【試合結果】12・2 スターダム★アイドルズ新木場大会 大仁田厚&HASEGAWA&橋本友彦&雷電vsターザン山本&チェーンソー・トニー&NOSAWA論外&タイガー戸口&プパンダ 中野たむ&パンディータvsケンドー・カシン 太仁田ブ厚&なぞの熊ちゃん戦士vsスターダム★アイドルズ

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『スターダム★アイドルズ 旗揚げ戦』
日時:2018年12月2日(日)
開始:18:00
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:260人

▼スターダム★アイドルズデビュー戦
太仁田ブ厚(デブMW)/なぞの熊ちゃん戦士
vs
スターダム★アイドルズ(上谷沙弥/星野まなね/高槻実穂/佐々木未悠/末吉桃子/江田來花/住久凜/月岡小夜/SEIA/小日向千/Shinshin/しいなうしお/橘姫翠/みたにあかね/本日は晴天なり)

<一人目>
●太仁田ブ厚(デブMW)
0分43秒 佐々木のハイキック→15人での体固め
○スターダム★アイドルズ

<二人目>
○なぞの熊ちゃん戦士
2分44秒 15人のリングアウト
●スターダム★アイドルズ

▼ハンディキャップマッチ
中野たむ/●パンディータ
5分6秒 たむのパンディータへのダイビングクロスボディ→カシンの体固め
○ケンドー・カシン(フリー)

▼ボランティアレスラー復帰第二戦 大仁田厚軍VSターザン山本軍 復活!ストリートファイト有刺鉄線ボード・バンクハウス4VS5ハンディキャップデスマッチ
大仁田厚(フリー)/HASEGAWA(A-TEAM)/橋本友彦(A-TEAM)/雷電(A-TEAM)
13分5秒 プパンダがターザン山本を裏切っての体固め
●ターザン山本/チェーンソー・トニー/NOSAWA論外(東京愚連隊)/タイガー戸口(フリー)/○プパンダ(ラッキィ池田)

スターダム★アイドルズ旗揚げ戦で大仁田厚がターザン山本を机上パイルドライバー葬!中野たむプロデュースのアイドル15人がプロレスデビュー!

オープニング


 中野たむの妄想から生まれた中野たむの一部であるというプロレスパンダであるというプパンダ(ラッキィ池田)が、自身が振り付けを担当した『ようかい体操第一』を踊りながら入場。中野たむを崇めるおまじない、「1!2!3!4!お客様はたむ様です!」の練習を行い、中野たむが入場。
 ラッキィ池田が振り付けを担当した『ダン・ダン ドゥビ・ズバー!』に合わせて二人で踊りながら「1!2!3!4!お客様はたむ様です!」の掛け声で会場が一体となる。
 続いて、たむがスターダム★アイドルズの楽しみ方をレクチャーし、「三ヶ月に一度発売される新曲のセンターの座を競って女の子がプロレスだったりパフォーマンスだったり、売店の売り上げ、集客、色んなポイントで女の子同士が闘い、蹴落とされ、闘い合っていく新感覚アイドルプロレス団体です!皆さん推しメンを決めていただいて、みなさんが全身全霊で女の子を応援することで女の子は日々強くなっていきます。女の子と共に戦い、同じ時間を共有することで日々の活力となり、女の子が闘う姿を見て明日の仕事も頑張れるってもんなんです!」と説明。

 続いて、きゃりーぱみゅぱみゅさんのアートディレクションを担当していることでも知られる増田セバスチャンさんが登場し、自身が制作したスターダム★アイドルズのロゴを発表。増田セバスチャンさんは「僕を呼ぶなんて、マジで本気じゃないですか。この団体。本気ですね。僕はプロレス大好きで、このリングに立ててすごく光栄です。せっかく僕が関わるということなんで、これからもどんどん盛り上げて、ビジュアル含めて世界一の団体を目指しましょう!」と挨拶した。
 そして、増田セバスチャンさんがスターダム★アイドルズ旗揚げを記念してデザインしたというロゴを発表した。

