【試合結果】12・2 超花火×アイスリボン千葉ブルーフィールド大会 【爆女王】世羅りさvs藤本つかさ 弓李&尾崎妹加vs雪妃真矢&ジュリア

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『超花火×アイスリボン 百尺竿頭』(アイスリボン931)
日時:2018年12月2日(日)
開始:15:30
会場:千葉・ブルーフィールド
観衆:284人(超満員)

▼エキシビションマッチ3分間
星ハム子
0-0
すず(練習生)

▼シングルマッチ10分1本勝負
○宮城もち
7分13秒 メタボリックサンド→エビ固め
●藤田あかね

▼シングルマッチ10分1本勝負
●松本都
6分07秒 牛とじ
○松屋うの

▼タッグマッチ20分1本勝負
[GEKOKU娘]弓李/○尾崎妹加
12分09秒 アルゼンチンバスター→片エビ固め
雪妃真矢/●ジュリア

▼爆女王選手権試合~電流爆破デスマッチ~ 時間無制限1本勝負
【王者】○世羅りさ
14分09秒 爆破→体固め
【挑戦者】●藤本つかさ
※第3代王者2度目の防衛戦に成功。

“爆女王”世羅りさが二度の電流爆破で藤本つかさを爆殺し王座防衛!ICE×∞王座前哨戦で妹加と雪妃が火花!すずが苦節を乗り越え大晦日にデビュー決定!

オープニング


 オープニングの入場式では出場選手が入場したところで、爆女王タイトルマッチ見届け人である工藤めぐみさんがリングへ。「皆さん、工藤めぐみです。初めましての方ももしかしたら多いかと思います。私自身も今日、このアイスリボンという団体に初めて足を運ばせていただきました。私は引退してから長いので、アイスリボンと私が交わることは決してないと思っていました。ただ、こうして交わることができたことはプロレスの醍醐味だと思います。そしてアイスリボンという団体が電流爆破を行うこと、これもまた新たな試みで新しい歴史の1ページとなると思います。皆さんの中にはこの電流爆破という試合形式に対して賛否両論あるのは存じ上げております。ただ、選手がこのリングに上がることを決意して、たくさんの皆さんが足を運んでくださったこと、私からも厚くお礼申し上げます。今日のこの爆女王のタイトル戦が新しいアイスリボンの1ページになると思います。その答えは最後に藤本選手、世羅選手、体を張って見せてくださると思います。そして爆女王の歴史としても新しい歴史がまた1ページ刻まれます。」と挨拶。
 これを受けて世羅は「改めまして皆さん、爆女王の世羅りさです。今日は遂にアイスリボンのリングで、私が長年の夢だったデスマッチをやる。そして私の持つ爆女王のベルトの電流爆破デスマッチでタイトル戦をやることができて、本当に嬉しく思っております。百尺竿頭、このタイトルは自分がつけさせていただいたのですが、その名の通り、今日は新たな歴史を刻みたいと思っております。」と挨拶し、アイスリボン初の千葉大会がスタートした。

エキシビジョン


 当初は8月26日横浜文体でのデビューが決まっていたものの、決定直後に自転車から転んで負傷し、ドクター・ストップがかかってしまったすずが、満を持してのエキシに挑む。デスマッチを拒否していた藤本の心を動かしたすずが、同大会のオープニングでデビューに向けての再スタートを切ったわけだ。ゴングと同時にドロップキックを放ったすずは、さらにハム子に正面からエルボーをガンガン叩き込んでいく。ボディスラム狙いは切り返され、逆に浴びるも、すぐに体勢を整えて2発目のドロップキックを狙うが、これはハム子が阻止。すずを逆エビで絞め上げていく。なんとかロープに逃れたすずはハム子とエルボーの打ち合いを展開。ハム子の強烈なエルボーも胸を張って耐えてみせた。ハム子の2発目のタックルをかわしてスクールボーイを決めたすずはキックアウトしたハム子にドロップキックの3連打をヒットさせ、ボディスラムも成功させる。必死にハム子を押さえ込みにいくすず。はね返されると、今度は逆さ押さえ込みでカバー。これも返されるが、最後の1秒まであきらめずにスクールボーイで丸め込みにいったところで3分が終了。

