水曜8時からのチンコプロレス教室開講を目指す藤田峰雄がタッグトーナメント決勝戦進出!
17日、神奈川県を中心に活動するプロレス団体・HEAT-UPが行った東京都・王子大会で『パワフルタッグトーナメント2018』の準決勝戦が行われ、チンコプロレス代表の藤田峰雄とHEAT-UP代表の田村和宏のタッグチーム『ちん武連夢』が現タッグ王者の新井健一郎&ヒデ久保田組を破って決勝戦へと駒を進めた。
チンコプロレスとは、ハヤブサが設立したWMFでデビューし、その後新日本プロレスやドラディション、暗黒プロレス組織666など様々な団体で活躍した藤田峰雄が2017年3月に旗揚げした団体であり、チンコプロレスを通して子供たちに夢を与え、青少年を育成することを目的とした団体だ。
「自分はプロレス団体と勝負しているわけじゃない。ライバルは夢と魔法の王国ディズニーランドなんですよ。全国の少しでもたくさんの子供達にチンコプロレスで夢を与えられたら良いなと思って。子どもたちがね、『パパママ、今度の日曜日にチンコプロレスに連れてって』って、そんなふうに思ってもらえるような団体を目指しております」と語る峰雄は、このタッグトーナメントを制した際にはHEAT-UP道場で老若男女に向けた“チンコプロレス教室”を毎週水曜夜8時から開講することを公約として掲げている。
試合は、峰雄とアラケンのマッチアップでスタート。
峰雄が低い体勢から執拗にアラケンの股間を狙っていき、アラケンが距離を取りつつ股間への攻撃を牽制するという厳粛な雰囲気の中で序盤戦が展開。
パートナーの田村は戸惑いの表情を浮かべながらチンコプロレスの世界観に順応しようとするが、試合巧者のアラケン&ヒデ組に捕まってしまい、ローンバトルを強いられる。
しかし、峰雄はコーナーにアラケンを貼り付けてチンコクロー、ちんちんウォッシュからマリオジャンプ、低空チンコドロップキックと的確に人体の急所を攻めていき、起死回生の一手であるチンコロケット(峰雄が田村の股間を掴みながらデッドリー・ドライブのような形で相手に田村をぶつける)を放つが、隙が大きくかわされてしまう。
奥の手の不発で攻めのペースが崩れた田村に、ヒデのリープフロッグからアラケンのドリルアホール・パイルドライバー、さらにヒデが峰雄にバックドロップを決め、フォールを返す峰雄の腕を取ってクロスフェイスに移行するというアラケン&ヒデ組の必殺のパターンに嵌ってしまう。
チンコプロレス教室開講への執念でこれをロープブレイクした峰雄をヒデが羽交い締めにし、アラケンが突進。しかしここで田村が懇親のアックスボンバーでアラケンを吹き飛ばしてアシストすると、峰雄がヒデに急所蹴りからの雁クラ(雁之助クラッチ)を決めて勝利を収めた。
メインイベントでは、近藤“ド根性”洋史&風戸大地組が兼平大介&磐城利樹組に勝利し、決勝進出を決める。
すると、先に決勝進出を決めていた田村&峰雄がリングに乱入し、近藤&風戸組を襲撃。キャリアで勝る田村&峰雄が有利に進めたように見えたが、最大の技であるチンコロケットをかわされてしまい、田村が大ダメージ。ほうほうのていで退場していった。
バックステージに戻った田村は、「危険だし当たらないから」とチンコロケットの封印を訴える。しかし、峰雄が「決勝で絶対成功させて、成功した暁には田村さん、セイコウしましょう、一緒に」と返すと田村はたじたじに。
決勝で闘うことになった近藤&風戸組について聞かれると「あの二人ド根性ド根性言って誤魔化してますけど、なにもド根性からは生まれないんです。こっちのね、チンコロケットが成功して、最後セイコウを成功して、その暁にはチンコプロレス教室が開講された方が子供たちの夢や希望につながるんですよ。ド根性じゃ何も生まれない」と自信たっぷりに答えた。
このパワフルタッグトーナメント2018の決勝戦は、3月18日(土)、神奈川・川崎多摩スポーツセンターにて行われる。
また、チンコプロレスの一周年記念興行は、3月5日(月)、東京・新木場1stRINGにて行われる。