【試合結果】5・28 DDT後楽園ホール大会 【KO-D無差別級】竹下幸之介vsヤス・ウラノ 【KO-D6人タッグ】大石真翔&勝俣瞬馬&MAOvs男色ディーノ&石井慧介&ロイズ・アイザックス

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『Audience2017』
日程:2017年5月28日
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1384人(満員)

▼アンダーマッチ 15分1本勝負
[DAMNATION]○マッド・ポーリー
5分3秒 リバース・スプラッシュ→体固め
●松永智充

▼イタリアンルール 30分1本勝負
[T2ひー]大鷲透(フリー)/ヒラタコレクションA.T./●ヒラニートコレクションa.t.
5分57秒 バックスピンキック→片エビ固め
[酒呑童子]○KUDO/坂口征夫/高梨将弘

▼タッグマッチ 30分1本勝負
赤井沙希/○ハイジ・カトリーナ(フリー)
3分36秒 レッグドロップ→体固め
アントーニオ本多(フリー)/●島谷常寛(DNA)

▼KO-D6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/NωA】○大石真翔/勝俣瞬馬(DNA)/MAO(DNA)
5分26秒 直伝!トルネードクラッチ
【挑戦者組/I・G・F】男色ディーノ/石井慧介/●ロイズ・アイザックス(フリー)
※第29代王者組が3度目の防衛に成功。アイザックスの持ついつでもどこでも挑戦権が大石に移動

▼スマイルスカッシュvsALL OUT! 30分1本勝負
[スマイルスカッシュ]HARASHIMA/○高尾蒼馬
9分21秒 ソラリーナ
[ALL OUT]彰人/●X=ディエゴ

▼スーパー・ササダンゴ・マシン復帰戦 30分1本勝負
高木三四郎/●スーパー・ササダンゴ・マシン
10分44秒 ゴッチ式パイルドライバー→体固め
○鈴木みのる(パンクラスMISSION)/ロッキー川村(パンクラスism)

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[DAMNATION]佐々木大輔/○石川修司(フリー)/遠藤哲哉
8分55秒 スプラッシュマウンテン→エビ固め
入江茂弘/樋口和貞/●岩崎孝樹(DNA)

▼KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負
【王者】○竹下幸之介
28分31秒 サプライズローズ→片エビ固め
【挑戦者】●ヤス・ウラノ
※第61代王者が3度目の防衛に成功

ヤスがDDT所属ラストマッチで竹下に「君はDDTの宝でこの僕の宝だ」!ササダンゴが復帰!ディーノが大石のヤリ捨てを批判しロイズの再参戦決定!

ダークマッチ

 握手から試合開始。ショルダータックルで松永がぶつかっていくが、受けきったポーリーがラリアットも、避けた松永がショルダータックル2連発で倒し「マツ・ナガ」とポーズを決めようとするがポーリーが後ろからハンマー。ポーリーは投げようとするが松永がブレーンバスターで投げ捨て「マツ・ナガ・トモミーツ!」とポーズを決める。

 ポーリーがベイダーハンマーからコーナーに振って串刺しラリアット。さらに串刺しボディスプラッシュからランニングボディプレス。フォールも2。
 ポーリーはSTFで捕らえるが松永はロープへ。ポーリーは串刺しヒッププレスから踏みつけフォール。これを1で乗り越えるとリバーススプラッシュを投下するが松永は剣山で迎撃。しかし松永の膝にも大ダメージ。
 ポーリーはロープに振ろうとするが、松永が逆に振ってアックスボンバー。
 松永はバックドロップを狙うが、コーナーに突き飛ばしたポーリーが串刺しボディスプラッシュ。これを避けた松永がバックドロップで叩きつけてフォールも2。
 ポーリーがベイダーハンマーも松永はエルボーで返していく。松永はつっぱりでロープに押し込むが、ポーリーは追走ボディスプラッシュ、松永は再度つっぱりでロープに押し込んでから走り込むが、ポーリーはルーテーズプレスでフォールも2。
 ショートレンジラリアットでなぎ倒したポーリーがリバーススプラッシュを投下。これで3カウント。

オープニング

 DDT台湾大会時に設立が発表されたDDT台湾支社にて、第一回DDT台湾大会が7月29日に行われることが発表された
新台湾プロレスのレッカが登場し「これからもDDTのプロレスを台湾で広げたいと思います。皆さんよろしくお願いします」と挨拶した。

 続いて6月4日の東京女子プロレス新宿FACE大会でタイトルマッチを行う優宇と坂崎ユカがリングに登場。
坂崎「ただいまー!あたくし、東京女子プロレスの坂崎ユカと申しまして、最近まで修行に出てたんですが、絶賛帰ってきました―!ありがとうございます!そして、修行してきたんですけども、まだ修行の成果が試せてません。なので、6月4日新宿FACE、この無敗の女、優宇、この、太い腕、太い足、太い図体、これを私がぶっ倒す、その記念すべき日になります。きっとなるだろう、6・4、みなさん絶対に見にきてくださーい!」

優宇「皆さんこんにちは東京女子プロレスの優宇です。はい、告知があったとおり、来週ですね、6月4日の新宿FACE大会で五度目の防衛戦を隣りにいる坂崎ユカさんと行います。色々言われたんですけど確実に勝って、8月26日には後楽園ホールで大会があるのでしっかメインのリングに立ちたいと思うのでしっかり応援よろしくお願いします。是非6月4日新宿FACE大会、ロビーの方でチケット売ってますのでよろしくお願いします」

 ビアガーデンプロレスが7月30日から8月5日の一週間行われるが、7月31日~8月4日の平日のプロデュースを行うユニット達が日程を決める抽選会へ。抽選の結果
31日 スマイルスカッシュ
1日 ダムネーション
2日 ディーノ&ササダンゴ
3日 オールアウト
4日 酒呑童子
が行うこととなった。

