固めも2。渕は再度首固めも2。渕はガットショットもタイチはキャッチし、急所蹴りから首固めで3カウント。

<試合後コメント>
TAKAみちのく&金丸義信
TAKA「あんなジジイ用意すんじゃねぇよ!汗もかかねぇよ、ジジイ!」
金丸「汗も出ねぇよ。もう1試合できるぞ。2試合でも3試合でも!」


タイチ
(背面の馬場さんのパネルを見て)「そんなにデカくないな。」
――久し振りの渕選手、青柳選手との対戦でしたが?
「誰だよ?誰と誰?知らねぇな。……おう!渕はよくわかってるよ。あのクソジジイ。まだやってたんだな。俺がデビューしてからあいつとシングルやって50連敗してんだよ。その恨みがまだたまってるんだよ、ジジイ。まだ辞めんなよ、食らわし足りねぇ。」

――フィニッシュが渕選手の得意技でもある首固めだったのは、狙ったところがあったのでしょうか?
「なんにも狙ってねぇ。俺は年寄りと女には優しいからな。優しくやってやっただけだよ。どうせ動けないジジイが。ありがたく思えよ。生きて帰れただけでもよ。なんなんだよ、この興行はよ。本当にこのメンバーはジャイアント馬場の名の下に集まったメンバーなのかよ。本当にそうなのか。みんなが納得したメンバーが揃ってるのか?ふざけやがって、こんなヤツらの中に入れられてよ。ふざけんなよ。ジャイアント馬場興行のメイン?馬場に関係ない4人でメインやって、それで果たして喜ぶかね。俺には声が聞こえるよ。こんなんじゃダメだって言ってるよ。ま、俺は会った事はないんだけどね。会ったことないんだけどそう言ってるよ。俺は今日、こんなクソ大会でも出てやったのは、俺が入ったのは馬場元子の時だよ。馬場元子の全日本に入ったんだよ。馬場元子にはまぁまぁ可愛がってもらったよ。たっくさんのパワハラを受けて、かわいがってもらいましたよ。さんざん邪険に扱われて。だからあの悔しい思いがあったから、今ここに俺がいるんだよ。馬場元子に感謝してるから。今日はそのお礼のつもりだ。だけどもうこんな……もうこれで俺も絡む事ないんじゃない。勝手にやってろ、バ~カ。じゃあな。」

第5試合


 L.I.Jが集中砲火されリング外に投げ捨てられると、岩本と海野の対決へ。海野がエルボーで倒せば、岩本がブレーンバスターで叩きつける。岩本はジェイクにタッチ。

 ジェイクはボディスラムからフォールも2。
 ジェイクはエルボーからコーナーに叩きつけて岩本にタッチ。

 岩本はロープに振ってアームホイップからフォールも2。
 岩本はストンピングから首投げで倒し逆エビ固め。これはBUSHIがカット。岩本の肩にSANADAがタッチ。

 SANADAはロープに振ってバックエルボーからその場飛びムーンサルト。フォールも吉田がカット。SANADAはBUSHIにタッチ。

 BUSHIはミサイルキックからTシャツを使ったスリーパー。これは岩本がカットし、BUSHIをコーナーに振るとその背中にジェイクがタッチ。

 ジェイクは海野に串刺しニーからブレーンバスター。バックを取るが、耐えた海野にジェイクがロープに飛ぶも、海野はドロップキックで迎撃し吉田にタッチ。

 吉田はジェイクにランニングエルボー連発。ジェイクはビッグブーツで迎撃するも、吉田は負けじとランニングエルボーで倒しチョップ連発。バックエルボーで倒しサッカーボールキックからフォールも2。
 バックを取るが、ジェイクは耐える。ロープに飛んだ吉田をキチンシンクで迎撃し岩本にタッチ。

 岩本はロープに振ってニーアッパーから走り込むが、吉田はサイドバスターで迎撃し海野にタッチ。

 海野はミサイルキックからエルボー連打。海野はロープに振るが、BUSHIが場外から足を引っ張り、岩本にSANADAがタッチ。

 海野はランニングエルボーでSANADAを倒すと、コーナーに振るがSANADAはエプロンに飛び降り、スワンダイブで海野を飛び越えるとBUSHIが串刺しダブルニーからSANADAとサンドイッチドロップキック。フォールも2。
 SANADAはドSkullENDを狙うが、次々選手がスイッチしてリングへ。岩本がBUSHIとエルボー合戦からBUSHIが岩本に毒霧。SANADAがジェイクにパラダイスロックから、海野にSkullENDを狙うが、海野が丸め込むが2。
 SANADAはドラゴンスリーパーのまま振り回して、ラウンディングボディプレスを投下して3カウント。

<試合後コメント>

岩本煌史&ジェイク・リー
岩本「オイ!BUSHI!オイ!タッグのチャンピオンなんだろ?卑怯なことすんじゃねぇよ!これがアイツらの闘い方かオイ!もう一度やるチャンスは……今無いのか、オイ。だったら俺は訴え続けるよ。どんな小さなチャンスでも、一つのものに変えてみせるよ。今日やられたこと俺は絶対に許さないし、忘れない」
ジェイク「なんだあれ。パラダイスロックか。初めて食らったね。あんなに動けなくなるもんなんだね、アレ。いやぁたまげたね。どう動けばいいんだ、どう動けばいいんだってなっちまった。全日本の興行もあって、26は俺も世界タッグだ。でも、けどな。それだけじゃない対戦相手もまた出てきたぞオイ。向こうがどういう風に反応するかわからないけど、吉田選手も蹴り使うんだろ?全然使ってこなかったけど、あれはなんなのかな?遠慮してるのかな、俺に?もっとバンバン来いよ。あんまりキャリアとかなんとか言いたくないけど、もっとやろうぜ?俺たちでまたやってやるよ」
岩本「最後に一つ、最後に一つ。BUSHI!お前もチャンピオンかも知れないけど、俺もチャンピオンだ!以上!」

