【試合結果】12・17 HEAT-UP相模原大会 近藤“ド根性”洋史vs兼平大介 田村和宏&藤波辰爾&LEONAvs新井健一郎&ヒデ久保田&梅沢菊次郎 藤田峰雄&藤原ライオンvs戸田秀雄&しらすキッド 上山龍紀&上山知暁&本田竜輝vsキャプテンスプリング&キサミステリオJr.&シュウ・サトウ

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『近藤”ド根性”洋史地元凱旋興行 相模原ド根性祭り2017』
日時:2017年12月17日(日)
開始:12:30
会場:神奈川・相模原市立総合体育館
観衆:263名

▼第1試合 ”相模原オープニングド根性!”15分1本勝負
○CHANGO(フリー)
10分1秒 ダイビング・セントーン→片エビ固め
●渡辺宏志

▼第2試合 U-SPRIT JAPAN町田提供試合“俺たちの魂” 20分1本勝負
○上山龍紀/上山知暁/本田竜輝
10分50秒 PK→エビ固め
●キャプテンスプリング/キサミステリオJr./シュウ・サトウ

▼第3試合 我闘雲舞提供試合“世界へ羽ばたけことりHEAT-UPラストマッチ” 20分1本勝負
○「ことり」/アーサ米夏
12分14秒 ペダル式バードリッジ
さくらえみ/●紺乃美鶴
※合体攻撃が認められる我闘雲舞特別ルール

▼第4試合 HEAT-UP対ちがさきプロレス~相模原決戦~ 20分1本勝負
○藤田峰雄(チンコプロレス)/藤原ライオン(フリー)
12分20秒 スワントーン・ボム→片エビ固め
戸田秀雄(ちがさき)/●しらすキッド(ちがさき)

▼第5試合 飛龍降臨!~ドリームタッグ対悪のスモーキークリミナル~ 60分1本勝負
○田村和宏/藤波辰爾(ドラディション)/LEONA(ドラディション)
15分28秒 ミノルスペシャル
新井健一郎(DRAGON GATE)/ヒデ久保田(フリー)/●梅沢菊次郎(アライヴ)

▼第6試合 “これが俺のド根性祭り!”HEAT- UPユニバーサル王座次期挑戦者決定戦 60分1本勝負
○兼平大介
14分10秒 ランニング・ニー→片エビ固め
●近藤”ド根性”洋史
※兼平がユニバーサル王座への挑戦権を獲得。

近藤“ド根性”洋史が相模原で初の凱旋興行!ライバル・兼平の前に敗れるも地元に存在をアピール!ちがさきプロレス&U-SPRIT JAPANも参戦!

開場後~オープニング


 開場後の11時45分頃、近藤”ド根性”洋史や田村和宏、飯塚優、井土徹也と和(かのう)ゼミの皆さんにより子供たちを集めた「ミニ運動会」が開催された。まず近藤得意のプチアジリティ(ホイッスル1回で座る、2回で立つ)からスタート。子供たちの心をつかんだ近藤、次なるステージ腕相撲に向かう。相手は欠場中の井土徹也、子供たちや飛び入りの大人を相手に奮闘する。最後は子供たちをリングに上げ、フライングディスクを使ったゲーム。田村や飯塚がガードする反対側のロープ間にディスクを投げ、通せばポイントが貰えるというもの。意外な方向に飛んでいくディスクに子供たちも苦戦させられるが、ここで活躍したのはキッズクラスに参加しているいつき君とゆうきさん。自在にディスクを操りレスラー達を翻弄。最後は参加した全員でリング上ジャンプ。「楽しかったー!」という子供たちの声が館内に響いた。


 選手入場式、大会収益の一部を相模原市社会福祉教育会への寄付金とし、代理となった田園調布学園大学・和ゼミに近藤が贈呈する…はずだったが、目録を忘れてしまった近藤がダッシュで取りに戻るというハプニング。思わず笑顔がこぼれるリング上、場内の子供から「どこんじょう~!」の声が響くが、田村が「もうちょっと待っててね」と声をかけるシーンも。無事に贈呈式を終え、代表挨拶はもちろん近藤。

近藤「自分の気合を皆さんに観せたいので、試合を観てください!今日皆さんが来て頂いたお礼は、いい試合を行う事で返しますので、応援宜しくお願いします!!」

第1試合


 少し前までナイスガイガウンを懸けた闘いを繰り広げていた両者。ゴングと同時にリング中央に飛び出す渡辺を見てCHANGOはコーナーを背に後ずさり。CHANGOのフロントネックロックからリストの取り合い、互いにトリッキーな動きから渡辺アームロック、切り返したCHANGOレッグロック、声を上げて極めていくCHANGO。渡辺フェースロックで切り返し、スタンドに戻ると力比べ、渡辺ブリッジで押し返して倒していく。渡辺のアームロックにCHANGOのヘッドロック、CHANGOの肩をつける渡辺、カウント2でCHANGOキックアウト、ピタリと静止する両者に館内から拍手。ロックアップからバックの取り合い、足を取った渡辺の臀部を蹴るCHANGO、側転でフェイントをかけた渡辺、アームホイップで投げたCHANGO、ヘッドシザースで切り返す渡辺、足をすくってフォール、立ち上がったCHANGOにドロップキック。この一連の動きに館内、そしてセコンドの田村和宏も思わず拍手。序盤の基本的ムーブで観客を虜にするのが渡辺宏志という男なのだ。

