【試合結果】8・19 HEAT-UP王子大会 田村和宏&ガッツ石島vs飯塚優&井土徹也 大谷譲二vs室田渓人 兼平大介&近藤“ド根性”洋史vs浪口修&高杉祐希 マスクドミステリーvsイナダマン

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道場マッチ〜点火スペシャル〜
日時:2018年8月19日(日)
開始:15:30
会場:東京・王子BASEMENT MON☆STAR
観衆:68名

▼第1試合 稲田堤は伊達じゃない!〜覆面武闘会〜30分1本勝負
○マスクドミステリー
6分30秒 チョークスラム→体固め
●イナダマン

▼第2試合 道場への置き土産〜灼熱義兄弟対頑固軍〜30分1本勝負
○兼平大介/近藤“ド根性”洋史
10分1秒 strike of the knee→体固め
浪口修(フリー)/●高杉祐希(頑固プロレス)

▼第3試合 貴様と俺は同年の桜〜This is BUKOTSU Style〜30分1本勝負
○大谷譲二
9分50秒 スライディングD→片エビ固め
●室田渓人

▼第4試合 点火から業火へ〜打ち込め魂の一撃〜
タッグマッチ30分1本勝負
田村和宏/○ガッツ石島
17分21秒 フェイスバスター→片エビ固め
飯塚優/●井土徹也

田村&ガッツの“代表タッグ”が飯塚&井土の若手タッグを粉砕!兼平&近藤のラストタッグが有終の美を飾る!室田が独特のマイクで観客を魅了!

オープニング

 月に一度のペースで神奈川県川崎市多摩区・稲田堤HEAT-UP道場で行われている道場マッチが、今回“点火スペシャル”として王子BASEMENT MON☆STARで大会を開催。
 オープニングトークで弥武リングアナと急遽コンビを組んだのはミスター村杉レフェリー。村杉は昨日からのリング運搬が重なり寝ていないこと、当日到着し大会開始までアイスリボン道場で行われていたアマチュア団体W.I.N.の大会を見てきたこと、昨日高島平で開催された『いしいサミット』が大した告知もしていなかったのに超満員でチケットを増刷したことを語る。
 各カードの見どころについて、ミステリーが前回監獄固めでフィニッシュを取ったことを聞くと村杉が「おお、我が師匠谷津嘉章の!あ、マサ斎藤さんでしたか。谷津さんはマサさんに監獄固めを教えたのは俺なんだ!って言ってるから。」
頑固軍との対抗戦については弥武が「大将の方(=大久保一樹)と今年まだ一回も会ってないんですよ。」
 室田渓人について村杉は「しゃべらないですよね。名古屋(=枇杷島)大会があった時僕がバスを往復運転していたのですが、助手席に室田がいたのに一言もしゃべらなかったんですよ。」と普段のオープニングとは違う傾向のものになったが、これはこれで観客も楽しんでいたようであった。

第1試合


 イナダマンがベースメントモンスターで初めての試合。尚、通常のHEAT-UP興行と違い弥武リングアナは実況をせず、リング内で繰り広げられる音だけを楽しめるように配慮されている。「ようやくできたマスクマンの後輩」とイナダマンの存在を嬉しく思っているミステリー、ドロップキックを受けてからエルボースマッシュやクロスチョップ、額へのエルボースタンプ、首筋へのニードロップ、スリーパーからバッファロースリーパーと厳しい攻めを続ける。ロープに走ったミステリーに膝への低空ドロップキックから側頭部、正面と低空ドロップキックを繋いで動きを止めるイナダマン。ロープスローを振り返したミステリーはパワースラム、サイドスープレックスからアトミコ、フライング・ソーセージと繋ぎ5分経過時点で早くもチョークスラムの体勢へ。
 これをかわしたイナダマンはステップ延髄、トルネードDDTからWA4を狙う。こらえたミステリーはイナダボンバーをかわして急角度の抱え式バックドロップ。リング中央で大の字になるイナダマンにダイビング・エルボードロップをヒットさせ、最後は予告付きチョークスラムでミステリーが完勝。後輩イナダマンを千尋の谷に突き落とした。