BUSHI
「今日のあのリングの中にいたな。全日本プロレスのジュニアのチャンピオン。いつかまた会えるだろうな、お前と。それを楽しみにしてるぜ。エッセリオ、マ・ジ・で。」

吉田綾斗&海野翔太
吉田「こういう大会に出れる事が今はデカいかもしらんけど、こういうところで勝てる、そういう強いレスラーになっていきたいと思う。そして今日は当たったことのない人間と、またいろいろと楽しみが増えたんで、自分はもっともっと強くなってああいう同じ世代の人間とバチバチやり合っていきたいと思います。ありがとうございました。」
海野「悔しい。ただ悔しい。自分もこんな偉大な人になれるような。もっと頑張ります。ありがとうございました。」

第6試合


 先発は望月と丸藤となり、握手から試合開始。
 ロックアップから丸藤がロープに押し込むが、望月は切り替えしてチョップから距離を取る。
 丸藤がチョップで返せば望月はローキックで返し応酬へ。望月がロープに飛ぶが、丸藤はカニバサミで倒し低空ドロップキック。避けた望月がサッカーボールキックも丸藤は避けて距離を取る。両者タッチ。

 人生がヘッドロックからショルダータックルで倒し、シュンもラリアットを避けてトラースキック。さらに走り込み、ガットショットから地獄突きを叩き込んでロープに飛ぶが、シュンはドロップキックで場外に叩き出し、エプロンに登った人生に走り込むが、人生はエルボーから拝み渡り。人生は丸藤にタッチ。

 丸藤はチョップから首投げで倒し顔面にフットスタンプ。さらにネックスクリューからフォールも2。丸藤は人生にタッチ。

 人生はボディスラムからリバーススプラッシュ。フォールも2。
 人生は首投げからスリーパー。シュンはロープへ足を伸ばしブレイク。
 人生は丸藤にタッチ。

 丸藤はロープに振って行くが、シュンは丸め込むが2。
 丸藤はチョップを叩き込み、ラリアットでなぎ倒すとコーナーに振っていく。だがシュンはブーメランアタックで迎撃し望月にタッチ。

 望月はローキックからロープに飛ぶが、人生がエプロンから蹴りつける。望月は人生を三角蹴りで迎撃すると、丸藤も場外に投げ捨てそこへシュンがコーナーからのプランチャ。
 望月は丸藤に踵落としからビッグブーツ。さらにビッグブーツ連発も、丸藤はキャッチしチョップからドロップキック。しかし望月もサッカーボールキックを叩き込んで両者ダウン。両者タッチ。

 人生はスワンダイブ空手チョップから、念仏ダイビングショルダータックル。フォールも2。
 念仏パワーボムを狙うが、着地したシュンがガットショットも人生はキャッチしドラゴンスクリュー。人生は極楽固めも望月がカット。人生は丸藤にタッチ。

 丸藤はチョップから串刺しバックエルボー。続けてブレーンバスターを狙うが、着地したシュンに丸藤がロープに飛ぶも、望月がエプロンから蹴りつけシュンがブラスターからフォールも2。

 シュンがコーナーにセットし望月が一角蹴り。そこへシュンがスカイウォーカームーンサルトを投下しフォールも人生がカット。シュンは人生にドロップキックで場外に落とし、スカイウォーカーケブラーダ。
 望月のミドルと丸藤のチョップの打ち合い。蹴り合いとなるが、一瞬のスキをつき丸藤が丸め込んで3カウント。

<試合後コメント>

新崎人生&丸藤正道
――試合を終えてのご感想は
人生「丸藤とはもう20数年前に私が全日本プロレスに最初に上がったときにですね、当時三沢さんの付き人を丸藤選手が。そして私も三沢さんにお世話になっていたので、練習でもそうですし、会場でもそうですし、私生活もよく三沢さん、丸藤にはお世話になったという思い出がありますので、それがホント20数年ぶりに馬場さんの亡くなった20年目ということで、リング上でスーパースターの丸藤選手と組めるっていうのはホントに嬉しくて、とても安心感が有りました」

――人生選手は馬場さんとタッグを組んでいたこともありますが、それについては
「馬場さんが亡くなる2年くらい前に全日本さんに上がらせていただいて、タッグも組ませていただきましたし、東京ドームでは試合をする方に回って、ずっと馬場さんにいつか拝み渡りを決めたいなと思っていたのが念願叶って……。非常に懐かしい思い出、嬉しい思い出がたくさんあります」