 場外にエスケープしたCHANGO、セコンドの練習生佐藤に助けを求めたり、「下がれオラ!」としきりに渡辺の動きを村杉レフェリーにチェックさせる。館内からはCHANGOに対する子供からの声援、構わず攻め込む渡辺。スインギング・ネックブリーカーからスリーパー。だがCHANGOは渡辺の指に噛み付いて脱出、腹部にキックを入れてもう一噛み。ロープに振りガットショットから頭を掴んで後ろに倒しセントーンへ。カウント2で返した渡辺、反動でCHANGOと村杉レフェリーの頭がぶつかるハプニング。「近くでマット叩くんじゃねーよ!」と理不尽なイチャモンを付けるCHANGO。ボディスラムで叩きつけた音に館内から反応、指を1本出し「もう1回?」とCHANGO、わざわざ田村の目の前で叩きつけたCHANGO、渡辺を指差し満面の笑み。

 5分経過、グラウンドのヘッドシザースで絞め上げるCHANGO、苦しむ渡辺だがロープに足を伸ばす。CHANGOの逆水平、乾いた音が館内に響く。負けじと渡辺は腕パンチ、ラリーとなりCHANGOが気合を入れる、と思ったら顔面を掻きむしり自分のペースへ。コーナーに振って串刺し攻撃、かわした渡辺、ふらふらと歩み寄るCHANGOをショルダースルー。もう一発投げ飛ばし腰にダメージを与えた渡辺、ワンハンド・バックブリーカーへ。こらえたCHANGO、振りほどきロープに走る。渡辺もう一発ショルダースルー狙い、「お返しだ」とCHANGO首を掴む、切り返した渡辺逆さ押さえ込み、カウント2。不意の大振りをかわした渡辺がワンハンド・バックブリーカー。手招きする渡辺、立ち上がったCHANGOにコブラツイスト。絞り込む渡辺、思わず「ギブアップしたい…」とつぶやくCHANGO、「ギブアップしろ!」と渡辺、「ギブアップしない!」とCHANGO。ロープに手を伸ばしたCHANGOに館内から拍手。

 渡辺はボディスラムからコーナーに登る。しかし察したCHANGOはゴロゴロと寝転がり反対側のコーナーへ。バツ悪そうにコーナーから降りる渡辺、エプロンのCHANGOに近づくとロープを使ったスタンガンの餌食に、素早く動いたCHANGOはビッグブーバー。スタンドのギロチンから見得を切るCHANGO、コブラツイストを振りほどいてゼロ戦キック、コーナーに登ってダイビング・セントーン。完璧に決まった一撃で3カウント、曲者同士の試合にケリをつけたのはCHANGOだった。

<試合後コメント>

渡辺宏志
「悔しいけど、彼は上手いよな。フィジカルやテクニックで負けているという意識はないんだけど、唯一勝っている点は悪知恵の利く頭というかね。何度も何度も同じような手を使ってやられては来てるんだけど、年が明けてからはアイツに目にものを見せられる三段がついてきたかなと。それはともかくとして、近ちゃん、もとい近藤“ド根性”洋史選手、凱旋記念興行開催おめでとうございます!近ちゃんともね、来年は切磋琢磨していくことになると思うからその時はお互いに遠慮なく、ガンガン行こうぜ!」


CHANGO
「いいかオイ。HEAT-UPの大事な大事な中堅どころ、HEAT-UPの門番・渡辺宏志を倒してきたぞオイ。ちょろいな。あとよ、さっきよ、チラっと客席で見つけたんだけどよ、(HEAT-UPの次回大会のチラシを掲げて)灼熱パワフルタッグトーナメント?聞いてねぇぞオイ。やるってことすら聞いてねぇのに、タッグトーナメント、俺エントリーされてるよ。誰とだよ?石田慎也?ふざけんじゃねぇよ!!勝手になんでもかんでも決めやがって……クソッ!でもよ、なんかただ組んで終わるってのも癪だからよ、うまぁく石田慎也を丸め込んで俺の下にでも付けてトーナメント優勝、かっさらってやるよ。全員頭冷やしてかかってこい。ヒートアップなんかしてる場合じゃねぇんだ(スプレーを頭に吹き付けながら)」

第2試合


 会場の間近にあるU-SPIRIT JAPAN町田から田村和宏の先輩・上山龍紀が後楽園ホール大会以来の出場。元プロボクサーである兄・上山知暁、若手のホープ本田竜輝と組み、謎のマスクマン3人と対戦するプロレスルールでの試合に臨んだ。地元が近いこともあり館内からは上山らに大きな声援が飛ぶ。先発は本田とキサ、キサが串刺しクロスボディを決めれば本田はカウンターのラリアットをぶち込む。キサからラ・パルカ仕様のシュウにタッチ、逆水平やエルボーで本田を追い込む。自軍コーナーでスプリングが本田をキャッチ、シュウがエルボーを打つが誤爆。本田のサッカーボールキック、カウント2。知暁にタッチ、前蹴りから逆水平。シュウも逆水平で返すが、この日のためか鍛え上げられた知暁の身体には全く効いていない様子。モンゴリアンチョップを打ち合い、カットした知暁は胴タックルから綺麗なフォームのギロチンドロップ。素早くコーナーに登りダイビング・ギロチン、ブレーンバスターを狙うが逆にシュウが投げ返す。そしてシュウは何とアルゼンチン・バックブリーカー、本田のカットで難を逃れる。レイ・ミステリオ仕様のキサにタッチ、突っ込んだキサだが知暁素早くバックスライド、カウント2。首固めからロープに振ってチョークスラム、自らロープに飛んでラリアット、キサ回転十字固めで切り返しカウント2。続けてラ・マヒストラル、カットに入った本田をロープに投げて619。スプリングの押さえる本田にコーナーからクロスボディ、またもや誤爆。ここで龍紀登場、マスクマンサイドは連携がうまくいかず揉めている。キャプテン・アメリカ仕様のスプリング登場、エルボースマッシュを繰り出すが龍紀右ミドル。膝蹴りから左ローと繋ぎ、知暁を呼び込んでサンドイッチ・ラリアット。まさか上山兄弟のこんな攻撃が見られるとは。

