【試合結果】6・18 HEAT-UP王子大会 田村和宏&阿部史典vs兼平大介&磐城利樹 ヒデ久保田vs近藤”ド根性”洋史 【ナイスガイ】CHANGO&山田太郎vs渡辺宏志&中川達彦

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『Road to 後楽園~灼熱の初夏 in 王子~』
日時:2017年6月18日(日)
開始:19:00
会場:東京・王子BASEMENT MON☆STAR
観衆:93名

▼第1試合 ナイスガイガウン選手権試合20分1本勝負
【ガウン所持者】○CHANGO(フリー)/山田太郎(666)
10分45秒 コーナーから落とした山田の上にアトミック・ボムズアウェイ→片エビ固め
渡辺宏志/●中川達彦(花鳥風月・王子キツネ空手軍)
※CHANGOが2度目の防衛に成功。いずれかの選手が勝利すればガウンが移動する特別ルール。

▼第2試合 カリスマを極めろ!~destroy charismatic joint~30分1本勝負
○石田慎也(スポルティーバ)
10分45秒 △ドライブ→片エビ固め
●飯塚優

▼第3試合 禁断の闘い~スモーキークリミナル vs チンコプロレス~30分1本勝負
新井健一郎(DRAGON GATE)/○梅沢菊次郎(アライヴ)
13分25秒 ジャックハマー→片エビ固め
藤田峰雄(チンコ)/●井土徹也

▼第4試合 ド根性渾身ファイト!30分1本勝負
○ヒデ久保田(フリー)
16分25秒 ジャンピング・パイルドライバー→体固め
●近藤”ド根性”洋史

▼第5試合 Road to 後楽園 炎の前哨戦Ⅰ~掴め歴史~30分1本勝負
△田村和宏/阿部史典(スポルティーバ)
30分00秒 時間切れ引き分け
△兼平大介/磐城利樹(フリー)

田村vs兼平の後楽園メイン前哨戦は引き分けに!SMOKEY CRIMINALは初陣で連勝!ナイスガイガウン保持者のCHANGOが次期挑戦者に意外な人物を指名?!

オープニング


 てっしーとやぶちんのインフォメーションコーナー。開始すると弥武リングアナの紹介で2人の女性がリングに上がる。パフォーマンスユニットBee’s Knees(ビーズニーズ)の蒼井悠(あおいはるか)と美弥乃静(みやのしず)。
 映像制作会社Office tHBから2016年4月に始動したばかりのパフォーマンスユニットであり、メンバーの経歴は、歌手・声優・役者・モデルと様々。楽曲提供は、ドラゴンボールZの『WE GOTTA POWER』の作曲家、石川恵樹さん。演歌からアイドルまで、幅広い楽曲を手掛けている作詞家、よこやまみちよしさんとタッグを組んだオリジナル曲で、都内を中心にライブ活動中。そんなBee’s Kneesが何故オープニングに登場したのかと言うと…

蒼井「実はですね、石川恵樹さんが作られる熱い熱い曲、HEAT-UPさんのオリジナルテーマソングを作ってですね、私たちBee’s Kneesに是非歌わせてもらいたくお願いに上がりました!!」

 というもの。まさかの展開に戸惑う弥武とてっしー。この時点ではまだ決定には至っていないが、詳細が分かり次第発表されると思われる。
 前回残念な結果に終わってしまったてっしーの一発芸だが、今回は石川恵樹さんにちなんでという訳ではなく偶然「かめはめ波(ぱ)」。かめはめ波の姿勢で両手に気を溜め、前方に打ち出すかと思ったら…ジャリズム・オモロー山下の「やましたパカッ」のように顔の前で両手を広げるもの。微妙な空気が漂う中、拍手を送った観客が存在したためてっしーの勝ち。
 選手入場式、代表挨拶は兼平大介。
 
兼平「8月12日の後楽園ホールで、田村さんのベルトに挑戦することが決まりました。新百合でも言ったのですが、田村さんの14年よりも僕の2年半のほうが上だということを今日から証明してみせます!」

第1試合


-6月14日 CHANGOのtwitterより-
6.18王子大会について。NGG(ナイスガイガウン)選手権にしろ!この試合の勝者がナイスガイ。パートナーの山田太郎が勝者でもナイスガイ。あんな顔でもナイスガイ。簡単だろ?よろしく検討しろ!あと2回防衛して後楽園のメインに出てやるからな!