 最後に、入江茂弘と樋口和貞がリングへ。
入江「そんなことより、あれどうなりましたか?大事なこと言ったじゃないですか試合後に、野郎Zですよ」
亜門GM「野郎Z今年中にやりたいと思ってるんですけど男子限定なんで熱い最中は無理かなと寒い季節にやろうと思って」
入江「適当に流してやらない気でしょう。僕決めてきましたよ(7月13日新木場で開催決定とモニターに映される)」
亜門GM「7月なんて暑いから嫌だよ!男ども汗だくで吐いちゃうダメだよ!」
入江「暑かったら、なんでダメなんですか?」
亜門GM「暑いと汗かいてみんな嫌じゃない?」
入江「暑いと嫌ですよね?暑いのって野郎達だけですか?ゲストで来た女性も暑いじゃないですか?」
亜門GM「そうなったら?」
入江「暑いと。脱ぎたくなりますよね?もしかしていつもより一枚多めに脱いじゃうかもしれないです」
亜門GM「頭いいね!」
入江「僕天才ですよ」
亜門GM「やろう!決定です!アイドルの子呼びたいよね?」
入江「野郎Z前回アメリカ行ってて出れてないんですよ。その時ゲストに来ていて和地つかささんお願いします。わーちーぱい!わーちーパイ!」
亜門GM「やるから和地さんオファーするから、オープニングコールお願いします!」
樋口「というわけでね、7月15日決まったんで、野郎Zどもは、俺たちについて来い!というわけでして、後楽園大会スタートと行きたいところなんですけど、ここで入江さんが寝ずに考えた野郎Zの言葉があるのでそれを言ってから、自分たちが今を信じて明日に輝けWe are野郎Zと言ったらWe are野郎ZでZを作ってください。今を信じて明日に輝けWe are野郎Z!後楽園大会スタート!」

第1試合

 ヒラタコレクションA.T.が後楽園初登場。下村の親戚のヒラニートコレクションa.t.とともに、大鷲がゲンナリした表情で後ろをついて入場。
 透明犬を連れてリング上でポーズを決めるが、坂口が前をふさぎ透明犬を実況席に投げ捨てる。

 試合が始まり、酒呑童子を華麗に避けようとしたコレクション’sをKUDOと高梨が丸め込むが、これを返したコレクション’sがドロップキックで場外に叩き出す。だが背後から坂口が近づき、二人を叩き落とそうとするが、ヒラタが逃走しヒラニートが酒呑童子の連携攻撃で痛めつけられる。
 高梨がヒラニートをヘアーホイップも、側転して着地したヒラニートがミサイルキックを叩き込んで大鷲にタッチ。大鷲はヒラタとヒラニートの顔面を張ってリングインし、酒呑童子に次々ビッグブーツ。さらにブレーンバスターを狙うが、ヒラタが「ワタシコウラクエンハツトウジョウデス。ワタシモットカツヤクシタイ。ワタシタチニチャンスヲ!ワタシタチニタッチを!ワタシタチニボンジョルノー!」とアピールするが大鷲は無視してブレーンバスターで高梨を叩きつける。

 コレクション’sは透明犬を散歩させて大鷲にリードを渡すと、大鷲は透明犬に引っ張られて自軍コーナーに戻りヒラタにタッチ。
 コレクション’sは走りこむが、坂口とKUDOがミドルキックで迎撃し、コーナーに振るがヒラタがヒラニートにKUDOを振りヒラニートが手刀。ヒラタが坂口と高梨に手刀から、大鷲にヒラニートが手刀。
 ヒラタが高梨を、ヒラニートが坂口をパラダイスロックで捕らえ、なぜか大鷲にも二人がかりでパラダイスロック。
 ヒラタが「コウラクエンコレクションノハジマリデス」とメガネをかけると、音楽が流れコレクション’Sがゆっくりとリングを回りポーズをきめるが、KUDOが二人まとめてスクールボーイ。これを返したコレクション’Sに次々ミドルキックからヒラタに延髄斬り。ヒラニートがトーキックから走り込みエルボーも、KUDOが平田を突き飛ばし同士討ちさせ、ヒラニートにコンビネーションキックを叩き込んで3カウントを奪った。

第2試合

 先発は赤井とアントン。ロックアップもアントンがすぐにマイクを取ると「こんないい匂いさせて試合できるかギブアップだ!もしよかったら自分が徹夜で考えて来た昔話聞いてもらってもいいですか!ごんぎつねー!魚加えたごんぎつね!『おい!いくらカツオ!どら猫追いかけていくわよ』『お姉ちゃんパンツぴょんぴょーん!』『カツオが!動かないの!』『どうしたの?』『さっきからずっと微動だにしないのよ!』『カツオ!どうして!身動き一つとらないじゃなか!あんた、もしかして、カツオじゃなくてマグロ!』」とごんぎつね攻撃も、イマイチだったか赤井がカット。赤井がビッグブーツを狙うもアントンは再度ごんぎつねからボディスラムで叩きつけ、島谷のその場飛びシューティングスターとアントンのごんぎつねドロップの同時投下。アントンは赤井をコーナーに押し込むと、串刺し攻撃を狙うが避けた赤井がミドルキックからダイビングクロスボディアタック。赤井はハイジにタッチ。アントンも島谷にタッチ。

 島谷がエルボー連打も、受けきったハイジがみぞおちに強烈なエルボー。島谷をロープに振るとラリアットも、避けた島谷がドロップキックで倒しフォールも2。
 島谷はエルボー連打からロープに飛ぶが、ハイジがラリアットで迎撃しフォールもアントンがカット。
 アントンと赤井がエルボー合戦からハイキックも、アントンが避けるが赤井は裏拳を叩き込んでアントンを場外へ叩き出す。赤井はサッキーカッターからハイジがレッグドロップを投下しこれで3カウント。

第3試合

 NωAが4月29日に発表された新曲『ωe are the HERO‼︎』を、前の曲とは違い生歌ではなく口パクでリング上でアピール。
 バックステージではDNA勢や伊橋の腕をミラクルアスで折るロイズの姿が。
ディーノ「おいテメーらよく聞け、このロイズ・アイザックスは明日ユナイテッド・ステーツに帰ってしまいます。この二、三ヶ月、このミラクルアスで一世を風靡したロイズ・アイザックス。しかし悲しむには、まだ早い、我々がこの試合で6人タッグのベルトをとればまた来日が決定する。そのために貴様らの腕の骨、折って折って折りまくってやる」
ロイズ「NωA、ホネオリゾンノ、クタビレモウケダ」

 挑戦者組が急襲し試合開始。ディーノが大石を後ろからロイズが前から腰を振って攻め、石井が顔面にドロップキックを叩き込む。
 大石の腕をロイズがミラクルアスで折ろうとするが、これはMAOと勝俣がカット。

 MAOと勝俣がロイズをロープに振ってダブルチョップからダブルの低空ドロップキックで倒しダブルのブレーンバスター。MAOがフォールも2。
 MAOが二段蹴り式のビッグブーツから勝俣がトラースキック。更に大石がエプロンを走り込んでのビッグブーツからMAOがロックボトムで叩きつけてフォールも2。MAOは大石にタッチ。