 続いて、スターダム★アイドルズの面々が入場。
 佐々木未悠、上谷沙弥、小日向千、江田來花、しいなうしお、Shinshin、末吉桃子、住久凜、SEIA、高槻実穂、橘姫翠、月岡小夜、星野まなね、みたにあかねの順に登場し、それぞれ自己紹介。

 14名が入場したところで進行しようとすると、スターダム★アイドルズ補欠メンバーの本日は晴天なりが駆け込んできてパフォーマンスへの参加を要求。たむは「補欠なんだからチケット買って客席で見てください」となだめるが、本日は晴天なりがごねると、ラッキィ池田が「これからたむ様がやるプロレス技を当てられたら今日だけ正式メンバーとして認める」と条件をつけ、たむがアイドルズの面々に次々とプロレス技をかけていく。なんとか全問正解した本日は晴天なりもメンバーに加わることとなった。

 続いて、ラッキィ池田が振り付けを担当した『プロレス体操第一』をアイドルズ、観客とともに踊った。

 続いて、ヒャダイン(前山田健一)が作曲、ラッキィ池田が振り付けを担当したスターダム★アイドルズのデビュー曲『Like a FIRE!!』をリング上で披露した。
 その後、たむは「みんな元気が有り余っているみたいだから、この熊ちゃん倒してみて」とリング中央に置かれていたくまのぬいぐるみに魔法をかけて去っていった。

第1試合


 中野たむがくまのぬいぐるみに魔法をかけると、謎の熊ちゃん戦士として立ち上がり第1試合に参戦。続けて太仁田がリングに上がり、スターダム★アイドルズ15人vs熊ちゃん&太仁田のハンディキャップが開始。
 太仁田がアイドルズに近づいていくと、アイドルズは「ヤダー!」「キモい!キモい!」と怯えて逃げ回る。太仁田が「キモいって言ったな!キモいって言うなよォ!」と詰め寄ると、アイドルズはさらに悲鳴を上げる。これに傷ついた太仁田が「俺もう心折れそうだよ……」と熊ちゃんにタッチを求めて背を向けると、佐々木が近寄っていき太仁田の振り向きざまにハイキック。15人での体固めで3カウントを奪った。
 続いて謎の熊ちゃん戦士がリングに入ると、アイドルズは怖がって誰も向かっていこうとしない。戸惑う熊ちゃんはそのまま帰ろうと背を向けると、「今だ!」と叫んで15人で飛びかかり、15人でトレイン攻撃。そのまま15人でフォールするも、熊ちゃんの怪力で全員が跳ね飛ばされてリングの下に落ちてしまうと、レフリーが場外カウントを取ること無く即座にリングアウトを宣言。

 その後、「もっともっとファンの皆さんに応援してもらわないと!ファンのみんなが『参った~タップして~』って言うくらい応援してもらわないと!」とリングの下に降り、『タップして』を歌って踊った。

第2試合


 カシンがパンディータへ日頃から暴行を繰り返すことにパンダを愛する中野たむが腹を立てたことで組まれた遺恨戦。
 試合前、カシンはたむとは握手をするが、パンディータの握手は拒否してキック。
 たむとカシンでゴングが鳴ると、ロックアップからの腕取り、テイクダウンからカシンがヘッドシザースもたむが抜け出してクリーンブレイク。パンディータにタッチ。
 パンディータが出てくると再び握手を求めるが、カシンは拒否してガットショットからの殴打。コーナーに押し付けて顔面を踏みつけていく。パンディータはなんとか逃げ帰ってたむにタッチ。
 たむはローキック連打でカシンを倒すと顔面に低空ドロップキック。さらに側転ダブルニードロップからパンディータにタッチ。
 カシンはパンディータにローキックからグラウンドでの変形カンパーナからキャメルクラッチ。これはたむがカットし、パンディータとともにカシンをロープに振ってダブルのエルボー。さらにパンディータがカシンを羽交い締めにするとたむがカシンにトラースキック。これはクリーンヒットするも、カシンがパンディータのマスクを剥いでしまう。中から出てきたのは佐野直。
 パンディータの中身が佐野直であることに激怒したたむは佐野にトラースキック。ロープ際に吹き飛んだ佐野にカシンがカシン式タランチュラ。反則カウント4で佐野が解放されると、そこへたむがコーナー上からダイビングクロスボディ。たむが佐野をフォールも、上からカシンがたむごとフォールしカウント3を奪った。
 