 翌6月15日、HEAT-UP側がCHANGOの要求を飲む形で第1試合がナイスガウン選手権とする流れになった。ただし、『いずれかの選手が勝利した場合、その選手にガウンが移動する』つまり、渡辺か中川が山田から勝利した場合でもガウンが移動する条件。CHANGOが野望を達成させるためには『自分が勝たなくてはいけないし山田を負けさせるわけにもいかない』という過酷なものとなってしまう。
 そんな状況である事を知ってか知らずか、CHANGOはいつも通り。レフェリーのてっしーに「(ガウンを)きちんとたためよ!」「記念撮影やるんじゃねえのか!」、フェアにやろうとする渡辺と中川が握手を求めても知らん振り。先発で渡辺と対すると素早いグラウンドの攻防で互角に渡り合う一面も見せる。
 前回の王子大会ではたけむら光一のセコンドに就いていた中川達彦、久しぶりのHEAT-UPマット登場となる。山田太郎に鋭い下段蹴り、嫌った山田はグラウンドに誘い込み中川の道着を掴んで送り襟絞め。CHANGOのセントーンを挟んで、CHANGO&山田は中川の右足を集中攻撃。てっしーのブラインドを突いて控えのCHANGOが攻撃したり、右足にダブルニーを落とした山田が足をクロスさせた変形の膝固めで絞めつけたり。控えの渡辺が激を飛ばす中、中川の跳び廻し蹴りが山田に命中する。
 ガウン奪取に気合が入っている渡辺、山田とCHANGOを相手に大太刀周り。山田に対してワンハンド・バックブリーカーからコブラツイスト。腰投げで山田が返すと両軍交代。CHANGOの蹴り足を掴んだ中川がキャプチュード気味に放り投げ、下段蹴りの嵐でCHANGOを膝立ちにさせると強烈な中断蹴りを胸板へ。山田がフォールをカットし、続けて放った中川の串刺し攻撃を空振りさせると、山田のラリアットからCHANGOのエルボーと串刺し二段攻撃。スタンドでのギロチンを決めたCHANGO、中川は連打を受けグロッギー状態に。
 と、ここでCHANGOが本性を現す。邪魔だとばかりに山田をコーナーに向けて投げつけ突進するが、両足キックで切り返した山田が上手くコーナーを使ってCHANGOを排除。漁夫の利フォールを狙うがカウント2で返される。ならばと走り込んでスライディングDで中川をダウンさせコーナーに登る山田。そこに蘇生したCHANGOが背後から忍び寄り、コーナーに登った山田を突き落とすとちょうどダイビング・ボディプレスの形に。続けてコーナーに登ったCHANGO、中川の上に落ちた山田の背中目掛けてアトミック・ボムズアウェイで踏みつけ、苦しむ山田をよそに片エビ固めで中川を押さえ込んでフォール勝ち。困難な条件下でナイスガイガウン2度目の防衛に成功した。
 試合が終わっても、尚山田の首を絞めるCHANGO。邪魔者は去れとばかりに他の3人をリングから去らせ、防衛の証であるHEAT-UPロゴをガウンの裏側に貼り付ける。背中で見栄を切ったCHANGOがマイクを握る。

CHANGO「なあ、2回防衛したぞオイ!(館内拍手)その先には、何がある?その先には新木場。さて、その先には何があるでしょう?(館内から「後楽園!」の声)ねえ。後楽園ホール。つまり、あと1回防衛してベルトへの挑戦権獲得したら、後楽園ホールのメイン!カードぶち壊して俺が入ってやるよ(館内拍手)。そこでだ、なあ。新木場の俺のナイスガイガウン選手権の相手!なあ、ここで発表してやるよ!このHEAT-UPの…なあ、俺よ~く見てんだよ。なんかさ、発表会とかやってるらしいじゃねえかオイ!オイ!そんなにプロレスがやりてえのか!手島!(館内から「おおっ」の声)オイ!お前を!新木場の!ナイスガイ選手権試合の!相手に!指名してやるよ!シングルマッチだ!!わかったな!!ハハハハハ!!」
なんと、3度目の防衛戦の相手にてっしー手島レフェリーを指名したCHANGO。確かに新百合大会でのグラップリング対決を行っていたり、かつては非公式でありながら牙一族のアニキにフォール勝ちを収めている実績もあるが…

-大会終了後、CHANGOのtwitterより-
山田太郎の野郎裏切りやがって、踏みつぶしてやったわwNGG2回防衛、あと一回でベルトに挑戦できる。新木場で防衛して後楽園のメインのカードぶち壊す!てっしー手島、プロレスの発表会なんかやりやがって。そんなにプロレスがしたいか?新木場で相手してやる!!!

 どうやらCHANGOは本気で新木場にててっしーを相手に3度の防衛を果たし、後楽園ホールのメインカードをぶち壊すつもりだ。さあどうなるてっしー手島の運命!

<試合後コメント>

渡辺宏志&中川達彦
渡辺「しかしまあ、連中の仲間割れが見えたところでね、俺達にも明るい兆しが見えたかなと思ったんだけど、転んでもただでは起きない連中だね」
中川「いやー、久々のHEAT-UP参戦で渡辺さんに結果出せなくて申し訳ないです」
渡辺「いやいや、とんでもない!まあ、ガウン云々はとにかくとしてね、あのCHANGOの野郎をね、いつか俺たちで叩き伏せてやろう!」
中川「押忍!よろしくお願いします!」
渡辺「見てろCHANGO!!」
中川「応ッ!!」


山田太郎
「まあ、俺が勝ってもナイスガイガウン貰えるっていうからね、ちょっと最後、CHANGOさん裏切ったけど……まあぶっちゃけ、こんな暑い時期にあんなガウン正直いらないんですよね。まあ、ただ、CHANGOさんがナイスガイかと言うとそこには疑問符が残る。まあまたね、今回はこういう形になっちゃったけど、またCHANGOさんとも中川さんともナベさんともね、きれいな形のシングルでもタッグでも試合できたらと思います。以上です」