 5分経過、龍紀がサソリ固め。ロープに逃げられるとドロップキックで追い打ち。シュウに交代、マスクを脱いだシュウの正体はGRACHANにも出場経験のある佐藤周(さとうしゅう)。龍紀にUスタイルでの一騎打ちを要求する佐藤、掌底の打ち合いから龍紀右ミドル、同じ右ミドルで打ち返す佐藤、龍紀膝蹴りから足をすくってグラウンドへ。腕十字狙いから三角絞め、抜け出した佐藤膝十字、極めさせず龍紀スリーパーへ、両者転がるようにロープ際へ。立ち上がった佐藤スタンディングのアキレス腱、切り返した龍紀ヒールホールド、さすがにここは龍紀が上回る。スプリングのカットからキサにタッチ、突っ込んでくるキサに龍紀ソバットから水面蹴り、素早く足四の字へ。キサも反転して逆襲するが結局スプリングがカット。キサ逆片エビ、佐藤とスプリングはロープを引っ張ってブレークを阻止。STFに入るも本田カット、龍紀ストンピングからこれまた何とのロメロスペシャル、佐藤カット。知暁にタッチ、スプリングとの力比べに挑む。押し込むスプリングに知暁はブリッジで対抗、逆の立場になるがスプリングのブリッジはもろくも崩れ去る。これには館内が大笑い。マウント掌底から龍紀と本田を呼び込んで太鼓の乱れ打ち、本田エルボーからロープへ、素早くバックを取ってジャーマン、カウント2。立ち上がりざまスプリング急所打ち、DDTから見栄を切って…帳尻合わせジャーマン、カウント2。ダメージの全くない本田はボディスラムからトップロープに登ってダイビング・エルボー。両軍入り乱れる中本田が龍紀にタッチ、龍紀ゴッチ式…いや、かつての盟友である日田丸式パイルを放つ。

 10分経過、龍紀スプリングにキャメルクラッチ、場外では知暁がキサをコブラツイストに捕らえている。マスクに手をかける龍紀、ヘッドロックからロープに投げるスプリング…思わずマスクが脱げてしまう。一瞬ではあったが顔が見える、その正体は…鋼入り(Steely)の戸田、10月1日にDEEP浜松に出場した戸田である。マスクを被り直した戸…もといスプリング、動揺を隠しきれない様子。そこへ龍紀が掌底から左ハイ、倒れないスプリングにロープを駆け巡って前後からラリアット、更にサッカーボールキックからPKと繋ぎ、ガッチリエビに固めてピンフォール勝ち。普段は総合系の試合に出場している各選手、不慣れなプロレスの動きではあったが心から楽しんでいたよう。リングを降りる際の戸…もといスプリングの口元が笑っていた事からそう言えるだろう。次の龍紀はナイスガイガウンを懸けて大久保一樹とも対戦してみたいと試合後言っていたが…

<試合後コメント>

キャプテンスプリング&キサミステリオJr.&シュウ・サトウ
――試合を終えられたご感想を
キャプテン「初めての日本だったけど、楽しく出来た」
シュウ「ベリー・タイアード!アイムハングリー!イエス!」
キサ「ハジメテのニホンでの試合デシタケド、お客さんモ温かくテとても楽しかったデス。マタやりたいデス。普段ハ町田デ練習してマス。U-SPIRIT JAPANってイウネ、是非次回ヨロシクオネガイシマス!(カタコトの日本語で)」


上山龍紀&上山知暁&本田竜輝
知暁「なんすかね、あのキャプテンスプリング」
龍紀「なんだアレ」
本田「ただのボウズのオッサンじゃねぇか」
知暁「訳分かんねぇよ。誰が呼んできたんだ。でもうちらはしっかり普段の練習通りやったね。うちのジムはプロレスラーを育てる感じでやってるんで、また他にも若手がいるから出したいね」
龍紀「出したいね。育ててね。(本田に)どうだった?今日デビュー戦で」
本田「楽しかったです!自分はドンドン上がっていくんで、これからよろしくお願いします。それだけです」
龍紀「U-SPIRITのメンバーでHEAT-UPと対抗戦やってもいいし、またこっちで集めてやってもいいし、どっちでも行けるんで。総合格闘技とプロレス、両方出れるメンバー揃ってるんで。また違った味を出せるリアル・プロレスラーとしてどんどん出ていきたいし送り込みたいと思うので。また来年からね」
知暁「ジムで練習しよう!明日じゃなくてもう今日から!プロレスクラスあるから」
本田「そうですね!」