 悔しそうな表情をみせながら、ハム子と握手を交わしたすず。そこにエキシビションをエプロンで見ていた藤本がマイクを手にリング上へ。すずを引き留めた藤本は「何、泣いてんの?良かったよ。悔しい気持ち、デビューが延期になって、悔しい気持ち、このエキシビションで存分に発揮してくれました。練習生すず、12月31日、後楽園ホール大会でデビュー決定―っ!」とその場ですずの大晦日デビューを決めた。その言葉に泣き崩れるすずに「今日の帰り、自転車に乗っちゃダメだからね。」と藤本。マイクを渡されたすずも「やっと!やっとデビューができる…嬉しいです。もう絶対、自転車に乗らないです。よろしくお願いします。」と語った。

第1試合


 フランクシスターズ同士のシングルマッチ。
 開始早々、セクシーポーズであかねを挑発したもちはあかねにも「やってみなさいよ」と要求。観客の後押しもあり、リング上に寝転がったあかねがセクシーポーズを決めると、「中途半端なんだよ!」ともちが攻撃を仕掛ける。重量級同士のタックル合戦からもちがキャメルクラッチを決めれば、これをしのいだあかねはもちのモンゴリアンチョップを徹底的にカットし、エルボーを打ち込んでいく。さらにエルボードロップ、変形バックフリップ、テキサスクローバーと攻撃を仕掛けていったあかねだが、最後はもちのカウンターのもっちりバディシザース2連発を浴び、メタボリックサンドにフォール負けを喫した。

第2試合


 前日に続き、今度はシングルで12月9日両国大会でのトライアングルリボン王座戦の前哨戦が行われた。いきなりスクールボーイの連発を決めて秒殺を狙ったうのだが、これをしのいだ都は一二三レフェリーを巻き込んでのダブル攻撃で、アイストレインでうのを踏みつけ、エプロン際でロープを挟んでの逆エビを決めたり、コーナーでの卍固めを仕掛け、さらにアームロックからシャイニング崖ザードを狙うが、これはかわしたうのがスタンディングの裏アキレス腱固めで反撃。最後も都のシャイニング崖ザードからのみやここクラッチを反転したうのが、逆に都に牛とじを決め、逆転のカウント3を奪取。両国でのタイトル戦に向けて、うのが一歩リードした。

第3試合


 2日連続で雪妃vs妹加のICE×∞王座次期挑戦者決定トーナメント決勝戦の前哨戦が組まれた。
 妹加は正規パートナーの弓李とのGEKOKU娘で臨めば、一方の雪妃は同じ千葉出身のジュリアとの凱旋タッグで対した。先発は雪妃と妹加。弓李との連係技も切り崩した雪妃はジュリアを呼び込むと、GEKOKU娘の2人に「千葉県固め!」とアピールしながら、相手の両腕を後方に引き絞め上げる。その形は千葉県のマスコットキャラのチーバくんのポーズそのもの。怒りの妹加に対して、なぜか弓李は笑顔でこの攻撃を受けていた。
 試合は雪妃vs妹加がメインとなる中、弓李とジュリアが独自の動きで試合をかき回すめまぐるしい展開になったが、最後は妹加がジュリアをラリアットからのアルゼンチンバックブリーカーで捕獲。カットに入る雪妃を弓李がキャメルクラッチに決めると、妹加は動きの取れない雪妃に「見とけーっ!」とアピールしながら、ジュリアをアルゼンチンバスターで叩きつけ、そのままカウント3を奪取。雪妃の目の前でフォール勝ちを飾った。