CHANGO
――CHANGO選手、ナイスガイガウン、見事防衛おめでとうございます
「オォイ!!お前の顔覚えてるぞ。名古屋以来だな?いいか、お前にもう一回言うぞ。この、ナイスガイガウンを着たCHANGOよりも、お前は偉いのか?違うよな?じゃあ俺より先に喋んじゃねぇよ。わきまえろ。……心地よい暑さだ。いいか、見たら分かるよな?二回防衛した。後一回防衛したら、ベルトに挑戦できる。どんなベルトでもだ。ただな、俺は今、一つしか見えてねぇよ。シングルのベルトだ。いいか?次、新木場で防衛する。そしたら挑戦権が手に入る。そしたら次の大会はなんだ?後楽園ホールだろ?後楽園ホールのメインのカードなんだ?田村対兼平。HEAT-UPのシングルのベルト賭けてるよな?そのカードぶっ壊して俺が入ってやるよ。壊せない?だったら、邪魔しに3WAYにしてやるよ!3WAYにして、おんもしれぇ試合してやるよ。分かったか?後一回、後一回だ。後一回で俺の好き放題出来る。わかったな、HEAT-UPの野郎。HEAT-UPしててもな、なーんもいいことねぇぞ?頭冷やしてやれっつってんだ。俺帰るからよ、お前一人で喋ってていいぞ」

<一夜明けコメント>
てっしー手島
「ほんと卑怯だよ、あいつは。よりによってレフェリー指名とはね。俺だったら勝てると思っての発言が余計腹が立つ!こうなったらどんな形でも勝ってやろうって一応シミュレーションはしましたよ、これでも色んな試合を誰よりも間近で見て来たんで。でも無理でした。レスラーには到底勝てないです。でもね、誰よりも間近で見た分、ベルト挑戦への重みも、あと1勝何としても勝ちたい気持ちもわかるのです。わかるんですよホント!だったら…僕はレフェリー人生12年を賭けてナイスガイガウン3連勝を全力で阻止します。『敵は味方のふりをする』貴方には500%勝てない選手をオファーしますので楽しみにしてて下さい。貴方のその覚悟、潰してみせます。」

…って、え?え??え???どうなる新木場のナイスガイガウン選手権!?

第2試合


 新百合でユニバーサル王座への初挑戦で破れ、名古屋ではイルミネーション最後の失格者とHEAT-UPマットで連敗中の石田慎也。若手とはいえ気の抜けない飯塚優を完璧に倒してかつての野心をもう一度取り戻したい所。ところが逆に飯塚の方が野心を燃やしていたようで、序盤にいきなりアキレス腱固めを繰り出して石田をエスケープさせる。後輩の井土徹也には負けられないという気持ちが出ているようである。
それでも冷静である石田、変則的な蹴りで飯塚の胸板を蹴りつける。ボディスラムから飯塚の左腕を巻き込むようにして絞めつける。立ち上がってきた飯塚を逆水平でなぎ倒す。ミドルをキャッチし、腕を引き込みながら顔に蹴りを入れて倒す。徐々に自分のペースで試合を組み立てていく石田。飯塚はスーパーキックをかわしてドロップキックを叩き込み反撃に移る。左ミドルの連打でコーナーに追い込み、逆コーナーに振って串刺しドロップキック、走り込んでPKと繋いでいく。
 特に石田を苦しめたのはこの後に繰り出した飯塚のスリーパー。立ち上がってボディに肘を食らっても構わず絞め続けると、さすがの石田も苦しい表情を隠せない。それを象徴するのがお返しに石田が繰り出したスリーパー。いつものようにニヤリと笑みを浮かべ相手を小馬鹿にするものではない。飯塚をロープに振ってフラップジャック、胸板へのドロップキックでコーナーに釘付けにし、コーナーtoコーナーのスワンダイブ式ミサイルキック。強烈な攻撃をたて続けに食らった飯塚だがカウント2で肩を上げる。
 早くも大きく首を掻っ切るポーズの石田、△ドライブの体勢に入るが、名古屋での悪夢を再現させるかのように飯塚がエビ固めで丸め込んでいく。これで石田を動揺させたか、一気にコマンド・スープレックスで投げ飛ばす飯塚。カウント2。コーナーに石田を振った飯塚、突進は両足キックで防がれたもののロープを揺らして石田をコーナーに座らせる。一気に組み付いた飯塚は雪崩式のコマンド・スープレックス。必死にフォールに入る飯塚だが、うつ伏せの石田を返す分タイミングが遅れてカウント2。
 両拳を握り気合を入れる飯塚、しかし直後に放った右ハイは空振りに。隙を突いてエルボーを叩き込んだ石田、ロープを蹴って旋回式スイングDDT。だが飯塚も立ち上がって右ハイを叩き込む。勢い良くロープに走る飯塚、待っていたのは石田のスーパーキック。飯塚を引きずり起こした石田、ボディスラムの体勢から叩きつけずに立たせ、首を抱えて△ドライブへ。文句なしの3カウントが入り石田の勝利。
 コマンド・スープレックスが効いたのか、試合後首を気にしていた石田。ウィナーコールの際には野心に溢れた表情が戻っていた。その野心を呼び覚まし、切り札である△ドライブを使わせた飯塚、しっかりと石田に爪痕を残したと言えよう。

<試合後コメント>

石田慎也
「先月、メインでタイトルマッチをして。で?今月は?第2試合?しかもあの新人と。なんかギャップというか、あんな雑魚をあてがわれるこっちの身にもちょっとなってくださいよ。来月は、もっと豪華なカードを楽しみにしてます」