 大石はミラクルエクスタシーを狙うが、着地したロイズがチョップから裏拳。ハーフハッチスープレックスから石井にタッチ。

 石井はフィッシャーマンバスターからフォールも2。石井はディーノにタッチ。

 ディーノはエプロンの勝俣にエルボーからMAOにリップロック。大石に垂直落下式ブレーンバスターからフォールも2。ディーノはロイズにタッチ。

 ロイズはコーナーで尻を出し、石井が大石をgo2sleepでディーノのパンツの中に突っ込みディーノは男色ドライバー。大石の腕をロイズの尻にはさもうとするが、カットに来た勝俣にディーノはリップロック。勝俣の腕にロイズがミラクルアス。
 続いて大石の腕をはさもうとするが、MAOがカットに入りロイズの尻に旋風脚。さらにカンチョー攻撃も、ロイズはミラクルアスでこれを挟み込みMAOの指を折る。
 ディーノは大石を前からロイズが後ろから腰を振って攻めディーノが男色ペディグリー。改めてロイズの尻に大石の腕をはさむも、大石はパンツをずり下げこれを阻止すると直伝トルネードクラッチで逆転勝利。

 これによりNωAが王座防衛に成功し、ロイズのいつどこ権が大石に移動した。

亜門GM「また一つ試練乗り越えましたね。ただすでに次の挑戦者チーム決まってます。この3人です出てきてください(酒呑童子がリングへ)」

高梨「おいおいおい、NωA、防衛、おめでとう!見てたけどよ、見てたけどやっぱりあんたら歌えて踊れて闘えるスゲーチャンピオンだと思ってるよ。まこりん今日もかっこよかったぜ。正直お前らみたいな素晴らしいチャンピオン前にして若干震えちまうけどな、言いたいことが一つだけあるんだ」
坂口「殺りに行くから腹くくっとけよ」
(酒呑童子はリングを後にする)
大石「試練が、試練が過ぎると思うんですけど、でも!我々NωAがこのチャンピオンで居るために、あの3人は、乗り越えなきゃいけない壁だと思ってます。この試練乗り越えて本物のチャンピオンになりたいと思いますので応援よろしくお願いします。以上、僕達ニューレスリングアイドルNωAでした!」

<試合後コメント>
酒呑童子
――KO-D6人タッグ王座への挑戦表明がありました
高梨「おう。それよりな、なんだあのイタリアの連中。知らねぇけどよ。兄弟の力借りればこんなもんだよ。個人的にはアイツにやり返してねーからよ、その時はいつかやり返してやるよ。それよりよ、坂口、KO-D6人、ついに来たなオイ」
坂口「6人(タッグ)っつったら酒呑童子だよ。あいつら、新曲とか言ってるけど、歌の練習するまえにプロレスの練習しろ。リングはやるかやられるかなんだよ」
KUDO「俺達が6人タッグのベルトの勝ちを高めていくんだよ、まあ、期待してて下さい」
高梨「てぇことだ!!今も昔もこれからもな、6人タッグの中心にいるのは俺たち、酒呑童子だ!以上!!」

NωA
――まずは大石選手、いつでもどこでも挑戦権獲得おめでとうございます
大石「そうだった!」
勝俣「おめでとうございます!!」
大石「ちょっとね、まさか取れると思ってなかったんで。久しぶりに頭を使ってこの使いみちを考えようと思って。ちょっとだけ期待してて下さい。普段使わない頭を使ってなんかやりますんで。僕は出られなくなったけど、NωAの他の二人がKO-Dトーナメント出られるかもしれないんで。いいねぇ!両国のメインでNωA対決!最高じゃないですか」
勝俣「おー!!最高!!大石くんがチャンピオンになって、僕かMAOが挑戦者で……最高ですね!」

――NωAの新たな試練として酒天童子との王座戦が決まりました
勝俣「ガクガクブルブルガクガク……」
MAO「……ぶっちゃけ、避けてきてましたからねー」
大石「ちょうどね、KO-Dトーナメントも始まるし、みんなシングルの方を見てて6人タッグの方にあまり目を向けてなかったので、ちょうどよく防衛回数を重ねようと思ってた矢先……」
勝俣「まさかのこの試練」
MAO「いつか来ると思ってましたけどねー」
勝俣「いつか通らなきゃいけない試練だとは思っていたけども」
大石「こんなに早く来るとはねー。防衛5回目とか6回目とかになってから気付いてほしかったねー」
勝俣「前に僕が持ってた時、(酒天童子に)ボコボコにされましたからね……」
大石「まあでも、僕たちはあの頃とは違うんで!次の後楽園ホールには新曲のCDも出そうかと!」
MAO「一周年なんですよ!」
勝俣「来月で一周年!ちょうど!」
大石「それまで、防衛戦いつかわからないですけど、それまで防衛して新曲発売記念としてベルト持って踊りたいと思います!」


男色ディーノ&ロイズ・アイザックス&鶴見亜門
ディーノ「明日で帰っちゃう……帰っちゃうよぉぉ~~~~(泣)」
ロイズ「オオオオォォン……(泣)」
(近くで見守っていた亜門GMを二人でチラチラ見る)
ディーノ「こんなに頑張ったのにぃぃ~~三ヶ月も……すごい必殺技でみんなの心を掴んで、最後ベルト獲れずに……オォォオオンン(泣)」
(近くで見守っていた亜門GMを二人でチラチラ見る)
ディーノ「ひどいよDDTィィ~~!!こんなに頑張ったのにィィ!!ヤリ捨てですよ!!DDTは大石真翔か!!DDTは大石真翔だぁ~~!!(泣)」
(近くで見守っていた亜門GMを二人でチラチラ見る)
亜門GM「……分かったよ!また呼べばいいんだろぉ?!大石みたいなこと言うんじゃないよ。ヤリ捨てしないようちは」
ディーノ「あぁぁぁ~~~!!(泣)大石みたいなこと言いだした!!『俺は違う』って!!いつ会おうって決めずに『また会おうね』って会わないんだ!!!(泣)」
亜門GM「分かった!分かったよ!今年中にまた呼ぶって!!」
ディーノ「あぁぁぁ~~~!!(泣)今年中って先に伸ばしていつの間にか無かったことにするんだ!!大石戦法だ!!」
亜門GM「大石といっしょにするんじゃないって!!」
ディーノ「じゃあ具体的にいつ呼ぶって言ってよ!」
亜門GM「じゃあもう、秋!秋にまた呼びますよ!それでいいでしょ?」
ディーノ「秋ってことは9月から11月の間?」
亜門GM「それくらいの間にね、色々調整付けてまた呼びますから。ね?そんなこと言うんじゃないって」
ディーノ「オータムに、ワンモア……」(ロイズにささやく)
ロイズ「ヤッターーーーー!!」
ディーノ「お前ら見たか!!IGF計画はまだこんなもんで頓挫なんてしてない!!見てろ大石!DDTは大石じゃねぇってことを証明したぞ!!あとはお前、女性に対してヤリ捨てとかそういうのは止めろ!!IGF計画はまだまだ続くぞ!! KILL THE 大石!!」