――丸藤選手はいかがですか
丸藤「人生さんの言ったように、俺が10代のときに三沢さんの付き人についてるとき、その時から人生さんと同じ小さいバスに一緒に乗っていて、そのときは僕なんて一番ペーペーでしたし、人生さんはなんなら世界の新崎人生さんだったんで、恐れ多かったんですけど、時を経て人生さんに多少なりとも自分の成長した姿を見せられたと思うし、天国の馬場さんにも見ていただけていたら嬉しいですね。あと自分の中で誰にも譲れないこととして、やっぱり俺はジャイアント馬場最後の弟子だから。これは誰にも譲れないし、誰にも代われないし。それだけは俺の中で本当に誇りに思っていて。今日、試合で全部を出し尽くすっていう方法もあったんですけど、対戦相手の望月選手と、シュン・スカイウォーカー選手、またなにかが会ったときに当たってみるのもいいんじゃないかなって形で。ちょっと狙った丸め込みでたまたま勝てましたけど、いつかリング上でお会いできたら嬉しいなと思います」

――天国の馬場さんが今の丸藤選手に声を掛けるとしたらどのような言葉になると思いますか
丸藤「なんでしょうね……馬場さんにはかわいがってもらったんでね。小さいけど。馬場さんは大きい人間が好きだったんで、そんな中でも小さい僕をかわいがってくれてたんで」
人生「丸藤くんは、志賀くん(志賀賢太郎)の後?」
丸藤「金丸さんの後ですね。金丸さん、森嶋さん、橋さんって」
人生「食え食えって言われなかった?飯もっと食えって」
丸藤「そうっすね、元子さんが散々頼んだものをみんなで最後全部食べるっていうのが一つのしきたりでしたね」
人生「志賀くんなんていつも言われてたよ」
丸藤「そうっすね。ラーメンの汁まで飲まされてましたもんね(笑)」
人生「『志賀、もっと食えよ。そんなんじゃだめだよ』ってね(笑)」
丸藤「本当は今日という日にも馬場さんの付き人をしていた志賀さんにもこの場にいてほしかったんですけども。でも、おこがましいかもしれないけど、僕はそういう気持ちも今日背負って上がらせてもらいました。……あっ、馬場さんに言われるとしたら?『お前はちっちゃいのう』って言われますね(笑)ホントに俺にとって、ホントに大切な宝物です。その経験は」

望月成晃&シュン・スカイウォーカー
望月「いやぁ、なんだろな!闘ってみてもちろんすばらしい実績とヘビー級にも勝ってしまう実力。それはもちろんだけど、丸藤選手ってプロレス会場、リング、その神様が丸藤選手の味方しているってイメージだね。なんかどれだけ攻めても吸収されているような。そんなに体格は変わんないですけど、とてつもないね、大きな壁に見えましたね、凄いです。最後いいの入ったと思ったけどやっぱり、ヘビー級の一流どころとやっていると一発では倒れてくれないね。まぁでも本当に気持ち良く、こういう舞台に上がらせていただいたってことで。馬場さんと秋山全日本。馬場元子さんの時にも上がらせてもらえたんでね。本当に気持ち良く戦えました。ありがとうございました。」
シュン「この大会に参加させていただいたこと。関係者すべてに感謝して。馬場さんはもちろん。この経験を必ず糧にしてこれから上を目指して。」
望月「こいつは来月ドリームでの試合があるんだよね。俺がやっぱり丸藤選手と戦いたいって言った以上ね、俺自身で丸藤選手と勝負を付けるっていうね。そういう気持ちで戦ったんで。お前は今日、誰にもできない経験をしたんでね。ドリームゲート、頑張ってくれ。」

第7試合


 先発は秋山と小島。ロックアップから小島がロープに押し込みチョップから距離を取る。
 ロックアップから秋山がロープに押し込むと、秋山もチョップから距離をとる。エルボー合戦から小島がガットショットを叩き込みヘッドロックからショルダータックル。両者タッチ。

 西村とケアとなり、ロックアップから西村ががコーナーに押し込むがクリーンブレイク。
 ケアがスリーパーも西村がリストをとって切り返し、ケアが小手返しを狙うが西村が潰してスリーパー。立ち上がるとエルボースマッシュを叩き込むが、ケアもチョップで返し、西村のエルボースマッシュとケアのエルボーの打ち合い。
 ケアが膝蹴りからヘッドロックで捕らえていくが、西村がロープに振って十字に交差するとコブラツイスト。ケアが切り替えしてコブラツイストも、西村は逃れて距離を取る。両者タッチ。

 ロックアップから大森がロープに押し込むが、大森が切り替えしてチョップ。大森のチョップと永田のエルボーの打ち合いとなり、大森がエルボースマッシュからロープに飛んでラリアットも、避けた永田が低空ドロップキックから小島にタッチ。

 小島と永田でダブルショルダータックルから、小島がストンピング連打。さらにモンゴリアンチョップ連発も、大森もモンゴリアンチョップで返す。小島がモンゴリアンチョップからのDDTで突き刺しフォールも秋山がカット。

 小島はコーナーに振って西村にタッチ。

 西村はエルボースマッシュ連発。大森もエルボースマッシュで返し打ち合いへ。西村はフロントネックで捕らえ永田にタッチ。

 永田はコーナに振って串刺しビッグブーツ。さらにエクスプロイダーを狙うが、耐えた大森にエルボーから首投げで倒しサッカーボールキック。永田はバックドロップを狙うが、耐えた大森とチョップとエルボーの打ち合いへ。
 大森がエルボースマッシュからロープに飛んでアックスボンバーを狙うが、永田が脇固めから白目式腕固め。これは秋山がカット。
 永田は串刺しビッグブーツを狙うが、避けた大森がバックドロップで叩きつけてケアにタッチ。

