【試合結果】3・29 原点回帰プロレス後楽園ホール大会 【レジェンド選手権】スーパー・タイガーvsドン・クロコダイル 船鬼誠勝&納谷幸男vsアイン&カイン ドス・カラス&ドス・カラスJr.&セニョール・レオナvsレイ・アンヘル&エル・ペロ・デル・アキータ&トスカーノ

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『原点回帰プロレス』
日時:2018年3月29日(木)
開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1513名(超満員)

▼第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○魔修羅
5分31秒 逆片エビ固め
●マスクド・タカトシ(日本)

▼第2試合 タッグマッチ 30分3本勝負
Garra Negra(国籍不明)/○HIKARU SATOH(日本)
2-1
●TK2(日本)/SHO-GUN(日本)

<一本目>
○Garra Negra
6分8秒 レッグスライド
●SHO-GUN

<二本目>
○TK2
7分19秒 バックドロップホールド
●HIKARU SATOH

<三本目>
○HIKARU SATOH
9分46秒 グラウンド卍固め
●TK2

▼第3試合 ルチャ・リブレ リアルジャパンスタイル  6人タッグマッチ 45分3本勝負
ドス・カラス(メキシコ)/○ドス・カラスJr.(メキシコ)/セニョール・レオナ(日本)
2-1
レイ・アンヘル(メキシコ)/エル・ペロ・デル・アキータ(メキシコ)/●トスカーノ(メキシコ)

<一本目>
○ドス・カラスJr
6分10秒 ドラゴンスープレックスホールド
●トスカーノ

<二本目>
○トスカーノ
6分13秒
●セニョール・レオナ

<三本目>
○ドス・カラスJr
3分56秒 フライング・クロスボディ
●エル・ペロ・デル・アキータ

▼セミファイナル タッグマッチ 30分1本勝負
船鬼誠勝(フリー)/“大鵬三世”納谷幸男
11分6秒 ノーコンテスト(船鬼の暴走)
[スーパーデストロイヤーズ]アイン(国籍不明)/カイン(国籍不明)

▼メインイベント レジェンド選手権試合 60分1本勝負
【第13代レジェンド王者】○スーパー・タイガー
15分41秒 タイガースープレックスホールド
【挑戦者】●ドン・クロコダイル(オーストラリア)
※※第13代王者が二度目の防衛に成功

鬼と化した船木誠勝が初代タイガーを襲撃!タイガーは「次回は私が出る」と鬼退治を宣言!ドス・カラス親子が空を舞う!スーパータイガーが王座防衛!

オープニング


 まずは平井代表の挨拶。
平井代表「皆様こんにちは×3。本日は新間寿プロデュース、佐山聡公認原点回帰プロレスにお越しいただいてまことにありがとうございます。原点回帰プロレス、昨年の12月7日から始まりまして、今回第2回となります。昭和のプロレスをつくり、アントニオ猪木会長を支え、そしてタイガーマスクを作った過激な仕掛け人新間寿が昨年怒りました。何に怒ったか、今のリアルジャパンプロレスに対してでした。平井、お前たちがやっているストロングスタイルとはこういうものなのか、佐山サトルが言っている昭和の新日本プロレスが作ったものはこういうものじゃないだろうと非常にお怒りの言葉、叱咤を受けました。そして、決めたのが原点回帰という興行。新間寿、佐山聡のストロングスタイルへの思いがここに篭っています。そして今回は、新間会長、講演会会長、メキシコからドス・カラス選手を呼んでくださいました。ありがとうございます。ストロングスタイルとマスクが融合した今回となります。私もマスクを被ります。本日はメキシコから、来ました本場のマスク、今日のストロングスタイルの試合を、撮影してくださるマスコミの皆さんも全員マスクをかぶっています。今日は新しいマスクマン、新しいストロングスタイルの選手もこのリングにやってきます。そのあたたかい目で、どういうものか皆様の目で見ていただきたいと思いますよろしくお願いします!」

第1試合


 リングを周り、魔修羅がローを打ち込んでいくとタカトシはロープへ。
 魔修羅はロー連打も、タカトシがこれをキャッチし足を刈って倒すとアキレス腱固め。魔修羅はロープを掴みブレイク。
 ローの打ち合いから魔修羅がミドル連打。さらにハイキックで倒すと、ガードポジションから左右の掌底を落としていく。タカトシはその腕をとり腕ひしぎも魔修羅は回転してフォール。タカトシは腕を離すと足をとって極めていく。魔修羅はロープを掴みブレイク。