第2試合


 兼平大介と近藤“ド根性”洋史の義兄弟タッグ、近藤の引退宣言によりこれが本戦では最後のタッグ結成となる。揃って非売品の『ド根性キャップ』を被って入場。浪口と高杉はゴング前の奇襲から場外戦に持ち出し義兄弟コンビの出鼻をくじく。道場マッチで高杉は所構わず暴れだす手に負えない存在、浪口は戦う場を求めて流離う野武士のような存在。HEAT-UPファンからのブーイングもどこ吹く風、場外でTシャツを使ったチョーク攻撃、パイプ椅子攻撃、リングに戻っても踏みつけやガウディング、チョップの乱れ打ちからミサイルキックと近藤を攻め続けた浪口。すると近藤が目を覚ましたかのようなスピア一閃、兼平は体格の差を見せつけるかのようなボディスラム、逆水平。近藤はコーナーで逆水平乱れ打ち、自らが飛び上がる程のボディスラムで繋ぎ、その場飛びのボディプレス3連発と義兄弟が流れに乗り逆に浪口を捕まえる。近藤が浪口を挑発すると顔面への張り手合戦へ。額をくっつけあいながらお互いに挑発し合う近藤と浪口。膝立ちの状態ながら近藤の一撃がクリーンヒット、バッタリ倒れる浪口。
 5分経過、兼平の重いエルボーには思わず後ずさりする浪口。挑発され「チャンプ!」と言いながらエルボーを放つ浪口、これまでのダメージが重なり兼平の一撃にすぐ反応できない。兼平のブレーンバスターに館内がどよめく。天井に吊るしたミラーボールに浪口の足がこすられてしまう程の高いもの。近藤の担ぎ上げをかわし、ドロップキックで反撃した浪口、「あぶね~」と思わず口にしたほど義兄弟の攻撃が厳しかったことを物語る。タッチを受けた高杉は近藤、兼平とかわるがわるタックルで倒し、クロスラインをぶっちぎってのWラリアットで義兄弟をまとめてなぎ倒す。「高杉!もっとはしゃげ!」浪口が檄を飛ばすと対角線コーナーにいる近藤、兼平にかわるがわる串刺しエルボー、ラリアット。近藤を高々と差し上げるブレーン…いや、バーティカル・スープレックス。「根性見せろよ近藤!」浪口の野次が飛ぶと高杉ラリアット、受けても近藤は倒れない。バチン!と乾いた音の響いた一撃、ムキになってラリアットを連発する高杉だが近藤は倒れない。4発目をかわして逆にフライング・ショルダーを叩き込み兼平にタッチ。突っ込んできた浪口にエクスプロイダー、高杉にはキチンシンクからサッカーボールキック。ロープに走るが浪口が背中を蹴飛ばしフォロー、右腕のラリアットでなぎ倒す高杉。浪口が近藤をカット、トレイン串刺し攻撃からWでフィッシャーマン・バスター、リング中央で父親譲りのX固めを繰り出す高杉。既のところで近藤がカット。雄叫びを上げ地団駄ラリアットを放つ高杉、兼平は自力でクリア。右腕をぶん回してもう一発を狙う高杉、かわした兼平はバックを取り場外から戻っていた近藤にトス、担ぎ上げた高杉に兼平の虎王から近藤の投げっぱなしバックフリップ。更にstrike of the kneeとヒップアタックのサンドイッチ攻撃と義兄弟は一瞬の隙を突き合体攻撃を高杉に連続で浴びせかける。浪口にカットされるが高杉はグロッギー、この機に乗じて兼平がバックドロップ、粘る高杉にstrike of the kneeを叩き込みカウント3。
 ダメージの大きかった高杉だが、浪口の介抱もあり再び義兄弟に突っかかっていく。狙いは兼平の首ひとつ、リング内はセコンド陣も加わりは乱闘に。なんとか引き剥がされた浪口と高杉、戻る際も義兄弟を挑発。たとえ義兄弟コンビが最後でも頑固軍ははばかり続けるぞとアピールしているようであった。8.27新木場で最後の一騎打ちをする兼平と近藤、普段なら手を握り合うはずはないがこの日ばかりはガッチリと握手。ラスト義兄弟コンビが有終の美を飾った。

