【試合結果】1・13 スターダム★アイドルズ新木場大会 KENSO&吉江豊&ジャイアント馬場vs中野たむ&スターダム★アイドルズ 住久凜vs関根勤
- 2019-1-13
- 試合
- スターダム★アイドルズ
『スターダム★アイドルズ 2nd~戦いのはじまり~』
日程:2019年1月13日(日)
開始:12:00
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:170名
▼フィンガーレスリング 時間無制限1本勝負
○住久凜
0分22秒 指固め
●関根勤
▼3WAYマッチ 時間無制限1本勝負
●中野たむ
8分11秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
○KENSO(フリー)
※もう一人は吉江豊(フリー)
▼変則バトルロイヤル 時間無制限1本勝負
KENSO(フリー)/吉江豊(フリー)/○ジャイアント馬場 with 浩子夫人
10分7秒 卍固め
[スターダム★アイドルズ]●中野たむ/上谷沙弥/星野まなね/高槻実穂/末吉桃子/江田來花/住久凜/月岡小夜/小日向千/みたにあかね/本日は晴天なり
関根勤がジャイアント馬場に扮してプロレスデビューし卍固めで勝利!現役アイドルがKENSOへ浩子夫人が見守る中で公開告白!
オープニング
佐々木未悠とSEIAはインフルエンザ、橘姫翠は怪我、しいなうしおは成人式、Shinshinは他の仕事のため欠場。
中野たむの妄想から生まれた中野たむの一部であるというプロレスパンダであるというプパンダ(ラッキィ池田)が前説の途中に乱入し、「プーっす!」のポーズの練習。そして、「センターに立つものだけが持つことが出来る伝説の剣“ローリングパンダー”が復活した!」と騒ぎ立てる。続けてセンターに立つ者がローリングパンダーを天高く掲げたときのポーズを観客とともに練習する。
続けて中野たむが入場し、プパンダとともにラッキィ池田が振り付けを担当した『ダン・ダン ドゥビ・ズバー!』をリング上でダンス。
たむ「ところでプパンダ、さっき『大変だ!大変だ!』って騒いでなかった?」
プパンダ「そうなんですよ、あの伝説の剣・ローリングパンダーが復活したんです!」
たむ「えーっ?!それはヤバい!早速皆を招集しよう!」
たむとプパンダが『パンダのダンパ』を歌う中、アイドルズの面々がリングの周りに登場しダンス。その後、個々の自己紹介が行われた。
そしてたむは「前回は増田セバスチャンさんをお迎えしましたが、今回もスペシャルなゲストをお迎えしております!今回はプロレスだけじゃなく格闘技全般に精通しているスーパータレント!といったらこの方しかいないでしょう!関根勤さんです!どうぞ!」と関根勤を呼び込み、アイドルズとともに「プーっす!」のポーズを決める。
関根「いいですねぇ!一体感がある!」
プパンダ「彼女たちはプロレスラーを目指すアイドルなんですね」
関根「いやぁ、珍しいですね。そう言えばみんなカワイイもんね」
プパンダ「それじゃないとアイドルやる意味がないんでね。関根さん、暮れのフロイド・メイウェザー、見ましたよ!」
関根「いや、思った以上に差がありましたね!体重差がね、かわいそう。天心君。せめて同じ体重だったらね」
たむ「立ち向かう姿がかっこよかったですよね」
関根「かっこよかった!やっぱね、ホントはね、あんな体重差でやるのは危ないんだけど、『メイウェザーとやる?』って聞かれたら、格闘家はね、やりたいんだって。生で感じたいんだって。で、結局やっぱりスゴかったというか……」
プパンダ「皆さんフロイド・メイウェザーはご存知かもしれないですけど、ボクシング界では“アンタッチャブル”、触れないんです」