 タカトシのエルボースマッシュと魔修羅のエルボーの打ち合い。魔修羅が左右の掌底からヘッドバッド。さらに膝蹴りからエルボーを打ち込むが、タカトシはエルボースマッシュ。魔修羅はエルボー連打から首投げで倒しサッカーボールキック。のたうつタカトシの足をとった魔修羅がヒールホールド。これを離すとストンピング連打から改めてヒールホールド。暴れて抜けたたタカトシにエルボー連打。タカトシはこれをガードし引き込み腕ひしぎ。逃れようと回転した魔修羅をヘッドロックで捕らえるも、魔修羅はそのままバックドロップで叩きつけてからサッカーボールキック。フォールも2。

 魔修羅はスリーパーから背中にフットスタンプ。さらに逆片エビ固めで捕らえギブアップを奪った。

第2試合


 先発はHIKARUとTK2。HIKARUは手4つに付き合わずにリングを回ると、ローを打ち込み距離を取る。お互いローも、TK2はキャッチするが、HIKARUが組み付いてグラウンドへ。これはHIKARUが腕をとって立ち上がるとリストの取り合いへ。
 HIKARUは膝蹴りから距離を取り、ミドルキックもTK2はキャッチしグラウンドへ。TK2はヘッドロックで捕らえショルダータックルで倒す。フォールしようとするがHIKARUは引き込み腕ひしぎで捕らえTK2はロープへ。両者タッチ。

 ロックアップからSHO-GUNがヘッドロック。そのままグラウンドになるがNegraはヘッドシザースで切り返す。SHO-GUNはロープへ。
 SHO-GUNはガットショットから逆水平チョップ。チョップの打ち合いからNegraはチョップ連打。だがSHO-GUNはチョップで倒しフェイスロック。そのままボディシザースから回転しフォールして3カウント。

 2本目。SHO-GUNがコーナーに押し込んで行くがNegraは態勢を変えてエルボー連打。さらにコーナーに叩きつけてHIKARUにタッチ。

 HIKARUはストンピング連打から、Negraとともにダブル攻撃を狙うもSHO-GUNは二人まとめてダブルラリアット。SHO-GUNはTK2にタッチ。

 TK2はHIKARUにエルボーから膝蹴り連発。さらに低空ブレーンバスターからフォールも2。TK2は腕ひしぎで捕らえるがHIKARUはロープへ足を伸ばしブレイク。
 HIKARUは膝蹴り連発も、TK2はエルボーで倒し前から後ろからミドルキック。さらにソバットを叩き込み投げようとするが、HIKARUは巻き込んでフォールも2。
 HIKARUはストンピングからミドルキック連打。HIKARUはNegraにタッチ。

 Negraはネックチャンスリーから背中にサッカーボールキック。ヘッドロックで捕らえるとグラウンドへ。TK2はロープへ。NegraはHIKARUにタッチ。

 HIKARUは投げようとするも、逆にTK2がボディスラムで叩きつけてSHO-GUNにタッチ。

 SHO-GUNは串刺しショルダーからエルボー。HIKARUがチョップを打ちこむとチョップの打ち合いへ。
 SHO-GUNはボディスラムからフォールも2。HIKARUはコンビネーションキックからラリアットでなぎ倒しフォールも2。
 HIKARUは膝蹴りから走り込むもSHO-GUNはラリアットで迎撃。さらにその場飛びボディプレスからフォールも2。SHO-GUNはTK2にタッチ。

 TK2はミドルキック連打から胴後ろ回転蹴り。さらにスクールボーイで3カウント。

 3本目。TK2がHIKARUにチンロック。
 TK2はこれを離すと膝蹴りから投げようとするが、耐えたHIKARUがミドルキック連発。さらにエルボー連打も、TK2はエルボーでふっ飛ばし串刺し攻撃を狙うが、HIKARUは避けて後頭部に延髄斬り。HIKARUはタッチ。