 レフリーはカシンの手を挙げ勝者コールを行うも、カシンはレフリーにガットショット。「お前の勝ちだ、お前の!」とたむの手を挙げ、勝者として讃えた。

<試合後コメント>

ケンドー・カシン&大仁田厚
カシン「ジャイアント馬場没20年追善興行、実行委員として出場を要請します。出ましょう!」
大仁田「俺とカシンさんでか?」
カシン「そうそう、そうです。出ましょう!」
大仁田「俺ゃ出たいけどさ」
カシン「実行委員、実行委員(自らを指さして)」
大仁田「あぁ、そう……。ホントだな?」
カシン「本当です、本当です。仮ですけど」
大仁田「なんだ仮って」
カシン「いやいやいや」
大仁田「なんだ仮って」
カシン「いやいやいや。やっぱ大仁田さんが出なかったら馬場さんの追善興行は成り立たないです。そう思わないですか?」
大仁田「だから参戦表明してたじゃん。組んでくれるのか?」
カシン「僕が組みますよ」
大仁田「その代わり、その代わり、俺は俺の生き方を貫いて馬場さんが亡くなる前もずっと会ってて、『俺はこういう試合をしてるんです』とね。その試合形式でいいのか」
カシン「それで十分ですよ。実行委員として認めますよ。やりましょう!」
大仁田「じゃあ、すみません。馬場さんの没後20周年追善興行実行委員が認めたんで、そのかわり!そのかわり!カシン選手、俺は俺の生き方を貫くから、ストリートファイト、ボードも机も椅子も有刺鉄線バットも全部持って!馬場さんの追善興行向かいます!」
カシン「分かりました!これを伝えます!秋山に任せちゃダメだ秋山に!秋山なんかに任せたらマッチメイク、ダメになっちまうんだよ!」
大仁田「ありがとう!」
カシン「お願いします!裏切らないですよ!裏切らないです、裏切らないです」

休憩時間


 スターダム★アイドルズがリング上でファンとの交流を行った。

第3試合


 大仁田軍と共に入場した本日は晴天なりが指原莉乃の“細かすぎて伝わらないモノマネ”として「自分があまりかわいくないことを自覚しているためセンターから3列目から下がるときも全力で可愛い顔をしているHTK48の指原莉乃」のモノマネを行った。また、大仁田へ「AKB48のCDに勝手に自分のサインをして一切の価値をなくしたもの」をプレゼントした。

 ターザン山本軍が入場し、ターザン山本が有刺鉄線バットを大仁田に向けて挑発すると、大仁田がターザン山本を奇襲して場外乱闘からゴング。
 リング外で論外と大仁田がやりあい、論外が大仁田をリングに上げるとパイプ椅子で大仁田を殴打。プパンダが大仁田を羽交い締めにし、ターザン山本が有刺鉄線バットで大仁田に殴りかかるが大仁田が回避しプパンダに誤爆。論外が大仁田にパイプ椅子で殴りかかるが、大仁田がイスを奪い取り論外の頭にフルスイング。そこへタイガー戸口が入ってきて大仁田を押さえつけている間に論外がテーブルを取り出してリング中央に設置。総出で大仁田をテーブルに叩きつけていくが、ターザン山本が大仁田に捕まってしまい、テーブル上でパイルドライバー。フォールも論外らがカット。
 論外は大仁田を有刺鉄線バットで殴打し、ギターを取り出して大仁田の頭にギタークラッシュ。論外は有刺鉄線ボードをコーナーに設置し、その間にトニーが大仁田を羽交い締めにし、タイガー戸口が有刺鉄線バットで攻撃しようとするが、大仁田は赤い毒霧を噴射。大仁田は論外を有刺鉄線ボードに叩きつけ、橋本がトニーにジャーマンスープレックス、タイガー戸口にモリガンズボムとアシスト。
 大仁田は論外の頭をテーブルの板で思い切り叩くが、論外は両手を広げてもっと打ってこいと挑発。大仁田はそれに応えて幾度も振り下ろし、さらにパイプ椅子でフルスイングし、サンダーファイヤー・パワーボム。フォールも2。