関根「触れないんです。パッキャオも触れないんです。サウル・アルバレスも触れない。誰も触れない」
プパンダ「関根さんも芸歴長いですけど、これまでの経歴で女性アイドルで“アンタッチャブル”だなぁと感じた方はいらっしゃいますか?」
関根「すごいアンタッチャブルな方が一人いました。僕が20代の時ドラマで共演したんですよ。若い人6~7人でみんなで。そこにアイドルの方もいたんですよ。色んな事を話してものすごく盛り上がったんですよ。僕はエロい男ですから、調子こいてシモネタ言っちゃったのね。そしたら、それまですごく盛り上がってたその方だけは急に真顔になって、鏡の前に行って『私はここにいません』って……桜田淳子さんです(笑)だから桜田淳子さんとカックラキンで絡むときは、一切私はエロはゼロです(笑)山口百恵さんとか、森昌子さんは大丈夫なんです。多少は大丈夫。桜田さんはね……人を見てやらないとセクハラになっちゃうね。これはすごく勉強になりましたよ」
プパンダ「じゃあフロイド・メイウェザーといえば、桜田淳子さん」
関根「そうです!フロイド・淳子です(笑)」
ここでたむが「もう一つ見せていただきたいものがあります!せっかくここリングなので、『もしも輪島功一さんがラウンドガールだったら』を見せていただきたいんですけど」とリクエストし、関根勤がスターダム★アイドルズのロゴボードを持って輪島功一のモノマネをしながらリング上を練り歩く。
続けて、関根勤+アイドルズ+プパンダで『プロレス体操』をリング上で行った。
そして、たむが「せっかくなんで関根さんに試合をしてもらいたいと思います!でもただの試合じゃありません!指相撲!フィンガーレスリングです!アイドルズにフィンガーレスリングがすごく強い子がいるんですよ」と提案し、アイドルズで指相撲最強だという住久凜が立ち上がる。
そして、安藤リングアナにより「本日の第1試合、フィンガーレスリング時間無制限一本勝負を行います!」とアナウンスされた。
第1試合
“リアル中学生”コールされた住久凜に対し、関根は“永遠の中学生”コールされる。レフリーはプパンダが務める。
ゴングが鳴ると、住久が22秒で関根から3カウントを奪った。
関根「強いねぇ。やっぱり勢いがあるわ。速い!左からの攻撃が早い!見えなかった!さすが中学生。スピードと柔らかさがあったね」
プパンダ「今度は純烈と戦ってみてね」
一同「…………」
第1試合後
関根勤が退場し、スターダム★アイドルズのデビュー曲『Like a FIRE!!』をリング上で披露。
住久「ねぇねぇ、晴天。シール取ってきて」
晴天「なんで呼び捨て!?」
住久「いいから」
たむ「20歳差20歳差(笑)凜ちゃん、シールってなに?」
住久「スターダム★アイドルズの『タップして』シールです!これを今からみなさんのところに行って、ペタッ!って貼って行きます!みんなをギブアップさせちゃうぞ~♪」
一同「タップして~♪」
アイドルズの面々が客席になだれ込み、観客の手やスマホ、ズボンなどにシールを貼りながら『タップして』を歌い、最後はリング上で決めポーズ。
たむ「前回の興行で発表があったと思うんですけど、スターダム★アイドルズはプロレスの技術だけではなく、様々なパフォーマンス、そして集客!売店の売り上げ!色んな所がポイントになって、これを“プロレスLOVEポイント”と呼んでいます。このプロレスLOVEポイントでセンターが決まるというシステムなんですね。だから私も胸が痛いんですけど、前回の興行から今日までのプロレスLOVEポイントを集計させていただきました。なので1位を発表させていただきたいと思います。みなさん心の準備は宜しいですか?頑張ったね!今日までみんな頑張ったよ!今までみんなありがとう!それでは発表します!本日の1位は……小日向千!」