第4試合


 11月24日横浜リボンのリング上で藤本は世羅を呼び込むと「12月2日、あなたが持っている爆女王のベルトに私は挑戦します。もう迷いはありません。あなたごと、いや、なんならアイスリボンごと爆破します。覚悟決めました。」と決意の強さを語った。対する世羅はこの発言に不敵な笑顔で応えた。そしてアイスリボンのリングで初めての電流爆破デスマッチが実現することになった。
 藤本はいつものコスチュームにTシャツを着て入場。一方の世羅はデスマッチ用の極道コスで有刺鉄線竹刀を手に入場。開始早々、まずはこの竹刀が試合を動かした。開始のゴングが鳴ると、2人はじっくりとリング上をまわる。1周終えたあと、竹刀を振りかざした世羅。これをかいくぐりストンピングを放った藤本だが、これをこらえた世羅が有刺鉄線竹刀で藤本のボディにフルスイングの一撃。思わず場外に逃れる藤本を追う世羅。場外でも竹刀、さらにパイプイスを叩きつける世羅。リングに戻っても、竹刀で攻撃を続けた世羅は、その竹刀を仰向けにした藤本の上に置き、助走をつけてのダイビングダブルニー。自らの膝にダメージを受けた世羅に、今度は藤本が竹刀で強打するが、すぐに竹刀を奪い返した世羅が藤本の背中に竹刀を振り降ろすと、リバースカンパーナへ。さらに藤本を担ぎ上げてエアーズロックを狙うが、これを逃れた藤本はカサドーラで丸め込む。カウント2でキックアウトした世羅をコーナーに飛ばしての串刺しドロップキック、そしてミサイルキックでカバー。キックアウトした世羅を今度は卍固めに決める藤本。ロープに逃れた世羅だが、ここで藤本が遂に電流爆破バットを手にした。
 電流を流すスイッチは入れると、サイレンが鳴る。電流爆破バットで世羅に殴り掛かった藤本。これをかわした世羅は同時にスイッチを切る。藤本からなんとかバットを奪い取り、振りかざすが、これは藤本がかいくぐり、世羅のバックへ。バットを落とした世羅にインフィニティの3連発を決めダメージで動けなくさせると、再び電流スイッチを入れ、バットで世羅の胸元を躊躇なくぶっ叩いた。凄まじい爆発音とともに火花が飛び散るリング上。暴れている世羅に藤本がなんとかカバーもギリギリでキックアウト。必死に場外に逃げる世羅を追った藤本は、世羅を入場花道に引き上げ、ボディスラムを狙うが、これをこらえた世羅が逆に藤本をブレーンバスターで叩きつけた。エルボーの打ち合いからもつれるように、再び両者がリングへ。サッカーキックからPKを決めた藤本は、コーナーからのダイビングローリングネックブリーカーを決めカバーに入るがカウントは2。ここで藤本が2本目のバットを手にした。藤本の足にすがりつき、電流スイッチを押されることを必死に阻止する世羅。世羅を踏みつけ、さらにバットを振りかざした藤本だが、世羅はその藤本を強引に抱え上げ、シュバインバスターで叩き落とした。両者ダブルダウンでなんとか起きあがった2人。エルボーの打ち合いへ。藤本が打ち勝ち、反動にいったところカウンターのドロップキックを決めた世羅は、串刺しダブルニー、リバースダブルニーへ。ここで世羅がバットを手にし、電流スイッチをオンしようとしたが、藤本が背後からドロップキックで阻止。ビーナスシュートを決めようとしたところを、世羅がバットで背中を殴り、そのままスパイラルボムへ。電源スイッチを入れ、起き上がった藤本のボディにフルスイング。藤本が遂に初めて電流爆破のえじきになった。
 そのままカバーするもなんとかキックアウト。すかさずコーナーからのダイビングダブルニーを決め、カバーに入った世羅だが、これもカウント2で藤本がキックアウト。世羅は残った最後のバットを手にすると電流スイッチを入れ、四つんばいで起き上がれない藤本の背後へ。藤本の背中にバットを振り降ろす。2度目の爆破を食らった藤本をカバーした世羅。暴れまわり大の字のまま動かなくなった藤本からカウント3を奪った。

 マイクを手にしたのは世羅。藤本はリング上で仰向けに大の字のまま。

世羅「つっかさん、どうでしたか?電流爆破デスマッチの痛みは?痛い、熱い。でも、でもプロレスは楽しい。ですよね?(「そうだね」とノーマイクで藤本)少し個人的な話になりますが、自分は4年前、デスマッチをやりたいと宣言したとき、アイスリボン全体から反対を受けました。それは自分が未熟であり、デスマッチというものをちゃんとわかってなかった。だからだと思います。でも、そんなときに、一番、反対しながらも、一番、賛成してくれていたのが、藤本つかさでした。あのとき、きっと反対も賛成もしてくれなかったら、こうしてアイスリボンのリングでデスマッチをやりたいと言い出すことはなかったと思います。アイスリボンのリングでデスマッチやって、皆さん、いかがでしたかーっ!(拍手が起こる)これが藤本つかさ自身の答えでもあると思います。今日はきっと怖かっただろうし、なんで私がデスマッチなんてって思いながら、この会場に来てくれたと思います。自分のデスマッチを反対しながらも賛成してくれて、今日、この日を迎えてくれて、本当にありがとうございました!これが自分の百尺竿頭です。」

 エンディングでは他の選手が客席に握手周りに行く中、藤本と世羅はリング上で肩を抱き合いながら笑顔で語り合い、固く握手を交わした。さらに円陣では工藤めぐみさんも加わり、世羅が横に立つ藤本にマイクを向ける。