第3試合


 我闘雲舞を卒業する「ことり」、この試合が本当のHEAT-UPマット最後となる。アーサ米夏とのタッグ、コール時には多くの紙テープが舞う。先発は紺乃とアーサ、元気よく飛び出した両者はリング中央でロックアップ。タックルで紺乃を倒したアーサは…「皆さんはじめまして、アーサ米夏と申します!米夏のまいはお米の米と書いて米夏と読みます。お米が大好きでこの名前がつきました。相模原の皆さんお待たせしました!」と前口上から米プレス、大方の予想通り紺乃はかわす。両軍交代、コールを要求するさくらだが、やはりここは「ことり」コールが勝る。手四つから力比べ、押された「ことり」はブリッジ。さくらの体重が乗っても崩れない「ことり」のブリッジに館内から「おおっ」のどよめきが。フロントネックロックからリストを取った「ことり」、得意のコーナー駆け上りアームホイップからアーサを呼び込んでガトムートレイン。ふたりでさくらのリストを絞るが、許さないさくらはふたりに逆水平、アーサをコーナーに振るが、「ことり」と腕を交差させてエルボーを放つアーサ。ロープに振ると見せかけさくらをロック、「私たち、チームカオマンガーイ!!」と叫んでアピール。館内の拍手を受けて太鼓の乱れ打ち、アーサが戻り「ことり」ブレーンバスターへ。背中を引っ掻いて脱出したさくら、更に左腕噛みつき。奇声を放ってヘアホイップ、紺乃にタッチ。レッグロックの取り合いから紺乃鎌固め、ボーアンドアローに繋ぐ。エスケープした「ことり」、さくらが誘う形で場外へ。さくらと「ことり」が追いかけっこ、アーサは追いかけるさくらに米アタックというナイスフォロー。アーサが捕まえたさくらに「ことり」がコーナーから場外へのプランチャ。

 5分経過、「上げるぞー!」と叫んだ「ことり」だが紺乃ボディスラム、さくらにタッチ。Wアーム式バックブリーカーからリバーススプラッシュ、カウント2。ここでさくらは「ことり」を励ますようにコールを要求、立ち上がった「ことり」がエルボー、さくらチョップのラリーへ。さくらが顔面を張ると「ことり」も張り返し、ロープに走るがさくら風車式バックブリーカー、かわした「ことり」が一本背負いから「一本!」。アーサと交代、アーサタックルでさくらを倒し米プレス、2発目をさくらは両膝でガード、「調子に乗ってんじゃねえ!」とコーナーに振り「さくらえみ、70キロー!」。ロープに振ろうとするさくら、「ことり」が村杉レフェリーを突き飛ばすようにカットに入りふたりでロープに振る。まとめてボディアタックを放ったさくらだが、「ことり」とアーサにキャッチされてしまう。紺乃もカットに入るが、その紺乃と「ことり」の膝に乗ったアーサが米プレス、「ことり」が紺乃を叩きつけ、その上にアーサが再び米プレス、一番上に乗った「ことり」が「よっしゃー!!」とアピール。アーサはさくらに串刺し式、カウンターと米アタック連発、更に米プレス、カウント2。もう一度米プレス、カウント2。かなり追い込まれているさくら。「ことり」コーナーからクロスボディ、ロープに飛んでさくらの腕をキャッチし絡みついて卍固め。いち早く紺乃をカットするアーサ、だがさくら自力で振りほどく。「ことり」がさくらのバックを取ると、紺乃も入ってきて「ことり」のバックを取る。更にアーサも紺乃のバックを取り投げようとするが流石にこれは無理。さくら逆水平、紺乃に誤爆、「ことり」さくらに払い腰。ロープに走った「ことり」にさくらスクープスラム、切り返した「ことり」回転エビで丸め込むがカウント2。再びロープに走る「ことり」、さくら風車式バックブリーカーで叩きつけ紺乃にタッチ。

 10分経過、紺乃その場跳び、串刺し式ドロップキック。ブレーンバスターで投げようとするがこらえる「ことり」、アーサも入ってきて投げようとするがこれもこらえる紺乃。さくらも入ってきてWブレーンバスター合戦、抜け出したアーサがまとめて米プレスで押しつぶす。さくらを場外に誘い、勝負を預けるアーサ。「ことり」バードリッジ狙い、こらえた紺乃はロープに飛んだ「ことり」にケサ斬り式ラリアット、エビに固めるがカウント2。ブレーンバスターの体勢から風車固めもカウント2。場外から戻ったさくら、紺乃のボディスラムを受けセカンドロープからプレスを狙う。アーサがカットに入り、紺乃をボディスラムで投げさくらもろとも米プレス落下。コーナーに登る「ことり」、アーサの肩口に乗りさくら目掛けてクロスボディ。カサドーラの体勢でアーサに飛びつき、合体米プレスを紺乃に投下。カウント2で返した紺乃だが、続けざまのペダル式バードリッジの前にカウント3を献上。「ことり」のHEAT-UPラストマッチは自らフォール勝ち。試合後はノーサイド、四人仲良く手を挙げ、「ことり」とアーサはコーナーに登ってアピール。今度こそ真紅のマットにさよならを告げた「ことり」であった。

<試合後コメント>

「ことり」&アーサ米夏&さくらえみ&紺乃美鶴
一同「ありがとうございました!」
さくら「HEAT-UPさんにはいつもお世話になってるね。(「ことり」に)豊田さんと組んだのもここだよね?」
「ことり」「豊田さんとも組んだし、ジャガーさんとも組みました!色んな選手とタッグ組めて私はHEAT-UPさんと出会えて本当に良かったです!」
さくら「私達が普段出ることのない新百合ヶ丘とか相模原とか、この地に降り立ったこともないですよ」
「ことり」「初めてです!」
さくら「これからもいい関係を築いていけるようにね。こっちゃんが頑張ってくれたおかげだと思うので。最後ね、肩車で飛んできたときに顔面にエルボーがドーンと入って眼窩底骨折したかと思って(笑)『6年間ありがとう!』のドーン!なのかと思ってね(笑)じゃあ、最後にみんなでHEAT-UPしましょうか!」
一同「う~……HEAT-UP!!」(全員で飛び跳ねる)