第4試合

彰人「皆さん後楽園ホール大会楽しんでますかー!皆さんが気になってるオールアウトの新メンバーX、僕が自分のコネクション使って、海外から呼んで来ました。じゃあ早速紹介したいと思います。ディエゴ!(ワンチューロが登場)皆さんオールアウトの新メンバー、ディエゴです」
ディエゴ「今日からワンチューロじゃない。ディエゴです!」

 オールアウトが急襲し、ディエゴがHARASHIMAを場外に出しトペ・アトミコ。彰人が高尾をアームホイップで叩きつけ、ネックブリーカー・ドロップからフォールも2。彰人はディエゴにタッチ。

 ディエゴはナックルからボディスラム。エルボードロップからフォールも2。ワンチューロは彰人にタッチ。
 彰人とディエゴはダブルのハンマー。高尾が立ち上がるとエルボーの打ち合いから彰人が倒れるふりをしてスネにキックから高尾を丸め込んで変形STF。高尾はロープへ。彰人はディエゴにタッチ。

 ディエゴはヘッドロックから首投げで倒しサーフボードストレッチ。高尾はロープへ。ディエゴはコーナーに押し込むが、高尾が彰人とディエゴに交互にエルボー。だがディエゴがコーナーに顔面を叩き込み彰人にタッチ。

 彰人は強烈なチョップも、高尾が前蹴りを放つが彰人がトーキック。高尾は彰人をロープに振るとドロップキックで迎撃しHARASHIMAにタッチ。

 HARASHIMAはライダーキックから串刺しビッグブーツ。さらにコーナーに乗せて雪崩式ブレーンバスターからフォールも2。
 HARASHIMAはハイキックも避けた彰人が低空ドロップキックから俵投げ。彰人はディエゴにタッチ。

 ディエゴはランニングエルボーから串刺しバックエルボー。さらに走り込むが、HARASHIMAが前蹴りでカットしジョン・ウー。HARASHIMAはミドルキック連発も、ディエゴはキャッチし顔面を張る。HARASHIMAは前蹴りから投げようとするが、ディエゴが逆にブレーンバスター。ディエゴは走り込むがHARASHIMAは延髄斬りで迎撃し高尾にタッチ。

 高尾をコーナーに振ったディエゴが走り込むが、足を伸ばしてカットした高尾が背中にフットスタンプから顔面にドロップキック。高尾はランニングエルボーで倒す。
 エルボー合戦から高尾が左右のエルボー。高尾が延髄斬りからロープに飛ぶも彰人がニーアッパーからディエゴがラリアットでフォールも2。
 ディエゴは投げようとするが、そのまま高尾が下がりコーナーに押し込むと、HARASHIMAがそこへ串刺しエルボーから高尾が背中にフットスタンプ。さらにHARASHIMAがスワンダイブボディプレスから高尾がバズソーキック。フォールも彰人がカット。

 高尾がジントニックを狙うが、ディエゴが逆さ押さえ込みの体勢。だがHARASHIMAがスタンディングでカットしようとするが、ディエゴがこれを同士討ちさせ高尾にブレーンバスター。フォールも2。ディエゴは担ぐが、着地した高尾が延髄斬りから走り込むもディエゴはラリアットでなぎ倒しフォールも2。
 ディエゴは担ぐが着地した高尾がソラリーナで3カウント。

<試合後コメント>
HARASHIMA&高尾蒼馬
――本日、ワンチューロ改めディエゴ選手と戦いましたが如何でしょうか
HARASHIMA「そうですね。ワンチューロ改めディエゴ、誰が来るかビックリして、「ワンチューロだ」と思ったんですけど、試合のスタイルとか変わってましたよね。中々強烈な打撃とか貰って、今度が楽しみですね。また戦ってみたいですね」
高尾「ワンチューロ改めディエゴ、シリアスというか、打撃が一発一発強くなってて、負けそうな場面もあったんですが、最後なんとか勝てたんで」
HARASHIMA「僕らもね、仙台でのタッグ王座挑戦も決まってるんで、絶対落とせない試合なんで。でもね、最後高尾くんの、こう……「くるん」で決まったんで」
高尾「「くるん」で(笑)」
HARASHIMA「でもね、最後連携とかも決まったんで色んな場面あったんですけど、色んな勝ち方が出来るタッグなんで、仙台に向けてコンディション上げていきたいと思います!」

――今日は盟友である、ヤス・ウラノ選手がDDT所属として最後のリングに立ちますが
HARASHIMA「まあ、寂しくならないと言ったら嘘になりますけど、でも別に同じプロレスの業界にいるわけですし、ウラノ君の活躍の場が広がるのは嬉しいですし、必要とあらば僕らが呼べるときは呼べるし、同じユニットメンバーであるという気持ちは変わらないので。今日のメインは全力でサポートして、ウラノくんの勝てるプロレス、勝つプロレスをサポートしていきたいと思います。そして、ウラノくんがベルトを獲った暁には、僕がいつも巻いてもらっていたベルトを、僕がウラノくんに巻いてあげたいと思います」
高尾「引退するとかそういう話ではないので。全然また会う機会はありますし。で、ウラノさんがベルトを獲ったら、HARASHIMAさんが巻いたベルトを一回外して、僕がまた巻いてあげたいと思います(笑)」

第5試合

 ササダンゴが登場し『復帰戦における新必殺技の重要性について』のプレゼンを行う。

 ササダンゴは『『垂直落下式リーマンショック(1発で相手の35%体力を削り3発でとどめを刺すDDT)』と『パワポプレゼン』が必殺技で暴力と提案力がある。だが今日のメンバーだとササダンゴ復帰のインパクトが弱く、そこで新しい必殺技がほしいとSWOT分析。結果的に技を外注することに決定し、飯伏プロレス研究所と業務提携し共同研究。ロイヤリティ契約じゃなく一括でと飯伏所長がゆずらず、飯伏の練習に一時間ほど付き合った結果、DDTの体勢から一度担いで落とす飯伏式リーマンショックが開発費用3万5千円で完成。これはササダンゴのへそくりの35%でありリーマンショックのダメージと同じ』と結論づけプレゼンを終えた。

