“紅白歌手チャンピオン”ノリ・ダ・ファンキーシビレサスが前哨戦で敗北!次期挑戦者の「もう少し練習してこい」の挑発にブチ切れ大乱闘!

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 28日、神奈川県を中心に活動するプロレス団体・HEAT-UPが行った東京都・王子大会で『パワフルタッグトーナメント2018』の開幕戦が行われ、HEAT-UPのシングル王者であるノリ・ダ・ファンキーシビレサスが一回戦敗退を喫した。

 パワフルタッグトーナメントとは、HEAT-UPが毎年開催する最強のタッグチームを決めるトーナメント戦であり、昨年度から団体内に於けるタッグ王座“ユニバーサルタッグ王座”を新設。昨年度は新井健一郎&ヒデ久保田組が、決勝戦でHEAT-UPの生え抜き若手タッグ、兼平大介&近藤“ド根性”洋史組を破って初代王者に輝いた。
 新井健一郎&ヒデ久保田はヒールユニット『SMOKY CRIMINAL』のメンバーであり、ヒール軍団に丸一年奪われたままのベルトを奪還すべく各選手が奮起していた。

 このタッグトーナメントには、昨年11月にHEAT-UP最強の証であるユニバーサル王座のベルトを奪取した『nobodyKnows+』のメンバーでもある“紅白歌手チャンピオン”ノリ・ダ・ファンキーシビレサスも同じ名古屋勢であるBASARA所属の阿部史典とタッグを組んで出陣。
 この日のメインイベントでは、ユニバーサル王座の次期挑戦者である兼平大介&磐城利樹と一回戦を行い、ノリと兼平は早くも王座戦に向けての前哨戦という構図になった。

 試合はノリと兼平という注目のマッチアップでスタート。両者ともに180cmを超える大型選手であり、パワーでは互角。加えて高いグラウンドテクニックを持つ両者は対等に渡り合う。
 試合権が阿部と磐城に移ると、磐城が体格を活かしたパワーファイトで阿部を圧倒。しかしテクニックで勝る阿部は各種キックや腕十字などの関節技で対抗し、ときには正面から打撃を撃ち合うファイトを見せる。
 試合終盤、再びノリと兼平のマッチアップとなると、ノリがビッグブート、ランニング・ネックブリーカー、フルネルソンバスターといった燻し銀の大技で兼平を攻め立て、十八番のギロチンドロップに繋げる。しかし、兼平もランニングニー、パワースラムと得意技を繰り出し、自身もノリも得意とする必殺技・バックドロップを放つ。
 兼平が得意とする腕十字を警戒していたノリは、一度はこれを凌いだものの、二度目の腕十字に行くと見せかけた丸め込みに対応できず、カウント3を奪われてしまう。
 タッグマッチながら、王者・ノリが次期挑戦者の兼平にフォールを獲られ一回戦敗退を喫するという珍事が起きてしまった。

 このカウント3に納得がいかないノリは激怒しながらレフリーに詰め寄り、リング上は乱闘騒ぎに。
 その中でマイクを取った兼平は、「おい、チャンピオン。えらい余裕がないじゃないっすか。俺は膝蹴りと関節技とバックドロップだけじゃないんだよ。今日膝蹴り出さなかったけど、次のタイトルマッチまでとっといてやるよ。もう一回練習して、出直して来いよこの野郎」とノリを挑発。
 これにブチ切れたノリはセコンド陣の静止を振り切って兼平に組み付くと、抵抗する兼平に強引な垂直落下式バックドロップを見舞い、荒々しく退場していった。

 試合後、次期挑戦者の兼平に破れたことについて聞かれたノリは、兼平について「アイツ何回チャンスもらってんの?おかしくねぇ?今日もさ、トーナメントの一回戦で前哨戦みたいな空気おかしくねぇ?」と不満を漏らした。怒りが収まらないノリは「悔し紛れに言っとくけど、アイツらが優勝してタッグベルト獲ったら一発目の挑戦者は俺らでしょ」と吐き捨て、コメント会場から退席。

 対する兼平は、勝因について「灼熱王で負けてから僕も色々プロレスを勉強して、ヒザ蹴りと寝技と関節技以外のパターンを考えてたんで、今日はスパッと丸め込めましたね」と、前回の灼熱王リーグの決勝戦でノリに敗れたことの反省を活かして勝利した旨をコメント。
 さらに、ノリの持つユニバーサル王座への挑戦の前に、4月に解散が決まっているガッツワールドの2月大会でGWC認定シングル王座に挑戦する兼平は「僕はまだガッツワールドに一回しか出場したことがないので『なんで兼平がタイトルに挑戦するんだ』って声もあるんじゃないかなと思ってるんですが、僕は意味のないタイトルマッチはないと思っています。これも必ず何かの運命だと思ってるんで、ベルト持ってHEAT-UPに帰ってきたいと思います」とコメントし、勝利に浮かれること無く兜の緒を締めた。

 団体の寵愛を受けHEAT-UPの未来を背負う兼平と、名古屋の他団体からの参戦で一回きりのチャンスを物にして頂点を掴み取ったノリ。
 確かに兼平はビッグマッチや大舞台での闘いの機会に恵まれている。泥臭く這い上がってきたノリにとっては気に食わない存在かもしれない。しかし兼平は恵まれた環境に奢ること無く強さを追究し、さらなる高みを目指している。
 ノリの持つユニバーサル王座に挑戦が決まっている兼平にとって、2月のGWC認定シングル戦は絶対に負けられない戦いになるだろう。

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