第4試合


 神奈川で活動するもうひとつの団体、ちがさきプロレスから戸田秀雄としらすキッドが初参戦。ちがさきには近藤やてっしーも参戦している経緯があり、今回の参戦となった。井土徹也の欠場により、藤田峰雄のパートナーには藤原ライオンが、緊急時に2度も参戦したライオンにはHEAT-UPも頭が上がらないだろう。先発はライオンとしらす、しらすへの声援が館内にこだまするのを聞き峰雄とライオンが「やってられるか」と下がりそうになる。てっしーの呼びかけでリングに戻るライオン。ライオンのグラウンドにしっかりついていくしらす、アームホイップをこらえてライオンに飛行機投げ、ライオンがミドルを放った直後に両軍交代。9月以降バトルモードであった峰雄のリビドーがここに来て抑えきれなくなった模様。戸田のタックルで倒されるが、カウンターのマンハッタンドロップから久々のみねぴょん時空に誘い込む。てっしーの目をしらすに向けさせちんちんニーを連発、カウント2。ちんちんクローはさすがにてっしーのチェックが入るが、「ちんちん触りたいから相模原に来たんだよ!」と駄々をこねる峰雄。

 5分経過、ライオンに交代し低空ブレーンバスター、クイックタッチ。しらすを蹴散らしストンちんグ…はてっしーの前なので未遂に。ここでしらすが峰雄の背中にスレッジハンマー、峰雄のちんちんヘッドバットが戸田を直撃、更に酷いことになってしまう結果に。「ぶっ潰してやる!」と峰雄正面からちんちんクロー、キャッチした戸田はニーからしらすを呼び込みゴムパッチン攻撃へ。ライオンはてっしーのチェックに遭い身動きできない。それをいいことに1発めのゴムパッチンが峰雄の顔面を直撃、調子に乗ってしらすは2度目を要求、ライオンがカットに入り体勢を入れ替えた峰雄、哀れ2度目のゴムパッチンは戸田のちんちんを直撃…意気揚々と乗り込んできた戸田だったが、とんでもない目に遭わされてしまう結果に。交代したライオンは串刺しニー、ジャンピング・ハイからフェースクラッシャー。アッパー掌底を打ち込みロープに走るライオン、カウンターのビッグブーツで迎撃した戸田、串刺しニーから腰をついたライオンに低空ドロップキック。しらすにカットの指示を出し、パイルドライバーで叩きつける。ピンチに陥るライオンだがカウント2で跳ね返す。

 10分経過、戸田のPKをかわしたライオンはスクールボーイ、ガットショットからDDT。両軍交代、峰雄再びマンハッタンドロップ、ちんちんの痛みに耐えたしらすはコブラツイストで反撃、グラウンドコブラで丸め込むがカウント2。首固めから「決めるぞ!」と峰雄のバックを取る。切り返した峰雄は上手くてっしーのブラインドを突いて後ろちんちん蹴りから閃光魔術へ。戸田、ライオンがカットに入り、上手く同士討ちさせたしらすが逆さ押さえ込み、カウント2。しかし峰雄ステップ延髄からボディスラム、コーナーに登ってスワントーンと一気に攻め立ててカウント3を奪う。久々のみねぴょん時空がちがさきプロレスを文字通り「手玉に取った」試合であった。

<試合後コメント>

藤田峰雄&藤原ライオン
峰雄「よーし、勝ったぞー!」
ライオン「勝ったぞー!」
峰雄「今日はライオンを応援してるちびっこ二人とね、ライオンさんのサポートのおかげで勝つことが出来ました!」
ライオン「チンコの技も上手くて、そこで勝ったかなと」
峰雄「あのちびっ子の女の子もね、将来チンコプロレスラーになるかも知れないですね。楽しみに見ててください!」
ライオン「HEAT-UPに出てすごく楽しかったので、また出たいと思っています」


戸田秀雄&しらすキッド
戸田「いやぁ、今日チンコプロレス初体験だったけど、効くね」
しらす「ずっと狙われてたましね、チンコ」
戸田「痛いよ……。悔しいね。またいつかリベンジしたいね」
しらす「僕はオスなんでチンコがないっていうアレだったんですけど」
戸田「流石、ちがさきプロレスご当地キャラ、しらすキッドです!よろしくおねがいします!ちがさきプロレスで再戦してもいいね」
しらす「ちがさきプロレスで今度やりましょう」
戸田「ちがさきプロレスでチンコ倒して、ちがさきプロレスのほうが上だってことを分からせてやりますよ」
しらす「対抗戦やりましょう」
戸田「またちがさきで会いましょう、みなさん!来てください!HEAT-UPも応援よろしくお願いします!」