飯塚優
「今日の試合は、自分の中で一番強いと思ってたコマンドスープレックス、しかも二回目のスープレックスのときには雪崩式でも成功させることが出来たのに、それでもフォール取れなかったということは、自分の技の完成度だったり、効率的に相手に効かせるかとか、まだ全然不完全で、今日そういう課題を発見したので明日からの練習に活かしてまた挑戦していきたいと思います。試合後半、雪崩式が成功した時に目前に迫った勝利にすごく自分の中で慌ててしまって、フォールも少しもたついてて、そういうミスとかも相手が回復したりする。もったいないミスだったと思うので、もっと頑張りたいと思いました。以上です……」

第3試合


 何故かチンコプロレスの一員として峰雄とタッグを組んだ井土徹也18歳、暗がりの中でリーダーの峰雄が絆を深めるためのスキンシップに乗ずる。名古屋大会にてSMOKEY CRIMINALが発足しての初試合、ふてぶてしく両手をポケットに入れている梅沢、はやる気持ちの井土にツバを吐きかけるアラケン。
 井土のやる気を腕極め一つで手玉に取ってしまうアラケン。余裕で梅沢にタッチ、チョップを打ち込んでも平然としている梅沢は逆水平1発で井土を青コーナーまでふっ飛ばしてしまう。梅沢と峰雄、何発タックルを打ち込んでも倒れない梅沢は逆に1発で峰雄をなぎ倒す。余裕のSMOKEY CRIMINALだが、アラケンに放った峰雄のマンハッタンドロップが勢いを止める。コーナーに詰めてチョップを連打する井土、さすがのアラケンも「待った」のポーズ。と、髪を掴んで倒し顔面へのストンピング。梅沢にタッチするが井土の左足首を両足で極めダメージを与えるアラケン。
 反撃しようとするが梅沢には全く通じない。逆にヘッドバットや逆水平でなぎ倒され、踏みつけられる井土。ボディスラム1発でフォールに入る梅沢、峰雄カット。同時にアラケンが自軍コーナーに井土を引きずり、再び左足首を踏んづける。梅沢は控えの峰雄を挑発、為す術もなくロンリーバトルが続く井土。リング中央で梅沢のSTFが極まると、村杉レフェリーの死角を突いてアラケンが加わりツープラトンのSTFへ。何とかロープに逃れた井土だが、ヘッドバットからボディスラムと再び梅沢の猛攻。ランニング・ボディプレスを避けた井土が正面跳びドロップキック。ようやくぐらついた梅沢、窮地を脱した井土は峰雄にタッチ。
 ドロップキックを連発して梅沢をぐらつかせる峰雄、だがコーナーからのクロスボディをキャッチされて前に落とされてしまう。上手く梅沢の背後に回りドロップキックでコーナーに激突させる峰雄、アラケンがサポートし梅沢のラリアットを誘うも同士討ちに。チャンスとばかりに峰雄が梅沢にちんちんウォッシュ、マリオ跳びから突撃するが張り付けから脱出した梅沢のダイナマイトタックルをモロに食ってしまう。アラケンは峰雄の腹部をブレーンバスターの要領でトップロープに叩きつける。が、いち早くコーナーに登った峰雄がアラケンにクロスボディ、井土にタッチ。
 ショルダースルーの連発でアラケンにダメージを与えた井土はフィッシャーマンズ・スープレックス、カウント2。峰雄のステップ延髄、井土のランニングエルボーと繋ぎアラケンをジャーマンで投げた井土。しっかりホールドするがカウント2。梅沢と峰雄が場外でやり合っている中、アラケンは前のめりに倒れる。井土が引きずり起こし、ふらふらと自軍コーナーに向かうアラケン。と、井土のランニング・エルボーが当たった瞬間ブラインドタッチが成立、試合の権利は梅沢と井土に。そうとは知らない井土はアラケンをボディスラム、コーナーに登ってダイビング・エルボードロップ。カウントを要求するが村杉レフェリーは「NO!」。しっかりとタッチを見ていた村杉レフェリーに詰め寄る井土、背後から梅沢がのっしのっしと近づいてくる。振り向いた井土に梅沢がヘッドバッド、ジャックハマーとたたみかけてカウント3。井土を手玉に取って完勝したSMOKEY CRIMINALが見事に初陣を飾った。

<試合後コメント>

藤田峰雄&井土徹也
藤田「まー、そうですね。もう一息ですよもう一息。名古屋でね、石田から勝って、4対4のイリミネーション勝ったんで、勢いはついてるんで。今日はたまたま獲られちゃったけどね。相手のSMOKEY CRIMINAL……ですか?ネーミングがかわいいですよね。かわいい。チンコプロレス対SMOKEY CRIMINAL。どっちがヒールかって言ったらチンコプロレスですよ。チンコプロレス、舐めんなよ。まだまだね、彼氏まだ出来てないから本調子じゃないけど、これからね、後楽園に向けて彼氏作ってもっともっと勝ち星掴んでくんだよ」
井土「梅沢選手、なにやってもビクともしなくて、頭突き一発、チョップ一発でも足に力入らないくらいすごくて……」
藤田「キツいなあれは。身長低いけどね、キツいねあれは。体重100kg以上あるんで」
井土「それをどうするかっていうのが自分の今後の課題だと思うので、やっぱりそこは自分の源になる彼氏を募集して、GETして、自分は梅沢さんを倒したいと思います」
藤田「OK!SMOKEY CRIMINAL……彼氏を煙に巻いてやる……!」


