夢闘派プロレスが11・4高島平大会の全対戦カードと見どころを発表!”若手選手の祭典”のメインを飾るのは大谷譲二vs竹田光珠!

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 「プロレスとは闘いであり、その闘いこそが極上のエンターテインメントである」をモットーに活動を続ける夢闘派プロレス、そして来る11月4日に「若手選手の祭典」というテーマのもと、東京板橋区・高島平区民館において「夢闘派宣言」という大会を行う事となった。
 今大会は各団体の次代を担う若手選抜選手が一堂に会し、男女関係なく試合時間、ルール等も同条件でシングルマッチを行う、いわば団体対抗戦の方式を採用した。
 最近は各団体とも新人選手がデビューし、各々先輩選手の胸を借りながら着実に成長している。
しかし、やはり同世代のライバルといえる存在は必要であり、それが他団体に所属する選手でも、お互いを意識し合う事で競争意識が芽生え、それが双方の飛躍に繋がるのではないだろうか?
 今大会において、その構築のきっかけとなれば、幸いである。

▼第一試合(模範試合)10分1本勝負


山田太郎(666)
vs
佐藤泰(佐藤一家)

 第一試合はあえて夢闘派プロレスの“現トップ”である山田太郎と“エース”佐藤泰のシングルマッチを「模範試合」として行う事になった。
が、しかし・・・
 当初は若手選手に対する試合の基準値として予定していたが、山田・佐藤両者とも、そんな事は全く考えてない。むしろ「この試合は単に俺と山田選手の闘いでしかない」と、佐藤が言うように、個人闘争の様相を呈してきている。
 過去両者の勝敗は1対1のイーブン。どちらも接戦の上での勝利であり、この闘いはその決着戦という意味合いが強い。ただ、10分という短い時間ながら実力派の二人が闘う様は、結果的に若い選手達の大きな壁となって立ちはだかるのは間違いない。

▼第二試合 20分1本勝負


清水来人(夢闘派プロレス)
vs
磐城利樹(フリー)

 夢闘派の清水と初参戦の磐城によるシングルマッチ。
 5月にデビューした清水は、その後CAPTUREや闘真、ZERO-1等に参戦し、着実に実力をつけてきた。まだ半年に満たないキャリアではあるが、グラウンドテクニックは既にベテラン勢と遜色がなくなってきている。
 対して磐城は元々ZERO-1の出身であり、硬軟自在、いわゆるバランスの取れた闘い方をする選手である。
 既に両者の間ではTwitter上で「清水のグラウンドには付き合わない」「ホームでシングル初勝利を掴む」等の舌戦が繰り広げられており、お互いの意地とプライドが交錯する状態となっている。
磐城が夢闘派初参戦・初勝利となるのか?清水がシングルマッチで初勝利となるのか? 模範試合直後の闘いとなる為、この試合が興行の良し悪し決めると言っても過言ではない。

▼第三試合 20分1本勝負


藤ヶ崎矢子(PURE-J)
vs
神田愛実(フリー)
 
 今回の女子枠は両者とも夢闘派初登場。
 藤ヶ崎矢子はビジュアルハンターとして様々な女子プロ団体を席巻している若き実力者。「実力もないのに容姿だけで贔屓されるのが納得いかない」と様々なビジュアル系レスラーをマットに沈めてきた強者である。
 対して神田愛実はシークレットベースを中心に活動している。普段は男子との試合が中心であり、コミカルからシリアスまで何でもこなすマルチプレイヤーである。
 実はこの両者、デビュー時期はほぼ一緒だが、接点がほとんどない。それゆえ、二人が闘う事で『新しい化学反応』が生まれる可能性がある。試合のスタイルは選手に任せてあるが、元々二人とも実力者なので、キャラクターに頼らない「素」の部分が見え隠れするのではないか? いずれにしても、女子プロレスならではの華やかさを持ったシビアな闘いに期待したいところである。

▼第四試合 20分1本勝負


大野翔士(イーグルプロレス)
vs
佐山駿介(ASUKA-PROJECT)

 ASUKA-PROJECTの新人佐山がイーグルプロレスのヒールユニット“MAD-OUTLAWS”の大野に挑む一戦。
 佐山はまだデビューして5か月程の新人ではあるが、パンクラスで総合格闘技の経験があり、いわゆるバチバチ系を得意とする猛者。今回はASUKA-PROJECTの看板を背負って、必勝態勢でこの闘いに臨んでくる。
 対して、大野はノラリクラリ戦法を得意とする、いわゆる知能派ヒール。試合そのものは派手ではないが、相手のやる気を逆手にノラリクラリと、時には松葉杖を凶器に使いつつ、最後はしっかり技で仕留める、直線的な攻撃を得意とする選手からすれば、多分一番苦手なタイプ。
 この試合はとにかく佐山が大野のノラリクラリを捕まえて、イッキに蹴りとグラウンドで仕留められるかが大きなポイントになる。
いずれにしても、この大会で最大のインパクトが起こるとすればこのカードかもしれない。

▼第五試合 20分1本勝負


高杉祐希(頑固プロレス)
vs
田馬場貴裕(F・W・U)
 
 実はこの対決は初対決ではなく、昨年に一度だけ実現している。その時は田馬場の蹴りと関節技の猛攻をすべて受け切った高杉が一瞬の隙をついて勝利を奪うも、納得できない田馬場が高杉に突っかかり、大乱闘に発展した経緯がある。つまりこの試合はそのリベンジマッチでもある。 
 高杉祐希の今年に入ってからの躍進ぶりはすさまじいものがある。相手の攻撃を全部受け止め、力任せに相手を叩きつけるパワー殺法はまさに脅威。
 対する田馬場もキャリアを積み重ねている。齋藤彰俊をはじめとする大物選手とシングルマッチを数多くこなし、何らかの爪痕を残す「今一番危険な男」と言ってもいい。

 進化した二人が1年の歳月を経て再びリングの両サイドに立つ。今大会の中で一番「危険な香りのする」闘いである事だけは間違いない。

▼第六試合 20分1本勝負


大谷譲二(ガッツワールド)
vs
竹田光珠(666)

 ガッツワールド、666の次世代エース候補が激突する待望のカードが実現。
 タッグでは何度か闘っている両者であるが、シングルとなるとお互いに負けられない事情がある。
 大谷に関してはエースのダイスケが年内に引退する事で、団体から大きな期待が寄せられている。
 対して竹田はそのルックスとプロレスセンスから他団体からもオファーが殺到。今一番勢いのある若手選手と言っても過言ではない。
 双方ともトラディショナルなプロレスが出来、その上で今時のスタイルも取り込む事ができる、まさに逸材同士の闘いである。いずれはこの二人が次世代のプロレスを引っ張っていく可能性は高く、そういった意味でもこの闘いは非常に興味深いと言えよう。

夢闘派プロ・レスリング 高島平大会
『夢闘派宣言』
日時:2017年11月4日(土)
開始:12:30
会場:高島平区民館 (都営三田線高島平駅下車、徒歩5分)

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