“ミスiD2019”中野たむがGMを務める『スターダム★アイドルズ』が旗揚げし15人のアイドルがプロレスデビュー!「来年の紅白歌合戦出場はマスト」

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 2日、東京都・新木場1stRINGにて『スターダム★アイドルズ 旗揚げ戦』が行われ、中野たむがプロデュースするアイドル15名がプロレスデビューを果たした。

 中野たむは、専門学校で舞台芸術を学びミュージカル女優として活動。2012年には『カタモミ女子』の1期生として参加し、リーダーを務めた。同ユニット卒業後は『info.m@te-インフォメイト-』を結成し、グループ解散となった2016年5月まで活動した。
 その後、2016年7月にBeginningでアクトレスガールズとしてプロレスデビューするとまたたく間に人気選手になり、全日本プロレス、JWP、FMWなどに参戦するが、2017年6月にBeginningを退団し、同年11月にはスターダムに入団。
 講談社主催のオーディション『ミスiD2019』に選ばれるなどの活躍を経て、スターダムの姉妹団体として旗揚げされた『スターダム★アイドルズ』のGMに就任。

 スターダム★アイドルズについて、たむは「3ヶ月に1度発売される新曲のセンターの座を競って女の子がプロレスだったりパフォーマンスだったり、売店の売り上げ、集客、色んなポイントで女の子同士が闘い、蹴落とされ、闘い合っていく新感覚アイドルプロレス団体です!」と説明。
 同グループの楽曲は、数々のアイドルソングを手掛けるヒャダイン (前山田健一)が担当し、ダンスの振付は妖怪ウォッチの『ようかい体操第一』などで知られるラッキィ池田が担当。さらにきゃりーぱみゅぱみゅを育てた増田セバスチャンがアートディレクターとして参画する。
 
 この日は、中野たむが選んだ15名のアイドル(佐々木未悠、上谷沙弥、小日向千、江田來花、しいなうしお、Shinshin、末吉桃子、住久凜、SEIA、高槻実穂、橘姫翠、月岡小夜、星野まなね、みたにあかね、本日は晴天なり)がプロレスデビュー。
 ラッキィ池田が振り付けを担当した『プロレス体操第一』を観客とともに踊り、デビュー曲『Like a FIRE!!』をリング上で披露。

 試合は、太仁田ブ厚を少林寺拳法二段の女子大生アイドル・佐々木未悠がハイキックで倒し15人でフォールし勝利。しかし、続いて登場した謎の熊ちゃん戦士を15人でフォールした際には熊ちゃんの怪力に跳ね飛ばされ全員がリングアウトし敗北を喫した。
 また、試合後の休憩時間にはリング上でファンとの交流を行い、全試合終了後には大仁田厚も交えてリング上でライブパフォーマンスを行った。


 大会終了後、中野たむGMは「おもちゃ箱をひっくり返したような、引きこもりも、馬鹿も、天才も、色んな人がただそこに存在出来るような、全部が許されるような場所を作りたいという想いで旗揚げしました。自分はGMっていう立場だけど、私もまだまだ夢を追いかけている途中で、私もすごくいろんなことを人生の中で諦めてきたんですよ。私は3年前までアイドルやってたんですけど、諦めた夢だったんですね。もうホントに心が折れて挫折して、二度と戻らない世界だと思ったんですけど、それに架け橋を賭けてくれたのがプロレス。その2つが一緒になった結果、すごいパワーを発揮できると私は信じています」とコメント。

 今後の展望を聞かれると、「世界平和!一番の目標は世界平和で、私がアイドルとプロレス2つのパワーが融合して大きくなっていけば日本のみんなはもっと優しい気持ちで過ごせるなってすごく思うんで、それを現実にしていきたいです。その過程で、来年の紅白出場はマストかなと思ってます」と大きな野望を語った。
 そして、「プロレス会場にもっとたくさんの人が足を運んでほしいんですよ。今、週末にふらっと映画を見に行く人はいても、週末にふらっと『プロレス見に行こうぜ』って言う人は多分少なくて、『今日アフター5にプロレス行く?』みたいな、みんながみんな、プロレスを楽しめる世界にしたいですね!」と、プロレスファンの新規獲得に向け意欲を示した。

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