 第16代NEVER無差別級王者の鈴木みのると 第13代ミドル級キング・オブ・パンクラシストのロッキー川村のタッグがリングへ。

 先発は川村とササダンゴ。ロッキーが右のジャブで牽制し、ササダンゴを無視しシャドーボクシングを始める。ササダンゴは後ろから急襲しストンピング連打。エルボー連打から川村は「エイドリアーン」と鈴木にタッチ。鈴木は川村の頭を叩き説教してからリングへ。

 ササダンゴは「鈴木さん!勝手に復帰してすいませんでした!」とチョップ。鈴木は無言で上半身のコスチュームを脱がすと胸に向かって「復帰おめでとう!」と強烈なチョップ。
 ササダンゴはコスチュームを直し「復帰戦のお相手をしていただきありがとうございます」とダブルチョップ。鈴木は改めて上半身のコスチュームを脱がすと「どういたしまして」とチョップ。ササダンゴはコスチュームを直し「プロレスキャノンボールではお世話になりました!」とチョップも、鈴木はコスチュームを脱がし後ろ手にさせると「やかましいわ!」と叩きエイドリアーンとタッチしようとしたササダンゴに改めてチョップ。ササダンゴは逃げるように三四郎にタッチ。

 三四郎は鈴木を場外に叩き出すと「東京ドーム行くぞ!」とヘッドロックから南客席へ。ササダンゴと川村も場外乱闘を行う中、鈴木が机を持ち出すも、三四郎は通路を走り込んでのラリアット。さらに鈴木を机に寝かせると階段ステップ上からのボディスラムを狙う。だが鈴木は立ち上がり淡々とリングへ戻ろうとする。三四郎は追いつくも鈴木はイス攻撃。

 リングに戻り鈴木は腕ひしぎで捕らえるが三四郎はロープへ。鈴木は川村の顔面を叩きタッチ。
 川村はボディブロー連発でコーナーに押し込みボディブローのラッシュ。さらにジャンピングナックルショットをボディに叩き込みコーナーで「エイドリアーン!」とアピール。だが三四郎がこれを突き飛ばしぶっこ抜き雪崩式ブレーンバスター。三四郎はササダンゴへタッチ。

 ササダンゴはドロップキックからリーマンショック。更に飯伏式リーマンショックを叩き込んでフォールも鈴木がカット。
 ササダンゴは走り込むもボディブローから右フックで迎撃した川村が鈴木にタッチ。

 鈴木は脇固めも三四郎がカット。三四郎とササダンゴがダブルのブレーンバスターから飯伏式リーマンショックを狙うが鈴木は着地しスリーパー。それを投げ捨てたササダンゴが走り込むも鈴木は強烈なチョップ連発。鈴木はボディブローから左右の平手打ち連打。鈴木はスリーパーで捕らえると、マスクを前後逆にしてからのゴッチ式パイルドライバー。これで3カウント。

三四郎「おい!エイドリアーン!下がれ下がれオラ、闘いはもう始まってんだよこの野郎!6月1日、2012年に約束したとおり、決戦の舞台を用意した。東京ドーム!普通の試合だと思うんじゃねーぞ。路上プロレスだ!何が起こるかわからねー!5年越しのリベンジ、果たしてもらうぞ!この一戦が!」
鈴木「チョット待て、リベンジ果たすのお前な。俺じゃないからな」
三四郎「エイドリアーン!便利な言葉だなおい。へいへいへい、ストップ、関係ないやつはあっち言ってくれ。おい、この一戦が見たければな、DDT UNIVERSEに入会お願いします!」
鈴木「おいおいおい宣伝かよこのやろう!(川村ともめる)」
川村「(マイクのスイッチが入っていないまんま)エイドリアーン!(頑張ってグローブのままスイッチを入れて)エイドリアーン!」
鈴木「そういうことだよ」
三四郎「待ってるぞこのやろう!」
(鈴木と川村はリングを後にする)
三四郎「エイドリアーン!便利な言葉だなおい。6月1日、まったナシだこの野郎。俺と鈴木みのる、5年越しのリベンジを見たいやつが居たら今すぐDDT UNIVERSEに入会してくれ。これは宣伝じゃない、男の熱い感情だ。UNIVERSEに入会していないどちらかと言えばTwitterでハッシュタグを追いかけている人にも無料で見れるページを用意した。ある一定時間無料で見ることが出来る、お願いします。6月1日、東京ドーム楽しみにしていてください!」

<試合後コメント>
鈴木みのる&ロッキー川村
――高木選手と東京ドームの前哨戦となりましたが、如何ですか
鈴木「……如何も何もねぇよ」

――久々に高木選手と戦った感触と言うか……
鈴木「感触……これぞDDTっていう代表の二人だからね。でもね、全部川村にやられたよ、誰だアレ呼んだの。お前か?」
(インタビュー会場にロッキー川村が乱入)
ロッキー「エイドリア~~ン!!エイドリア~~ン!!」
鈴木「…………お前、言っとくけど、6月1日、東京ドーム来るなよ?邪魔するなよ?俺の試合。なあ、絶対来るなよ?邪魔しに来るなよ?」
ロッキー「エイドリア~~ン!」
鈴木「……俺もそれ一回言ってみてえな」
(鈴木は退場)

――川村選手、DDT初参戦でしたが如何でしたか
ロッキー「エイドリア~~ン!!エイドリア~~ン!!イッツマイン!!エイドリア~~~~~~ン!!」


高木三四郎&スーパーササダンゴマシン
――高木選手、東京ドームの前哨戦となりましたが
高木「エイドリア~~~ン!!……オイ!!何がエイドリアンだふざけんじゃねぇぞ!!なんだあのロッキー川村は畜生!今日はスーパーササダンゴマシンの復帰戦だぞ!全分持っていきやがって!!東京ドームの前哨戦も全分持ってかれたよ。どうすんだ、ササダンゴ!!」
ササダンゴ「6・1東京ドーム出させて下さい!このままじゃ納得行かないですよ!6・1東京ドーム出させて下さい!」
高木「いやいや……」
ササダンゴ「ロッキー川村が来るなら出ますよ!必要ならグローブも付けますし!!」
高木「ロッキー川村来るの?!」