 ケアがチョップからコーナーに振って串刺しチョップ。永田がロープに振るがケアがスイングDDTで叩きつけてフォールも2。
 ケアはコンビネーションキックから河津落とし。フォールも2。
 ケアはコブラツイストも永田がホイップして逃れ、ケアがチョップからラリアットも永田はキャプチュードで迎撃。永田は小島にタッチ。

 小島はマシンガンチョップからコーナーに振っていっちゃうぞバカヤローエルボー。コーナに登るが秋山がカットし、ケアがデッドリードライブから秋山にタッチ。

 秋山は串刺しジャンピングニーから首投げで倒しランニングニー。フォールも2。
 秋山はエクスプロイダーを狙うが、エルボーで逃れた小島がコジコジカッター。小島はロープに飛んで剛腕ラリアットも、秋山はエクスプロイダーで迎撃しフォールも2。
 秋山は胴締めフロントネックで捕らえるが永田がカット。小島は西村にタッチ。

 西村は足4の字でとらえるが秋山はロープを掴みブレイク。
 西村はダイビングニードロップからスピニングトーホールドもケアがチョップでカットし、大森が西村にアックスギロチン。秋山がフォールも永田がカット。
 秋山はランニングニーからフォールも2。
 秋山はエクスプロイダーからフォールし3カウント。

<試合後コメント>

秋山準&大森隆男&太陽ケア
――試合を終えられた感想は
大森「途中、俺が捕まってさ、チームの足引っ張っちゃったんだけど、コーナーに秋山さんとケアが控えてるってことが俺の頭の中には入ってるからよ。今日はなにがなんでも負けるわけにはいかねぇんだ。馬場さんの追悼試合、歯ァ食いしばってでも勝つ覚悟で俺はリングに上がりました」
ケア「ホントにどうもありがとうございました!すごい早い、馬場さんの20年。センキューベリーマッチ!馬場さん、元子さん、全日本プロレスリング、先輩の、秋山準さん、大森隆男さん。ホントにどうもありがとうございました。ザ・グッド・メモリー・フォー・ミー」
秋山「全日本の馬場さんの名のもとに集まって、今僕は社長としての立場で現役で。やっぱ新日本プロレスの面々の前に出たら負けられないです」

――改めて、秋山選手から馬場さんへの想いを
秋山「今の僕があるのもすべて馬場さんのおかげで、プロレスラーとして今こうしてリング上に立っていられるのもすべて馬場さんのおかげです。大森もそうでしょうけど、もう感謝しか無いんで、その気持はずっと変わりません」

――小島選手が秋山選手と初めて当たって「このままはじゃ絶対終わらない」と再戦を熱望していました
秋山「最後の胸にバチンって来た試合終わってからのやつが一番強かったんで、もっと真ん中で強いことやれよって」
大森「クリーンじゃねぇなぁ」
秋山「一つちょっと先輩だから言うけど、あんまりアタック来ると若手に見えるから止めたほうがいいよって」

――小島選手の手応えは
秋山「まあね、ちょっと先輩だけど、同年代の中では元気な方じゃないの。ああやってまだ若手のようにアタックをボンボン来るような人間は中々、25年超えた人間で見たこと無いんでね、元気だと思う(笑)またチャンスが有ればいつでも。僕もまだ元気なんで……まだ僕のカッカしてる気持ちがある内にやりたいです」 

永田裕志
「今日はジャイアント馬場さん、没後20年ということですけど。ジャイアント馬場さんとは一度もお目にかかったことはないんですけど、馬場さん亡き後の新日本プロレスと全日本プロレス。そしてプロレスリングNOAHの壁をぶち破ったのは僕と秋山。それをジャイアント馬場さんはどう感じているのか。たまに思うことがあります。いくら問いかけてもどんな答えが帰ってくるかは永遠にないでしょうけど。まぁひとつの歴史の壁を破った僕としてはそういう思いがあります。生涯最後の目標、IWGP奪還というのはありますけど、ちょっとだけ三冠ヘビー級に興味が出てきたかな。今日の大会を経験して。その気持ちを思いました、以上です。」

小島聡
「秋山、秋山準。お前と試合するまで何年かかったと思ってるんだよ。27年か、28年か。お前がデビューして、俺も同世代でやってきて、ずっとお前が頭のどこかにいたぞ。お前はいたのか、お前はいなかったのか、どっちでもいい。こんなんで終わると思うなよ。馬場さんのこういう大会だからお祭りでいいのか?馬場さんのこういう大会だから、たまたまのめぐりあわせでいいのか?おい、こんなんで終わってたまるか。このエクスプロイダーの痛み、ずっと忘れねぇぞ!」

第8試合


 先発はドス・カラスとカズ。カズが腕をとっていくが、ドス・カラスがアームホイップで抜けるとリストをとって丸め込みジャベで捉える。これを離して距離を取り、ドス・カラスはロックアップを避けてカニバサミで倒すとキャメルクラッチ。さらに弓矢固めへ。これをカズが回転して逃れてフォールも2。

 ドス・カラスはアームホイップからラ・マヒストラルも2。
 ドス・カラスは首投げからジャベで捕らえ、ロープに振っていくがカズはロープを掴んで動きを止めて場外へ。そこへドス・カラスは飛ぼうとするが、ロープの反動をつけて中央に戻りポーズを決める。ドス・カラスはマスカラスにタッチ。カズも論外にタッチ。