見事1位となった小日向には“ローリングパンダー”が贈られ、アリスの『冬の稲妻』が流れる中、小日向がローリングパンダーを天高く掲げると雷鳴がとどろき、他のアイドルズや観客が吹き飛んでいく。
その後、本日は晴天なりが「誰にでも出来るやつですから」とローリングパンダーを天高く掲げるが、会場が暗転するだけで雷鳴は轟かず。続けてもう一度住久がローリングパンダーを天高く掲げると雷鳴が轟き一同が吹き飛んでいく。これを見た本日は晴天なりがもう一度トライするが、同じ結果となり、晴天がローリングパンダーを片付けるために退場。
そしてアイドルズは新曲に合わせて踊り始めるが、プパンダが乱入して曲を止め、「大変なんですよ!さっきのローリングパンダーで過去と未来がごちゃまぜになって、あのプロレス界のレジェンドが復活しました!ジャイアント馬場さんの登場だァ~!」と叫ぶと、『王者の魂』に合わせて関根勤扮するジャイアント馬場が入場。アイドルズの面々は「おばけ!おばけ!」と怖がってリングの外へ待避。
プパンダ「馬場さん!20年ぶりですよね!リングに上がるの!」
馬場「うぅん、久しぶりですねぇ~いい感触だなぁ~フォフォ」
たむ「馬場さん、天国ではどんな方と遊んでらっしゃるんですか?」
馬場「そうでしゅねぇ、最近ではね。うーん、大滝秀治さんとかね、高倉健さんとかね、菅原文太さんとかね。『仁義なき戦い』ごっこをやってるんですよ。私は金子信雄さんの役で」
プパンダ「ずいぶん細かい役やってるんですね~(笑)そうだ、馬場さん。この20年間で色々ありまして、報告させて下さい。まずTOKIOの山口メンバーがちょっとお酒で色々しくじってですね、メンバーをクビになってしまいました」
馬場「残念だねぇ~」
プパンダ「あとおしどり夫婦の船越英一郎さんと松居一代さんがちょっとトラブルが合って、別れました」
馬場「残念だねぇ~」
プパンダ「あと『笑っていいとも』が終了してしまいました」
馬場「残念だねぇ~」
プパンダ「でもフジテレビの安藤優子さんは未だに元気で頑張ってますよ!」
馬場「……残念だねぇ~」
ここでプパンダがアイドルズの面々を「おばけじゃないよ」と安心させてリングに呼び込む。晴天が馬場を指して「ちょっとちっちゃくないですか?」と指摘すると、「天国では重力がない。宇宙みたいなものだから、こっちにくると気圧というか重力で……」と身長が小さくなってしまった理由を説明する。
そして、観客席へ「ジャイアント馬場を知っているか」と問いかけると、知らない若年層が多くおり、馬場は「僕が亡くなる前に生きてないもんねぇ」と残念がり、「清水健太郎知ってる?マーシー、田代まさし分かる?」と問いかけるが、会場は苦笑い。そして天国でケネディ大統領、マリリン・モンロー、フレディ・マーキュリー、マイケル・ジャクソンと会ったというエピソードを語と、晴天が「我々が『スリラー』を踊るので一緒に踊っていただけませんか?」と提案し、アイドルズは馬場を交えて『スリラー』を踊った。
そしてこの後、馬場は電流爆乳バットを持ち出し、アイドルズの面々を次々と爆乳にしていくが、住久だけは爆乳にならず、馬場は「残念だねぇ~」と悲しげ。場内はこの状況を理解できず混乱。
プパンダ「有刺鉄線バットといえば大仁田厚さんですよね」
馬場「そうね。僕の付き人をやってましてね。僕のパンツを持ってくるのを忘れたんです。だから外人のを借りたんです。あと大仁田ね、最近顔整形しちゃったんですよ。だからマイケル大仁田って呼んでんの」
プパンダ「でも大仁田さんのことはちゃんと認めてらっしゃる……」