――鈴木選手はロッキー川村選手に「絶対来るな」と……
高木「絶対来る!!」
ササダンゴ「絶対来るでしょ!!」
高木「じゃあお前も絶対来るなよ?!」
ササダンゴ「絶対行きません!!」
高木「絶対来るなよ?!」
ササダンゴ「絶対行きません!!6・1東京ドーム路上プロレス、絶対に行かない!!」
高木「……とにかく、ササダンゴマシンが復帰して本当に嬉しいよ。7ヶ月間、彼も色々と思うこともあったと思うんだけど、今日一緒にリングに上がれて良かったです」

――7ヶ月ぶりの復帰戦、相手がロッキー川村と鈴木みのるという強敵でしたが
ササダンゴ「『あれ?』という。試合終わって、次、6・1東京ドーム出たいという、元気だし、悔しいんだなって。いいんじゃないでしょうか。いい気がします。なんていうんですかね、心は折れるんだけど、スタミナが切れない。いい兆候だと思います」
高木「お前試合中心折れまくってただろ」
ササダンゴ「心は折れてるんですけど、スタミナが切れない」
高木「チョップで心折れまくってただろ」
ササダンゴ「折れたんですけど、その瞬間『あっ、復帰したな』と感じました。心は折れてもスタミナは切れてないです。一歩前進しました」
高木「まあ、6・1もね、自分にとっては5年ぶりのリベンジ。最高のシチュエーションです。自分のすべてを、この5年間の全てをぶつけます」
ササダンゴ「あのー……期待してます(笑)」
高木「絶対来るなよ」
ササダンゴ「いや、ホントに見届けたいんで(笑)」
高木「一つだけ言えるのは、DDTの全てをぶつける。東京ドームでは、DDTの全てをぶつける。それだけじゃない。『DDTとはなんぞや』という全てをぶつける。楽しみにしとけ!」

第6試合

 ダムネーションが急襲し試合開始。入江と樋口を石川がダブルラリアットでなぎ倒し、岩崎のエルボー連打を受け切ると、佐々木が場外から岩崎の足を固定し石川が串刺しボディスプラッシュ。遠藤が岩崎を佐々木の膝に落下させると、ボディスラムからエルボードロップ。フォールも2。遠藤は佐々木にタッチ。

 佐々木は急所にストンピングからコーナーでストンピング。佐々木は石川にタッチ。

 岩崎のエルボー連打に石川は強烈なエルボー。負けじとエルボー連打もニーリフトで返し遠藤にタッチ。

 遠藤はコーナーで腕の上に乗り、その腕へドロップキック。フォールも2。
 岩崎はミドルキックから遠藤を担ごうとするが、遠藤は着地しトラースキックからハンドスプリングエルボー。これをミドルキックで迎撃した岩崎がバックドロップで叩きつけて樋口にタッチ。

 樋口はチョップからエプロンの石川と佐々木を落下させようとするも、石川が耐えて樋口にラリアットから入江にもラリアット。だが樋口がラリアットで場外に叩き出すと樋口がトペ・スイシーダ。樋口は遠藤にサイドバスターからフォールも2。
 樋口は遠藤を担ぐも、着地した遠藤が走り込むが樋口はショルダースルーでエプロンに出す。だが遠藤はスワンダイブフォアアームから佐々木にタッチ。
 佐々木はダイビングラリアットから樋口の腕を巻き込もうとするが、樋口は強引に担ぎ上げてオクラホマスタンピード。樋口は入江にタッチ。

 入江は串刺しラリアットからボディスラム。そこへヒッププレスも佐々木は避けて丸め込むが2。返されると佐々木がクロスフェイス、樋口が岩崎にコブラツイスト、遠藤が樋口にゆりかもめも、樋口が遠藤を担ぎ上げて投げ捨てると佐々木をカット。

 佐々木は入江にDDTからダイビングエルボードロップも、入江は避けてプッシュアップ式のネックハンギングボム。岩崎が佐々木にコンビネーションキックから樋口がぶちかまし。そこへ入江がキャノンボールから岩崎がPKを叩き込んでフォールも2。
 岩崎はミドルキック連打も、佐々木はキャッチしそこへ遠藤がハンドスプリングオーバーヘッドキック。更に串刺しバックエルボーから石川が串刺しラリアット。そこへ遠藤がスワンダイブファイヤーバードスプラッシュを投下し石川がフォールも2。

 石川は岩崎を肩車し、佐々木がダブルインパクトを狙うが入江が突き飛ばし佐々木は場外に落下。
 岩崎と石川がエルボー合戦から岩崎が延髄斬り。コンビネーションキックからミドルキック連打も、石川はキャッチしフルネルソンスープレックスからTSUNAMI。フォールも樋口がカット。樋口と入江を場外に出した遠藤がケブラーダ。
 石川は岩崎にスプラッシュマウンテンを叩き込んで3カウント。

佐々木「ご紹介しましょう!ダムネーションの、大巨人、三冠ヘビー級王者、いっしかわ、いっしかわ、いっしかわ、おい、なんか喋れよ」
石川「皆さん、ただいま、帰りました。チャンピオンカーニバル、そして、三冠ヘビーのベルトとって、またこのリングに帰ってきました。これからも、ダムネーション、のために、精一杯闘っていきますんでよろしくお願いします」
佐々木「おい、俺は、三冠王者を蹴るほど無礼じゃない(握手)」
石川「わかりました。じゃあハグってことですね(汗だくのまま佐々木と遠藤にハグ)」
佐々木「おい、お前が、その、ベルトを巻いている間は、我慢してやるよ。だから、負けるなよ。俺達はダムネーションだ!俺達は、群れない、媚びない、三冠王者には優しく。このプロレス界!このDDTのリング、そして、マザーアースは、俺たちダムネーションを中心に回ってるんだ覚えとけ」

第7試合

 ロックアップから竹下がアームホイップ。竹下がタックルを潰し、ロックアップから竹下がグランドで潰しインディアンデスロック。ひっくり返した竹下がヘッドロックを狙うが、ヤスはこれを切り返すも竹下はすぐにこれを抜いて距離を取る。

 手4つからヤスが丸め込むが2。竹下は一度リング外へ出るが、戻ってくるとヤスがヘッドロックからフォールしていくが竹下がひっくり返しフォール。ヤスはヘッドロックを離さないが、竹下がヘッドシザースで切り返し、これを抜けたヤスが投げようとするも着地した竹下がヘッドシザース。ヤスが倒立して抜けようとするが、竹下はそのままバウンドし頭頂部をリングに突き刺すとヘッドロック。ヤスはその手を噛んで逃れると、ヘッドロックで捕らえ小手返しからヘッドロック。竹下はそのままコーナーに押し込みクリーンブレイクしようとするが、ヤスが体勢を変えてエルボーからコーナーに走ると竹下を飛び越えてヘッドロックからセカンドロープに飛び乗ってのブーメラン式ブルドッキングヘッドロック。

