吉田万里子が引退興行を発表!全女、アルシオン、息吹の映像や縁のある選手が登場予定!

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 1日、元全日本女子プロレスの吉田万里子が11月に引退興行を行うことを発表した。

 吉田万里子は1988年に全日本女子プロレスでデビュー。全女退団後はアルシオン、AtoZに所属し、その後は主催興行『息吹』を立ち上げプロデューサーに就任。2008年以降プロレス界から離れ別の仕事を行っていたが、昨今不定期でリングに上る機会が増えていた。

 会見に登場した吉田は「11月19日、お昼の12時から、新宿FACEにて吉田万里子引退興行を行います。私も昭和63年にデビューをして全日本女子プロレス、アルシオン、息吹と沢山の選手と関わらせていただきました。この引退興行には、吉田万里子に縁のある選手に出場していただきたいと思います」と現在出場予定の選手を発表。

<出場予定選手>
ジャガー横田(ディアナ)/アジャ・コング(OZアカデミー)/井上京子(ディアナ)/井上貴子(LLPW-X)/AKINO(フリー)/Leon(PURE-J)/希月あおい(フリー)/松本浩代(フリー)/大畠美咲(WAVE)

 続けて「この大会のコンセプトとしては“吉田万里子を見ていただく”ということに決めました。私の全日本女子プロレスの時からの昔の映像も流して皆さんに見ていただけたらなと思います。昔全日本女子プロレスの頃を見ててアルシオンや息吹を見てない方たちも、あの後あんな風になったんだと、最近の吉田万里子を知ってるけど昔を知らないという人がこんなに弱かったんだとか、色んな事を思っていただけると思います。ちょっとノスタルジックな大会になるかもしれません」とコンセプトを語った。

 引退試合の相手は現在決まっていないということだが、縁のある選手にはなるとのことだ。

<吉田万里子会見全文>
「11月19日、お昼の12時から、新宿FACEにて吉田万里子引退興行を行います。本日はその詳細を発表いたします。
 まあ私も昭和63年にデビューをして全日本女子プロレス、アルシオン、息吹と沢山の選手と関わらせていただきました。
 この引退興行には、吉田万里子に縁のある選手に出場していただきたいと思い、オファーをいたしまして、ただいま決定している選手を発表いたします。
 ジャガー横田選手、アジャ・コング選手、井上京子選手、井上貴子選手、AKINO選手、Leon選手、希月あおい選手、松本浩代選手、大畠美咲選手、以上の選手が決定しています。また、今後出場選手が増えましたらまた発表させていただきます。それからこの大会のコンセプトとしては、吉田万里子を見ていただくということに決めました。そういったことでこの縁のある選手に出ていただいて、私の全日本女子プロレスの時からの昔の映像も流して皆さんに見ていただけたらなと思います」
 全日本女子プロレスの頃の映像やアルシオンの映像、そして息吹の頃とそういうのを流して、昔全日本女子プロレスの頃見ててアルシオンや息吹を見てない方たちも、あの後あんな風になったんだと、最近の吉田万里子を知ってるけど昔を知らないという人がこんなに弱かったんだとか、色んな事を思っていただけると思います。
 そうですね、そういったちょっとノスタルジックな大会になるかもしれませんが、そういうことを今考えています。そして私のカードですけども、引退試合のカードは今すごいずっと考えて、まだちょっと決定していません。これは私の集大成でもありますし、未来が見えるような引退試合にしたいと考えています」

――引退の理由は
「一番は怪我ですね。一番大きいのは首のヘルニアで、元々20年以上前に首のヘルニアで手術をして、お医者さんからはプロレスをしてはいけないと引退宣告を受けたにも関わらず復帰をして、その後20年もやっていたので、16年ぐらいか。まあその、手術をした箇所や違う箇所にも影響が出てきたというのはあります」