馬場「そうね、彼は努力家ね。あとカリスマ性ね、人を引きつけるね」
プパンダ「ありがとうございました!20年ぶりにリングに蘇ったジャイアント馬場さんでした~!」
第2試合
続けて試合が行われることとなり、予告されていたKENSOvs吉江豊vs中野たむの3WAYマッチが行われた。
3人は握手を交わし、ゴングと共にたむが吉江にエルボーやミドルキック、ドロップキックで突っ張っていくが、吉江はノーダメージをアピール。するとたむはKENSOに向き直り、エルボーを連打してロープに押し込み、ロープに振ろうとするが、KENSOはこれをこらえてたむを場外に放り出す。KENSOは「上がってこい!」と挑発し、たむがこれに応えてリングに上がり、もう一度振ろうとしていくが、再びKENSOはこらえてたむをコーナーに叩きつけ、再びリングの外に放り出す。再びリングに上ったたむをKENSOが垂直落下式ブレーンバスターで叩きつけるも決まらず。
リング外へ退避したたむをよそに、KENSOと吉江は張り手合戦を繰り広げ、KENSOが吉江をコーナーに押し込んで張り手連打。これに負けじと吉江もKENSOをコーナーに押し込んで串刺しヒップアタック、ボディスプラッシュと続け、エルボードロップを放つがKENSOは回避。
両者ダメージを負ったところへたむがリングに上がり、KENSOに低空ドロップキック、スピンキック、串刺しトラースキック。吉江には串刺しの蒼魔刀、コードブレイカー、バズソーキックを見舞う。そしてKENSOと吉江を並べて2人まとめてボディプレスを7連発。そのまま2人まとめてフォールも2。
吉江はたむをコーナーに振り、KENSOとトレイン攻撃。KENSOは共闘を求めて吉江に握手を求めるが、吉江がこれに応じようとすると張り手を見舞い、場外に放り出す。
そしてKENSOはたむを起こして握手を求め、たむがその手を握るとそのまま引き込んで垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、3カウントを奪った。
<試合後コメント>
中野たむ
「ミクスドマッチということで、KENSOさん吉江さんと戦ったんですけど……いや、悔しいですよ!なにも、やっぱ出来ないなあっていうのが第一ですね。自分がアイドルズ引っ張っていかなきゃ行けない立場なんで、もっともっと自分自身を高めていかないといけないと強く思っています。明日は白いベルト戦があるんで、今日みたいに悔しい思いをしないように、笑って、『これがスターダムの中野たむだよ!』って言える試合を、今日の悔しさが明日の力にもなると思うんで、頑張っていきたいと思います」
休憩時間
リング上でアイドルズとファンとで白熱した指相撲対決が行われた。
休憩明け
ラッキィ池田扮する“ラモさん”が『ウキウキWATCHING』に乗って登場し、テレホンショッキングのゲストとして本日は晴天なり扮する指原莉乃を呼び込む。
ラモさんと晴天は、「パパイヤ鈴木が振り付けした『恋するフォーチュンクッキー』は世界中でブレイクしたが、ラッキィ池田が振り付けした『心のプラカード』は流行らなかった」というトークを繰り広げ、晴天が細かすぎて伝わらないモノマネとして「人より小刻みに跳ねる姿がなんだか腹が立つ指原莉乃」を披露。
そして、アイドルの大先輩である指原にアイドルズが教えを請う形で一緒にステージへ上がり、指原がアイドルとして生きる厳しさを語ってから『アイドルはウーニャニャの件』を一緒に踊った。
たむ「ありがとうサッシー!サッシーのアイドル魂は私達スターダム★アイドルズがしっかり受け継ぎました!アイドルも!プロレスも!根性!根性!根性!根性!根性!みんな!試合を前にして、いつもの朝稽古、やっちゃいますよ!準備はいいか!ホントにいいか?!みなさんにも今日は特別に稽古風景を見せちゃいたいと思います!いつもの行くぞーッ!」