 ヤスを突き飛ばした竹下がリープフロッグからゼロ戦キック。場外に転がり出たヤスを竹下が追い客席に叩き込む。

 リングに戻り、竹下がヤスの足に低空ドロップキックからエルボードロップ。ヤスはボディシザースも足にエルボーで抜けた竹下がコーナーに押し込み串刺しチョップからロープを使って足を捻っていく。その足にドロップキックを叩き込むと、ぶっこ抜きジャーマンを狙うがヤスは松井レフェリーに抱きつき、竹下かはまわず投げようとするが松井レフェリーはロープを掴む。ヤスは走り込んできた竹下に松井レフェリーを突き飛ばすが、竹下は松井レフェリーをヤスに突き飛ばし返しドラゴンスクリューから足4の字。ヤスはロープへ。

 ヤスはエルボー連打も竹下はスネにトラースキックから走り込むがヤスはフランケンで投げ捨てドロップキック。
 竹下はチョップもヤスはチンクラッシャーから両手刈りで倒し逆エビ固め。竹下はロープへ。
 ヤスは竹下の首をサードロープへシーソーし叩き込むと、エプロンに立ち上がった竹下にエルボー連打から走り込む。竹下はロープをたゆませ落下させようとするが、ヤスは直前で止まりドロップキックで場外へ叩き出す。
 ヤスは場外でボディスラムから、場外に向けてのシルバーブレッド。

 リングに戻り、ヤスはダイビングエルボードロップからフォールも2。ヤスは串刺し攻撃を狙うが、足を伸ばしてカットした竹下がラリアットも、ヤスは避けてバックを取るが、突き飛ばした竹下がマンハッタンドロップから旋回式ブルーサンダーで叩きつけ足4の字。ヤスはなんとかロープへ。

 ヤスはバンダナを脱ぎ捨てエルボーを打ち込んでいくも、竹下は顔面にエルボーからヤスのシャツを剥いで胸元に逆水平チョップ。
 竹下のチョップとヤスのエルボーの打ち合いからチョップ合戦。ラリアットの相撃ちから、再度ラリアットの相撃ちになるとヤスが打ち勝ちコーナーに振る。ヤスは串刺しエルボーも竹下も追走し串刺しビッグブーツ。だがヤスがブレーンバスターから低空ドロップキックを叩き込んでDDT。フォールも2。
 ヤスはツームストンパイルドライバーを狙うが、竹下は回転し逆にツームストンの体勢。ヤスはこれを切り替えして丸め込むが、返した竹下がぶっこ抜き投げ捨てジャーマンからラリアット。フォールも2。

 竹下はぶっこ抜きジャーマンスープレックスホールドも2。竹下はパッケージジャーマンを狙うが、ヤスはナックルを叩き込み投げようとするも、竹下はリバースしコーナーに振ろうとするが、耐えたヤスに逆水平チョップ。だがヤスが逆にコーナーに振るが、竹下はすぐに片足タックルから丸め込むが2。返されると変形ラ・マヒストラルも2。再度丸め込むが2。竹下は耳元で叫んでからモダンタイムス。これも返したヤスに竹下はランニングニーを叩き込んでフォールも2。

 竹下はコーナーに登るが、ヤスは松井レフェリーを羽交い締めにする。松井レフェリーを突き飛ばし、飛び込んできた竹下に急所蹴りから首固めも2。
 ヤスはクロスアーム式のやり投げからフォールも竹下はロープを掴む。

 ヤスはツームストンパイルドライバーを狙うが竹下はリバース。だがヤスもリバースし突き刺すとフォールも2。
 ヤスはヘッドロックも竹下はそのままバックドロップ。しかしヤスは離さない。再度竹下はバックドロップを叩き込むと走り込むが、ヤスはスリーパーで捕らえようとするが竹下はそのままバックドロップ。

 ヤスを突き飛ばした竹下は、走り込んできたヤスの顔面にエルボーもヤスは延髄斬り。両者ダウン。
 
 ナックルの打ち合いからがむしゃらに殴り合う両者。竹下がビッグブーツからユルゲンラリアット。フォールも2。竹下はビッグブーツからサプライズローズ。これで3カウント。

エンディング

竹下「沢山のご来場ありがとうございました。ウラノさん、初めて、僕が高校一年生でビアガーデンに手伝いに来て、その時ウラノさんが、ワタシが練習教えるよ!って言って、ビアガーデン来てくれて、マンツーマンで練習した時にはもう、僕のほうがはるかに出来るようになっていました。でも、僕が、ウラノさんに唯一劣っていることが、あります。ウラノさんほど、DDTのファンの皆さんに愛されてるレスラーはいないと思います。自分も、このベルトを防衛し続けて、そして、沢山の人に応援してもらえるよう頑張ります。今日はありがとうございました」

ヤス「竹ちゃん、色んなことがあって、ヤス・ウラノはDDTを退団することになったんだけど、それはそれは、まあ、みんなにはわからないだろうけど、それなりに色々、色々考えて、この、愛してるDDTを離れようと、思ったんだよ。でも、なんというか、運命なのか、なんなのかわからないけど、君というとんでもない化物と、タイトルマッチということになって、自分のフリーとしてこれからやることなんか、考える余裕がなくて、その向こうにも一生懸命このタイトルマッチをやったら、何かの力になると思ったんだよ。でも、試合をしてみて、なにかあるかなと思ったら、君のせいで頭真っ白だよ!もう少しさ、その、ベルトとのこととかじゃなくてさ、自分のこれからのこと考えさせてくれよ!なんのために辞めるのか全然わからなくなっちゃったよ!君を練習で見た時、ほんとに1つ教えたら2つ出来て、2つ教えたら10個できて、逆にそれどうやってやるのって聞いたりして、何がなんだかわかんなくなってたよあの時!でもね、そのときも思ったし、今も変わらず思ってることがあるよ。僕の、前に、現れてくれてありがとう。高木さんには騙されたのかもしれないけど、DDTにきてくれてありがとう。みんなが、思っているかどうかわからないけど、君はDDTの宝で、この僕の宝だよ。ありがとう。(竹下に胴絞めで抱きつく)」

竹下「(ヤスがおりて)はぁ~…この、ベルトを通して、もっともっと、DDTを、盛り上げていきます。これからも応援ありがとうございます今日は応援ありがとうございました」