 Negraは腕極めヒールホールド。これを離すと変形羽折り固め。これはSHO-GUNがカット。
 Negraは弓矢固めから膝蹴りを叩き込み、ソバットから串刺しドロップキック。さらに串刺し低空ドロップキックからフォールも2。
 Negraは腕を極めていき、リングに叩きつけるとフォールも2。
 Negraはコーナーに振って串刺し攻撃も、TK2は避けてSHO-GUNにタッチ。

 Negraはガットショット連発から投げようとするが、SHO-GUNはコーナーに押し込みヘッドバッド連発から逆コーナに振り串刺しボディスプラッシュ。フォールも2。
 SHO-GUNは担ぐが、着地したNegraにガットショットから投げようとするが、Negraが逆にブレーンバスター。NegraはHIKARUにタッチ。

 HIKAURはハンマーブロー連発から水車落としで叩きつける。フォールも2。
 HIKARUはガットショットも、SHO-GUNはコーナーに叩きつけてTK2にタッチ。

 TK2は左右のミドルキック連打。さらにバックドロップからフォールもNegraがカット。
 K2はバックを取るが、HIKARUが河津落としから腕極め三角絞め。これはSHO-GUNがカットしようとするが、Negraがこれを蹴散らしTK2がギブアップ。

2-1でHIKARU組の勝利となった。

新生UWA会長就任式


 全選手入場式から、佐山聡総監が入場。故・桜井康雄氏一周忌セレモニーへ。

佐山「一年前に桜井さんがお亡くなりになる前に、自宅で10時間話し合いをしました。歴史の話やこれからのプロレスがどうなっていくのか皆心配してます。新間プロレス第2回、この代わりを、これは皆さん新間さんが信じられないぐらい努力をしてこれだけのものを作ってくれました。シンクロじゃないですけど、あの新間さんがバタバタ動き回ってこれだけの所を作ってくれたと思っています。マスクをかぶるのにも皆好感をもってくれました。皆やりたがってくれました。まだまだ新間プロデュース興行は続いていきます。新間の偉大なる仕事ぶりを見て、皆さんプロレスがこれからどう復活していくのか、みなさんも見たくないですか?ストロングスタイル。マスクをかぶっていますが一流のプロレスラーたちです。皆さん応援してください。プロレスをもっと発展させていきましょう。ありがとうございます」

 佐山氏の挨拶の後、新生UWA会長就任式へ。大倉会長が就任した。

 元タカラジェンヌの大鳥れい氏などから花束と協力金の贈呈があり、サインボール投げへ。
 

第3試合


 一本目はアキータとレオナのマッチアップでゴング。
 ロックアップから腕の取り合い、グラウンドでの首の取り合いから両者タッチ。
 ドス・カラスとアンヘルのマッチアップ、互いにコーナーに登って声援を煽りながら組み合い、ドス・カラスが腕の取ってアームドラッグ、ラ・マヒストラル、カバージョと流れるような動きで攻めていき、ボーアンドアロー。さらにフライング・クロスチョップからドス・カラスJrに繋ぎ、親子で編隊飛行。
 ドス・カラスJrとトスカーノのマッチアップとなる、ドス・カラスJrがロープに走り、トスカーノがリープフロッグでこれを飛び越えると、ドス・カラスJrが延髄斬りからジャンピングバックエルボー。さらに突撃するが、トスカーノが飛びついてヘッドシザーズ・ホイップ。トスカーノが走り込むが、ドス・カラスJrはキャッチして風車式バックブリーカーを二連発。続けてドラドンスープレックスでカウント3。一本目を奪取。

 二本目はドス・カラスとアンヘルのマッチアップからスタート。
 アンヘルがエルボーを連発して流れを掴むと、アキータも入ってきて二人でドス・カラスにアームロックをかけていくが、二人を腕力で跳ね飛ばしたドス・カラスが二人まとめてヘッドシザーズ・ホイップ。ドス・カラスはここに入ってきたトスカーノ、アンヘル、アキータ、最後にレフリーまで順番にアームホイップで投げ飛ばしてからレオナにタッチ。
 アンヘルはレオナに握手を求めるが、レオナは直前に手を引っ込めることを繰り返しアンヘルを挑発。何度めかにレオナが手を伸ばしたところへレオナの背後からアキータが忍び寄り、股間にアッパー。悶絶するレオナを二人で痛めつけるが、レオナは二人まとめてドロップキックで吹き飛ばし、ドス・カラスJrにタッチ。
 ドス・カラスJrとアンヘルのマッチアップ。アンヘルはドス・カラスJrにも握手を求めていき、ドス・カラスJrがこれに警戒している間にまたアキータが背後から襲撃し、ここに加わったトスカーノがドス・カラスJrのマスクを剥ごうとする。これにドス・カラスJrが抵抗している間にアキータ、アンヘルも加わり三人で集中攻撃。果てはアキータがドス・カラスJrのマスクを剥ぎ取ってしまう。ドス・カラスJrは顔を隠しながら一旦退場。試合権利が移ったレオナをアンヘルとアキータが抱え上げ、ここにトスカーノがミサイルキックを投下しカウント3。