藤本「生きてます。ダメージはあるけどケガはないよ。怖かったし、なぜ私がやるんだろうって思ってたけど、今見えてるこの景色は最高です!世羅はすごいね。そして爆破経験者の沙弥もあかねも、そして工藤さんも本当に尊敬します。あと初めてのアイスリボン千葉大会なのに、凱旋って言えなくて、ユキとジュリア、ごめんね。来年、千葉大会やろうか?」
世羅「いつもはプロレスでハッピーと言ったら、皆さん全員でアイスリボンって叫ぶんですけど、今日だけは爆破でハッピーって言わせてください。皆さん、準備はよろしいですか?いくぞーっ!爆破でハッピー!アイスリボン!」で締めた。

<試合後コメント>
世羅りさ
「無事防衛しました~!ああ終わったって感じですね。本当に今日乗り越えれるか不安だったんですけど、色んな意味で。アイスリボンでデスマッチをやってもいいのかっていう葛藤は未だにあって、私の興行でやってきたから最後にハッピーって叫べてたけど、アイスリボンでやってハッピーって叫べるのかな、お客さんはどうなのかなって考えてて、夜も眠れないくらい…。昨日11時には寝ましたけど。一つの歴史が終わったというか、たぶんこれからアイスリボンはどんどん変わっていくと思いますね。今までは、例えば私がデスマッチをやりたいと宣言したとき、反対して反対してアイスリボンは変えない、その一点張りだったと思うんですけど、今回実際変わったわけで、アイスリボンのリングでデスマッチをやる、それをきっかけにどんどんどんどん新しいものがアイスリボンの中で生まれていくんじゃないかなっていう楽しみと不安と色々ありますけど、変わっていかなければならないっていうのがアイスリボン、私たち全員が思ってることなので、これからどんどん面白くなると思います、アイスリボン。ぜひ期待していてください。」

――今回藤本選手が対戦を受けたというのが大きかったと思いますが。
「そうですね。今日藤本つかさでなければ意味がなかったと思ってるので、ぶっちゃけ藤本つかさがいなければここまで出来なかったと思うので、なんて言うんだろう…不思議な絆に感謝と言うか、さっきリング上でも言ったように、あのとき反対して賛成してくれたつっかさんがいて、そのときにアイスリボンをやめるまで言ってたんですよ、自分が。それに対しても反対してくれて、アイスリボンにとどまらせてくれたことで、今日この日を迎えられたと思ってるので、もう感謝しかないというか、なんでこんな我儘な自分をここまで受け入れてくれるんだろうという、恐ろしい人ですね、あの人は。いい人過ぎて恐ろしいというか。懐が深いと言うんですか。もう自分の人生の中で藤本つかさがいなければプロレスはやってないでしょうし、ここまでやってないので、大きすぎる存在です、藤本つかさは。本当に感謝してます。」

――その藤本さんから強烈なのを一発食らいましたが。
「リング上に上がって、あ、バット3本あるなって思って、爆破経験がないじゃないですか。一番最初にやるのは絶対私だと思ってたんです。そうしたら最初に取ってスイッチを押して、お~やるか。最初は避けましたけど、まさか一発目をあっちがやってくるとは思わなくて、嬉しい反面痛いし、びっくりしました。場外に逃げるしかなかったですね、あれやられたあと髪の毛燃えてたんですよ。もうチリチリ。びっくりして熱くて恐ろしいですね。本当に恐ろしい人ですね。そういう人だからこそ私は指名したんです。なんでも度胸がなければできないというか、藤本つかさだから最初いバットを持って爆破してきたんだろうなってつくづく思います。」

――今日勝ったことで今後世羅さんはどういう方向に進んでいきたいと思いますか?
「今日を終えてなんでもできる気がしました。一度はデスマッチを辞めて、でもなんやかんや言って帰ってきて、爆女王になって、アイスリボンのリングでこうやって電流爆破やらせてもらって、次行つくとこはどこなんだって言うと、まだ言えないですけど、もっともっと大それたことをやりたい。夢は海外でデスマッチをやることかな。今まで一切海外興味なかったんですけど、言葉通じないから絶対行きたくないって社長にも宣言してて、でもこうやってデスマッチをやっていくにあたって、行ってみたいなって思いました。日本にとどまらず、海外行ってもっとすごいことやってる人って多いじゃないですか。それに触れたい。海外でクレイジーなジャパニーズピープルが来たぜって言われたいですね。言っちゃ悪いですけど、私の我儘をここまで叶えてくれたアイスリボンは色んなことができると思うし、私が我儘を言ってることによって、一選手が発言してもいいんだってみんな思えてると思うので、もっとみんな発言していこうよっていう、その筆頭でやっていきたいなって思うし、言えば叶えてくれるんだよアイスリボはっていうのを、みんなにもっと知ってもらいたいですね。