第3試合


 この日は休憩がないため、第2試合終了後に今後の道場マッチスケジュールが告げられる。後述で日程を伝えることにする。
共にガッツワールドでデビューした両者だが、シングルは初めてとなる実は同い年同士の対戦。握手を求める譲二の手を払った室田、ゴングが鳴ると場内は固唾を呑んだように静まり返る。と、どこからか聞こえてくる「ド根性ーっ!」の声…試合後コメントを録っていた兼平と近藤の声が場内に響き渡った。これには館内堰を切ったように爆笑、組み合うのをやめ困った表情の譲二と室田。村杉レフェリーが「負けないで」と譲二に、「お前はしゃべれ!」と室田に檄を飛ばす。仕切り直し、両者大きな声を上げ気合の入ったロックアップから試合がスタート、場内は拍手。キャリアでは上になる譲二、気合では負けていない室田、腕の取り合いからヘッドロックの取り合い、譲二のスリーパーで室田が最初のエスケープ。譲二がタックルで倒せば、室田はヒップトスで投げ返す。肩口へのエルボースタンプから首四の字に繋ぐ室田、最近の若手では珍しい技を繰り出していく。細かくエルボーを出してからドロップキック、自爆を誘うクレバーな譲二。コーナーに釘付けにして大きなモーションからチョップを放つ譲二、負けじと室田も体勢をひっくり返してチョップ連打、場内に乾いた音が響く。打ち勝った譲二はヒップトスから首筋を狙った低空レッグラリアット。チンロックからキャメルクラッチに繋ぎ室田を追い込んでいく。
5分経過、室田のエルボーをきっかけに再びチョップ合戦へ。打ち勝った譲二、串刺しエルボーからコーナースロー、振り返されるがバックエルボーで動きを止めセカンドロープからミサイルキック、かわした室田は河津落とし、マットを叩いてカウンターのドロップキック。ボディスラム連発からブレーンバスター、バックドロップを狙うが譲二振りほどいて振り向きざまのエルボー、これをキャッチした室田は秘策のワキ固め、館内がどよめく。身体を反らせて絞る室田だがロープに逃げられる。譲二はフォーアームから反撃に転じ、ミサイルキックに繋ぐ。だがまだ踏ん張る室田はヘッドバットからこれも秘策のモンゴリアンチョップ、一度は譲二のエルボーを食らうがローリングに合わせてもう一発叩き込みバックドロップ。先輩譲二から勝利を挙げるまであと一歩まで攻め込む室田、しかし2発目のバックドロップを読まれ首投げで切り返され、ロープに走ったらカウンターのラリアットを食らってしまう。好機を逃さなかった譲二、みちドラⅡからスライディングDを立て続けに放ち、粘る室田から3カウント。

 同い年の室田と熱い試合ができたことに感謝する譲二、互いに深々と礼。先輩の貫禄を見せつけると同時に、夜のGOING-UPでの近藤“ド根性”洋史戦に弾みをつけた。

第4試合


 田村和宏とガッツ石島ふたりだけのタッグは史上初。My First KissとThunder Stormの合体バージョンで入場する代表コンビ。道場マッチのスペシャル版とはいえ、飯塚と井土にはとてつもないプレゼントが用意される。だが喜んでばかりいられない。飯塚と井土はこの二人から勝利を挙げることで今まで培ってきたものの集大成を見せなければならないのだから。
先発は田村と飯塚、飯塚が田村相手に素早いグラウンドの攻防を見せるものの、余裕の表情が消えない田村は腹固めでロープエスケープを奪う。両軍交代、井土は体格では負けないと石島に正面からぶつかっていく。タックルで石島を倒した井土、飯塚は素早く田村をカットし、石島にWドロップキックを叩き込む。なおもコーナーに石島を据えてミドルキックをこれでもかと打ち込んでいく飯塚&井土。ところが石島はヘッドバットを交互に打ち込み応戦、押し返されそうになるが井土の抜刀ブレーンバスターで押し戻す。
 5分経過、スリーパーで石島を捕らえる井土。胴絞めも加えて絞め込むが、身体を動かして脱出する石島。井土は飯塚を呼び込み再びふたりがかりでの攻撃、なりふり構ってはいられない。しかしクロスラインをぶっちぎった石島のWラリアット、一瞬にして攻守が入れ替わる。タッチする際「クソガキがコラ!」と捨て台詞を吐く石島、度重なるツープラトンに業を煮やしたのか、それでも石島を攻めきれなかった若手コンビにいら立ったのか、田村は鬼将軍に負けない形相でいつも以上に強烈な打撃を叩き込む。「そんなんで俺達に向かってくるんじゃねえ!」田村は井土に対し身体で教え込んでいるようである。田村の攻めは更に厳しくなり、井土を立ち上がらせさえもしない程。コーナーで踏みつけている時は村杉レフェリーが身体を張って仲裁に入る。若手側のセコンドに就いていた近藤はエプロンまで乗り出し井土に声をかける。ようやく井土が立ち上がるとチョップ、エルボーから顔面への張り手を打ち合う。アッパー気味に振り抜かれる田村の張り手に井土が崩れていく。簡単に倒れさせないと田村はフロントネックロックから後方回転、羽根折り固めで井土を絞り込む。控えの飯塚からも「井土動け!」と激が飛ぶ。石島にタッチ、「このクソガキが!」とボディスラム、井土の反撃を断ち切るショートアッパー、ヘッドバット、串刺しエルボーから田村にタッチ。代表コンビのWエルボーから田村が逆片エビ、身体を返されないように踏ん張る井土の背中を蹴り飛ばしてから入る。膝を抱え込み完璧にロックする田村、珍しくSTFに移行するがなんとかロープに手を伸ばす井土。
 10分経過、井土のローンバトルは続く。石島がバックエルボーからWARスペシャル、「ゴーストバスターいくぞ!」と叫ぶ石島、背後に降り立った井土はエルボー連打、ドロップキックにいくが石島かわす。ロープに走った石島にもう一発ドロップキック、今度は命中し飯塚に交代。ぶ厚い石島にエルボー連打から打点の高いドロップキック、石島をコーナーまでよろめかせる。田村が出てくるとソバットからミドル、田村も呼応しミドルキックの打ち合いに。キャッチした田村は膝にエルボー、ロープに走るが飯塚カウンターのドロップキック、田村もドロップキックで返しロープに走るが飯塚は更に強烈なドロップキックでお返し。飯塚串刺しニー、かわした田村串刺しミドルから雪崩式フランケン狙い、これをロープ越しの腕十字に切り返す飯塚。チャンスと見た飯塚は腕へのキック、振り払った田村は居合抜きアックスボンバー、キャッチした飯塚は飛びつき腕十字。極まりかけるがロープが近く逃げられる。井土にタッチ、石島をカットし田村をエルボーで棒立ちにさせジョンウー、串刺しエルボーからハーフハッチ。またもエルボーから張り手の打ち合い、ロープに走った井土に田村はアックスボンバー。続けて鋭いPKからフォール、カウント2。石島にタッチ、「ぼちぼち決めようかクソガキコラぁ!」と叫ぶ石島は串刺しラリアットからブルドッキング・ヘッドロック。