公開練習
たむの宣言とともにONE OK ROCKの『完全感覚Dreamer』や『じぶんROCK』が鳴り響く中、アイドルズが2人1組でエルボーの打ち合い、くまのぬいぐるみへのボディスラム10連発などの稽古を行う。そして最後は腿上げ、上体起こしなどの基礎体を行い、公開練習は終わった。
そして、なぜか公開練習に参加していなかった晴天が合流すると、たむが「晴天さん何もアップできないからまだまだまだまだ稽古続けますよ!泣きながらかかってこいや!」と叫び、ももいろクローバーZの『泣いてもいいんだよ』を歌いながらスパーリング、ロープワークなどを見せた。
第3試合
公開練習終了後、たむが「ここからが本番の試合だ!」と叫ぶと、『スポーツ行進曲』に乗ってKENSOと浩子夫人、吉江豊、ジャイアント馬場(関根勤)が入場。そのままアイドルズとの試合が実施された。
先発は馬場とみたに。馬場はゆっくりとロープワークをした後みたにと手4つで組み合うが、すぐに力負けしてしまう。馬場は後転して外し、みたにをチョップで吹き飛ばす。そして河津掛けを狙うが、組み合ったまま歩いていってコーナー付近まで連れてくるとチョップで倒し、ゆっくりとコーナーに上っていく。その隙にみたには転がって遠くへ待避。これを3回繰り返し、みたには高槻にタッチ。
高槻は突っ込んでいくが、馬場の16文キックに止められ、ロープに振られてしまうが、馬場が一人でロープ間を走り回り、脳天杭打ちを狙うが、持ち上がらず崩れてしまい、両者タッチ。
吉江と住吉のマッチアップ。住吉は吉江に果敢にチョップを打ち込んでいくが、吉江はノーダメージをアピール。住吉は吉江のバックを取るが、吉江の腹に阻まれクラッチが出来ず。吉江は細心の注意を払って住吉の掴んでも問題なさそうな部分を掴むと、東西南北へ高い高いをしてアピール。これを見た馬場がリングに入ってきて「ちゃんと試合しろ」と吉江にチョップでカット。
続いて、KENSOと星野のマッチアップ。星野はKENSOにエルボーで突っ張っていくが、KENSOはノーダメージをアピール。すると星野はランニングデコピンで対抗していくが、KENSOは腰紐を外して星野の首を絞め上げる。
反則カウント4で解放されると、星野はKENSOへ唐突に「好きです!奥さんがいても好きなんです!」と告白し、ラブレターを差し出す。KENSOはニヤつきながら星野と浩子夫人を交互に見つつラブレターを受け取り、嬉しそうに開封。それを浩子夫人に見せに行くと浩子夫人はKENSOにビンタ。
この光景を見た吉江は「ちゃんとやれよ!」とKENSOにチョップを入れ、2人は仲間割れ。チョップ合戦を制した吉江がボディプレスを放つが、KENSOはこれを回避。ここでアイドルズが「今だ!」と全員で吉江をフォールするが、カウント2で吉江は全員を跳ね飛ばし、逃げ惑うアイドルズを追ってKENSOと吉江は場外へ。
馬場はリング中央で正座し『コサキンコント集』を読んで大笑い。
リングに戻ったアイドルズが馬場をコーナーに振ってトレイン攻撃を仕掛けていくが、馬場は全員を16文キックで吹き飛ばしていき、星野と住吉に超低空バックドロップ。さらに晴天にジャイアントスイングと見せかけて北枕で寝かせていく。
これに怒った晴天が巨大な風船を膨らませる機械を手にしてリングに上がり、膨らんでいく風船に全員が逃げ惑う。これが破裂して全員が吹き飛んだ隙を見て、ジャイアント馬場は卍固めでたむを捕縛し、そのままギブアップを奪った。馬場の勝利BGMとして『炎のファイター ~INOKI BOM-BA-YE~』が鳴り響いた。