第5試合


 久々に3人揃い踏みのSMOKEY CRIMINAL。アラケンとヒデ、ようやくタッグベルトを揃って持ってくるが相変わらずぞんざいな扱い。実は2015年5月16日・新百合大会以来となる田村と藤波親子トリオ。白のガウンに身を包んだ藤波が神々しく見える。そんな藤波辰爾が先発を申し出ると館内からどよめきが。これにはアラケンも頭を抱えるが、コーナーで挑発して視線を逸らす作戦に。ロープに藤波を押し込んだヒデ、離れ際にチョップ一閃、館内からブーイングが沸き起こる。力比べはほぼ互角、押し込まれた藤波だがヒデの両手を踏みつけ一本取る。あまりの衝撃か場外にエスケープするヒデ。ヒデがリングに戻ると、藤波ロープに振っていきなりドラゴンスリーパー、すかさずカットに入るアラケンと梅沢、即逃げるヒデ。両軍交代、田村と梅沢へ。元々「田村和博被害者の会」だったSMOKEY CRIMINALだが、元凶である田村と対戦するのが久しぶりというのはこれ如何に。株式会社プロレスリング・ヒートアップの代表取締役社長となってからは初めての試合となる田村、館内から大きな田村コールが沸き起こる。面白くないのはSMOKEYの面々。梅沢のぶ厚い身体にチョップを叩き込む田村だが効き目がない。梅沢は高笑いしながら逆水平を叩き込むとぐらつく田村、体格差はあるものの果敢にチョップ合戦を挑む。梅沢ロープに振ってラリアット、ダッキングした田村は人工衛星ヘッドシザース、場外に出た梅沢にスライディングキックからエプロンを駆けてトペ・コンヒーロと繋ぐ。観客を煽ってコーナーに登る田村、だがアラケンとヒデがロープを揺すると場外まで転げ落ちてしまう。梅沢のヘッドバットからアラケンに交代、「息子出てこい!」とLEONAを挑発する。ZERO1やNOAHで散々揉まれてきたLEONA、久々のHEAT-UPマット登場となる。スタンディングでのネックロックからスリーパーと繋ぐLEONA。

 5分経過、タックル合戦で互角と見るや四つん這いになってLEONAを挑発するアラケン。しかしズルズルと後退し場外へ、背後からヒデと梅沢が襲いかかる。連携の串刺し攻撃からフォール、カウント2。ここからラフや巧みな連携でLEONAを捉えるSMOKEYの面々。LEONAも脱出しようと試みるも、SMOKEYが村杉レフェリーをコントロールする形にし田村と藤波を釘付けにする。コーナーに控えるヒデと梅沢は最前列、ド根性応援シートに座っているお客さんの”ド根性メガホン”をいつの間にか奪っており、アラケンが連れてきたLEONAの耳元で大声を出し鼓膜に大ダメージを与える。更にヒデはそのメガホンでLEONAの頭をひっぱたく。フライング・フォーアームでヒデに一矢報いたLEONA、アラケンのカットに遭いタッチできず。しかしドロップキックで吹っ飛ばしてようやく田村に交代。ヒデ、アラケンはエルボーで倒したものの、梅沢は全く動じず。逆にモンゴリアンチョップからボディスラム、捕まえてアラケンの攻撃を誘うが逆に二人まとめて投げ飛ばす田村。

 10分経過、突っ込んでくるヒデにソバットから串刺しミドル、串刺しニーからスリングブレイドと繋ぐ田村。観客を煽ってミサイルキック、カウント2。掌底コンビネーションからロープに飛ぶ田村、カウンターのマンハッタンドロップからトラースキックでヒデ反撃、両者ダウン。先にSMOKEY側がタッチ、アラケンが田村に襲いかかる。が、隙を突いて藤波にジャンピングタッチ、気づかないアラケン、藤波のリングインに思わず腰を抜かす。チョップ合戦から藤波カウンターのショルダースルー、2発目を逆さ押さえ込みで切り返そうとするアラケン、踏ん張った藤波は同じ技、ヒデが慌ててカット。顔面を掻きむしって梅沢にタッチ、藤波もLEONAと交代。ボディへのパンチとエルボーを混ぜて梅沢に打ち込むLEONA、しかし梅沢のダイヤモンドヘッドが待っている。コーナーに振る梅沢、振り返したLEONAは串刺しエルボー、ドロップキック。気合を入れて人間風車の体勢、踏ん張った梅沢モンゴリアンチョップからロープへ、すかしたLEONAスクールボーイ、ブレーンバスターで投げ飛ばす。カットに入ったヒデのエルボードロップは哀れ梅沢を直撃、田村に交代。ヒデを場外に投げ落とすと、梅沢へのソバットからロープへ、場外から足を引っ張るアラケン、藤波とLEONAをカットし再び連携串刺し攻撃へ。アラケンのヌカドーラから梅沢のランニング・ボディプレスに繋ぐがLEONAカット。田村ピンチ、しかし梅沢へのウルトラタイガードロップで挽回。ヒデはLEONAのドラゴンスクリューから足四の字でカットされ、アラケンは藤波の本家ドラゴンスクリューからドラゴンスリーパーで捕らえられ、とどめは田村のジャンピング・ハイからミノルスペシャルが梅沢に極まって勝負あり。

 勝負が決まっても足四の字を解かないLEONA、ヒデは場外のセコンドに助けを求める始末。勝ち名乗りを受ける田村と藤波親子をよそに、場外でヒデはセコンドの練習生佐藤に八つ当たり。そのうち梅沢、アラケンも加わって佐藤を袋叩き、更にヒデはリングサイドのカメラマンにまで一撃を加えて去っていった。