 手4つからマスカラスはその手を踏みつけていく。マスカラスはヘッドシザースホイップ連発から、マスカラスはヘッドロックで捕らえショルダータックル。
 さらにロープに振ってフライングクロスチョップから、ドス・カラスとともにダブルのフライングクロスチョップ。カズにもダブルのフライングクロスチョップ。論外はカズにタッチ。

 カズはマスカラスにガットショットからナックル。
 マスカラスはカズにサミングから論外にもサミング。同士討ちさせると二人まとめてホイップし、ダブルラリアットでなぎ倒す。マスカラスはドス・カラスにタッチ。

 カズはローキックからトラースキック。ロープに振るがドス・カラスはアームホイップ。論外は羽交い締めにするが、カズが走り込むとドス・カラスは避けてカズが場外へ。論外も場外に降りるとカズがドス・カラスを羽交い締めにするが、論外のラリアットがカズに誤爆。ドス・カラスは論外を鉄柱に叩きつけると、リングにあげてマスカラスとダブルのアトミックドロップからダブルのフライングクロスチョップ。カズにもダブルのアトミックドロップから、ドス・カラスがカズにヘッドロック。マスカラスも論外にヘッドロックから中央に振ろうとするも、カズと論外が突き飛ばすも、これは中央で回転しマスカラスとドス・カラスが串刺しラリアット。改めて論外とカズを中央でぶつけエストレージャ。

 逃れたカズと論外はドス・カラスに走り込むも、ドス・カラスはダブルラリアットで迎撃し、マスカラスがコーナーに登るとダイビングクロスボディアタックで二人まとめて倒しフォールし3カウント。

<試合後コメント>
NOSAWA論外&カズ・ハヤシ
論外「ひとことで言うと俺個人は感無量だよね。やっぱここ10年くらいかな。、マスカラス、ドスカラスの一族と触ってきている中で今日、馬場さんの没後の大会で元子さんもちょっとしか世話になっていないんだけど、ブッチャーのセレモニーもある中でマスカラス兄弟とカズ・ハヤシと組んで戦えたってことが意味があるから。感無量です。」
カズ「あぁ……幸せ(笑)。こうやってテレビで見た人と対戦できて幸せ。ああいう風な存在はなかなかできないけど、レスラーとしての目標として「あの人と戦って良かった」と思えるような、そう言う風な存在になりたいし、WRESTLE-1のみんながそこを目指していってほしいし。なんかいっぱいWRESTLE-1の選手も見たんですけど、そういうものを感じてくれたらなって思います。あと馬場さんの記念試合ということ、あとブッチャーさん。ここで試合をやらせてもらえてすごい幸せです。つらい時期もあって、それでもチャンピオンとして戦い続けた全日本時代。やってて間違いじゃなかったんだなって。こんな舞台に立たせてもらえたなんて幸せですよ。プロレスやってて幸せだと思います。」
論外「今日、マスカラスとドスカラスの出せる力を最大限に引き出せたと思うんですよ。最後、マスカラスは飛びたくなかったんですよ。でもやっぱ飛んでくれたっていうのはかたちどうのこうのじゃなくて、マスカラスがスカイハイしたっていうのでもういいじゃないですか。最高ですよ。感無量です。ああなりたいですね。僕たちも年取って。クロスチョップいっぱいやりましたよ。」
カズ「幸せな時間でした。」


NODAWA論外
(マスカラスブラザーズがノーコメントで控室に帰ってしまったためスポークスマンの論外が登場)
「見ての通りつったら、こんなもの僕の言う言葉じゃないんだけど、もしかしたら今日がマスカラスブラザーズが二人揃ってリングに上がるなんて、最後かもしれない。僕はその中でこういう大会で、対戦相手が俺とかカズ・ハヤシってなった時点で『なんだ』って声も聞くんですけど、やっぱ今のマスカラス、ドスカラスの最大限を今日引き出せたと思ってるんで、本当にこういう機会を馬場さんのアレで与えてくださって本当にありがとうございますなんで。出来たらマスカラスにはもう試合してほしくないよね。今日でいい形で終わりにしてもらいたいっていうのが個人的な意見だけど、まだやると思うんで、ピンではもう一回くらい日本に来てくれることを願って」

ミル・マスカラス
(試合後の負傷の手当を終えて遅れて登場)
――試合を終えられた感想は
「ドス・カラスも調子が良かったし、試合も良かったと思う。しかし私は怪我してしまったところがあったので、最高のコンディションとは言えなかったが、試合をした感想としては良かったと思っているよ。ちょっと腰の調子も良くなかったので、あと1週間2週間あったらもっといいコンディションに戻れると思っている」

――馬場さん、ブッチャーさんとの思い出は
「馬場さんは本当に素晴らしい選手だと思います。やっぱり世界でも一番の選手だと思います」

(ここでグレート小鹿が現れ、マスカラスと笑顔で握手し、言葉を交わして去っていく)

――ブッチャーさんについてはいかがでしょう
「ブッチャー選手とは何度も試合をしたんですけど、本当に素晴らしい選手だと思います。体重もある選手ですから」

――日本での試合をしたことについては
「日本っていうのは本当にいい思い出がある国だから、そこで試合がすることが出来て嬉しいが、今日はコンディションが悪かったこともあり、ゆっくりとしたペースの試合になってしまったが、またチャンスがあれば、もっと良いコンディションでリングに上がりたいと思う」

第9試合


 先発は棚橋と宮原。ロックアップからリストの取り合い。グラウンドの攻防からお互いにヘッドシザースで避けて距離を取る。エアギターの投げ合いとなるが、ヨシタツが場外に投げ捨てて、不満そうに棚橋はヨシタツにタッチ。宮原も関本にタッチ。