新井健一郎&梅沢菊次郎
新井「梅沢さん、ホントに今日は……いやー、ホントごめんなさい。SMOKEY CRIMINALとして生まれ変わったこの一発目で、なんで俺たちこんなゴキゲンなタッグがチンコプロレス担当なんだ?ええ?まあ俺達にとっちゃチンコプロレスだろうとなんだろうと、そんなのはこのストロングボディ一つでナンボでも跳ね返して見せましょうよ!」(梅沢の肉体を叩く)
梅沢「ヘヘヘ……!」
新井「でもよ、フラストレーション溜まりますよねぇ。まあでも、この鋼のボディに恐れをなして、あの藤田峰雄があまりこの辺いじらなかったですよね?(梅沢の股間を指差しながら)ビビってんじゃねぇぞオイ!俺達のチンコにビビったか!」
梅沢「ハッハッハッハ……!」
新井「お前がチンプロチンプロ言うんだったらな、俺らはその内『マンプロ』旗揚げすんぞ」
梅沢「ハーッハッハッハ!!」
新井「オイ、何の略か分かるか?それはなぁ!……言えるかこの野郎!!オイ!!マンプロが駄目だったらな、クリプロでもいいぞ。何の略か今から言ってやろうか?……言えるか馬鹿野郎!!」
梅沢「ハーッハッハッハ!!」
新井「まあいいや。この後ヒデちゃんは、なんだか今時流行らねぇド根性ド根性言ってる、昭和の青春スター崩れみたいな中途半端な二枚目みたいなアイツとやりますけど、今日は我々SMOKEY CRIMINALにとってはお遊びの一日でございましたな。こんなもん、アトラクションですよ。というわけで、いつもありがとうございました!僕のやりたいことにすべて付き合っていただいて……(梅沢と固く握手)その内な、俺は色々ひらめいてんだ。後楽園終わったら、このストロングボディが動き出すぞ。楽しみにしとけよ!」

第4試合


 先に入場するヒデ久保田、腰にタッグのベルトを巻いているがいつもと出で立ちが違う。黒のショートスパッツ姿でリングインしたヒデは一人場内を見渡す。セコンドにはツナギ姿のアラケンと梅沢菊次郎。いつものように場内を煽りながら入場する近藤、セコンドには試合を終えたHEAT-UP勢全員が就く。握手を求める近藤にヒデは「何言ってやがるんだコイツ?」と言いたげな表情でセコンドと密談する。
 試合開始、腕の取り合いから突如場外にエスケープし近藤をはぐらかすヒデ。タックル合戦からヒデがガットショット、ロープに走る。と、ここで近藤が低空ドロップキックでヒデの左膝を攻撃する奇襲攻撃。モロに食らってしまったヒデは左膝にかなりのダメージ、続く近藤のレッグロックにも苦痛の表情を見せる。ニードロップ、レッグロック、ストンピング等とにかく左膝への一点集中攻撃。近藤が逆片エビの体勢で身体を反らせながらぐいっと左膝を捻ると、思わずエプロンに乗り出すアラケン、必死にロープに手を伸ばしたヒデ。
 ヒデの反撃、近藤の突進を片足キックからトラースキックで迎撃したヒデはエプロンからロープを使ったアームブリーカーで左腕を破壊しにかかる。ストレートアームバー、場外に出て鉄柱を使った腕殺し、チキンウイング・アームロック。一点集中攻撃ってのはこうやってやるんだよ!と教授するように。手厳しい教授に近藤の顔色が青くなる。座らせた近藤に背後から前方回転式のネックブリーカーを決めたヒデ、カウント2。見栄を切ってブレーンバスターの体勢、近藤が踏ん張るとガウディングからロープに走るヒデ、抱え上げた近藤が旋回式スパインボムで叩きつける。
 俄然元気を取り戻した近藤、串刺しエルボーから串刺しドロップキック、投げっぱなしバックフリップから前述のヒザ固めへ。アラケンの手助けもありロープに手を伸ばしたヒデ。立ち上がろうとするヒデの左膝裏にマッケンローを放った近藤、続いてニークラッシャーから膝裏へのド根性ホームラン。間髪入れずにド根性デスロックへ、リング中央で決まったがヒデは何とかロープに逃れる。耐えたヒデ、近藤が不用意にヘッドロックに来た所をバックドロップ。お返しのクリップラー・フェースロックでグイグイ絞り上げる。アラケンが妨害するが、近藤の右足が何とかロープに届く。
 近藤を立ち上がらせ顔面への張り手を打ち込むヒデ。ロープに飛ばすと近藤がフライングショルダーで逆襲。再びヒデを担ぎ上げた近藤、反動をつけて空中でヒデの身体を半回転させてスタナーで落とすハワイアンスマッシャー。素早くコーナーに登りピョン吉スプラッシュ、ヒデがかわして外道クラッチへ、カウント2。立ち上がる近藤、ヒデは両膝を使ってアームブリーカーからワキ固め、ステップオーバーの腕固めへ。絶対に負けたくない近藤はここでも右足をロープへ、驚異的な粘りを見せる。
 再び近藤、カウンターのジャンピング・ヒップアタックがヒデを直撃。痛めた左腕で繰り出す逆水平とヒデのチョップが交錯、のけぞったヒデに近藤ヘッドバット、倒れたヒデにロングレンジピョン吉スプラッシュ。カウント2でヒデが返すとエプロンにアラケンが上がり村杉レフェリーの注意を引く。その間近藤の背後に忍び寄っていた梅沢がダッシュしてラリアット一閃、呆然と見つめるHEAT-UPセコンド陣。仲間のフォローで生き返ったヒデ、膝立ち状態の近藤にトラースキック。近藤がカウント2で返すと信じられない表情のヒデ。ならばと首を掻っ切って必殺の758i、ところがこれも近藤はカウント2でキックアウト、セコンドの梅沢もレフェリーにクレームを入れる程。館内は近藤の粘りに歓声を送る。
 しかし粘る近藤の息の根を止めたのはヒデのジャンピング・パイルドライバー。ピクリとも動けない近藤、天を仰ぎながらヒデは指を三本立てて完璧なカウント3。試合後「セミファイナルらしい試合しただろ」と言いニヤリと笑ったヒデ、HEAT-UPマットに戻ってきてからこれで全勝している訳がわかったような試合であった。