 三本目、怒りのドス・カラスが三人に向かって飛びかかり、レオナがトスカーノを排除している間にアンヘルとアキータをダブルラリアットでなぎ倒す。
 そこへ新たなマスクを被ったドス・カラスJrがリングに復帰し、三人を次々と吹き飛ばしてリベンジ。トスカーノが張り手で突っ張っていくが、トスカーノを場外に放り出してからトペ・スイシーダ。リング上ではドス・カラスとレオナがアキータとアンヘルをハンマースローでぶつけて正面衝突させ、場外に逃れたアンヘルにレオナがトペ・スイシーダ。ドス・カラスJrはトスカーノをリングに上げると、父のドス・カラスと共に編隊飛行を二連発。続けてドス・カラスがトスカーノを捕縛したところへドス・カラスJrがコーナートップからダイビング・クロスボディ。これでカウント3。

<試合後コメント>
ドス・カラス&ドス・カラスJr&セニョール・レオナ

ドス・カラス「最高のコンディションだよ。年令に関係なく若い頃から同じトレーニングを続けているからね」

――久々の日本での試合でしたが、如何でしたか
ドス・カラス「日本での試合は久々で光栄だが、メキシコでもルチャドールとして試合はしているので、コンディションの問題もなく非常に満足だ」

――タイガーマスクがリングに上ったことについてはどう思われましたか
ドス・カラス「大変嬉しく思う。タイガーマスクは日本だけでなく世界のスーパースターだからね。彼がリングに上がるということは嬉しいことだ。それよりも、自分が彼と試合をすることが出来たらもっとハッピーな気分になるだろう。初代タイガーマスクとのシングルマッチを望んでいるが、空中殺法でもルチャリブレスタイルでも色々なスタイルの試合でも対応するつもりなので、もし試合が出来たとしたらいい試合になるだろう。新日本、全日本とスタイルの違いはあるが、対応する自信はあるので新しいチャレンジがあるなら是非受けたい。日本語、英語、スペイン語といった言語の言葉はあるが、ルチャリブレという言語があれば会話は出来るはずだ」

第4試合


 カインと船鬼のマッチアップでゴング。船鬼はヘッドロック、腕取りと熟練に技術でカインを圧倒し、クリーンブレイク後に両者タッチ。
 納谷とアインのマッチアップ。納谷はミドルキックを放って迫っていくが、アインがショルダータックルで吹き飛ばしてハンマーパンチを打ち下ろし、納谷が劣勢に。ここで機転を利かせた船鬼が手を伸ばしてタッチし、アインをミドルキック、サッカーボールキックと攻め立て、チキンウイングアームロックでギブアップを迫るが、ここにカインが介入して船鬼をカットすると、アインが船鬼にショルダークロー。船鬼は立ち上がってこれを抜け出し浴びせ蹴りから納谷にタッチ。
 納谷はアインにローキックを連発して攻め立てていくが、カインが背後から納谷の股間にアッパー。悶絶する納谷にアインがラリアットからコーナーで二人で踏みつけ、さらに二人で太鼓の乱れ打ち。続けてカインがダイビングフットスタンプ、さらにダブルブレーンバスター。フォールに入るも船鬼がカットし、二人をミドルキックで追い散らそうとする。ここに納谷が加勢に入るが、打撃が船鬼に誤爆。
 納谷はアイン&カインにエルボーで突っ張るが、また劣勢に。ここに船鬼が助けに来るが、またしても納谷は船鬼にタックルを誤爆。二人の間に険悪な空気が漂い始める。
 アイン、カインの猛攻に納谷は耐えながらエルボーで突っ張っていくが、ここでアインが場外からリング内にイスを放り込む。復活した船鬼がこれを手に取ると、なんとパッグパートナーの納谷をイスで殴打。倒れる納谷に追い打ちをかけ、滅多打ちに。さらにアイン&カインもイスで叩きのめすと、レフリーが無効試合を宣言し、試合を止めた。
 怒りが収まらない船鬼はリングを降り、本部席に座る初代タイガーマスクをも襲撃。倒れる初代タイガーを冷たい目で見下ろし、荒々しく去っていく。

