中野たむが棺桶で爆死もFMW7・15新木場でミス・モンゴルと一騎打ちへ!急逝した“極悪大王” ミスター・ポーゴの追悼マッチが決定!

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 6・15新木場大会を最後に所属していたBeginningを退団し、フリーとなった中野たむが、棺桶で壮絶爆死するも、超戦闘プロレスFMW7・15新木場1stRINGで、因縁のミス・モンゴルとシングルで再戦することが緊急決定した。

 大仁田厚が「ルックスがいいから」との理由で、たむをFMWに起用したことで、同団体女子部のエースであるモンゴルの怒りを買って勃発した両者の遺恨。“自称”ブスのモンゴルは、「カワイイから参戦というのは気に食わない。がんばってるブスは認められないけど、がんばってるカワイイ子は認めてもらえるというのは納得いかない」と主張し、キャリア1年足らずのたむの抜てきに猛反発。
 怒りに震えるモンゴルは、試合ではたむをいたぶり続け、4・27新木場、5・17函館では、電流爆破バットでたむを襲撃する暴挙に出た。函館大会では、たむがケイ椎を傷めて、救急車で病院に搬送される事態にも陥った。

 遺恨深まるなか、決着戦の舞台として用意されたのが、「大仁田厚&中野たむプロデュース興行」6・24新木場での「がんばるブスvsがんばるカワイイ子のプライドをかけた戦いin新木場 ストリートファイト・エニウェア・バンクハウス・Big有刺鉄線ブラジャー争奪棺桶電流爆破8人タッグデスマッチ」。
 当初、対戦カードは、5日の会見で、たむ&大仁田&保坂秀樹&パンディータVSモンゴル&雷神矢口&NOSAWA論外&橋本友彦と決定していた。ところが、師匠である大仁田が、たむ側に付くことに「不公平」と不満を漏らしていたモンゴルが、「チーム分けは、くじ引きに変更してほしい」と要求。これを、大仁田が受諾し、カードは白紙となった。
 8人がリングインし、たむとモンゴルを除く6選手が、くじを引いた結果、カードはたむ&大仁田&橋本&パンディータVSモンゴル&矢口&保坂&論外に…。試合形式は、通常のフォール、ギブアップのほか、棺桶爆破で決せられる変則ルール。
 “公認凶器”として、モンゴルが開発したBig有刺鉄線ブラを最初に手にしたのは、まさかの大仁田だった。序盤はモンゴル組が優勢に進めたが、大仁田がモンゴルに毒霧を噴射すると、形勢逆転。起爆スイッチが押されると、たむが駐車場にモンゴルを連れ出し、爆破バットで一撃。
 大きなダメージを受けたモンゴルだが、死力を振り絞って立ち上がり、リングに戻ると、Big有刺鉄線ブラを装着し、たむにボディアタックを連発。青息吐息のたむを、モンゴルが棺桶に入れて爆破され、モンゴル組が試合を制した。

 控え室に戻ったたむは「8人タッグも、ミクスドで男子とやるのも、有刺鉄線も爆破も棺桶も全部初めて。フリーになって初めての試合で負けて、すごく悔しかった。もっとプロレスを知りたい。(再戦は?)もちろん、やります。これまで1vs1でやったことないので、シングルでやりたい。(デスマッチは?)棺桶に入れられたときは、『2度とやりたくない』と思ったけど、リベンジしないと腹の虫が治まらない。死を覚悟するとは、こんなものかと思った」と、シングルでの雪辱戦を熱望。

 一方、モンゴルは「シングルじゃないから、勝ってもスッキリした感じはない。プロレスは20年以上やってもむずかしいし、答が出ない。毎試合勉強。私はここまで来るのに10年かかった。それが当たり前と思ってた。ライバルとは思わないけど、芯はあると思う。私と試合をしたことで、いろんなことを吸収してもらえたらいいかなって思ってる。決着と言えば、決着と言えるかもしれないけど、彼女が望むなら挑戦は受けます。(シングルは?)向こうが望むんであれば。あとは大仁田さんの判断に委ねます」とコメント。