 15分経過、「決めるぞ!」と石島フェイスバスターの体勢、飯塚がカットし勢いで田村もカット。井土はリバースで返すが、ダメージのせいかやや腰が砕けてしまい危険な角度で石島をマットに突き刺す。井土のステップ延髄から飯塚は後頭部へのステップバックスピンキック、井土のローリングエルボーから飯塚のスクリューハイキック、スライディングDとサッカーボールキックのサンドイッチ攻撃からフォールに入るがカウントは2。ならばと井土フィッシャーマン・バスターからジャーマン・スープレックス・ホールド。田村のカットでカウント3を逃れる石島。もう一発ジャーマンを狙う井土、いつの間にかコーナーに登っている田村に気づいた石島は前かがみになりミサイルキックを呼び込む。フォローに入ろうとする飯塚には田村のロープ越しジャンピング・ハイ、返す刀で井土の胸板を思い切り蹴りつける。両手を挙げた石島が体重の乗ったラリアット、フォールをカウント2で返した井土だったが、立て続けにフェイスバスターを打ち込まれてはひとたまりもない。ガッツ石島が貫禄のフォール勝ちを収めた。

エンディング


 握手を交わす田村と石島をよそに、大の字になって倒れている井土。石島がマイク。

石島「オイ、徹也。まだまだな、技が的確じゃない。そのな、技の精度じゃな、俺たちふたりは倒せないぞ。飯塚お前もだ。しっかりとな、もっと、道場で練習を積んで、もう一度俺たちに挑戦してこい。わかったか。」
田村「おい、なんかありますか?」