 さらに大仁田は論外の頭を何度もテーブルの板で殴打し、再びサンダーファイヤー・パワーボム。フォールも2。
 ここでトニーが雷電とHASEGAWAをダブルのブレーンバスターで投げ捨て、論外が大仁田を有刺鉄線ボードへシュート。ここで論外がプパンダのマスクを剥いでラッキィ池田の素顔を露わにさせると、ターザン山本がラッキィ池田を羽交い締めに。大仁田は赤い毒霧を噴射しこれを救出。大仁田はターザン山本を有刺鉄線ボードに叩きつけると、ラッキィ池田にフォールを指示。ラッキィ池田はターザン山本軍を裏切って大仁田軍としてターザン山本をフォールし3カウントを奪った。

エンディング


大仁田「ターザン、雑誌と違うんだコノヤロー!オイ!へっぽこ編集長!オイ!オイ!悔しいかオイ!」
ターザン「ふざけんなこらー!」
大仁田「この野郎、安物のピエロみたいな顔しやがってこの野郎」
ターザン「おぉい!騙されたよ俺は!ふざけんなこの野郎!」
論外「大仁田さんよ、久しぶりじゃないですか。またボランティアレスラーとして、どっちかがぶっ倒れるまで決着つくまでやろうじゃないですか。おい、テメェ!裏切りやがって!テメェも次、俺とおんなじリングに大仁田厚と上がれ!そしたらもう一度だけターザンと組んでやるよ」
ターザン「馬鹿野郎!俺はアイドルと組んで大仁田とやってやろうじゃねぇか!どうだオイ!」
大仁田「アイドルと組んでどうすんだこの野郎……ホントにお前、ハゲたピエロじゃねぇか……。オイ、オイ、いつでもやってやるよ。でもリングに上ってきてくれた勇気は認める」
ターザン「変態だ!変態だからアイドルを呼んでこい!」
大仁田「何言ってるか分かんねぇよ!客に分かるように言えよ!」
ターザン「人にわかんないこと言ったら人生は終わりだよ~!」
大仁田「わかんないって……みんなポカーンとしてるよ。今日はさっさと帰れよ。でもな、頑張った。でもお前キスとかすんな。ホモだろお前がやると。お前はいいことを言う。いいことを言うんだよ。すごい詩人みたいなこと言うんだよ。でもお前のキャラクターが全部を無しにしてんだよ。ありがとう」
(ターザン山本が退場)
大仁田「すみません、一言断っておきます。ボランティレスラーとしての交通費は貰いました。一言言います。12月9日にはフィラデルフィアでリングに上ってます。聞け!これは治外法権ですからギャラ貰います。1月のイギリスもギャラ貰います。4月のニューヨークもギャラを貰います!今後共スターダム★アイドルズ、よろしくお願いします!ありがとよ!」