 大仁田はモンゴルを呼び寄せ、「オレはモンゴルも好きだし、たむも一生懸命がんばってる。オマエの意地が勝ってるけど、後輩を育てる意味で、7・15新木場でシングルを受けてやれ。FMWの恐ろしさを見せてやれ。ルールはランバージャックデスマッチだ」と諭し、モンゴルも了承。
 これにより、7・15新木場での、たむvsモンゴルのランバージャックデスマッチが決定。まだまだ、「ブスVSカワイイ子」の抗争が終わることはなさそうだ。

 また、大仁田厚の“終生のライバル”で、23日に急逝した“極悪大王”ミスター・ポーゴ(本名・関川哲夫=享年66)さんの追悼マッチが、超戦闘プロレスFMW7・15新木場1stRING大会で行われることが決まった。
 ポーゴさんは22日、埼玉県内の病院で、脊柱管狭窄症の再手術を受けたが、麻酔の際に不整脈が起き、脳梗塞を発症。危篤状態に陥り、延命措置が取られたが、23日午後0時21分に帰らぬ人となった。
 ライバルの訃報を受け、大仁田は24日に新木場1stRINGで開催された「大仁田厚&中野たむプロデュース興行」での第2試合終了後、追悼セレモニーを行い、10カウントゴングで、ポーゴさんの冥福を祈った。
 この日、ポーゴさんの弟子筋にあたる保坂秀樹は、師匠ばりのペイントを施して試合に出場。試合後には「自分はずっとポーゴさん、ザ・グラジエーター(故人)と一緒だった。グラジがいないときは、2人でいつもタッグを組んでいた。こんな形で別れるとは思わなかった。もう1度タッグを組んで闘いたかった。自分にもポーゴ魂はあるし、ポーゴさんの遺志を継いでいきたい。大仁田さんと反対のコーナーに立ってもいい」と決意。
 全試合終了後、大仁田は「今のボクがあるのは、ポーゴさんのおかげ。ポーゴさんがいなければ、ボクの成功はなかった。あの人はヒールに徹していましたから、何十年という付き合いのなかで、1度もメシに行ったこともないし、握手もしない。1回目の腰の手術が(大量出血で)中断となって…。その後に電話で、『次の手術は成功して、リングに戻って、最後に電流爆破をやりましょう』と話したばかりだった」としんみり。
 話が追悼マッチに及ぶと、「7・15新木場で、大仁田軍VSポーゴ軍の試合をやりたいと思います。メンバーは未定ですが、ポーゴさんに育てられた人がたくさんいる。保坂は何年もポーゴさんに付いてたわけだし、ポーゴ軍に付くなら、真っ正面から受けてやる」とコメント。
 同大会での大仁田軍VSポーゴ軍の一戦が決定し、保坂がポーゴ軍側に付くことが濃厚となった。

『大仁田厚&中野たむプロデュース興行 in 新木場1st RING』
日時:6月24日(土)
開始:18:30
会場:東京・新木場1stRING
観衆:284人(満員)

▼テストマッチ 15分1本勝負
○パンディータ
3分24秒 体固め
●太仁田ブ厚

▼30分1本勝負
友龍/○雷電/新井健一郎
11分4秒 横入り式エビ固め
ワイルド・セブン/大野“ワイルド”翔士/●ワイルド・シューター2号

▼30分1本勝負
○リッキー・フジ/藤井健一/ヤマダマンポンド
12分18秒 9999→片エビ固め
Hi69/HASEGAWA/●ショッカー

▼がんばるブスVSがんばるカワイイ子のプライドをかけた戦いin新木場~ストリートファイト・エニウェア・バンクハウスBig有刺鉄線ブラジャー争奪棺桶電流爆破8人タッグデスマッチ 時間無制限1本勝負
○ミス・モンゴル/雷神矢口/保坂秀樹/NOSAWA論外
15分2秒 棺桶爆破)
●中野たむ/大仁田厚/橋本友彦/パンディータ

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