 田村は言葉少なに井土にマイクを渡す。「こいつは無理でしょ?しゃべれないでしょ?」と心配する石島だが、井土はなんとか起き上がり膝立ちで話し始める。

井土「田村さん、ガッツさん、今日戦えてすごく自分は悔しいし、でも楽しかったし、でもガッツさんに言われたよう、まだまだ勉強しないといけないことがたくさんあるしそれをもらわないともっと、次のステージに行けないと思うから、これからも田村さんガッツさん、練習よろしくお願いします(館内拍手)。だけど、次やった時は必ず、必ず勝ってみせるよ。」
飯塚「今日は自分たちふたりのキャリアにとって凄いチャンスだったけど、思い描いた金星は挙げれず、ホントに散々な結果だったけど、自分はプロレスラーなんで、負けたままじゃ終われません。絶対に、絶対最後勝ちます(館内拍手)。今まで負けた分、絶対に全部取り返します!それは、近藤さんにも同じことが言えます。次の道場マッチ、全部取り返してやるからな!!」
近藤「飯塚、井土。えっと、俺から言うことは…試合見てて、タムさん(=田村)も言ってるけど、自分らでこう熱い試合作るのダメだよ。田村さんガッツさんと試合やったからいい試合だったとか、いい技出たじゃなくて、自分らでもっと熱く、(飯塚に)お前蹴りいいし、(井土に)お前も色々センスあるし。ただ、もっともっと気持ち出して、それをどの試合でも、誰が相手でも出さなきゃ意味がないんで。あの~、9月10月道場マッチ1回ずつあるね。そこで、俺とシングルやってください(館内拍手)。まだ色々言いたいこともあるし、お前らも俺とずっと一緒にやってきて、あの~…まあ一番伝えたかった奴は山形で農業やってるけど(一部館内笑い)、お前らもタイプ違うから遠慮してきたけど、俺の中では…まあ俺辞めちゃうけど、俺の魂をお前らに引き継いでほしいから、色々マイクじゃなくて、道場マッチで時間関係なくやらせてください(館内拍手)。俺からは以上です。」
飯塚「勝ち逃げは絶対させません。覚悟しててください!待ってろこの野郎!!」
井土「近藤さん、今じゃなくて、次道場マッチでしっかりと身体と身体で戦いましょうよ(館内拍手)。」
石島「徹也…まあちょっと、今日ボコボコにしたけど…夜のGOING-UPよろしく(館内爆笑)。優くん、夜の黒田さんとのシングル、頑張れよ(館内笑い)。まあ!今日、藤原秀旺来るかわかんねえけど(館内笑い)、来なかった場合はそれなりの…ね!代償は負ってもらおうと思ってますので、まあ夜も俺たちGOING-UPは武骨に頑張っていきますんで、え~、皆さん、まだ夜のチケット買ってない方!是非夜のチケットを買って!夜のGOING-UP、7時開始です。よろしくお願いします!ありがとうございました!(館内拍手)まあね、あとは若い者たちに任せて…我々は、帰りましょうか(館内笑い)。失礼しました!」

 最後の最後でガッツ石島の独演会を聞く羽目になってしまった飯塚と井土。道場マッチの影が薄れてしまった…と思われたが、奇跡は突然訪れる。

井土「なんか…取り残された感じがしますけど、今日は皆さんご来場ありがとうございました!(館内拍手)今日、初めての道場マッチスペシャルで、道場以外で試合をして、これだけたくさんのお客さんに集まっていただいて、自分たちの若い力の道場マッチを見ていただいたこと、すごく嬉しいです!なので!次、9月16日も是非稲田堤HEAT-UP道場に皆さん!遊びに来てください!!(館内拍手)そしたら、最後締めたいと思いますので、室田さん、譲二さん、イナダマンさんも一緒に、最後は締めたいと思いますが…自分は負けてしまって、飯塚さんもタッグとはいえ負けてしまって、全員あまり良い結果じゃないですけど、ホントは飯塚さんが締めてもいいと思いますけど…最後は、室田さん(湧き上がる館内)。」
室田「え~…本日は…え~…道場マッチスペシャルにご来場いただき、まことに、まことにありがとうございます(リング上全員礼、館内拍手)。え~…この…(売店ブースから田村の「早くしろ!」石島の「あの話!」の声が飛ぶ)まああの~、言われたとおり、しゃべるのはあまり得意ではありませんので(館内笑い)…『あの話』とか色々言われてしまって…まああの、そういう話は…(井土「巻きで」とジェスチャー)はい。これから僕ら頑張って、上の選手にも負けない…え~…なんだ!(館内笑い)とにかく頑張ってまいりますのでなにとぞよろしくお願いします。ありがとうございました(館内拍手)。」
井土と譲二がアレをやっていないと室田に伝える。
井土「(耳元で)いつものをお願いします。」
室田「え~、ではですね、いつものように…この、『オー!』という…(館内爆笑、譲二が「オー」??と近づく)すみません、GOING-UP所属なものですから…『王子、ゴーイングアップ!』とこう、手を挙げていただいて…」
井土「(マット上の文字を指さす)」

 館内からも「ヒートアップ!」の声が。道場マッチはHEAT-UPで締めるもの。

室田「え?ヒートアップ?ゴーイングアップで…どちらでいった方がよろしいでしょうか?(館内爆笑)え、じゃあじゃあヒートアップでいきますので(館内更に爆笑)、皆様お手数ですがご起立をお願いします。いくぞー!(「オー!」)王子、(「ヒート…」)ゴーイング…(譲二が室田を突き飛ばす。館内は爆笑と一部ブーイング)すみません!では改めてヒートアップで…いくぞー!(「オー!」)王子、ヒートアーップ!ありがとうございました!」

 奇跡は起こった。もうこれで当日会場で観戦した人々は「道場マッチ」「室田渓人」を忘れないだろう。新しいヒーローの誕生であった。

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