<試合後コメント>

田村和宏&藤波辰爾&LEONA
田村「いやぁ、相模原!初めての相模原大会で藤波さんに来ていただきました!ありがとうございました!」
藤波「相模原初めてなの?お客さんノッてるねぇ」
田村「これは藤波さん効果ですよ」
藤波「いやいや、これは田村くんの地道な努力の結果だよ」
田村「ありがとうございます!藤波さんの動きも今日見ててすごく良かったですよ」
藤波「久しぶりのリングなんでね。少しずつ地に足がついていったかなと」
田村「藤波さんのおかげでSMOKYCRIMINAL、全然相手にならなかった。藤波さんのコンディションも良くて!うちら(田村&LEONA)だけでも十分なのに藤波さんがいたら、ねぇ?これはまたベルト戦線とか行けちゃうんじゃないですか?」
藤波「しばらくベルトって言葉を聞いてなかったなぁ(笑)」
田村「ホントですか!実は僕昨日YouTubeで橋本真也vs藤波辰爾のIWGP戦……広島でやったやつを昨日見てきたんですけど」
藤波「あれ俺最悪のコンディションだった。新日の社長時代であんまリング上がってない頃だからね。ぶっつけ本番だったからね」
田村「ちょっとこれを機にもう一度ベルト戦線に……」
藤波「そうだね。リングに上がるからにはね」
田村「あいつらタッグのベルト持ってるので、藤波さんとLEONA組とかでぜひベルト戦線に絡んでもらって」
藤波「来年行きましょう!」
田村「またとどろき(アリーナ大会)もあるので!」
藤波「また場所を与えてください」


新井健一郎&ヒデ久保田&梅沢菊次郎
アラケン「これだけはお前、ハッキリ言うし、バトル・ニュースさんもハッキリ太字で書いといてくださいよ。俺達SMOKY CRIMINALは藤波一家の噛ませ犬じゃねぇんだ!オイ!噛ませ犬なんか誰がなるかこの野郎!ますます今日の試合、気に入らないねぇ。相変わらず田村和宏よ、お前よ、お前言うたら藤波一家、藤波家族、藤波ファミリーはHEAT-UPのリングにとってはお客様じゃねぇのか?どうせ俺達に勝つんなら、由緒正しき藤波ファミリーのどっちかに譲るなりなんなりしてみたらどうだ?いつまでもどんなリングでも必ず美味しいところを持っていくなんざ、ますます田村和宏が嫌いになったねぇ。SMOKY CRIMINALって名前にはしたが、その根底には『田村和宏被害者の会』っていうコンセプトはきっちり残ってるからな?!最後にもう一回言っとくぞ!太字で書けよバトル・ニュースさんも!俺達SMOKY CRIMINALは、藤波一家の噛ませ犬じゃねぇんだよ!この野郎、田村、次こそ覚悟しとけ!」

第6試合


 プロデビューしてから3年半、近藤”ド根性”洋史による相模原大会のメインは同門・兼平大介との一騎打ち。しかもノリ・ダ・ファンキーシビレサスに奪われた至宝・HEAT-UPユニバーサル王座への次期挑戦者決定戦とあっては、誰もが応援せざるを得ない。野球チームのユニフォームを着用して入場した近藤、いつものようにリング内を駆け巡り大声で気合を入れる。両者への花束贈呈セレモニーから選手コール、近藤のコール時にはかつての全女を思い出させるような大量の紙テープが舞った。

 午後2時21分、てっしー手島のコールにより試合開始。ロックアップからバックを取る近藤、腕の取り合いから兼平ヘッドロック、離れ際、近藤挨拶代わりの逆水平が兼平の胸板に炸裂すると早くも騒然となる館内。両者による逆水平のリレー、乾いた音が館内に響き渡る。兼平ニー、近藤ロープに振ってタックル、両者互角。タックル合戦、押し勝ったのは近藤。ゲリラプロレスで何度も何度も見ている場面だが本大会のメインとなるとひと味もふた味も違ってくる。湧く館内、近藤を後押ししている。兼平エルボーで返すが、観客を味方につけた近藤の逆水平に若干押され気味。近藤ボディスラムからロープに走ってボディプレス、いつも以上に高く飛び上がった一発。鋭いエルボーで徐々に押し返す兼平、ボディへのニーでうずくまる近藤。フライングメイヤーから珍しくサッカーボールキックを放った兼平、手応えを感じたのかもう一発。兼平コーナーに近藤を押し込んで逆水平、かち上げエルボースマッシュ。ブレーンバスターはカウント1。ここで今までの近藤対兼平には無かった場面、膝立ちの近藤に蹴りや張り手を打ち込む兼平の姿。「アンタの大会だろ、もっと来いよ!」とでも言っているかのよう。ムキになって突っかかる近藤、それに応える兼平。

 5分経過、至近距離でのダブルチョップからロープに走る近藤、ヒップトスからの腕十字に捕らえた兼平、素早くロープに足を伸ばす近藤。近藤がカウンターのフライングショルダーを繰り出すが、それを読んで身体全体をマットに叩きつける兼平。ロープに走るが今度は外さないと近藤ドロップキック。互いにうずくまりながら立ち上がり、先に動いたのは近藤。串刺しエルボーからドロップキック、投げっぱなしバックフリップと繋ぐ。館内を煽ってスライディング・ヒップアタック、カウント2。勝負に出た近藤はド根性デスロック、ステップオーバーして腰を落とす完璧な形。しかしベルトへの思いから絶対負けられない兼平、這いつくばってロープに手を伸ばす。近藤が有利かと思われたが、兼平には膝がある。ボディへの一撃からキチンシンクを連発、近藤を宙に舞わせる。エルボーからもう一発ボディへ、離れて虎王と兼平のニーが冴える。まだ諦めていない近藤、断ち切ろうと兼平雪崩式ブレーンバスター。ところが近藤すぐに起き上がりコーナーに飛び乗ってダイビング・ショルダー、両者ダウン。「ド根性~!!」と叫び先に立ち上がった近藤、ブレーンバスターを狙うが兼平バックに回りロープにトス、跳ね返った近藤に投げ捨てジャーマン、ニーからブレーンバスター、逆に投げ返す近藤、気合を入れて立ち上がった兼平はボディへの虎王、ロープに走ると近藤スピアでお返し、またも両者ダウン。