 混迷を極める会場に、アンヘルがベルトを持ってリングに乱入し、自らの持つUWAアジア・パシフィック・ヘビー級王座に挑戦が決まっている納谷をベルトで殴打し、リングを後にする。
 この惨状に初代タイガーマスクは怒りに震えながらリングに上がり、マイクを取って「船鬼!出てこい!」と叫ぶも船鬼は現れず。するとタイガーは「このままじゃリアルな戦いができないんで、次回は私が出たいと思います。原点回帰もあったもんじゃない!」と憤慨し、自らもリングを後にした。

<試合後コメント>
初代タイガーマスク

「メンツを潰してもらった。幸男のことを頼むつもりだったけどね、頼むどころかね、全部めちゃくちゃにしてくれたね。一番怖い存在になるかもしれないんですが、ちょっと喜んでいます」

――佐山さん直々に出るということですが
「出ていくためのなにか切っ掛けが欲しかった。じゃないとやる気がね。どれくらいやる気が出たかと言うと……ちょっと殴ってみようか」
(隣りにいた平井代表の額を指で小突き、控室へ)

納谷幸男

「まさかあんな形になるとは……」

――試合前には船鬼選手とはなにか話を?
「『試合頑張ろう』という話をしていたんですけども、それがああいう形になってしまいました……」

――初めてのタッグ戦はやってみて如何でしたか
「タッグ戦がどうとかは考えられなかったですね。自分もまだ新人ですし、タッグ戦ということよりも一戦一戦、試合に出ることが大事なのでまだ考えられてないです。試合に集中するだけです」

――試合の中で誤爆してしまう場面も何度かありました
「そういうのを含めて自分がまだまだ成長していかなければいけないなと」

――佐山先生の怒りに関しては
「僕が誤爆してしまったことで、僕のせいで、僕が招いた結果がアレなので」

――佐山さんが自身がリングに上がるということを言っていましたが、そのときには隣に立ちたいという思いはありますか
「それよりも僕は最後に襲ってきたメキシコ人(アンヘル)に借りを返さないといけないなと」

――7月にはタイトルに挑戦するという話もありますが、それについては
「もちろん試合としてタイトルだろうがなんだろうが関係ないと思います。でも、最後に不意を疲れて襲われた借りはしっかり返したいと思います」

