解散した老舗女子プロレス団体JWPの意思を継ぐドリーム女子プロレスが終了
30日、愛知・名古屋市クラブダイアモンドホールにてドリーム女子プロレスがラストマッチを行った。
1992年に旗揚げされたJWP女子プロレスが、今年4月2日の25周年記念興行をもって全選手がJWPプロデュースより独立し解散。コマンド・ボリショイ率いる全選手は8・11後楽園ホールにて新団体PURE-J女子プロレスを旗揚げすることを発表した。
PURE-J旗揚げまでの間に『ドリーム女子プロレス』という団体名で、JWPの時にできなかった事を様々行うテスト団体を立ち上げ。団体としては一番近い先輩団体となるBeginningから多数の選手が参戦し、ラストマッチでは安納サオリが藤ヶ崎矢子からPOPのベルトを奪取。安納は「目標だったんですよ、私がアクトレスガールズ内で1番にベルトを巻くっていうのが。初代王者が風香さんということで、風香さんにもすごいお世話になってましたし、そこに対して憧れもすごいありますし、そのほかにもたくさんのすばらしい先輩たちがいらっしゃるので。私は私らしく安納サオリしか出せないプロレスラー像をこれから貫いていきたいなと思っております。夢にまで見た、目標だったベルトだったのでこのベルトに恥じない選手にこれからなっていきます」とコメントした。
ラストマッチを終えた代表のボリショイは「今日で『ドリーム女子プロレス』という名前での大会は終わりとなってしまいます。PURE-J女子プロレスに向けての貴重な準備期間となりました」と挨拶し、最後は所属7選手による「夢を!」、「見させて!」、「夢を!」、「叶えよう!」のかけ声で締めた。
8月11日のPURE-J旗揚げ戦では、所属7選手vs他団体選手による7試合のシングルマッチを予定。堀田祐美子、井上貴子、里村明衣子、吉田万里子などの参戦も決定し、所属選手の前に立ちはだかることとなる。