(観客の子供をリングに上げて)
大仁田「コイツはボクシングやってます。コイツはボクシングやってかなり強いです。でも、この子の夢は×3!何になりたいんだ!」
やまと君「ボクサーです」
大仁田「お前の夢は!」
やまと君「ボクサーです」
大仁田「お前の夢は!!」
やまと君「ボクサーです」
大仁田「最後まで応援してやってください!よろしくお願いしま~す!……オイ、もうちょっと大きくなったら空気読めよ?ここはどこのリングだ?」
やまと君「プロレス」
大仁田「もう一回聞くぞ。お前の!お前の!夢は!」
やまと君「ボクサーです」
大仁田「……馬鹿野郎、4回も外しやがって。最後に皆さんご起立ください。この子のためによろしくお願いします。夢を叶える、お前の名前な?」
やまと君「やまとです」
大仁田「やまとの夢を叶える、1,2,3!よろしくお願いします!12月だよ、もうすぐクリスマスだよ。気合い入れろよ。やまと頑張れ!一流のボクサーになれよ!1,2,3!ファイヤー!」
(マイクを叩きつけてから再びマイクを取って)
大仁田「僕はロクな人生を送ってません。僕はロクな人生を送ってません。ただ!ただ!自分の好きなことを!まっしぐらに!やってる!やってる!だけなんです!」
(マイクを叩きつけてから再びマイクを取って)
大仁田「オイ!オイ!オイ!オイ!お前らも笑えよ!一生に一回!好きなこと胸いっぱい!×3やろうぜ!」
(マイクを叩きつけてから再びマイクを取って)
大仁田「ここらで、ここらで譲りましょう。ここはスターダム★アイドルズのリングです。そこに俺らが乱入してるだけです。すみません!スターダム★アイドルズの皆さん、入場!」
(スターダム★アイドルズと中野たむが入場し、リングで踊り始める)
大仁田「オイオイオイオイオイ、おもしろくねーよ。テンション下がったよ馬鹿野郎。今まで上げたんだコノヤロー、温めたんだお前。俺は前説で前座みたいなもんだ。お前らもっかいやれよ」
たむ「大仁田さん一緒に歌ってください!よっしゃー!いくぞ!スタンバイ!ファイヤー!」

 スターダム★アイドルズと大仁田がともに『Like a FIRE!!』を踊り、大仁田が歌詞に都度ツッコミを入れる。
 去り際の大仁田の「1!2!3!ファイヤー!」で会場は一体となり、興行は大団円の内に終わった。

<試合後コメント>

大仁田厚&ラッキィ池田
大仁田「今日はもう、山本さんとラッキィ池田さんに頑張ってもらった。スターダム★アイドルズは俺たちを利用して、俺たちを利用して大きく羽ばたいてくれることを僕らは祈ってますんで、みなさんも応援してやってください。よろしくお願いします!」
ラッキィ池田「よろしくお願いします!」
大仁田「たまたま誕生日同じなんですよ」
ラッキィ池田「はい。10月25日!蠍座です!」
大仁田「スターダム★アイドルズ、頑張ってやらせますんでよろしくお願いします。まあ、僕はアイドルは今からは泥を被り水を被り、血の底から這い上がってこなきゃいけない」
ラッキィ池田「雑草のように」
大仁田「だからハッキリ言って、地方興行もあるし、色んなところを回って、1人、2人、3人、4人、100人、1000人、自分たちで開拓しろっていう。フロンティアっていうことで。たまたま誕生日が一緒ってことで。やっぱ、屈折……僕がサントリーの運び屋やってたんですよ。そのときお互い駆け出しのタレントで。まあ意気投合してこういうことになったんですよ。ハッキリ言って、僕は踊れません」
ラッキィ池田「いや、踊れましたよ(笑)メッチャ面白かったです」
大仁田「どうもすいません。ありがとうございました」

――ラッキィ池田さん、リングデビューした感想を
ラッキィ池田「いやもう、まさにアイドル……カオスな、しっかり歌が歌えればいいとか、しっかりと踊れればいいとか、そういうことじゃなくて、全部人間力じゃないですか。それを大仁田のアニキからリングの上で学んで、これを通してみんなが背中を見てね、掴んでくれればなって。自分が何を教えたいかとか分かんないんで」
大仁田「(試合後もパフォーマンスを行っているリングを指して)オイ、オイ、あんま長いと嫌がるから。あんま長いとダメだって、たむ。客。オイ。あんま長いとダメだって、長くやったら。客ってのはほどほどにしなきゃいけないんだから」