 ロックアップから関本がロープに押し込むが、ヨシタツが切り替えしてクリーンブレイク。
 関本がヘッドロックで絞り上げていくが、ヨシタツは抜けてショルダータックル連発。受けきった関本がショルダータックルでなぎ倒しフォールも2。関本は宮原にタッチ。

 宮原と関本はダブルのバックエルボーから場外乱闘へ。
 リングに戻りヨシタツがフォールも2。ヨシタツは棚橋にタッチ。

 棚橋はガットショットからロープに振ってコブラツイスト。宮原はロープへ。棚橋はヨシタツにタッチ。

 ヨシタツはネックブリーカードロップからフォールも2。
 ヨシタツはストンピングから棚橋にタッチ。
 棚橋とヨシタツはダブルのバックエルボーから、棚橋がコーナーに叩きつけてヨシタツにタッチ。

 ヨシタツは膝蹴りからサーフボードストレッチ。これを離すと河津落としからフォールも2。
 ヨシタツは投げようとするが、耐えた宮原がブレーンバスターから関本にタッチしようとするが棚橋がカット。
 棚橋とヨシタツがダブル攻撃を狙うが、宮原はまとめてドロップキックで迎撃し関本にタッチ。

 関本は交互に往復串刺しラリアット連発から、棚橋をパワースラムで叩きつけてヨシタツにブレーンバスター。フォールも2。
 関本はアルゼンチンで担ぎ上げるが棚橋がカット。
 関本は棚橋にドロップキックから、ヨシタツを投げようとするが、ヨシタツは延髄斬りからバックブリーカーで迎撃し棚橋にタッチ。

 棚橋はエルボー連打も、関本がコーナーに振って走り込むが棚橋は足を伸ばしてカット。だが関本は構わず串刺しラリアットから再度串刺しラリアットも、避けた棚橋がガットショットをキャッチしドラゴンスクリュー。棚橋はロープに飛ぶが関本はチョップで迎撃。再度棚橋はロープに飛ぶが、やはり関本はチョップで迎撃しチョップ連発。棚橋はナックルも、関本はベイダーハンマーからブレーンバスターを狙うが、棚橋はツイスト・アンド・シャウトで迎撃。だが関本はすぐさまラリアットでなぎ倒す。関本は宮原にタッチ。

 宮原はビッグブーツも棚橋はロープに振ってラリアット。避けた宮原が低空ドロップキックから顔面にドロップキック。宮原は走り込むが、棚橋は低空ドロップキックからボディスラムで叩きつけてコーナーに登るが、宮原は正面から担いでノーザンライトスープレックスホールドも2。
 宮原は串刺しジャンピングニー。棚橋は額をこすりつけて前に出てエルボー合戦へ。
 宮原はジャンピングニーも棚橋はエルボーからロープに飛んでネックブリーカードロップ。棚橋はヨシタツにタッチ。

 ヨシタツはビッグブーツ連発で倒し、スワンダイブミサイルキック。フォールも2。
 宮原はコーナーに振って串刺し攻撃も、避けたヨシタツがスイングDDTから棚橋とともにロープに振ってヨシタツがミドルキックから棚橋がスリングブレイド。フォールも関本がカット。

 ヨシタツは投げようとするが、宮原がブレーンバスターで叩きつけてフォールも2。宮原がバックを取るが、棚橋がスリングブレイドでカット。関本が棚橋をラリアットで迎撃し、ヨシタツが関本に二段蹴り。宮原はヨシタツにビッグブーツも、棚橋のバックを宮原がとって、関本が眉山でまとめて投げ捨てる。
 関本はヨシタツに走り込むがヨシタツはニールキックで迎撃。全員ダウン。

 ヨシタツがコーナーに登るが、宮原が雪崩式ブレーンバスター。エルボー合戦から宮原がヘッドバッドを叩き込んで走り込むが、ヨシタツはコンプリートショットからクロスフィックス。これを離してフォールも2。
 ヨシタツは走り込むが、宮原はジャンピングニーからブラックアウトもヨシタツは丸め込むが2。
 宮原はジャンピングニーからブラックアウトを叩き込んでフォールも2。
 宮原はジャーマンスープレックスホールドも2。
 宮原はシャットダウンスープレックスホールドで3カウント。

宮原「ありがとう両国ー!ジャイアント馬場さんの元に集まった4人、関本大介さん、ありがとうございました。ヨシタツさん、また、全日本でタッグのベルトを狙っていきましょう。…以上です。それでは両国国技館の皆さんに聞きたい、第62代三冠ヘビー級チャンピオンと、最後は宮原健斗と誰のしめを見たいですかー?両国の皆さんの正直なお声を聞かせてくれー!正直な声を聞かせてくれー!!満場一致で!棚橋弘至さんです。今日は最後までジャイアント馬場さん追善興行ありがとうございました。最後に皆さんに聞きたい!プロレス最高ですか―!」
棚橋「聞こえねーなー!」
宮原「プロレス最高ですか!OKラストー!プロレス最高ですかー!プロレスを最高にーーーーー」
棚橋「愛してまーす!!!」

