“黒のカリスマ女王”RENAが浅倉カンナにリベンジならず!「一旦格闘技から離れて普通の女性に戻ります」

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 29日、さいたまスーパーアリーナにて『RIZIN.11』が開催。メインイベントでは浅倉カンナvsRENAの大晦日リマッチが行われた。

 黒いコスチュームのRENAは蝶野正洋の入場曲『CRASH 〜戦慄〜』を流し登場。浅倉カンナの彼氏である那須川天心は客席から緊張した面持ちで応援する中試合開始。

 カンナがワンツーからタックルで倒すとRENAが顔面に肘を打ち込んでいくが、カンナはサイドポジションからマウントポジションへ。カンナはボディと顔面にパンチを散らしていき、マウントナックル連打。RENAはブリッジして抜けようとするが、カンナがバックを取るもRENAは抜けようとするがカンナは三角絞めを狙う。そのまま持ち上げたRENAがバスターで叩きつけるが、カンナはすぐさまタックル。RENAはこれを切ってスタンドへ戻る。
 その後も何度もカンナがタックルで組み付いていくが、RENAがこれを切り、組み付かれても腕をとらせない。カンナはフロントチョークから低空ブレーンバスターで叩きつけてハーフガードから肘を連打していくと、マウントを取り鉄槌連打から腕ひしぎへ。これもRENAが踏みつけで脱出。
 カンナの攻撃に対処していったRENAだったが決め手は作れず、判定3-0でカンナの勝利となった。

 勝利したカンナは「自分が強くなるスピードよりもRENAさんが強くなるスピードが凄く早くて今回の試合すごく焦りましたね。ほんとに今回の試合もやりづらかったんですけど、試合はしっかり切り替えてできたかなと思います。RENAさんは憧れの選手なんですけど、でも超えなきゃいけない選手で、今回の試合もすごく複雑だったんですけど、勝ったからにはもっと上の選手とやりあえるように壁を乗り越えてやっていきたいなと思います。もういっちょはもうほんとに次こそしっかり断りたいなと思ってます(苦笑)」と、今後はRENAより上の相手と戦うことをアピール。

 RENAは「いやもう絶対に勝つと、絶対ぶっ倒すとずっと思って、絶対負けないでやってきたので、それを全面に出しただけですけど、やっぱりポジショニングだけは負けてしまったのでそこを改善すればまた次も見えてくる。でもちょっと休みたいなと思ってます。自分の中で試合の中で成長も感じられてすごく楽しかったっていうのがすごく大きいんですけど、今の気持ちとしては半々かなと。ほんとにちょっと一回離れたいなって今は思ってます。少しちょっと見つめ直したいなって。そっから第二章があるのかないのか判断したいなと思ってます。やっぱり挨拶回りであったりはあるので、普通にジムに顔だしたりはしますけど、うん、一回、一回普通の女性に戻って、したいなと思って。少しだけ、ほんとに少しだけ一回離れたい。色んなところに行って色んなリフレッシュをしたいなと思ってます」と、今後の格闘家人生に一旦ストップをかけた。

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