 竹下とヤスがリングを後にした後、KO-Dトーナメントの抽選会がおこなわれ一回戦の組み合わせが決定した。

<試合後コメント>
ヤス・ウラノ
――DDT所属として最後の後楽園大会でKO-D無差別級に挑戦し、惜しくも敗れてしまいました
「えー、まず、DDT所属を離れてフリーになると。自分としては色々思うところがあって辞めることとなったんですけど、それで「さぁ、どうする」ってときにタイトルマッチが決まって、竹下のことで頭が一杯になって、で、試合が終わったらなんかアレだよね。もう真っ白で先のことも考えられないし、リングを降りたら一緒に戦ってくれた高尾とHARASHIMAくんがいて、今まで一緒にいてくれた彰人くんもいて……。なんというか、本当に仲間に恵まれていて、みんなのこと言ったらキリがないんですけど、DDTという団体は、高木三四郎という人間が偉大すぎて、自分も想像もつかない色々なアイディアがあるし、人の話をすごく聞いてくれるんですよ。人の扱いというか、そういうので差別をしない。例えば、大家みたいなどうしようもない奴が言ったことでも、「これはいいな」と思ったら、その話を聞くだけじゃなくて、その人のものにするんですよ。だからもう、完璧なんですよ。そんな完璧な人の下にいて、自分は高木さんのようには生きられない。だったら、高木三四郎の居ないところでなにか新しいものを手に入れたい。別に、新しい団体を作って高木三四郎と戦いたいとか、そういうのじゃなくて。勝負するってのとは違うんですけど、高木さんと戦いたい。そして、自分の大好きな仲間がDDTにいるんですけど……辞めても仲間だとは思うんですけど、また一緒に……また竹下と5年後10年後でも、また竹下と戦って今日という日を思い出したいです」

――DDT退団を発表してフリーになるわけですが、今後なにかオファーなどは
「何件かあるんですけど、この先の展望になるようなオファーは。今日KAIENTAI DOJOでカードが発表されると思うんですけど、単発のものなので。なにか長期的なものが考えられればなと。今は竹下のせいでなにもないので。竹下のことしか考えてなかったので……」

――今日竹下選手と戦ってみて、リング上で肌を合わせてみて、DDTのチャンピオンである竹下選手とはどういう選手だと思いましたか
「変な言い方ですけど、満足はいったというか。自分のやれることはやって、それを竹下が超えてくれたんで。また超えていく壁としての楽しみがありますね」


ALL OUT
竹下「まずはタイトルマッチの感想というか。ウラノさんとこのベルトを掛けて戦うことが出来て嬉しかったし、楽しかったし。それを見てもらえたことも良かったかなと思います。ウラノさんの魅力というか、愛されてる部分というのをお客さんに伝えられたかなと。試合をしててそれを感じながらタイトルマッチを戦っていました」

――試合後にKO-Dトーナメントが発表されましたが、組み合わせを見て何か思うことは
竹下「まあそうですね。誰が来てもおかしくないというか、DNA勢というか、樋口は次で卒業しますけど、勝俣とかも入ってるんで。そのへんがどこまで両国のメインを狙ってくるのかなと言う気持ちを見たいですね。彰人さんも初戦から強敵だと思いますけど、誰が来ても迎え撃ちますし、僕の方こそあと何勝かしないと両国のメインに立てないんで。トーナメントがない今、僕は守ることでしか両国のメインに立てないので、気を引き締めていきたいと思います」

――彰人選手は一回戦で佐々木大輔選手と対戦します
彰人「佐々木大輔っていう人間、僕はすごく好きなんですよね。プライベートで悶々としたものをリング上で輝かせてる人間だと思うので。僕とのエクストリーム60分やってから彼は『カリスマ』と呼ばれるようになって、カリスマっていう人間を作ってしまった僕にも責任はあると思うので。ここでもう一回佐々木大輔と試合して、しかも彼は今エクストリームを持ってる。ここで勝てば両国のメインにも近づくし、エクストリームのベルトにも近づくんです」
竹下「ALL OUT、ワールドワイドなユニットにしなきゃいけないんで。DDTのトップだけじゃなくて、プロレス界のトップにも立たなきゃいけないので、ディエゴが加入しました」

――ワンチューロ改めディエゴ選手、ユニットに入った意気込みを
ディエゴ「このユニットに入ってすごくうれしいです。でも、僕には足りないことがあります。まだそんなに強くない。だからこの二人とゴールドジムでハードなトレーニングやりたい思います」
彰人「ディエゴは、プロレスをやりたくて日本に来て、教員になると言ってチリに帰って、でもプロレスをやりたいって夢を諦めきれずに教員をやめてまで日本に来て、ディエゴの人生をプロレスに捧げようとしている。こいつはプロレスのために自分の人生をALL OUTさせようとしていると僕には見えたので、僕から自分のコネクションを最大限に使って、TwitterのDMというコネクションを使って「新メンバーにならないか」と声をかけました」
竹下「得意のDMで(笑)」
彰人「得意のDMで声をかけました(笑)」
竹下「ディエゴはホント、プロレスに対する熱いハートを持っているので、フィジカルとかスタミナとか技術とか大事かもしれないけど、絶対ハートが大事なんで、それさえあれば僕がベルトをこうして持っている限りは6人タッグでも戦うことも多いと思うんで、どんどん強い選手になっていってほしいと思います」
(ここに吉村が乱入)
吉村「オイ竹下ァ!!!俺はお前に恨みがあんねん。俺は小学生の時わんぱく相撲で3回、そのうちの一回はモンゴルに行って負けてんねん。俺がお前に負けたせいで……いや、お前が俺に勝ったせいで俺の家庭はバラバラになってんねん!!」
竹下「家庭がバラバラ?!」
吉村「お前のせいお前のせい!!全部お前のせい!!」
竹下「絶対僕じゃないでしょ?!」
吉村「俺がこれ使って(いつどこ挑戦権)、このベルト俺が貰って、お前の家庭もバラバラにしてやるからな。覚えとけ!!」
竹下「俺の家庭もバラバラにされるんですか!?(笑)」
彰人「何だアイツ(笑)」
竹下「……バラバラにしてしまったとしたら申し訳ないんですけど、僕に相撲で負けてなんで家族がばらばらになるんですか?」
彰人「相撲って、すごく人生がかかったことだったんだろうね……」
竹下「まあ、僕の家族バラバラにされたら困るんで……。でもまだ(いつどこ挑戦権を)使わないってことなんですかね?分かんないですけど。なんですかね……。吉村が会場にいるときは気をつけたいと思います(笑)」

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