第5試合


 ゴングと共にクロコダイルが突進し、急襲。スーパータイガーをコーナーに押し付けてチョップを見舞う。
 スーパータイガーはローキックを連発して反撃すると、クロコダイルがかばった足を取ってグラウンドへ持ち込むも、クロコダイルはスーパータイガーのマスクを剥ぎにかかり、抵抗するスーパータイガーを場外に蹴り落とし、観客席まで連れ回しながら殴打。クロコダイルが観客席でスラムを狙ったところをスーパータイガーが堪え、逆にボディスラム。しかし逆上したクロコダイルはスーパータイガーをさらに殴打。
 クロコダイルはスーパータイガーをリングに戻し、バックマウントを取って再びマスク剥ぎ。これをレフリーに制止されると中指を立てて反抗。スーパータイガーも立ち上がってエルボー、ジャンピングエルボーと反撃を試みるが、クロコダイルがバックを取ってグラウンドに引き倒し、ロープに走る。ここでスーパータイガーがカウンターのフライング・ニールキックを決めて一転攻勢。タイガー・ネックチャンスリーからジャンピングニードロップ、さらにチキンウイングアームロックで締め上げていき、抵抗するクロコダイルの動きに合わせて三脚巴、さらに三角絞めへと移行し絞り上げる。しかしクロコダイルは三角絞めごと持ち上げてパワーボム。両者ダウン。
 スーパータイガーが場外へエスケープすると、クロコダイルはリング上で腕立て伏せや腹筋運動、片腕での腕立て伏せを行い余裕をアピール。スーパータイガーがリングインしてエルボーを打っていくが、これをキャッチしてシュミット式バックブリーカー。悶絶するスーパータイガーをよそにクロコダイルは観客席へと歩いていき、観客のようにイスに座って拍手を送るという挑発行為。レフリーに場外カウントを取られると一瞬だけリングに戻り、また観客席に座ってスーパータイガーを応援する素振りを見せる。この挑発に怒ったスーパータイガーは場外へ降りてクロコダイルに前蹴り。乱闘の末にリングに戻ったスーパータイガーはミドルキックを打ち込みローリング・ソバット、タイガー・ネックチャンスリーと叩き込むが、フォールに行こうとしたスーパータイガーの股間をクロコダイルが下からアッパー。のたうち回るスーパータイガーに河津掛け落としからフォールもカウントは2。
 スーパータイガーが起き上がったところへ股間蹴りを狙うが、クロスガードで防いだスーパータイガーが水面蹴りで倒して足4の字。クロコダイルもこれを反転させて逆にスーパータイガーの足を極めていくも、両者転がりながらロープへ。
 立ち上がった二人は打撃を打ち合うが、スーパータイガーはローキック連打からローリング・ソバット。トドメのタイガースープレックスを狙うが、クロコダイルが後ろ足を蹴り上げてスーパータイガーの股間を痛打すると、串刺しラリアット。続けてデスバレーボム、バックフリップと畳み掛け、コーナートップからダイビングエルボードロップを放つも、これはスーパータイガーが回避。
 スーパータイガーは自爆したクロコダイルの足をロープに引っ掛け、首へのドラゴンスクリュー、ランニングニーと続け、タイガースープレックスの体勢へ。再びクロコダイルが後ろ足を蹴り上げて股間を狙うが、同じ轍を踏むことなくこれをガードし、ジャーマンスープレックス。最後に満を持してのタイガースープレックスでカウント3を奪った。 

<試合後コメント>
スーパー・タイガー

――はじめてのマスクマンが相手でしたが如何でしたか
「正直昨年からずっと他団体の外国人選手と対戦していましたが、すごいですね。よくあんなの見つけてきましたね。中身は有名な選手だと思うんですが、この厳しい一年、最初にぶつかってきた相手として、まだまだ上に行きます。まだまだ世界のマスクマンの化物とホントの勝負、世界一の勝負を目指してがんばりますよ。……あの筋肉おばけ。まだアイツとはやりたいですね。徹底的に、『ホントにごめんなさい』と言うまでね。今日出てきた選手もいるんで、まだまだ敵は多いんで、しっかりとこのベルトを守っていきます」

――『原点回帰』の相手としては相応しい?
「間違いないですね。ここでぬるいやつ当てられるより『世界にはまだまだゴロゴロいるぞ』というスタートだと思います。技術よりも気持ちなんで。ただ、7月過ぎもまたリーグ戦なのかトーナメントなのかも分かりませんが、僕は一番乗りでエントリーします。世界一のマスクマン、本当のストロングスタイルが出来るマスクマン、ハイフライヤーだけじゃないマスクマンの祭典に、一番最初にエントリーします」

――クロコダイル選手は客を乗せるのもすごく長けていましたが、そういったパフォーマンスの面については
「やっぱり、僕が徹底的にやられたあとにアレをやって、後ろの目があるんじゃないかと、返そうとするとね。そのへん世界を股にかけて戦ってきたメインイベンターなんだと感じました。やっぱり客を乗せる力も持っているという、それを踏まえてのストロングスタイル。乗せるだけだったら僕の攻撃も全然行けたんですけど、それを上回るストロングスタイルの余裕があるからこそです。ただナメたやつだったら牛をからグーでぶん殴ってやります。それをさせないだけの実力もあった。ただアイツとはまだまだやりたいですね。リーグ戦で当たるのか、他団体で当たるのか、また戻ってくるのか……」

――ドス・カラス選手の試合から刺激を受けましたか?
「昔から日本中を盛り上げてきた往年の選手ですし、世界でも有名で、その背中を見て学ぶものもありますし、今のプロレスの中で、原点回帰のストロングスタイル、皆さんが喜んでいるスタイル、我々が芯を見せて戦っていくストロングスタイルの違い、これからもガンガンのストロングスタイル原点回帰だと僕は思ってます」

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