藤本つかさ
――初めてのデスマッチの感想を聞かせてください。
「初めての世界に飛び込んだ感じがして、デビュー戦の時の自分の気持ちを思い出しました。爆破、最後に2発かな?食らったんですけど、花火の火薬の中に自分がいるような感覚ですかね。自分が消えてなくなってしまうという思いでいたんですけど、なんとか二本足で歩けて本当に今は安心してます。この爆破マッチをやるって決定したときに、正直アイスリボンはもう終わっちゃうんじゃないかなと思いました。離れていく人もいると思うし、でも、今日久々に3年ぶりにアイスリボン来ましたっていうファンの方もいて、このひとつの出来事がいろんな人たちを巻き込んで私は戦ってるんだな、世羅は戦ってるんだなっていうのを身に染みて感じました。今は無事にケガがなく、そして、爆破でハッピーって叫べたことが私の中で凄いほっとした気持ちで終われてよかったなって思いました。」

――電流爆破のバットは初めて振ったと思いますが、どういう感覚でしたか?
「とても重かったし、火薬が入ってなくてもものすごいダメージがあったので、バット一つで人の人生が変わってしまうぐらいの威力でした。私は今日、人生の節目の日だと思います。私は私の角度で、そして世羅は世羅の角度で、アイスリボン今20何人いますけど、色んな角度からアイスリボンを広めていくっていうのが今の新しいアイスリボンの形なのかなって思います。」

――世羅選手のデスマッチ路線に理解できた部分はありましたか?
「はい。4年前ですかね?世羅がデスマッチをアイスリボンでやりたいって言ったときに、あまりにも反対意見が多くて、あのときは実は毎日世羅と一緒にいたんですよ。今だから明かせるんですけど、世羅が退団したいって言ったときに、あーじゃあ私も一緒に退団して新しい団体を作ろうかなっていう風に実は思ったこともあって、それぐらい世羅を追い詰めてしまった責任もあったし、私にとって世羅は特別な存在だし、でも、アイスリボンも特別な存在だし、その特別な存在が同じ空間にいるっていうのは、色んなことがあったけど、むしろあったからこそ、今一緒にいるのかなって思う。あのとき退団に賛成して新しい団体を作らなくてよかったです(笑)。」

――藤本選手にとってもデスマッチは今回が一生に一度のものですか?
「はい。でも、今日の世羅と私の戦いを見て、目を輝かせていた人がいたんですよね。」

――誰ですか?
「今日デビューが決定した人ですかね。一番最初に私の元に来てくれて、あんたのためにデスマッチやったんだぞって言いました(笑)。

――最後世羅選手とリング上で笑顔で語り合っていましたが、あれは何を言っていたんですか?
「たわいもない会話ですよ。生きてますか?生きてるよ。大丈夫ですか?ケガないですか?大丈夫よ。これが私がやってきたことです。凄いね。というような会話。本当は握手廻りに行きたかったんですけど、体が動かなくて。そういう会話をリング上でしましたね。」

――アイスリボンで今後世羅選手のデスマッチを続けていく可能性っていうのはありますか?
「どうなんですかね?世羅がなんて言うか分からないですけど、お客さんの反応ってどうだったんですかね?今後はこういうのも新しいアイスリボンの形なのかなって感じました。」

――そういう意味ではアイスリボンは今後も恐れずに挑戦をしていくということですかね?
「自分がやって思いましたけど、本当に爆破でハッピーでした。やって後悔なし。」

――その気持ちは宮城の両親にも届けられますか?
「(笑)。はい。言えます。」
――今回のデスマッチをやることで世の中にアイスリボンを届けたいと言っていましたが、その部分では意味があったと思いますか?
「そうですね。傷だらけになって、嫁入り前なのにって思いもありますけど、でもやっぱり体張ってでも伝えたいものはあります。受け身一つ取ることだってダメージが体に残っている中で、爆破をやるって決めたのは私なので、色んな形、色んな方法でアイスリボンを私は広めます。」

――アイスリボン流の黄金時代の一歩になりましたか?
「はい!新しい女子プロレスの黄金時代、新しい女子プロレスのブームをアイスリボンが作っていきます。」

――デスマッチをやってみて、充実感を感じた部分はありましたか?
「デスマッチは怖いイメージしかなくて、子供たちがテレビとかをつけて血が出て来たら親がチャンネルを変えるっていう残酷なイメージだったんですけど、最後やっぱり試合が終わったあとに笑顔があったり痛いけど立ち上がったりとか、そういう部分が人生を投影させる一つの方法なのかなって思うので、世羅だったりあかねだったり、体張って凄いなって尊敬します。凄い。」

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