 最後に馬場の追悼セレモニー。海外からジョニー・エース、リッキー・スティムボート、リック・フレアーからのビデオメッセージがあり、坂口征二のしめの言葉。

坂口征二「本日はご来場まことにありがとうございます。馬場さんもさぞ天国でこの大会場でお喜びと思います。そして、選手の皆様ご苦労さまでした。関係者の皆さんご苦労さまでした。馬場さんも天国から眺められてご満悦だと思います、馬場さんが亡くなられてはや20年が経ちました。日本のプロレス界も様変わりしましたが、皆さんの頑張りで今日みたいな素晴らしいファイトが見られます。今後も皆さんのご助力と関係者のご勢力とを祈り、しめのご挨拶とさせていただきます。本日はありがとうございました」

<試合後コメント>

棚橋弘至&ヨシタツ
――久々のタッグ結成となりましたが、ご感想は
ヨシタツ「ヨシタツ節で言わせてもらうと、華だけでは勝てないなと。僕らはやっぱ、他のチームとは段違いに華があるんですけど、華だけでは勝てない。宮原&関本は強かったと思います」
棚橋「僕はね、大学4年生のときに新日本プロレス入る直前でジャイアント馬場さんの訃報を聞きました。それで、せっかくプロレスラーになったのに、プロレス界にジャイアント馬場さんがいないんだっていう寂しさがあったんですね。でもこうしてプロレスラーになって、新日本プロレスでプロレスラーになりましたけど、こうして馬場さんの興行に出られたことを本当に嬉しく思います。100点だと思います!」

――対戦相手の宮原選手、関本選手についてのご感想を
ヨシタツ「僕は正直この4人の中で複雑な思いっていうのがこの試合にあったと思う。冗談めかして『今回は元カノと組んで今カノと戦う』みたいなこと言いましたけど、やっぱり棚橋さんとのザ・ワールドってのは俺の中でもすごく大切なものだし、今日やってみて、またやりたいなっていうか、To be Continuedしたいなっていうのがあるんだけど、今、健斗と組んでるヨシケンってタッグがあるんだけど、彼と組んで全然不満もないし、タッグもやっていきたいと思う。けど対戦してみて面白かったしね。すごく充実感があって、馬場さんのおかげでこうして引き合わせてもらってすごく感謝してるんですけど、正直複雑な気持ちもあります」
棚橋「宮原選手は、ホントに宝だなって思いました。人間が持ってるハートの部分に屈託がないと言うか、明るい光を放っているなと。まるでね、昔の棚橋……いや、僕を超える存在になるんじゃないかなと思います。あっ、あと初めて関本選手とやりましたけど、関係者・ファンの間では『関本選手は良い!』と伝え聞いていましたので、実際やってみて、ラリアット、逆水平、関本選手vs新日本プロレスの選手……関本vsエルガンとか!是非ね、またなんらかの形で関本選手とつながっていけたらいいなと思います」

――今日は平成最後のオールスター戦と言えると思いますが、これからのプロレス界についてお言葉をいただけますか
棚橋「もちろん盛り上げていきますけど、これからのプロレス界は宮原選手が大いに語ってくれたらいいと思います。僕はチャンピオンとしてね、両国に来て、華を添えたかったんですけど、また無冠になってしまったのでね。また1から出直し。ヨシタツも全然腐ってないし。俺より腐ってないよ。諦めないから」
ヨシタツ「1つ言えせてもらいたいのが、自分が首の骨を折ってから今日で4年と3ヶ月と11日!やっと長い年月かけてここまで返り咲きました。今まで長い間支えてくれた人たちのおかげなんで、本当に感謝しています。そこはね、ホントに言っときたいです」
棚橋「ここ(棚橋&ヨシタツのタッグ戦)が最後だったんですよね。この試合で悪化したんだよね、タッグリーグで」
ヨシタツ「実はね、ザ・ワールドって今日含めてまだ2試合しかしてない。だけどこれくらいの話題性があるんだから!」
棚橋「……自分で言うねぇ!(笑)」
ヨシタツ「誰も言ってくれないですからね、自分で言うしか無いですね。まだまだ可能性はあると思います。俺の中で!」

――最後の締めのマイクは、棚橋選手と宮原選手が協力して行った形になりました
棚橋「リング上で、そういうことになりました(笑)僕はもう耳で『ここ来たな!』ってカットインしました(笑)ああいう気配りも素晴らしいね」

――試合中、ランニングネックブリーカーを出す場面が有りましたが、あれは馬場さんへのリスペクト?
棚橋「どうでしょうね(笑)」
ヨシタツ「そんなこと言ったら俺だって河津落とし使いましたからね!」

――棚橋選手、今日は全日本プロレスの同窓会的なオールスター戦と言えると思いますが、棚橋選手にとって全日本プロレスというものをどう思っていますか
棚橋「僕はホントに一番熱中した高校生の時は、新日本が三銃士、全日本が四天王、特に小橋さんが好きで夢中になって見てました」

――その小橋さんが実況席にいる中で試合をしました
棚橋「武藤さんも見られてましたし、リングサイドには馳さんもいらっしゃいましたし、錚々たる大先輩の中で試合をするのはね、貴重な経験でした」
ヨシタツ「自分の中では……ワールドフェイマス的な視点で言わせてもらうと、最後のVでジョニー・エースと、リッキー・スティムボートと、リック・フレアーが出てきて驚きましたけど、あの3人っていうのは僕がすごく向こうでお世話になった3人で、すごい世界的なビッグネームだけど、あの人達があれだけ全日本プロレスと馬場さんのことを言うってことは、やっぱり全日本プロレスと馬場さんはすごいんだなって改めてあの映像を見てウワッ!となりましたね。(小声で)……じゃ、最後ザ・ワールドで」
棚橋「ウィー・アー・ザ!」
二人「ワ~~ルド!」
棚橋「……全然締まらないじゃん!(笑)」
ヨシタツ「いいよ!締まったことにすればいいんですよ!(笑)」
棚橋「俺久しぶりに赤面してる(笑)」
ヨシタツ「いいんですよ、締まったんです、今ので!(笑)」