 10分経過、てっしーのダウンカウント9で両者立ち上がり逆水平とエルボーのラリーへ。兼平左右のワンツーからローリング、踏ん張った近藤ヘッドバットからブレーンバスター、引きずり起こして直下式ブレーンバスター、片エビで押さえ込むがカウント2。リング中央で大の字な兼平、近藤コーナーに飛び乗ってボディプレスを連発、最後はピョン吉スプラッシュ。決まったかに思われたがカウント2。ダメージで立ち上がれない兼平、背中を叩いて引きずり起こす近藤。ロープワークからフライング・ショルダー、読んだ兼平は顔面に虎王、これが勝負の分かれ目となる。気合を入れ直した兼平はバックドロップ2連発、カウント2。ならばと閃耀の銀膝、ガードする近藤、読んでいた兼平はタイミングをずらして一発、カウント2で返されるとすぐに立ち上がって問答無用の一発を叩き込み、粘る近藤をマットに沈めた。

エンディング


 本来であれば「次期挑戦権」のケースが渡されるはずであったが、もうそんな事はどうでもよくなった位燃え上がった両者。兼平がマイクを握る。
 
兼平「近藤さん…僕がデビューして1ヶ月後位に『HEAT-UPのメインで近藤さんとシングルマッチするのが目標です』って言ってたけれど、それは今日近藤さんのおかげで実現できました。ありがとうございました!(館内拍手)近藤さん結構自分のこと弱いとか言ってたんすけど、今日の試合観てもらったらわかるんすけど、もう実力の差なんかないっすね。マジ強いっす、近藤さんは強いです(館内拍手)。僕は目標にしたことは実現する人間なので、敢えてここで言わせて貰います。次、メインで近藤さんとシングルやる時は、タイトルマッチでやらせてもらいます(館内拍手)。今日この試合に勝って、僕がチャンピオンになって、近藤さんと防衛戦するので、その時はまた応援に来てください、お願いします!(館内拍手)近藤さん、地元凱旋おめでとうございます。」
近藤「兼平くん、やっぱ、君は強かった。俺は、このHEAT-UPでデビューしてから、いや練習生の頃から見ていてくれた皆さんの前で、一番の成長を見せられるのは、多分お前相手が一番いいなと思って、ずっと前から地元凱旋興行とその…その…その…メインはお前だって決めて、HEAT-UPファンだけじゃなくて、今日は中学校の同級生や高校の同級生や、知り合いとか沢山色々来てくれて、まあ…残念ながら弟二人は兼平推しって訳があるんで(館内から「ええ~?」の声)今日は言わないけど。でも、弟にも自分のこういう姿見せたくて新百合とか今日呼んで、確かに結果は負けたかも知れないですけど、僕は少し皆さんに恩返しできたと思います(館内拍手)。自分は不器用で、やれガキだの計画性がないだの、本当にいろいろな人に言われてきたけど(館内少し笑う)、だけど僕は不器用だけど、今目の前にいる人を楽しませたいと思って全力でやって来ました!(館内拍手)だから!今日負けたけど!次のタイトルマッチは俺が勝って、気持ちよく締めます!!(館内拍手)そしてこの大会に協力してくれた相模原の皆さんや、またいつもお世話になっている社長の皆さん、和ゼミの皆さん、相模原市役所の皆さん、どうもありがとうございました!!(館内拍手、「ド根性」コール)今年のHEAT-UPはこれで終わりですけど、来年は更に成長します。『川崎炎上』と掲げている通り、川崎を炎上させて、そして僕はまた一回り大きくなってここに帰ってきたいと思います!今日はありがとうございました!!(館内拍手)」

 かくして2017年のHEAT-UPは全日程を終了、寒風の吹いた相模原だが近藤の熱さが上回ったと言えよう。最後に所属メンバー全員で近藤を胴上げ、三度目で落とすのはお約束。若手と呼ばれていた二人でこれだけの試合を行えるようになったHEAT-UP、ひとつだけ注文をつけさせてもらえば、そろそろ近藤の「全力」「一生懸命」「本気」を言葉に出すのはもういいのではと思える。会場に来る全員が見ていて、もうそれは周知の事実なのだから。一回り大きくなるためにも、次のステップに”ド根性”で立ち向かってほしいものである。

<試合後コメント>

兼平大介
「近藤さんとシングルをするのは三回目で、毎回やることが強くなるんで焦ったんですけど、正直、僕との差なんか殆ど無いですね。でも今日、相模原で近藤さんが指名してくれてメインで試合できたことは嬉しかったですね。マイクでも言いましたけど、今度メインでシングルする時はタイトルマッチでやりたいと思います。ただ、それを実現するには僕がベルトを獲らなくちゃならないと思っているので、チャンピオンにリベンジして僕がベルト獲って、また近藤さんの地元かは分からないですけど、リマッチしたいと思います。ありがとうございました!」


近藤“ド根性”洋史
「リングでも言ったけど相模原大会、自分がずっとやってきて、自分の成長を見せたいと思っていた大会で、一番闘いたいと思っていた相手と試合が出来ました。悔しいけど、全力でぶつかってきてくれた兼平くん、ありがとう。ただアイツがリングの上で言った『次やるときはタイトル賭けて』って言葉。そこだけもう一回皆さんに成長する場を見せたいと思って一からやります。とにかくド根性でまた来年も駆け抜けていきます!ありがとうございました!」

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