プパンダ「馬場さん!猪木さんと仲よかったんですね」
馬場「結局はね、力道山先生にぶん殴られた仲だから」
プパンダ「馬場さん!稽古付けてくれてありがとうございました!」
続いて、馬場、吉江、KENSO&浩子夫人も交えて『Like a FIRE!!』を歌って踊り、アイドルズを残して退場。
たむ「皆さん!本日は!(マイクのハウリング音)……馬場さんが天国へ帰った音かな?(笑)本日はお忙しい中、新木場1stRING、スターダム★アイドルズ2ndにご来場いただき本当にありがとうございました!まだまだ未熟者な私達ですけれども、皆さんと一緒に成長していけたらいいなと思っております!これからも私達の正調を一緒に見守って下さい!よろしくおねがいします!私達スターダム★アイドルズでした!プーっす!」
一旦興行は締められたが、ここで本部席からたむにメモが手渡され、14日のスターダム後楽園ホール大会でライブを行う選抜メンバーとして、プロレスLOVEポイントTOP6の発表が行われた。
1位 小日向千
2位 本日は晴天なり
3位 みたにあかね
4位 上谷沙弥
5位 住久凜
6位 末吉桃子
2位に選ばれた晴天が感涙する中、再び全員で一礼し、興行は終わった。
<試合後コメント>
中野たむ&関根勤
たむ「今日はありがとうございました!」
関根「ありがとうございます、楽しかったです」
たむ「ホントですか!あの、関根さんはちょっと前半だけの出演だったんですけど、突然天国からジャイアント馬場さんも来ていただいて」
関根「そうですねぇ、スペシャルゲスト。このイベントが素晴らしいってのが分かったんでしょうね」
たむ「嗅ぎつけて来てくださったみたいですね(笑)ホントに中々普通のプロレス興行ではない混沌とした感じというか、おもちゃ箱をひっくり返したような」
関根「エンターテイメントでしたね」
たむ「どうでしたか?ご覧になられて」
関根「楽しかったです。あのかわいい子たちが女子プロレスを目指しているっていうのが一つのキーワードですよね。これが他のアイドルとは違う一線を画するところ。いいですよね。身体も動くしね。すごく楽しかったです」
たむ「プロレスでセンターを競い合うものなんですけど、中々他にないアイドルグループなので。まだまだ未熟なわたしたちなんですけど、これからも是非是非また参戦いただければなと」
関根「どうぞよろしくお願いします!」
――スケジュールが合えば、まだジャイアント馬場さんは現れる?
関根「それはもう、馬場さんに聞いてみますけど、多分大丈夫だと思います」
たむ「天国でのスケジュールが合えば」
関根「なんか忙しいみたいですよ。講演なさってるみたいで。色んな所行っておしゃべりしてるみたいですよ。毎日もずく酢食べてるって言ってました(笑)」
たむ「体にいいから(笑)」
関根「『やっぱりね、腸の環境整えなきゃダメだよ』って言ってました」
たむ「大事ですよ!腸活!」
(記念撮影の後、関根は退席)
――大会の総括を
たむ「今回はスターダム★アイドルズの旗揚げとはまた違って、大仁田さんの参戦もなくて、また違った雰囲気の興行になったと思うんですけど、ご覧のとおりと言うか、新木場1stRINGが埋まらない状態の未熟な団体なので、もっともっとこれからみんなで一生懸命稽古してプロレスも強くなって、歌もダンスも上手になって、それぞれがね、みんなが仲良し小好しの団体じゃないので。今日も発表したとおり、色々な成績が上の順位のメンバーがいい環境を獲得していけるっていう、それぞれが戦い合って、というコンセプトなので、それぞれが上を目指して戦っていけたらなと思ってます。もっともっと、もっともっともっとハチャメチャな興行にしたいですね!(笑)」