宮原健斗&関本大介
――最後の棚橋選手とのマイクのセッションには驚きました
宮原「そうですね。今日はそれを狙ってったんで。そのためには勝たなければいけなかった。まさかああいう僕がやってるマイクに加わってくるのは想定外でした。さすがだなと思いました。」

――手応えはありましたか?
宮原「マイクの手応え?まぁ85点くらいです。試合はぶっちゃけ僕らがいつも全日本プロレスでやってることそのままでリング上で戦ったっていう感じではあります。」

――棚橋選手も宮原選手のことをプロレス界の宝だと言っていました。
宮原「宝です。自分でもそう思ってます。」

――ヨシタツ選手の感触は?
宮原「ヨシタツさんとは普段はヨシケンというタッグを組んでいるんで、こうやって戦う機会はないですけど、やっぱりヨシタツさんも今日は何かレスラー人生をうしろに感じましたね。みんな背負っていたんじゃないですか。」

――関本選手、すごい試合でしたね。
関本「ありがとうございます。最高の気分でした。」

――棚橋選手も「関本選手は凄い。まだまだ続くんじゃないか」と言っていました。
関本「そうですね。続けたいですね。どんどんどんどんプロレス界の太陽に突っ込んでいきたいと思います。」

――これからの戦いのシュミレーションはできましたか?
関本「シュミレーションまではいかないですけど、棚橋さんと肌と合わせられたというのは自分にとって大きなステップアップになると思います。これからだと思います。」

――ジャイアント馬場さんの追善興行ということ、メインイベントということも含めて会場の雰囲気はいかがでしたか?
関本「いやぁ本当に宮原さんの言葉を借りるんですけど最高でした。」
宮原「今日はオールスター戦でしたけど、僕はふだん全日本プロレスのリングでこの両国国技館に来なくてはいけないし、そこは僕は今日が盛り上がったからと言って別にハッピーハッピーというわけではないし。これを全日本のリングに持って帰れないとなんの意味もないし。僕は別に気分は平常心です。僕は常に先を見据えて。でも今日は棚橋さんと輝き対決と俺の中でテーマを置いてたんで。だから帰ったら入場からチェックしようと思ってるんです。どっちが輝いていたか。負けてないんじゃないかな。」

――これからについて聞かせてください。
宮原「両国国技館のいい雰囲気の中で試合をさせていただきましたけれど、それはジャイナント馬場さんという名前があって、ジャイアント馬場さんが創設した全日本プロレスはこうじゃなきゃいけないし、全日本プロレスだけで熱を作るのが当たり前なんで。それを僕が今、こうやって一気にジャンプすることはできないかもしれないけれど、そこは冷静に見ていました。だからジャイアント馬場さんの名前がなくても、全日本プロレスの熱気はすぐにでも作ろうと思ってますから。全日本プロレス、ぜひ見逃さないでください。」

――関本選手も近い未来について聞かせてください。
関本「そうですね。わたしは大日本プロレス所属。グレート小鹿会長が元々全日本プロレスにいたんで。ジャイアント馬場さんとは直接は関係ないんですけど、孫弟子的なスタンスなんで。今日は本当にそれを感じながら試合をして。これからは大日本プロレスももっと大きくなって、今日のような熱をどこでも生み出せるように頑張っていきます。以上です。」

――今日は入場の時に三冠のベルトを3本で持ってきましたが、それは特別な思いを?
宮原「そうですね。やっぱり僕は入場から魅せるタイプのレスラーなんで、じゃあどうしたらいいかと。ジャイアント馬場さんとしたら3本のベルト。今日のチャンスを逃したらもう巻くチャンスがないんで、馬場さんの親族の方にお願いして巻かせてもらいました。写真がほしいですね。絶対似合ってると思うんですよね。」

――腰に巻いたのがUNだったのは何かしらの意味があるのでしょうか?
宮原「そうですね。……なんかいろいろ間違ってたら怖いからあんま言えません(苦笑)。いろいろ意味があるじゃないですか。そこの歴史的なところはおいおいということで。」

――棚橋選手を唯一リスペクトしている選手だと言っていましたが、戦ってみていかがでしたか?
宮原「今までリング外でしか会ったことがなくて、リング上で会って体を触れ合って。やっぱりカリスマ性が違うなって。だからこそ今の位置にいるんだろうし。でも僕はその輝きに負けるつもりはないし。僕もこれから30歳を迎えますけど、ああやってカッコイイ背中がプロレス業界にいるっていうのは、追いかけたい背中、唯一追いかけたい背中なんで、それは今日当たれたことは何か意味のある事なんで確かめながらこれからもプロレスラーであり続けます。」

――関本選手、棚橋選手が「対新日本をこれだけにしてほしくない」と言っていたのですが?
関本「やっぱり大日本プロレスをもっと大きくしたいっていう気持ちがあるんで、新日本プロレスにはチャンスがあれば殴り込みたいなぁという気持ちはあります。大日本プロレスの代表として。以上です。」

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