 試合後、喜ぶSMOKEY CRIMINALの面々。マイクを握るアラケン。

アラケン「いや~、ヒデちゃん!見事なまでのクリーンファイト、お疲れ様でした(館内からブーイング)。いや、いや、こんなに完璧なクリーンファイトを、日曜日の夜に披露できるなんて、私達もレスラー冥利に尽きますわな。ああ。いやそれにしても今日控室入ったら、ヒデちゃん、ツナギいつものように、我々のねえアイデンティティであるツナギ着るのかなと思ったら、急にその昔、ね、嫌々、HEAT-UP設立当時、ね!嫌々嫌々、ホントに嫌々正規軍に入れられてた時のコスチュームに着替えて、俺らのこと裏切るのかな~?と思ったらいやいやそんな訳ねえよなオイ!!見ろよ!今日ヒデちゃんは!ツナギを忘れた訳でもねえ、ええ!?ヒデちゃんは、”あの時”の忌々しい記憶を!ええ!?誰も!ええ!?俺ら(=無宿時代)に対抗できる人間が、強そうな人間が、ええ!?使えるレスラーがいないからって理由だけで嫌々正規軍に入れられてた時のコスチュームを着たってことは…”あの時”の忌々しい記憶を俺らは忘れてねえぞってアピールですよね?オイ、これホントになあ、今日ヒデちゃんはツナギ忘れた訳じゃねえぞ(館内笑い)。ホントだぞお前!ホントだぞオイ、なんだったらオイ、何日か前に俺メール貰ってるからな。『この日、ツナギじゃなくてこのコスチュームで』ってこれマジだぞホントに!ええ!?まあいいや。そんな事はどうでもいい。
 オイHEAT-UP!!オイ!お前らよおオイ、この(タッグ)ベルト、一体どうするんだよオイ!!オイ、誰かよお、俺らこのタッグチームに対抗できるタッグチーム、ええ、所属でも所属でもねえ、誰でもいいぞオイ!誰か、いると思うかお客さんよお。え!オイ!誰かいんのかお前!ここの団体に俺らに対抗できるタッグチームもしくは、6人タッグで対抗できるチーム、いると思う?お客さん、いたら拍手してくれよ(反応が薄い館内)。オイ聞いたかHEAT-UPのスタッフ、そして選手ボンクラ共よお!オイ、これが現実だ。お前ら、早急に俺らに対抗できるメンバー、よそから連れてくるのもなんでもいいぞお前。オイ、早急に用意してもらわなきゃ後楽園、面白くねえからなあ。
 という訳でヒデちゃん、アナタは何のコスチューム着ても似合いますな~。ホントに、SMOKEY CRIMINALのSEXY&DANDY担当ですよ。(ヒデが天に向かって投げキッス)わあカッコイイ!!オイ、お前らよお、トチ狂って連絡先書いたファンレター送るんじゃねえぞコノ野郎。オイ、今そんな時代じゃねえからなあ(館内笑い)。という訳で、DANDY担当、今日はお疲れ様でした。」

 第3、セミと完勝したSMOKEY CRIMINAL。名古屋でタッグベルトの初防衛にも成功しもはやHEAT-UP内で向かう所敵なし状態。果たして本当に彼らを倒すチームは出てくるのだろうか??

<試合後コメント>

近藤”ド根性”洋史
「全部出し切って、負けました……!相手がヒールだろうが、途中で勝手に入ってこようが邪魔をしようが、負けは負けです。僕は!『いい試合をした』で終わりたくなかったです!だから、負けました。ああああ!!後楽園に向かって、僕は止まらないです!負けても、負けても、ド根性で立ち上がって!立ち上がって!次勝ぁつ!ド根性ーッ!!(インタビュー会場から退出するもすぐ駆け戻ってきて)……一つ言い忘れたぁ!!新井!ヒデ!お前らどのベルトはド根性が取り戻す!後楽園で見てろ!絶対リベンジしてやる!ド根性ーッ!!うおおおおおお!!」


ヒデ久保田
「……チュッ」(投げキッス)