――大会は全何試合を予定していますか?
「全部でいまの所は4試合ぐらいと思っています」

――映像は
「映像は楽しんでもらえると思います」

――どのタイミングで
「試合と試合の間に流したいと思ってますが、一気にずっと流すか考え中です」

――最近試合数増えてきてますが体調は
「あの、身体の方はとても良いんですけど、試合のダメージはやっぱり大きくて回復するのに時間もかかったりするんですが、体調よりも精神的な、戦うモチベーションを上げるのが、4,5年リングから離れていたので、その闘争心を出すのがこんなに大変なのかと今すごく痛感しています」

――引退興行をやろうと思ったキッカケは
「今言わせていただいたように、4,5年リングから離れていたので、その時に私の中では引退したつもりでした。新しいお仕事も初めて、その仕事で元女子プロレスラーですって言ってたぐらいなので、引退試合をしないままフェードアウトしていくのかなという気持ちもあって、一年半前に松本浩代選手からオファーがあり、彼女の10周年記念大会に出させていだいた。その時は引退するっていうことまでは考えてなかったんですが、今思えばそれがきっかけになったかなと思います」

――映像で歴史を振り返るがこの映像はオススメだったというのは
「オススメ…あります。ベルトをとって泣いている、いや私が見てもすごい自分を見ているというよりは第三者を見てるつもりでとても客観的に見えるんですけど、ベルト、自分弱いんでベルトなんかほしくなかったんですっていって、ベルトとった時に。でもとったらこんない嬉しいなんてって言ってるんです。ベルト欲しくないんですって言ったら挑戦するなって突っ込みたくなるような自分でも。面白いのいっぱいあります。あるかわからないですけど練習風景とかも出ると面白いのかなって。うさぎ跳びとかやってるんですよ。今じゃ考えられないですよね。なんか面白いのたくさんあります。デビューから10周年前と、10周年から20周年までの吉田万里子のファイトスタイルが全く変わっているのでそこも面白いですね。10年まではほんとに勝っても、負けた人が元気で勝った私が倒れてるみたいな、やっとスキを付いて勝てたみたいなファイトスタイルで、10年からは勝って相手を踏みつけているという。その変わりぶりもなんか自分のことじゃないように見えて面白いなと思います。きっと美馬さんにも楽しんでいただけると思います」

――先程ベルト取った時といっていたのは初めての時ですか?
「そうですそうです。泣いてたのはそうですね」

――全日本タッグを井上貴子選手ととった
「そうですね。だから私がとったわけじゃないですね。貴子さんがギブアップ勝ちをしてくれたのに私がすっごい喜んでいるという。二人でベルトをもらえたのでそうなんですけど」

――三角飛びは
「頑張って練習します」

――思い返して印象深い事を一つ
「一つ、一つか~でもやっぱり一番は前もお話させていただいた門(恵美子)選手の事ですかね。対戦をしてて亡くなった選手がいて、門選手のことです」

――ベストバウトは
「これも沢山あるというか色んな試合がいっぱいあるので決めづらいんですけど、他の試合との試合ということも含めて、藤井恵選手との試合は大きいですね。他の今までのプロレスのスタイルとは全然違うような試合ができた、ああいう試合をやりたいなと思っていたのが実現できたのがとても嬉しかったです」

――こちら動画集めてきました(VHS)
「首の怪我でドクターストップがかかるほどの怪我をしたあと復帰をしてみんなに首を狙われましたからね。よくやりました。こういった映像も流せたら良いなと思います。もう色んなのがあって選べないですね。映像どうしましょう(苦笑)」

『吉田万里子引退興行』
日程:11月19日(日)
開始:12:00
会場:新宿FACE

<参戦予定選手>
ジャガー横田(ディアナ)/アジャ・コング(OZアカデミー)/井上京子(ディアナ)/井上貴子(LLPW-X)/AKINO(フリー)/Leon(PURE-J)/希月あおい(フリー)/松本浩代(フリー)/大畠美咲(WAVE)

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