<大会総括>

中野たむGM
「一言で言うと……一言では言えないんですけど、おもちゃ箱をひっくり返した。その上で、いいと思う。引きこもりも、馬鹿も、天才も、色んな人がただそこに存在出来るような、全部が許されるような場所を作りたいって旗揚げをするときに言ったんですけど、その第一歩になったんじゃないかなと思います。全くホントにまだまだ体もできてないですし、プロレスの練習もしてない女の子が14人デビューしました。ここからどうなっていくのかというストーリーを今日見に来ていてただいた皆さんに一緒に夢を追いかけていただきたいなっていう気持ちです。自分はGMっていう立場だけど、私もまだまだ夢を追いかけている途中で、私もすごくいろんなことを人生の中で諦めてきたんですよ。すごい挫折ばっかりの人生で、アイドルっていうものについても、私は3年前までアイドルやってたんですけど、諦めた夢だったんですね。もうホントに心が折れて挫折して、二度と戻らない世界だと思ったんですけど、それに架け橋を賭けてくれたのがプロレス。その2つが一緒になった結果、すごいパワーを発揮できると私は信じていて、今日14人+1人補欠のアイドルズの方、色んな人の力を借りて、今回確信に……まだもやもやとしたものが少しだけハッキリ見えたのかなと思います」

――GMという立場ですが、アイドルグループの中ではリーダーとなっていく?
「リーダーを作るつもりはなくて、この団体のコンセプトが、メンバーが競い合ってセンターの座を奪い合うというコンセプトなんで、恐らくまとまらないと思うんですね。全員が敵なんですよ。今日はお披露目だったので、メンバー同士が戦うっていうシーンはなかったんですけど、これからは周り14人が敵なんですよね。1vs14が15通りあるグループなんで、リーダーを作る気はないです。私がGMですけど、メンバーが集ってまだ1ヶ月経ってないのかな?『これマジまとまんねーな』って確信があるので、私もまとめる気は毛頭ないです。ただ一人ひとりが好きなように自分自身の道を、志を貫いてくれたらこの団体は面白くなるなって思ってます」

――カシン選手との試合に関してはいかがですか
「それについてはですね、私パンダを守る気まんまんできたんですけど、ちょっと最初から様子がおかしいと思ってたんですよ、肉体的な、毛並み的な問題でおかしいなと思ってたんですけど、実際パンダじゃなかったっていうところで、ちょっと動揺をしまして、結局あれば私が勝ったのかな?よくわかんない結末になっちゃったんですけど。ただ、カシンさんと戦わせてもらって、パンダのことを抜きにしてももっともっと闘いたいなっていう気持ちのまま終わっちゃったんで、今度はシングルマッチがしたいです。そう思ってます」

――スターダム★アイドルズの今後の展望は
「世界平和!一番の目標は世界平和で、私がアイドルとプロレスを一緒にしようと思ったのは、さっきも言ったんですけど、アイドルとプロレスは人に生きる希望だとか、生活を豊かにしてくれたりとか、私自身が廃人だったみたいなときにアイドルにすごく勇気をもらって、プロレスを始めて生きる理由を見つけたんですね。この2つのパワーが融合して大きくなっていけば、日本のみんなはもっと優しい気持ちで過ごせるなってすごく思うんで、それを現実にしていきたいです。それを現実にしていく過程で、来年の紅白出場はマストかなと思ってます。あっ!あと、スターダム★アイドルズを初めた理由として、プロレス会場にもっとたくさんの人が足を運んでほしいんですよ。今、週末にフラッと映画を見に行く人はいても、週末にフラッとプロレス見に行こうぜって言う人は多分少なくて、『今日アフター5にプロレス行く?』みたいな、みんながみんな、プロレスを楽しめる世界にしたいですね!」

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