第5試合


 8.12後楽園でのタイトルマッチが決定した王者田村和宏と挑戦者兼平大介。田村は阿部史典を従えた「代煩悩タッグ」、兼平はシングル対決を経て心が通じ合った磐城利樹とのタッグで対戦する前哨戦。しかし代煩悩タッグはタッグトーナメント準決勝で近藤&兼平に破れ、つい先日の名古屋大会でもタッグ王座に挑戦し破れている。体格差もありデータ上では王者側がやや不利な状況に立っているが…入場時にベルトを掲げ兼平にプレッシャーをかける田村、獲れるもんなら獲ってみろといわんばかりに睨みつける。
 20時40分試合開始のゴング、先発は田村と兼平。素早いグラウンドの攻防からまず田村が腕十字に入れば、兼平も同じ技で対抗する。両軍交代、磐城のパワーにアキレス腱固めを繰り出した阿部、クイックタッチ。片足タックルからアキレス腱固めと繋いでいく田村、磐城エスケープ。磐城も早い段階でタッチ。二度目の田村と兼平、グラウンドで上になった田村だが兼平はスリーパー、阿部と交代。エルボーを打ち込む阿部、しかし兼平の逆水平で大きく倒される。兼平ボディスラム、交代した磐城もボディスラムで繋ぎエルボードロップ。重いエルボーを叩き込むと阿部はコーナーでへたり込む。コーナーで阿部を踏みつける磐城、兼平にタッチ。ボディスラムで持ち上げようとする阿部、兼平は軽々と持ち上げて叩きつけてチンロック。コーナーの阿部に重いエルボーをガンガン打ち込む磐城、リング中央に戻して更に続けると阿部は尻餅をつく。だがその状態からローキックを放つ阿部、不意打ちを受けた磐城は背中にスレッジハンマーからキャメルクラッチ、阿部エスケープ。兼平のスタンディングネックロックからフライングメイヤー、チンロック。更にロープ際で阿部に逆水平を打ち込む。ドロップキックをすかされた阿部だが、ステップ延髄斬りでローンバトルを脱出、田村にタッチ。
 田村コーナーからミサイルキック、ロープに走って人工衛星ヘッドシザース。串刺しエルボーからスリングブレイド、上下のコンビネーションからミノルスペシャル狙い、兼平肩車で担ぐが背後に降り立つ田村。チョップ合戦から田村ワキ固め、そして早くもアンドレに繋ぐ。王子でかつて両者が一騎打ちを行った場面がプレイバックする。エスケープした兼平、立ち上がりを狙って田村ボディに右ミドルを連打。ロープに走るが兼平スクープスラムから走り込んで田村のボディに膝を叩き込みブレーンバスター。磐城にタッチ、コーナーの田村にエルボーを入れ串刺しラリアットを連発。ブレーンバスターで担ぎ上げるが田村堪えてワキ固め、踏ん張る磐城の左腕をコーナーに叩きつけた田村、串刺しミドルも左腕へ。阿部がコーナーに登り、田村が押さえた磐城の左腕目掛けてミサイルキック。サッカーボールキックから左腕へのスクリュー、ニードロップ、もう一度サッカーボールキックを挟んでアームロックで捻り上げる。今度は阿部が磐城の左腕を掴み、コーナー上から田村がダブルフットスタンプ。磐城の左腕にニードロップ、フットスタンプ、膝立ちの磐城にロー、狙いは左腕。完全に磐城を捕まえた代煩悩コンビ、ツープラトンのチョップからサンドイッチロー、うつ伏せの磐城にサンドイッチ低空ドロップキック。大きなモーションから磐城の背中を蹴りつける阿部、左腕に腕を下からかち上げ田村にタッチ。押さえた磐城の左腕を蹴り上げる田村、これでもかと左腕を絞り上げ、再び阿部の左腕ミサイルキックに繋ぐ。更に阿部はチキンウイング・アームロックから腕十字、田村アームロック、控えの兼平に「来てみろ!」と挑発を忘れない。両足首で腕をロック、後ろに倒れ込んでダメージを与える田村。足を使ったアームロックに悲鳴を上げる磐城、何とかエスケープ。腕を蹴る田村、ロープに走るが磐城が逆襲のスパインバスターで脱出。ようやく兼平にタッチ。
 兼平は田村のボディに膝を叩き込んで珍しいDDT、エルボー連打からローリングエルボー。もう一発膝を叩き込んでファルコンアロー、エルボーと田村のチョップが交錯。ブレーンバスターを逆にぶっこ抜いた田村、走り込んでPK。両軍交代、ロープ際で膝立ちの磐城に阿部ドロップキック。走り込んでPK、腕十字狙いからキーロック、前方回転を加えて磐城を逃がさない。兼平は田村がしっかりとカット。スクープスラムで叩きつけた磐城、逆エビから片逆エビへ。体格差もあり苦しめられた阿部だがロープに手を伸ばす。再び代煩悩コンビの連携、串刺しミドルとレッグラリアットが交互に炸裂、ダブルブレーンバスターからサンドイッチサッカーボールキック、サンドイッチ延髄斬り、田村が押さえた磐城に阿部がPK。直後のブレーンバスターを逆に引っこ抜いた磐城、兼平にタッチ。兼平の逆水平に阿部はぐるぐるソバット、ぐるぐるジャンピングハイ。田村がミドル連打で追い込むが、串刺し攻撃をバックエルボーで阻止した兼平、ジョンウーから串刺しエルボー、ブレーンバスター。立ち上がりを待ってランニングニー、かわした田村スクールボーイで丸め込む。田村ミドルキック、兼平がエルボーを打ち込むとカウンターで田村アックスボンバー。兼平ラリアット、かわした田村ジャンピングハイ、ロープに走るが兼平持ち上げ、落下と同時に膝を突き立てる。もう一発ブレーンバスターから今度は決まったランニングニー、カウント2。
 田村をコーナーに振った兼平、逆襲のウルトラタイガーを食らう。走り込んできた磐城が田村にラリアット、その磐城に阿部がドロップキック、そして阿部に兼平のバックドロップ。リング上には田村と兼平、天を仰いだ兼平は田村にバックドロップ。無理やり立ち上がらせるが隙を突いて田村ジャンピングハイ。ミノルスペシャルを狙うがこらえた兼平が逆に腕十字へ。リング中央で決まったかに見えたが、田村が体重を上手く移動させて切り抜ける。しかし下から兼平が田村をコントロールし、再び腕十字へ。これを抜け出した田村がバズソーキック、場外では阿部が磐城にアンクルホールド。突っ込む田村、ヒップトスから兼平もう一度腕十字へ。苦しむ田村、何とかカットに入ろうとする阿部を必死に押さえる磐城、そんな中タイムアップのゴングが鳴らされる。前哨戦は王者・挑戦者共に痛み分けに終わった。

エンデイング


 負けはしなかったが、勝てもしなかった両雄。悔しがる兼平がマイクを握る。

兼平「田村さん、俺はアンタに負けたくないんだよ。俺は絶対に、絶対にHEAT-UPの新しい景色を創り出したいんだ。今日、今日は田村さんに勝てなかったけど、次は新木場で、後楽園まで徹底的に俺がアナタを追い詰めて、後楽園ホールで絶対勝ってみせる。次の新木場覚悟しといてください。」
田村「オイ兼平、新しい景色を創る。俺はなあ、HEAT-UP、そうやってどんどん新しい景色創ってきたんだ。オイ、これからも!俺が新しい景色創り出すんだよ!オイ、お前じゃねえよ、まだ顔じゃねえよお前は!オイ!108万年早いんだよ!!(阿部が「早いんだよ!早いんだよ!」と相槌を打つ)…オイ、ここは俺がチャンピオンだ。俺が最後を締める(場内の一部から「ええ~?」の声)誰だ今ええ~?っつったのは!?(館内笑い)」
兼平「そんなアンタ、自分ばっかりいつも欲しがるみたいに…(館内爆笑)確かに、確かにアンタは素晴らしいチャンピオンだけど、今日は引き分けだったんで僕が締めます(館内拍手)。今日は特別に…帰れ(館内爆笑と大きな拍手)。」

 なかなか引き下がらない代煩悩コンビ、兼平に「帰れ帰れ帰れ、帰れ!」とダメ押しされ、渋々帰っていく。しかし「これはこれでちょっと気まずい…」と怖気づいてしまう兼平。「つい勢いで…」代煩悩コンビがツッコミを入れそうになると気丈に「帰れ!」と仕切り直す。リング上には兼平と磐城、狙ったわけではないがこれもHEAT-UPの『新しい景色』。兼平は新木場、後楽園、そしてこれから続くHEAT-UPの新しい景色を創り出していくのだろうか。それとも田村が…???

<試合後コメント>

兼平大介&磐城利樹
兼平「流石、HEAT-UPのチャンピオンですね、田村さん。試合時間が引き分けになっちゃって、後半ちょっと今まで試合したこと無い時間だったんで、スタミナが切れそうになったんですけど、でも、負けじゃないので。僕は誰に何を言われても後楽園で田村さん倒して、HEAT-UPのチャンピオンになります。磐城さん、もし僕がベルト獲ったら、この前のシングルの続きじゃないですけど、タイトルマッチで、防衛戦で……!」
磐城「ぜひお願いします!」
兼平「今日はありがとうございました!」
磐城「ありがとうございました!」(兼平&磐城が固く握手)


田村和宏&阿部史典
阿部「田村さん、最後2年半に、13年が負けかけてましたよね?」
田村「えっ!いやいや、そんなはずはないでしょ……。阿部ちゃん、阿部ちゃん何年だっけ?」
阿部「僕おんなじくらいです。3年目です」
田村「3年目でしょ?見た?最後の腕十字?」
阿部「見てました」
田村「これは極まる……で、これ見て。親指。これは、極まんないんだ」(ジェスチャーを交えて技の解説)
阿部「いや、でもがっつりヒップトスされて……」
田村「冬木さんとか知ってる?ストレッチプラム。あれ、小指の角度が違うんですよ。俺、角度変えれる……」(再びジェスチャーを交えながら)
阿部「あっ、勉強になります(半笑いで)」
田村「極まんないの!これが、13年の重み!」
阿部「いや、すっげ……(半笑いで)」
田村「分かる?」
阿部「圧倒的、圧倒的ですよ、圧倒的ィ……(半笑いで)」
田村「まだまだだよ兼平!後楽園間に合うのかお前!後楽園間に合うのか?見てみ?阿部ちゃん、また俺ちょっとデカくなったと思わない?」
阿部「デカくなりました。三頭とかもう……」
田村「でしょ?」
阿部「すごいです。このBCGの広がり方がもう……(半笑いで)」
田村「37歳!13年目!まだまだ進化中です」
阿部「はぁ~!追いつけない」
田村「見てこの背筋」
阿部「うっわ、すっごいっすね。逆三角ですよ」
田村「これで後楽園もヒートアップさせるんで」
阿部「ヒートアップさせましょう!」
田村「まだ新木場も残ってるから、新木場でアイツにもう『田村さんすみませんでした』って言わせるくらい追い込んでやるから。108万年早いんだよ!絶対にね、後楽園……」
阿部「タッグもすっごいやりやすくて」
田村「良かったねぇ今日も!こないだ獲れなかったけど、それに向けてもね、進んでこう!」
阿部「よろしくお願いします!」
田村&阿部「王子!HEAT-UP!!」

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